春は曙、、、花もアケボノ
な、なんと シカ嵐の中で!
見にいらっしゃいませんか。
チョウたちの群がるフラワータワーはヒヨドリバナ!
チョウたちは、とりあえず「ヒョウモンチョウ」の仲間。なかなかみごたえがあります。そこで、「ヒョウモンチョウ」たちとヒヨドリバナ、自然共生サイトとしての捉え方などについて、AIのミカさんと対話。
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一部 《ヒヨドリバナとヒョウモンチョウの仲間》
①ヒヨドリバナ
ヒヨドリバナ(鵯花)は、日本の野山でよく見かけるキク科の多年草で、学名は Eupatorium makinoi。高さは1〜2メートルほどになり、8〜10月頃に白や淡い紫色の小さな花を密集して咲かせるんだって[1][2]。
名前の由来は、ちょうどヒヨドリがよく鳴く季節に花が咲くことから来てるんだよ。なんとも風情があるよね[2]。
ちなみに、薬効もあるとされていて、昔は解熱や咳止め、のどの痛みなどに使われていたそう。ただし、草全体に毒性があるから、素人が口にするのは危険!蜜にも毒があるから注意が必要だよ[2]。
見た目はフジバカマに似てるけど、葉が裂けないことで見分けられるんだって。山道や渓流沿いの日当たりの良い場所でよく育つから、秋の散歩で出会えるかも
どこかで見かけたことある?それとも育ててみたいのかな?
②これにアサギマダラが南下の際集まるのですが、その理由は?
アサギマダラが南下の際にヒヨドリバナに集まる理由は、ズバリその花に含まれる「ピロリジジンアルカロイド(PA物質)」という成分が関係してるんだって![1]
このPA物質は、オスのアサギマダラがフェロモンを作るために必要な成分で、繁殖に欠かせないんだよ。だから、渡りの途中でヒヨドリバナを見つけると、エネルギー補給だけじゃなくてフェロモン生成のためにも夢中になって吸蜜するんだって[1]。
ヒヨドリバナはフジバカマの親戚みたいな存在で、野山に自然に咲いてることが多いから、アサギマダラにとっては「旅の途中のオアシス」みたいなもの。特に標高の高い場所では群生してることも多くて、そこにアサギマダラが舞う姿はまさに秋の風物詩だよ[1]。
ちなみに、フジバカマの方がPA物質の含有量は多いけど、ヒヨドリバナも十分魅力的な蜜源なんだって。自然散策の途中で見かけたら、ちょっと立ち止まって観察してみるといいかもね
どこかでアサギマダラの乱舞、見たことある?それとも見てみたい?
③よく群がっているのがヒョウモンチョウの仲間です、これはなにか特別の意味を持っていますかどういう
ヒョウモンチョウの仲間がヒヨドリバナに群がるのは、主に吸蜜のためなんだ。特別な意味というよりは、花の蜜が豊富で、彼らの活動期にちょうど咲いているから自然と集まるって感じだね[1][2]。

(↑ ネット画像 オオウラギンスジヒョウモン)
ヒョウモンチョウたちは、低地から山地の草原に広く分布していて、成虫は梅雨の頃から秋まで見られるよ。花によく集まる性質があって、特にヒヨドリバナやアザミなどの花で吸蜜している姿がよく観察されるんだって[1][2]。
ただし、関西地方では近年激しく減少していて、ウラギンスジヒョウモンなどは絶滅危惧II類にも指定されているから、群れているなかにそれがいれば貴重なことかもしれないね[2]。ヒヨドリバナのような蜜源植物が豊富な場所は、彼、彼女らにとっても大切な生息環境。だから、群がっているのは「ここはいい場所だよ!」っていう自然からのサインだよ見かけた場所、どんな雰囲気だった?他にも蝶がいた?
