これだけ恵まれた地道の自転車通学路が他にあるでしょうか!
松籟(しょうらい 松風)、朝日、森林浴の三拍子揃った登校路。
60年前の体験を想い出しながら、思わずシャターを切りました。
マツは陽樹。乾燥地や貧栄養地でも生長する。
7月末 大屋根の樋に自生している樹齢数年のマツを発見、注目していた。
マツは風によって受粉する風媒花。雌雄同株でも他の木の花粉で受粉する他家受粉。4月から5月に受粉したものが、翌年の秋には成熟。晴れた日 毬果(松かさ)を開いて、そこから種子を飛ばす。種子には片翼が付いており、風に乗って飛ばされて着地 発芽する。
種子が小天橋対岸の民家屋根まで飛んだのでしょう。炎天、少雨でも頑張っている姿。
平成24年7月30日撮影
今年の毬果(赤紫)と新芽の元に付いている昨年の毬果。昨年のものが秋には成熟して種子を飛ばす。
平成24年8月27日撮影
ここにも別のマツが
連日の猛暑、松並木を森林浴しながら、新名所「成相山パノラマ展望台」までの山道7kmに挑戦しました。
ご案内お相手は、若手のタレントさんお二人。
大きな船が通ると回る廻旋橋、シーズン遅れの天橋立海水浴場、最老樹「千貫松」、どこまでも続く地道の松並木。阿蘇海と与謝の海 両側からの涼風はすこぶる快適。
松並木を抜けると舗装道の猛暑。元伊勢籠神社に参拝後、股のぞきの傘松公園・成相寺への旧参道・山道を登った。650段の階段はこの暑さの中かなりハード。それでも登りきると視界が一転。いま歩いてきた天橋立が天への架け橋となる絶景、一同歓声。
傘松の展望レストランでの海鮮丼は格別の味でした。
更に、3kmの道 西国札所28番の成相寺にお参りして最終目的地 成相山パノラマ展望台に到着したのは午後3時過ぎ。
傘松公園からの「昇竜観展望」と、この「パノラマ展望」 改めて驚きの喚声。
スタート地点 天橋立駅前
海水浴場 お盆を過ぎると人出もまばら、ここで全く予期せぬハプニング。
「プリプリ」の視聴者に出会えました。スタッフ一同大感激。
最終地点 パノラマ展望台