宮津エコツアー · odani

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これだけ恵まれた地道の自転車通学路が他にあるでしょうか!

松籟(しょうらい 松風)、朝日、森林浴の三拍子揃った登校路。

60年前の体験を想い出しながら、思わずシャターを切りました。

今年8月の平均気温は、史上3位の28.4度、昨年より1.1度高い。今夏の最高気温は7/30の37.6度。(舞鶴海洋気象台)

この暑さでも天橋立の海浜植物たちは明日に向かっています。

 

ハマニガナ 栄養豊かな砂浜にたくましく生育オカヒジキ この時季でもミズミズしさを保持

ハマヒルガオ 地中では次の準備も怠りなし

「天橋立のキス釣りは有名ですよ」

三田市から来たこの太公望さん。「大体、いつもこのくらいキスはつれますよ」とご機嫌。

「今夜はマゴチの刺身です」と、まだ生きている40cmの釣果を見せてくれた。大きいですね。「いやいや60cm位のものもおりますよ」とどこまでもご機嫌だ。

早朝の天橋立運河(文珠水道)、ミズクラゲの大群が引潮に乗って宮津湾へ移動中。

四つ目に見える生殖腺からヨツメクラゲともいわれる。大量発生で漁網被害があったり、発電所の取水口を詰まらせたりする厄介者でもある。一方釣り人にとっては、魚群探知機の役目をする。いまであれば、アジの大群を教えてくれるありがたい存在。

移動中のここでは、カワハギの格好の攻撃目標である。

 

夜明けの小天橋

引潮に乗って天橋立運河から外海の宮津湾へ

ついばむカワハギ

のどかに見える遊泳?も命がけ

陽が昇り やがてその果て 波の果て

 

 

マツは陽樹。乾燥地や貧栄養地でも生長する。

7月末 大屋根の樋に自生している樹齢数年のマツを発見、注目していた。

マツは風によって受粉する風媒花。雌雄同株でも他の木の花粉で受粉する他家受粉。4月から5月に受粉したものが、翌年の秋には成熟。晴れた日 毬果(松かさ)を開いて、そこから種子を飛ばす。種子には片翼が付いており、風に乗って飛ばされて着地 発芽する。

 

種子が小天橋対岸の民家屋根まで飛んだのでしょう。炎天、少雨でも頑張っている姿。

平成24年7月30日撮影今年の毬果(赤紫)と新芽の元に付いている昨年の毬果。昨年のものが秋には成熟して種子を飛ばす。

今年の猛暑 さすがのマツも耐えられませんでした。

平成24年8月27日撮影

ここにも別のマツが

 

 

 

 

 

8月22日の気温は、宮津 35.1度、舞鶴 35.9度。

連日の猛暑で炎天下は、焼けつくような暑さ。それでも木陰は一服の清涼剤でした。

8月22日 収録されたこの番組の放映日は、次の通りです。ご覧ください。

放送局  : 毎日放送テレビ  4チャンネル

放映日  : 8月31日(金)

番組名  : プリプリ ハイキングGOGO 天橋立

放映時刻 : 午前10時30分 ~ 午前11時30分 の間の約12.3分

成相山パノラマ展望台からの景観(撮影 土屋氏)

連日の猛暑、松並木を森林浴しながら、新名所「成相山パノラマ展望台」までの山道7kmに挑戦しました。

 

ご案内お相手は、若手のタレントさんお二人。

大きな船が通ると回る廻旋橋、シーズン遅れの天橋立海水浴場、最老樹「千貫松」、どこまでも続く地道の松並木。阿蘇海と与謝の海 両側からの涼風はすこぶる快適。

松並木を抜けると舗装道の猛暑。元伊勢籠神社に参拝後、股のぞきの傘松公園・成相寺への旧参道・山道を登った。650段の階段はこの暑さの中かなりハード。それでも登りきると視界が一転。いま歩いてきた天橋立が天への架け橋となる絶景、一同歓声。

傘松の展望レストランでの海鮮丼は格別の味でした。

更に、3kmの道 西国札所28番の成相寺にお参りして最終目的地 成相山パノラマ展望台に到着したのは午後3時過ぎ。

傘松公園からの「昇竜観展望」と、この「パノラマ展望」 改めて驚きの喚声。

スタート地点 天橋立駅前

スタート 10:00

廻旋橋 エッ 橋が回るんですか

観光船通過

海水浴場 お盆を過ぎると人出もまばら、ここで全く予期せぬハプニング。

「プリプリ」の視聴者に出会えました。スタッフ一同大感激。

千貫松 樹齢約500年 天橋立最長老樹前で

森林浴しながら 気持ちいい

一番奥の山まで登ります

旧参道(大谷道)登りはじめ     ここから登る階段 650段

いま歩いてきた天橋立

股のぞき ウワー 天に昇ってる

成相寺 山門前 あと1.5kmでパノラマ展望台

ひとこと地蔵  お願い事はなんでしょうか

最終地点 パノラマ展望台

 

 

大豊作! たわわなヤマナシ。天橋立公園内ただ1本のナシ大木。

ここは天下の特別名勝「天橋立」。ナシの実に袋掛けやネット保護、麦わら帽子の案山子(かかし)さんの出番はありません。人間が垂涎(すいぜん)のまなざしで見上げていても叶いません。

やがて熟した暁には・・・全方位鬼門。カラスの思うツボ。あゝ・・・自然とは、自然保護とは。

※6/25既報 丹後地方では、江戸時代の北前船就航以来、「ナシ」は鬼門ナシに通じるといって好んでナシの木を植えました。

 

6月24日

8月10日

遂に、「鬼」のカラス出現  8月18日

カラスの高笑いが聞こえそう

海上航行規制前 「天橋立・宮津間」のお客様輸送 沖にはニッケル鉱石貨物船

沖の「二隻の艀」は打ち上げ花火の台船

夕方のひとこま 天気晴朗・波まだ高し

人出の時刻近づく

花火

宮津踊り

 

 

精霊船は初盆を迎えた家から、お供えや豪華な飾りつけをして宮津湾へ流されます。

 

宮津燈籠流し花火大会実行委員会によって流される精霊船

その他、独自に指定区域内で流される方もあります

御焼香所

流すための運び込み  二連もしくは三連一組

海上移送 小型船で曳航 ブイに固定する

見守る遺族

海上待機

極楽浄土へ  勢いよく燃えれば燃えるほど供養になるといわれます

 

 

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