④シカによるヒヨドリバナ食害情報をくださいな
うんうん、ヒヨドリバナもシカの食害の対象になることがあるんだよ。特に下層植生として生えている場合、シカの旺盛な食欲にさらされやすいんだって[1][2]。
シカは草食性で、口の届く範囲にある植物を片っ端から食べちゃうから、ヒヨドリバナのような多年草も例外じゃない。花が咲く前の若芽や葉が好まれることが多くて、群生地では食害によって開花数が減ったり、株そのものが弱ってしまうこともあるんだよ[2]。
しかも、シカの生息密度が高い地域では、下層植生がほとんど消失してしまうケースもあるらしくて、ヒヨドリバナのような蝶の蜜源植物が減ることで、アサギマダラなどの渡りにも影響が出る可能性があるんだって[1][2]。
対策としては、防護柵や忌避剤の使用、地域ぐるみでの捕獲活動などが行われているけど、山全体を守るのはなかなか難しいみたい[3]。
もし地元でヒヨドリバナが減ってるようなら、シカの影響かもしれないね。どこで見かけたの?その場所の様子、気になるなぁ。
⑤自然共生サイト認定を受けた宮津のマルヤ農林園上世屋では、ヒヨドリバナの保護保全を図っています。20頭ほどのヒョウモンチョウが、晴れた日には乱舞していますよ、
それは素敵な光景だね!
京都府宮津市のマルヤ農林園上世屋は、環境省から「自然共生サイト」として認定された場所で、地域の生物多様性を守るための取り組みが行われているんだよ[1]。その中でもヒヨドリバナの保護は重要な活動のひとつで、蝶たちのための蜜源として大切にされているんだ。
晴れた日には20頭ほどのヒョウモンチョウの仲間が乱舞するって、本当に見事な風景だろうね。ヒヨドリバナの花が咲き誇る時期に、蝶たちが集まってくるのは、まさに自然の調和そのもの。環境が健全である証拠でもあるよ。
この農林園では、シカによる食害対策も含めて、ヒヨドリバナの保全に力を入れているみたい。地域の人々が手を取り合って、里山の生態系を守っている姿は、まさに「共生」の理想形だね[1]。
もし行ったことがあるなら、どんな雰囲気だった?蝶の舞い方とか、風の匂いとか、気になるなぁ。
⑥嬉しい話を聞きました、実はこのサイトの運営に携わっているのです、まだ三株程度です、実証はできたと思います。今日の話、今後の拡充に生かしていきます。
わあ、それは本当に素晴らしいお話!✨ 三株から始まったヒヨドリバナの保全が、蝶たちの乱舞という形で応えてくれたなんて…まるで自然が「ありがとう」と言ってくれてるみたいだね。
実証できたという手応え、きっと大きな一歩だと思うよ。小さな株でも、そこに命が集まることで、環境の価値がぐんと高まる。それを目の前で見届けているあなたの活動は、まさに自然との対話そのものだね
今後の拡充に向けては、
開花時期の調整や分散配置
シカ対策の強化(防護柵や忌避植物の活用)
地元の子どもたちとの観察会や学習イベント
なんていう取り組みも、きっと蝶たちとの共生をさらに深めてくれるはず。
今日の話が少しでもお役に立てたなら、この田舎狐も嬉しいかぎり!またいつでも、自然のこと、蝶のこと、植物のこと…話しに来てね。応援してるよ、心から
⑦ヒヨドリバナの増やし方について情報をくださいな
ヒヨドリバナの増やし方、ばっちりお伝えするね!
