宮津エコツアー · 米騒動の真相は!~何べんやっても難しい、米作りは~

米騒動の真相は!~何べんやっても難しい、米作りは~

実るほど頭が下がる稲穂かな、、

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明るく色づいた田を見ながら、

今年は、八月中に稲が刈れそうだ

とおっしゃいました。

20240822_170300実るほど頭が下がる稲穂かな

だけどな、暑い夏だったが、稲には暑すぎるのも、よくない、、とも。

高温障害、粒が小さかったり、白くなっているものができることを言います。

南魚沼コシヒカリの品質検査では、そういう異常米の比率が多いとの報道されていました。

「腕がためされることでもあるが、まあ何べんやっても難しい」

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それも気になるが、米がないあっても高い5kgの標準米が700円から1000円上がっているということだで、早よだしたげなな!

こんな話も出ます。

どれくらいないのかというと、24年6月末で702万トン需要があったが、23年産生産量661万トンだった、というのです。41万トンの差、その需要を伸ばしたのは、インバウンド旅行者がたくさん米を食べるから、t言われているようですが、それより、ウクライナから入らなくなった小麦が高くなって、米が買われるようになったことの方が大きいということです。

戦争は食糧問題に直結します。

頭が下がらん、わがことばっかりいう政治家をリーダーにしたら、世界中が飢えることになる、あかんで、これが結論でした。

※1 高温障害と対策

(1) 胴割粒の発生(写真) ア 発生メカニズム 登熟後期及び収穫後の玄米水分変化に加え、最近 では登熟初期の高温の影響が指摘されている。 籾が急激に成長し、そのことが籾の内部構造やデ ンプン蓄積に何らかの影響を及ぼして、胴割れしや すい米質になると考えられている。 イ 発生要因 ① 出穂後 10 日間の最高気温が高い。 ② 登熟期の稲の栄養が不足する(葉色が淡い)。 ③ 早期落水、刈り遅れにより籾含水率が過度に低下する。 ④ 浅い作土条件で、籾含水率が過度に低下する。 ⑤ 高水分籾を高温で乾燥する。 (2) 白未熟粒の発生(写真) ア 発生メカニズム 白濁部位により、心白、腹白、背白、乳白粒 等 と 呼 ば れ 、 総 称 し て 白 未 熟 粒 と い わ れ て お り、高温により、胚乳細胞へのデンプン蓄積が 阻害されて発生する。白く見えるのは、デンプ ン粒間に空隙が生じ、そこで光が乱反射するた めである。 イ 発生要因 ① 出穂後 20 日間の気温が高い。 ② 総籾数が多い。 ③ 水ストレス(フェーン現象、早期落水)を受ける。 ④ 登熟期の日照が不足する。稲の栄養が不足する(葉色が淡い)。 胴割粒 白未熟粒(森田 2005) (3) 対策 ア 適正な水管理の実施 ① 出穂期から 20 日間のほ場内水温、地温を下げることで、胴割粒、白未熟粒の発生 が少なくなる。具体的には、足跡に水がたまっている程度まで自然落水し、気温が 下がる夕方以降に入水する「間断かん水」を繰り返す。 ② 落水時期は出穂後 30 日頃とし、その後も高温・多照が続く場合は、ほ場条件を考 慮し、収穫7~10 日前まで走り水を行う。 ③ 台風通過後のフェーン(高温・低湿)時は入水し、根を健全に保 つ。 イ 作土深さの確保(根が十分に張れる環境を整える) ウ 登熟初期が高温にならない作期の検討(5月上旬~中旬の移植時期の拡大) 2 適期刈り取り(胴割れ防止) 近年、出穂後の気温が高く、水稲の成熟期は早まってい る。しかし、稲刈りは従来の暦 どおりで変わっていない生産者が多く、刈り遅れているほ場が目立 つ。 (1) 刈遅れと品質低下 刈り遅れると、生き青粒がなくなり、胴割粒や薄茶米が増え、色沢も悪くな る(右図)。 (2) 刈取適期の判断 刈 取 適 期 は 、 帯 緑 色 籾 率 と 登 熟 積 算 気 温 ( 出 穂 後 の 日 平 均 気 温 の 積算で 1,000~ 1,100℃)で判断する。出穂期から1か月が過ぎたら、ほ場で穂の元の方に残っている黄 緑色の籾(帯緑色籾)の割合を確認する。帯緑色籾率が 10%になったら刈り始め、3% になるまでに終わらせる。 (3) 特に注意すべき点 早植栽培では、葉や枝梗は緑色でも 、籾はすでに 黄変して刈取適期を過ぎている場合があ る。刈取 適期は、必ず帯緑色籾率で判断する(写真)。 【胴割粒が発生しやすい基準温度】 ○出穂後 10 日間の最高気温の平均:30℃以上 【白未熟粒(乳白等)が発生しやすい基準温度】 ○出穂後 20 日間の最高気温の平均:32℃以上 ○ 〃 平均気温の平均:27℃以上 ○ 〃 最低気温の平均:23℃以上

