宮津エコツアー · 丹後の在来タンポポ

丹後の在来タンポポ

受粉を導くのが花びらの役目。桜の花びらの散るのは役目をおえたため。その花びらの落ちて積もる大地をみてください。

丹後の里山では、野に咲く花たちのなかにカンサイタンポポを見つけることができますよ。

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ここは与謝野町の里山に咲いているカンサイタンポポ。

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在来タンポポを探すポイントは、定期的にしっかり草刈りをしてもらえるところです。

こちらにも、在来タンポポ。

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ヤマザトタンポポと言う見立てです。

頭花の大きさ、総苞外片や角状突起の特徴で見分けます。

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ヤマザトタンポポの方は、生育地が減少し数を減らしているということで、

□ 環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)

□近畿レッドデータブックカテゴリー絶滅危惧種B

京都府カテゴリーでも、2015年に絶滅危惧種 に登録されています。

さらに、「きびしろタンポポ」とおぼしき個体も見つかっています。

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丹後の在来タンポポ生育調査を精力的に取り組んでいるのが、宮津高校フィールド探究部。

在来タンポポは、種類が同じものでも、葉っぱの形、花の色、サイズが違います。繁殖方法が、虫媒花、有性生殖のみということだそうです。

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総苞外片がそっていないタンポポを見つけられたら、連絡してあげてください。

 

 

 

 

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