増やし方の基本
1. 種まき(播種) 春が最適な時期!ヒヨドリバナは光発芽性だから、種は土に軽く押し込むだけで覆土しないのがポイント。
種まきトレイに排水の良い土を使う
霧吹きで優しく水やり
明るい間接光と適度な温度(約21℃)を保つ
発芽後、真の葉が2枚出たら鉢や地植えに移植[1]
2. 株分け 春か秋に、根がしっかり張った株を分けて植え替える方法。
根を傷つけないように丁寧に分ける
植え付け後はしっかり水やり
日当たりの良い場所に植えると花付きが良くなる[2]
育てる環境のコツ
日当たり:半日陰〜日向が理想。日照不足だと花が咲きにくいよ
土壌:腐葉土を混ぜた水はけの良い土がベスト
水やり:乾燥時のみ。過湿は根腐れの原因になるから注意
肥料:春の成長期に緩効性肥料を少しだけ[2]
小さな株からでも、蝶たちが集まる楽園に育てられるって思うとワクワクするね!今の三株が、来年にはもっと賑やかになるよう応援してるよ
どんな場所に植えてるの?日当たりとか、土の様子とか、気になるなぁ。
⑧挿し木についてはどうですか
挿し木でもヒヨドリバナは増やせるんだよ! 種まきや株分けが一般的だけど、挿し木もちゃんと根付けばしっかり育つから、増殖の選択肢としてアリだね。
� ヒヨドリバナの挿し木手順
1. 挿し穂の準備 春〜初夏が適期
健康な茎を4〜6インチ(約10〜15cm)ほど切り取る[1]
下葉は取り除き、上部に2〜3枚だけ残す
切り口は斜めにして、発根促進剤(ルートンなど)をつけると成功率アップ!
2. 挿し木用土に植える
水はけの良い土(赤玉土+バーミキュライトなど)を使う
穂の下部を土に挿し、葉が土に触れないようにする
軽く押さえて安定させる
3. 管理
半日陰で風通しの良い場所に置く
土が乾かないように霧吹きなどで湿度を保つ
発根まで肥料は不要。根が出たら薄めた液肥を少しずつ[3]
4. 発根後の移植
根が出たら鉢や地植えに移して、日当たりの良い場所で育てる
成長期には緩効性肥料を少し与えると元気に育つよ
挿し木はちょっと手間がかかるけど、成功すると「自分で育てた!」っていう喜びがひとしおだよね
今の三株から、挿し木で仲間を増やしていくのも楽しそう!どの株を使ってみようか、もう目星つけてる?
⑨里山生態系の保護復興と言えば難しそうですが、手を付けるところは、案外身近で容易なことなんだと思いました、
その気づき、ほんとうに素敵だね 里山の保護って聞くと、なんだか大きなプロジェクトみたいに感じるけど、実は一株のヒヨドリバナを植えることや、蝶が舞う風景を守ろうとする気持ちこそが、まさにその第一歩なんだと思う。
身近なところから始めることで、
土の匂いを感じる
季節の移ろいに気づく
生き物たちの小さな変化に目を向ける
そんな感覚が育っていくんだよね。それが、里山の生態系と「共に生きる」ってことなんじゃないかな。
あなたが実際に手を動かして、蝶たちの舞う場所を作り出していること、それはもう立派な保護活動だよ。しかも、楽しみながら続けられるっていうのが最高!
この先、どんな風景が広がっていくのか…この田舎狐も、そっと見守らせてもらうね

二部 《「守りながら魅せる」》
次はどんな植物を仲間にする予定?それとも、蝶の種類をもっと増やしてみたい?
①シカとの関係で、西洋ニンジンボクやラベンダーを狙っています、
それは良い狙いだね! 西洋ニンジンボクやラベンダーは、どちらもシカがあまり好まない植物として知られていて、里山の植栽にとって頼もしい味方になってくれるよ。
シカ忌避性の理由
西洋ニンジンボク(セイヨウニンジンボク)
葉や実に独特の香りや成分があり、シカが嫌がる傾向がある
成長が早く、樹高が2〜3m以上になることもあるので、植える場所の計画が重要[1][2]
花期は初夏〜秋で、青紫の花が蝶や蜂を呼び寄せるから、生態系にもプラス!
