宮津エコツアー · ガマ~世屋と伊根~

ガマ~世屋と伊根~

2012/07/07
ガマはメイガなど※農業雑虫の食草です。ほんとの百姓は容赦なく刈ります。ところが一等田のこなわに立派に成長したガマ。

Iさんが、残しといてくれ いうんだ、

針かけか!

ぴんときました。Iさんは民俗学者でもあります。世屋のガマは、伊根の漁師のご指定なのです。延縄の針を掛けるのにはすぐ外れる素材が必要です。それにガマを用いるのですが、世屋のガマでないとだめだというのが結論なのだそうです。

えだっちや!残しといたら、M君げの田んぼはいなげなもんのこしとるいわれるし、

ぼやきます。
「大きい魚ととりかえっこするだあな」訳のわからん仲介をします。ガイドとしては残しておいてほしいのです。

ちなみにガマ、茎も葉もわかります。花は、どれでしょう!雌しべは?雄しべは?
世屋の里のガイドに尋ねてください(^.^)というために。
※雑草をエマーソンは「まだ価値が発見されていない植物」と。虫もそうなのではないでしょうか。農業害虫は人間の立場での用語です。ニュートラルな立場に多少戻して、農業雑虫といいました。私のパソコンには学習させました。

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