潮が引いているこの時期は、生き物を間近に見ることができます。
貝類とシロホヤがよく目立つ シロホヤは海水汚染指標の一つともなっているようだ
潮の出入り溝付近 干上がっているものも
天橋立は自然の贈り物 砂嘴(さし)であり砂洲は、周辺の諸施設と共に文化景観として世界遺産登録を目指しているもの
この贈り物も周囲の環境の影響を受けます。自然のまま放置していては守ることができません。天橋立の砂は京都府HPのような仕組み(自然に堆積した砂と自然の波の力を利用したサンドバイパス工法)で守られています。
この工法は継続事業。しかし、昨年は検証実験のため中断。結果はやせ細りが進行し中途補強、今年からまたサンドバイパス工法が実施されます。
船越の浜に集積された砂 最終総量 5,230㎥(日置から3,700+大天橋南端から1,530㎥)
写真は 2012.12.29現在
工法はこの砂を海にならして自然の力を利用します
砂を船から降ろしたり撒いたりするもの 通称オレンジ(グラブともいう) 
工期 冬季波浪の影響と海水浴シーズンを考慮してベストミックスで施行
伊勢神宮は今年10月 20年に一度行われる第62回目の式年遷宮を迎える。
その伊勢神宮の天照大御神と豊受大御神が伊勢神宮にお移りになる前の4年間、ご一緒にお祀りしたといわれる元伊勢籠神社と真名井神社へお参り。
伊勢神宮外宮に掲げられている豊受大御神が真名井神社からお移りになったことの説明(2012.1.22)

参拝
今年も多くの幸せを結んで
真名井神社の磐座にお参り
ばら科のオオズミが天橋立に自生していること自体がめずらしいこと。
村田源先生によると、オオズミは「エゾノコリンゴとズミとの交配したものとであるとの考えもある」。いずれにしてもその美しさに魅かれて時々観察。果実は世屋高山ブナ林にもある同じばら科のオオウラジロノキの果実と同じ程度の大きさであるが、形は違う。この地で天敵に耐えてよくも数個の実を残してくれたことか。
つぼみ 2012.4.25

果実は下向き 2012.9.20
果実の頂部のへこみは がくの落ちたあと 2012.10.25
枝振りと黄葉
オオズミ数本の全景(黒っぽい木) 2012.12.28
白っぽい木はハゼノキ
世屋高山のばら科「オオウラジロノキ」果実は上向き(真中下 黄葉の少し右上) 2009.9.5撮影