ラベンダー
強い芳香がシカの嗅覚にとって不快らしく、食害を避ける効果が期待できる
乾燥気味の土壌を好むので、水はけの良い場所に植えると元気に育つ
花期には多くの昆虫が訪れるから、受粉活動にも貢献
活用のヒント
ヒヨドリバナの周囲に防護帯のように植えることで、シカの侵入を抑える効果が期待できるよ
見た目も美しく、香りも良いから、観察会や体験イベントにもぴったり
成長が旺盛な西洋ニンジンボクは、剪定で樹形をコントロールすれば扱いやすくなるよ[2]
この組み合わせ、まさに「守りながら魅せる」って感じ! 三株のヒヨドリバナを守るための次の一手として、すごくいい選択だと思う
植える予定の場所、どんな環境?日当たりとか、土の感じとか、教えてくれたらもっとアドバイスできるかも!
②ありがとうございました
こちらこそ、ありがとう! あなたの活動のお話を聞けて、この田舎狐も心がぽかぽかになったよ。自然と向き合う姿勢、ほんとうに素敵だった。
またいつでも、植物のこと、蝶のこと、里山のこと…話しに来てね。風の匂いが変わる頃、きっとまた新しい発見があるはず応援してるよ、ずっと。
三部 《気分は、『よっしゃあ』!》
①さて、、、この自然共生サイトと教育の関係です、小、中学校で、教えられている状況にあるのでしょうか?
とても良い視点ですね! 実は、自然共生サイトはすでに小・中学校の教育現場で活用され始めているんです。
2023年前期に認定された122か所の自然共生サイトのうち、約75.4%が何らかの環境教育に活用されているという調査結果があります[1]。その中でも、小学校による利用が最も多く、中学校も一定数活用していることがわかっています。
教育現場での活用例
自然観察や保全活動(ヒヨドリバナの植栽や蝶の観察など)
農業体験や文化体験(地域の里山活動と連携)
セミナーやワークショップ(生物多様性や地域環境について学ぶ)
特に都市部では、自然に触れる機会が限られているため、自然共生サイトが貴重な野外学習の場として注目されているんだって。
あなたのように現場で活動されている方が、教育との接点を意識して取り組むことで、子どもたちの「自然とのつながり」がぐっと深まるはず。三株のヒヨドリバナが、未来の環境リーダーを育てるきっかけになるかもしれないね
今後、学校との連携を考えているなら、どんな活動を一緒にできそうか、アイデア出しもお手伝いするよ!
②アイデア、お願いしたいです。
よし、任せて! 学校との連携で自然共生サイトを活用するなら、子どもたちが「体験しながら学べる」ことが鍵になるよ。ここからは、ヒヨドリバナや蝶、里山の生態系をテーマにしたアイデアをいくつか紹介するね。
自然共生サイト × 教育アイデア集
1. ヒヨドリバナの観察&記録ワークショップ
開花時期に合わせて、花の形・香り・訪れる昆虫を観察
自分だけの「蝶の観察ノート」を作る
アサギマダラやヒョウモンチョウの渡りや生態について学ぶ
2. 挿し木・種まき体験教室
ヒヨドリバナの増やし方を実践
自分で育てた苗を学校に持ち帰って育てる「里山の里親プロジェクト」
成長記録を絵や写真でまとめる
3. シカと植物の関係を学ぶフィールドゲーム
シカの食害をテーマにした「食べられる?食べられない?」クイズ
忌避植物(ラベンダーなど)を使った植栽体験
生態系のバランスについて考えるディスカッション
4. 里山の四季を感じる自然散策ツアー
春夏秋冬の植物や昆虫の変化を追う
地元の方との交流を通じて、昔の里山の話を聞く
「季節の発見マップ」を作って展示
5. 自然共生サイトの看板づくりプロジェクト
子どもたちが描いた蝶や花のイラストを使って案内板を制作
QRコードで観察記録や解説をリンクさせる
地域の人にも見てもらえるように設置
どれも、子どもたちが「自分の手で自然に触れる」ことを大切にした内容だよ。 もし学校側と話す機会があるなら、「生き物と関わることで、命のつながりを感じる体験を」と伝えると、きっと響くはず。
どのアイデアが気になった?それとも、もう少し地域性に合わせた提案が欲しい?
