ウラニシは冬の走り。
手前の平野は奥大野。チンダル現象の光のシャワーを浴びているのは、イサナゴ山。常吉の峠を越えれば、その向こうにカヤダニ平野。
さて時代を遡ること、古代初世紀のころ。奥大野から常吉、そして加悦へ続くこの山沿いは、鉄を携え、丹後海岸に上陸した渡来の民が、丹波、山城、奈良へと続く旅のコースだったと言われます。卑弥呼は九州でもなく大和でもなく山陰にいた!そういわれる所以です。
このチンダル現象をみていたら、そのヒミコは卑弥呼でなく、日の神子だ、彼女はこの光の中から産まれたのだ、、、
そう思いつくと、止まらない!
この彼岸花も、彼女彼らが、稲、米作り、その道具の鉄とともに携えてきたもの、
この赤こそ太陽の色。なら、彼岸花、マンジュシャゲ、スパイダーリリーなどの呼称よりも、ずばり『サンフラワー』、、、。
なんとも怪しげな古代ロマンに時を忘れました。