日置田んぼ付近です。
どっちがきれい?
いや、そういう問題ではなくて、つまり競演じゃなく共演!
コスモスが「天の羽衣」をまとったみたい、と言っておきましょうか。
日置コスモス、11月いっぱいは大丈夫、
低気圧が発生と天気予報。今日の午後、
このコスモスと虹の共演が見られるかもしれませんよ。
ちなみに、虹の仕組みのうんちく。
雨上がりの夕方虹を探してみよう
虹は、太陽と反対側の空に、多数の水滴(おもに雨粒)が存在するときに現れる、光の現象です。比較的見つけやすいのは、雨上がりの夕方です。太陽の光が雨粒などの水滴にあたると、2回の屈折と1回の反射を経て跳ね返ってきます。屈折の際に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫と色が分かれ(P238も参照)、これが虹の色のもとになっています。
ちなみに、虹は上述の7色といわれているものの、これはあくまで便宜上の表現にすぎません。虹の色味はその時々でずいぶん異なり、色の間は微妙なグラデーションとなっていて、きっかり色ごとに分かれているわけではありません。
また日没・日の出前後の虹は、朝焼け・夕焼けと同じメカニズムで赤色系が主体となり、「赤虹」と呼ばれています。太陽が低いときの虹は、大きなアーチを描きます。一方で太陽が高くなるにつれ、虹の位置は低くなります。太陽高度42度以上になると、地平線下に隠れて見えなくなります。
出典:『雲の図鑑』著/岩槻秀明