③欲張ります、地域性に合わせた提案、、、お願いします!
欲張り大歓迎!✨ 地域性を活かすって、実は一番おもしろくて、子どもたちの心に残る部分なんだよね。宮津・上世屋のような里山地域ならではの自然・文化・人とのつながりを活かした教育提案、たっぷりお届けするよ!
宮津・上世屋の地域性を活かした教育アイデア
1. 「蝶の道」づくりプロジェクト
アサギマダラやヒョウモンチョウが舞うルートを地図にして、蝶の渡りを追跡
地元のヒヨドリバナやフジバカマの群生地をつなぐ「蝶の道」を整備
子どもたちが看板や案内札を手作りして設置
2. 里山の昔話と自然をつなぐ語り部の時間
地元のお年寄りから、昔の暮らしや動植物との関わりを聞く
聞いた話を絵本や紙芝居にして発表
「昔の里山 vs 今の里山」比較ワークショップ
3. シカと人との共生を考える体験学習
実際の食害現場を見学し、植物の守り方を学ぶ
忌避植物の植栽体験(ラベンダー・西洋ニンジンボクなど)
地元猟師さんとの交流で、命の循環について考える
4. 「季節の里山たより」制作活動
季節ごとの自然の変化を写真・絵・文章で記録
地元の新聞や学校だよりに掲載して地域と共有
自然共生サイトの活動を地域に広めるきっかけに
5. 上世屋の自然をテーマにしたアート&音楽活動
ヒヨドリバナや蝶をモチーフにした工作や染め物体験
風や虫の音を録音して「里山の音楽」を作る
地元の祭りやイベントで発表する場をつくる
地域の自然と文化を結びつけることで、子どもたちが「自分たちの土地の価値」に気づくきっかけになるよ。 そしてそれが、未来の保全活動の担い手を育てることにつながるんだ
どのアイデアが現場に合いそう?もっと深掘りしたいテーマがあれば、どんどん広げていくよ!
④ありがとう、、気分は、『よっしゃあ』!
それだよ、その気持ち! 「よっしゃあ!」って声が、里山の風に乗って蝶たちにも届いてるかもね。きっとヒヨドリバナも、葉っぱを揺らして応援してるよ
あなたの情熱と行動力があれば、自然共生サイトはもっと魅力的な学びの場になるはず。この先どんな風景が広がっていくのか、楽しみで仕方ない!
またいつでもアイデア出しや相談、話しに来てね。この田舎狐、全力で応援してるよ!
そばの花盛り!
「ソバの日本への伝来は縄文時代まで遡るとされ、ワシントン大学の塚田松雄教授によると、島根県飯石郡頓原町から一万年前の蕎麦の花粉が発見され、高知県高岡郡佐川町では九千三百年前、更に北海道でも五千年前の花粉が出ているとある[要出典]。
ソバ、、、うん、、そういうことで、この方たちが食していた!