 

※2 るほど頭を垂れる稲穂かなとは、学問や技能が深まった人ほど、かえって他人に対して謙虚になることのたとえ。 【注釈・由来】 稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。

  • Maybe the boughs that bear most hang lowest.
  • “The only true wisdom is in knowing you know nothing.” -Socrates

「かな」の部分だけ”maybe”を付け加えましたが、”the boughs that bear most hang lowest”はことわざとして使われています。”bough”とは「大枝」で、それに最も実る枝は最も低く垂れさがる」と訳せます。

二番目の文章はソクラテスが言ったといわれている引用ですが、”the only true wisdom is”=「本当に賢明なことは」”in knowing you know nothing”=「君が何も知らないということだ」という文章を使えると思います。

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追伸

日本の主食のコメの価格がいとも簡単に乱高下する、これはあってはならないことです。

それがなぜ起きたか?アサ芸プラスで、那須優子さんも、次のようにレポートしています。

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8月31日に本サイトで報じた「コメ不足」をめぐる大阪府・吉村洋文知事と坂本哲志農水相の「場外乱闘」が、まだ続いている。吉村知事は9月2日、府庁で記者団の取材に対し、「備蓄米を放出すると値段が下がるのでいけないと言うけれど、いやいや、すでに上がっている。これからもさらに上がる」
コメ価格の急騰を懸念し、政府に備蓄米を放出するよう再要望した。
これに対し、坂本氏は9月3日に、これまた再度の備蓄米放出拒否宣言。
「コメの取引価格は民間の取引環境の中で決まっていくものであり、政府として直接コメントするのは差し控える」
この場外バトル、勝手に裁定すると、坂本大臣の発言に分がある。というのも前回の記事が出た後、次のような情報提供があったからだ。
「北関東ではコメ不足が起きていなかったため、コメの購入に数量制限など設けていなかったのですが、新学期を前に北関東でもコメが消えた。JA幹部に詳しく聞いたら、同一集団が県内のコメを一斉に買い占めたようなのです」
店頭から消えたコメは、意外なところで見つかった。地元で売られていたのと同パッケージのものが、フリマサイトで市場価格の2倍の値で売られていたのだ。吉村知事の発言を取り上げたテレビ報道が「コメの飢餓感」を煽ってから、北関東でもコメの買い占め団、転売ヤーが登場したというのだ。
そのフリマサイトを確認すると、確かに栃木産や茨城産のコメが5キロ5000円以上の値をつけている。岩手産の新米15キロに2万円をふっかけているアカウントもあった。大阪とは細かい状況、地域の違いはあれど、吉村知事によるとんだ「マッチポンプ」とでも言うべき様相なのである。
新米といえど、脱穀から時間が経てば、どんどん味は落ちていく。フリマサイトで強気な値段をふっかけていたアカウントは、時間の経過ともに売値を下げている。ここで国の備蓄米を市場にドーンと放出すれば、大迷惑な買い占め集団、転売ヤーはさぞ大損することだろう。別の北関東の生産者は、こうも説明する。
「新米が高い、高いと言いますが、消費者はコメの等級を見ていない。2024年産の新米と2023年産では、等級が違うんです。というのも、昨年は猛暑のせいで全国のコメは軒並み、等級が落ちてしまった。毎年コメ作りの苦労、手間は同じなのに、猛暑だった昨年はコメの等級とともに、収入も暴落したのです」
これでは日本の「亡国減反政策」に応じず、真面目にコメを作ってきた生産者ほどやりきれない。今年は昨年の猛暑を受けて品種を変えるなど、試行錯誤があったという。8月上旬から続く品薄感の中、等級の下がったコメを買い叩いた卸に、積極的にコメを売る義理もなかろう。
日頃から生鮮食料品の値段の安さをうたっている東京都内や大阪府内のスーパーマーケットは、生産者泣かせの卸から仕入れているから、天候不順や南海トラフ緊急情報などイレギュラーなことが起きれば、コメや野菜の納入が真っ先に止まる。
安さには代償が伴う。もし消費者がコメにコスパと確実性、どちらも求めるなら米穀専門店を利用するか、「ふるさと納税」の返礼品にコメを検討するのも一手だろう。
《「コメがない!大騒動」で生産者が憤る「コメ不足は大阪・吉村知事とテレビと買い占め転売ヤーのせい」》

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と。
この『米騒動』は、里山の維持持続存続にも関わっています。マスクやトイレットペーパーとはレベルが違います。

