サンショウモは残せる、増やすコツもわかった、サンショウモは増やせる!
けれども、それでことは終わりません。
「農家や稲にとって強い害を及ぼす雑草である
そんなものを保全することに、何か意味があるのかね!」
この問いかけに応えられないとあきません。
「そうやねぇ、、、ダニやぶとみたいなもんか、、
そうや、ヒルみたいなもんや!
「ふーむ」
どうだろう、その花、花と組み合わせてみれば!
花と?!
稲作と組み合わせるから「強害雑草」だ。
けれども、相手を変えると違う意味が出てくるのではないだろうか。
キキョウも加えてみたらどうだろう!
サンショウモは、稲作以前から存在し、化石としても残っているほど旧く生命力の強い生き物です。たまたま人が作った湿田の状況が気に入って稲作を受け入れて生育を続けてきたのです。
堂々のサンショウモ活けは、基準を人において、意味を論じがちなのだけれど、それがいいのかどうかに気づかなくてはいけないのだと語っているようです。
サンショウモは、「わたしが主役の生き物世界つくりをしなさい!」とささやいているのかもしれません、、、