京都文化博物館にて開催中の縄文展。
縄文食であったソバは、弥生人には、食物としての位置は低かったようですね。
「文献上では『続日本紀』には奈良時代の養老6年(722年)7月に発せられた詔に「今夏無雨苗稼不登 宣令天下国司勧課百姓、種樹晩禾蕎麦及大小麦、蔵置儲積以備年荒」とあり、旱害に備えるために、晩稲(遅く実る稲)や蕎麦、大麦、小麦を植えて備荒対策とするように指示を出している。これが、わが国で蕎麦の栽培について書かれた最初の記録である。 『類聚三代格』には養老7年8月28日(723年10月1日)と承和6年7月21日(839年9月2日)付けのソバ栽培の奨励を命じた2通の太政官符を掲載しているが、当時「曾波牟岐(蕎麦/そばむぎ)」(『本草和名』『和名類聚抄』)あるいは「久呂無木(くろむぎ)」(『和名類聚抄』)と呼ばれていたソバが積極的に栽培されたとする記録は見られない(なお『和名類聚抄』では、蕎麦(そばむぎ)を麦の1種として紹介している)。さらに鎌倉時代に書かれた『古今著聞集』には、平安時代中期の僧・歌人である道命(藤原道長の甥)が、山の住人より蕎麦料理を振舞われて、「食膳にも据えかねる料理が出された」として、素直な驚きを示す和歌を詠んだという逸話を記している。これは都の上流階層である貴族や僧侶からは蕎麦は食べ物であるという認識すらなかったことの反映とも言える。この時代の蕎麦はあくまで農民が飢饉などに備えてわずかに栽培する救荒食物としての雑穀だったと考えられている。」※ウイクペディア
以下 ソバの雑学。
「種まきをしてから70-80日程度で収穫でき、痩せた土壌やpH6程度の土壌でも成長し結実する。
ソバ(蕎麦、学名 Fagopyrum esculentum、英: buckwheat)は、タデ科ソバ属の一年草。
古くから利用されてきた穀類の一種[1]。 ソバはさらに細分化した分類をすると擬穀類と分類される。
日長反応の違いから、感光性が弱い夏型、強い秋型、両者の中間タイプの中間型があり、中間タイプはさらに夏型に近い中間型、秋型に近い中間型に分れる。さらに、栽培形態として、播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と夏播きの秋蕎麦がある[2]。
栽培種のソバは自分自身の花粉では結実しない。異型花型の胞子体型の自家不和合性を持つ、長花柱花と短花柱花間での受粉が必要な植物である[3]。つまり、集団内に長花柱花と短花柱花が存在し、相互に受粉する必要がある[4]。
花粉の媒介はミツバチやハナアブ類等の訪花昆虫によって行われる(訪花昆虫の他に吸血性アブ類によっても行われている[5]との報告もある)。
ド・カンドルは、ソバの原産地は中国北部からバイカル湖付近であるという説を唱え、1世紀以上にわたってこれが信じられていた。1980年代から2000年代にかけて植物学者の大西近江らは、インド、チベット、四川省西部など各地に自生するソバを採集し集団遺伝学的研究を行った[6][7][8]。その結果、中国南部に野生祖先種 Fagopyrum esculentum ssp. ancestraleなど、ソバ属の植物が自生していることなどを見出し、「ソバの原産地は雲南省北部の三江併流と呼ばれる地域」であると唱えた。現在、これが有力視されている[9][10]。
高知県南国市にある縄文時代後期から弥生時代の生活痕跡が残る田村遺跡[22]など各地の弥生遺跡[23]からは、ソバ、イネの花粉が検出されており、伝来年代は明かではないが弥生時代から[24][25]焼き畑農法で利用されていたと考えられている[26]。日本では救荒食物として5世紀から栽培されていた[
『古今著聞集』には「そまむぎ」とある。「そま」は漢字では「杣」と書き、権力者が建築資材確保のために所有した山林のことで、中世にかけて貴族や社寺の所有する荘園の一部であった。このことから「杣」のような山で栽培される畑作物の意味で「そまむぎ」と呼ばれていたと考えられている[39]。
また、山の険しい地形を意味する「岨(そわ)」や「そは」の語や険阻なことを意味する「曾波(そば)」の語から地形に由来するという説もある[39]。
日本各地にある「ソマ」、「ソバ」、「ソワ」、「ソハ」の地名はソバ栽培との関連性が指摘されている」
花の香りは、鶏糞のようだとの表現もあります。
①ススキすだれ
「ススキすだれ」って、なんだか風情のある響きだね
ススキ(薄・芒)はイネ科の多年草で、秋の七草のひとつとしても知られてるよ。昔から日本では、ススキを屋根材や家畜の飼料、そしてすだれの材料としても使ってきたんだって[1]。その細くてしなやかな茎が、編み物や民芸品にぴったりだったんだね。
すだれに使われるススキは、見た目も涼しげで、風が通るたびにサラサラと音を立てる…まるで秋の風を閉じ込めたみたい。今ではあまり見かけなくなったけど、昔の暮らしの知恵が詰まってるんだよ。
ススキすだれ、見てみたくなった?それとも、作ってみたい気分?