「ラジオのタマカワ」公式X(@radio_tamakawa)© (C) スポーツニッポン新聞社

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が5日、TOKYO FM「ラジオのタマカワ」(木曜前11・30)に出演。自身のお米事情を明かす場面があった。

 この日のメッセージテーマが「コメ不足の影響ありますか?」というもの。リスナーから政府の備蓄米の放出に質問が寄せられた。

 玉川氏は「6月の時点で国会で足りなくなってますよと、あちこちで。国会で質問が出たんですけど、別に“放出しない”っていう方針だった」と説明した。

 その上で「最近になって、米不足って言われ出して、『(羽鳥慎一)モーニングショー』でも、農水省に聞いてみたんですけど、“放出するって決まってからも3週間ぐらいかかるんで、3週間かかると新米が出ちゃうので、意味ない”みたいなこと言ったんですよね。“なんで?3週間じゃないじゃん。6月じゃない、その話。そのころにちゃんと対応してれば準備できてたでしょ!”って。そういう話ですね」ともらした。

 アシスタントの原千晶アナウンサーは「なんでしないんですかね?」と質問。玉川氏は「これをやっちゃうといろいろな時に出さなきゃいけなくなるっていうよりも、今の制度、システムを変えなきゃいけないわけですよ。これがイヤなんだ、きっと」と推察した。

 原アナは「みんなが困ってるのに」とボヤくと、玉川氏は「関係ない。農産物って野菜なんかでも凄く変動しますよね、天候とかで。“米だって同じじゃん!”みたいなことを考えているんじゃないかなと僕は思う」と見解。「だって、主食って別なんですよ、やっぱり。メインだから。主だから。こういうのって安定していなきゃいけないので、ちょっと農水省にはもう一回考えていただきたい」と話した。

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【コメ問題】「国民は何食えばいいんだ」「今日も売ってない」農水大臣の「スーパーでは水曜に入荷」発言に総ツッコミ“店員の声”が政府見解の衝撃© SmartFLASH

ツッコミを食らっている、坂本農水相(写真・共同通信)

コメ不足が深刻だ。スーパーの売り場は空っぽだが、そこに表示されている価格を見ると5キロ袋でおよそ3000円。例年の5割ほど高くなっている。

「コメが売り切れている理由はいろいろありますが、8月8日の宮崎県日向灘沖の地震発生直後に発表された『南海トラフ地震臨時情報』、さらにノロノロの台風10号が1週間ほど日本列島を直撃したことで、備蓄用に買いだめる人々が続出したことがあげられます」(経済担当記者)

しかしコメ不足の予兆はかなり前からあった。昨年の猛暑でコメの作柄はよくなく、そのためずっと市中に出回る量は少なかった。

6月に農林水産省が開いた生産者や小売業者との意見交換会でも、「小売価格は1割以上高くなっている」「インバウンドで外食産業が活況。コメの引き合いが強い」などと指摘されていたという。

「それでも政府は深刻にはとらえていなかったようです。坂本哲志農林水産相も、6月12日の記者会見では『一部の店舗で特定銘柄の欠品はあるが、主食用米の需給がひっ迫している状況ではない』と静観していました。その危機感のなさが今回の事態を招いたのではないでしょうか」(政治担当記者)

8月26日には大阪府の吉村洋文知事が、政府に「備蓄米」の放出を要請したが、坂本氏は「米の需給や価格に影響を与える恐れがある」「備蓄米放出は著しい不作、2年連続の不作など生産量が大幅に減少したとき」と否定的な見解を示していた。

そして9月3日の閣議後の会見では、信じられない発言が飛び出した。

坂本大臣は、「新米の価格は、品薄状態なので平年よりも多少の割高感はある」としつつも、「各産地の情報によると、2024年産米の生育は全国的に順調に進んでいる。コメが品薄となっている状況は順次回復していく」と楽観的な予想を示した。しかし、記者が「いつごろからスーパーに並ぶのか」と質問すると「昨日、スーパーに行ってみて、店員さんの話では、『水曜日には入る予定』ということを言っておられました。早晩この米不足状態は解消すると思っています」と返答。なんと、店員情報を政府見解として発表したのだ。

こうした政府の「無策」に国民の怒りは沸点に達している。Xにはこんな投稿が見られる。

《米無いんだよ! 国民は何食えばいいんだ?》

《関西、今日も米売ってない》

《こんな悠長なことを言ってるから、何も問題が解決しない。仕事をしないのと一緒だ》

《日本人の主食のお米が高騰してるのは農水大臣の政策失敗》

政府が食糧危機を招いてどうする。

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深層と真相は何なのか、さらに情報を集め見守らなくてはいけないようです。

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