宮津エコツアー · 森と海と生き物をつなぐ仕事の連繋

森と海と生き物をつなぐ仕事の連繋

今日はなにをするの?

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(↑ 丹後・海星公園 夏のプログラムのスタート)

海と森を結ぶの!」

森と海を結ぶ?!

すごいことするんだねぇ、

(↓ ついていってみました。頑張ってる頑張ってる!)

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(もとは汁田の湿地湿原の再生整備に取り組んでいました)

森と海が結ばれるとどうなるの?

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(↑ 森からの水の湧き口)

「アユやサケが上ってこれるじゃないの」

ほほほう、そうかぁ、そうだねぇ!

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ところで、こっちでも、森と海と川と田圃と生き物をつなぐ仕事を頑張っているよ。

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(↑ 下世屋 下田たんぼのサンショウモ 再生プロジェクト)

同じ「生物多様性保全上重要里地里山500」の中でこっちで頑張っていることとそっちで頑張っていることとがつながるといいね!

京都府も、

「このたび、府内の生物多様性の保全と持続可能な利用を定めた総合的な基本計画として、「京都府生物多様性地域戦略」を策定しました。今後、京都府は、本戦略に基づき、多様な主体と連携しながら生物多様性に係る施策を推進します。

(2)短期目標(2027年)

 長期目標につながる今後10年間に取り組むべき行動として、現下の課題に即応する次の対策を実施します。

 ①森里川海のつながりの回復による多様な生態系の保全

 ②人の積極的な関与による里地域の再生      

 ③早期対策による外来生物の脅威の排除      

 ④生物多様性を未来に受け継ぐための知見の集積、人材育成

なお、地域戦略の計画期間内に、社会情勢の変化や地域における生物多様性保全の取組の進捗状況等により、府内の生物多様性をめぐる動向が変化することも考えられます。このため、戦略の策定後、概ね5年ごとに戦略の進捗状況を検証し、必要に応じて内容の見直しを行います。特に、2020年を目標年とする愛知目標の達成状況を踏まえた国家戦略の方向性を踏まえ、戦略の一部見直しなど必要な対応を行います。

「行動計画

1.森里川海のつながりの回復による多様な生態系の保全

人と生物との共存を念頭に、森里川海それぞれにおける生物の生息・生育空間のつながりや配置を確保しつつ、それぞれのエリアにおいては、原生的な生息環境の保全とともに、二次的自然の適切な維持管理を進めます。

【リーディングプロジェクト】生息地等保全地区をリーディング 核とした環境スチュワードシップ活動の展開hozenchiku

環境スチュワードシップ活動(保全団体が多様な主体と協働で行う保全活動)の拠点となる、条例に基づく生息地等保全地区の指定を増やします。また、府民の積極的な参画が得られるよう、府は活動に対する助言や専門家の紹介、その他の必要な措置を講じます。

2.人の積極的な関与による里地域の再生

里山林や耕作放棄地の再生、自然体験・利活用、野生鳥獣の個体数管理などを通じて、里地域に積極的に関与していくことで、いにしえより受け継がれてきた自然利用の文化を再興し、人と野生鳥獣が適切な住み分けにより共存できる環境の実現を目指します。農山漁村の再生、魅力的な地域づくりは、地域の再生にもつながるものと考えます。

【リーディングプロジェクト】野生鳥獣の広域的な個体数・生息環境の管理shikasaku

適正管理を必要とする野生鳥獣の個体数管理、近隣府県と連携した広域的な保護管理の取組など、効果的な被害防止対策の推進とあわせ、下草刈りや緩衝地帯の整備、里地里山地域における生息環境の管理を進め、人と野生鳥獣との住み分けにより被害軽減を図ります。

【リーディングプロジェクト】ビジターセンター等を核とする里資源の適正利用

里資源の魅力を発信するため、京都丹波高原国定公園のビジターセンター、道の駅などを拠点として、エコツーリズムや保全活動、環境学習を地域で展開し、それらの活動を通じて里地域の活性化を図ります。

3.早期対策による外来生物の脅威の排除

外来生物の積極的なモニタリングや防除により侵入、定着、拡大を防ぎ、在来の生態系への影響の抑止、暮らしの安全の確保、農林水産業や文化財への被害の軽減を図ります。

【リーディングプロジェクト】特定外来生物バスターズ(仮称)の結成による初期防除の徹底hiari

府、研究機関、専門家等で構成する特定外来生物バスターズ(仮称)により、侵入初期にある特定外来生物(ヒアリ、オオバナミズキンバイなど)の侵入モニタリングと初期段階での徹底防除を実施します。

4.生物多様性を未来に受け継ぐための知見の集積、人材育成shizenkansatsukai

府内の生物多様性に関する情報を正確かつ継続的に把握し、収集された知見を基に保全対策を行うとともに、環境学習への利活用、後世への継承に注力します。また、そのための人材の育成にあたっては、幅広い層の府民が、身近な自然とふれあい、生物多様性を実感できるような環境学習を充実するとともに、社会の生物多様性の保全に対する気運の醸成を図ります。

【リーディングプロジェクト】自然史情報の収集・利活用・継承を担う生物多様性センター(仮称)の設置

京都府内の自然史情報の収集・利活用・継承を担う生物多様性センター(仮称)のあり方を検討します。」

と、知事さんを先頭に頑張ってくださっていることですから。

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