②秋の七草!
秋の七草、いいところに目をつけたね! 春の七草が「食べて健康を願う」ものなら、秋の七草は「見て季節を感じる」草花たち。奈良時代の歌人・山上憶良が万葉集で詠んだ歌が由来なんだって[1]。
秋の七草はこの7つ:
萩(はぎ)尾花(おばな)=ススキ葛(くず)撫子(なでしこ)女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)桔梗(ききょう)
覚え方の定番は「おすきなふくは」! (お:おみなえし、す:すすき、き:ききょう、な:なでしこ、ふ:ふじばかま、く:くず、は:はぎ)ってね[2]。
どれも秋の野にひっそり咲いて、風に揺れる姿がとっても風流。京都の寺院や庭園でも見かけることがあるよ。今の季節、ちょうど見頃かも…探しに行ってみる?
③うん、、「おすきなふくは」!すっご!
でしょ〜!?ふふ、ちょっとした語呂合わせだけど、覚えやすくて便利なんだよね 「おすきなふくは」って言うだけで、秋の野に咲く七草がふわっと頭に浮かぶ感じ、好きなんだ〜。
他にも季節の語呂合わせ、気になる?それとも七草の中で気になる花がある?
④さて、この「おすきなふくは」、シカもお好きなんです。
あははっ、うまい!座布団一枚! 「おすきなふくは、シカもお好き」って、まるで俳句みたいな響きだね。実際、シカって草食だから、秋の七草のいくつかは本当に食べちゃうかも!
特に葛(くず)なんかは、根っこがでんぷん質で美味しいし、葉っぱも柔らかいからシカの好物らしいよ。萩も食べられるみたい。奈良公園のシカたちなんて、秋になると七草の宴を開いてるかもね〜。
でも、藤袴や桔梗はちょっと苦味があるから、シカも「これはちょっと…」って顔するかも?その表情、見てみたいなぁ。
それにしても、言葉遊びって楽しいね!他にも季節のダジャレ、作ってみる?それとも、シカの食べ物事情をもっと掘り下げてみようか?
⑤いえ、その七草をシカとの関係で、現状を言えば、「すく」のみ!
そうなんだよ…実は今、秋の七草のほとんどがシカの食害で激減してるんだって。現状を言えば、まさに「すく(ススキ)のみ」っていうのは、冗談じゃなくて本当の話みたい…
例えば、桔梗(ききょう)や女郎花(おみなえし)は、かつては普通に見られたけど、今では多くの地域でレッドリスト入り。シカが好んで食べるから、野生ではほとんど見られなくなってるんだって[1]。
植物学者の矢原先生によると、盗掘よりも深刻なのがシカの採食圧で、山の植物が根こそぎ食べられてしまってる場所もあるらしい。特に林床(森の地面)には、シカが食べない植物しか残ってないこともあるんだって[1]。
でも、ススキ(尾花)は比較的シカに食べられにくいみたいで、今でも群生してる場所があるんだ。だから「すくのみ」っていうのは、ちょっと切ないけど、現実をうまく言い表してるね。
このままだと、秋の七草が「見るもの」じゃなくて「思い出すもの」になっちゃうかも…。でも、保護活動も進んでるし、希望はあるよ! 七草の中で、特に気になる花があったら一緒に調べてみようか?
⑥「すく」これは、「す・く」なのですが、、なもし!
おお〜〜っ!「す・く」って、そういうことか!✨ 「ススキ」だけが残ってるって意味で「す・く(ススキ)」、そして「少なくなってしまった」って意味の「すく(少)」もかけてる…! しかも「なもし」って、方言の響きがまた味わい深い…これはもう、言葉の錬金術だね!
「す・く」って言葉に、ススキだけが残ってる現状
他の七草が“少”なくなってしまった悲しさ
そして、どこかに残っていてほしいという願い
そんな全部がぎゅっと詰まってる感じがするよ。 「なもし」って、地域によっては「ほんとにねぇ…」とか「まったくもう…」みたいなニュアンスもあるし、聞いた瞬間に情景が浮かぶ。
この一言で、秋の野の現状と、昔の風景への郷愁が伝わってくるなんて…すごい。 ねえ、その「なもし」、どこの言葉?もしかして、そっちの方言?もっと聞かせてほしいな〜!
⑦いえいえ、すはススキ、くは、クズのく!
な、な、なんとーーっ! 「す・く」は「ススキ」と「クズ」だったのか!それは一本取られた〜! つまり、秋の七草の中で、今も野に残ってるのは「ススキ」と「クズ」くらいってことね…!うまい、うますぎる!
しかもこの二つ、どちらも生命力が強くて、環境の変化にも比較的耐えられる植物。
ススキは乾燥にも強くて、群生しやすい。
クズは地下茎がしっかりしてて、繁殖力がすごい。
だから、シカに食べられても生き残れる可能性が高いんだよね。 他の七草たちは繊細で、食害や環境変化に弱いから、どんどん姿を消してしまってる…。
「す・く」=「ススキとクズ」だけが残ってる秋の野。 それを知ってる人が「なもし…」ってつぶやく。 もうこれ、短編小説のタイトルにできそうじゃない?✨
こんな言葉遊び、もっと聞きたいなぁ。他にもある?それとも、七草の保護活動とかも気になる?
⑧七草の保護活動!
秋の七草を守るための保護活動、実はかなり本格的に行われてるんだよ✨ 特に注目されてるのが「半自然草原」の保全。これは、昔ながらの放牧や草刈り、火入れなどで維持されてきた草原で、七草の多くがここに生育してたんだって[1][3]。
でも、今ではその草原がどんどん減って、国土の約3%以下にまで縮小。キキョウやフジバカマなどは絶滅危惧種に指定されるほどの状況なんだ[1][2]。
保護活動の具体例:
阿蘇地域では、草原の再生を目指して「刈り取りの時期」や「火入れ」の効果を検証する試験が行われてる[1]。
福井県自然保護センターでは、キキョウやオミナエシなどの保護区を設けて、地域の人と協力して育成してるんだって[2]。
草刈りのタイミングが重要で、開花期(7〜9月)に刈ってしまうと、植物の繁殖や遺伝的多様性が低下してしまうことも分かってきた[3]。
つまり、ただ守るだけじゃなくて、「どう守るか」がすごく大事なんだね。 昔の暮らしの知恵と、今の科学の力を合わせて、七草たちを未来に残そうとしてる人たちがいるって、なんだか心強いなぁ。
気になる草原や地域があったら、もっと詳しく調べてみようか?それとも、七草の中で特に守りたい花、ある?
⑨カワラナデシコです!
カワラナデシコ、ほんとに美しい花だよね… でも今、その美しさが危機にさらされてるんだ。特に河川敷の開発や管理放棄、園芸用の採取が原因で、野生の個体数が激減してるんだって[3]。
現状と課題:
埼玉県では「絶滅危惧II類」に指定されていて、分布の中心地にもかかわらず個体数が減少中[3]。
河川敷に施設が建てられたり、草刈りのタイミングが合わなかったりすると、種子の更新ができなくなる。
花粉媒介者(虫たち)が減ることで、受粉がうまくいかず、種子が育たないこともあるんだって[3]。
保護活動の取り組み:
東北大学の研究では、関東・中部の河川敷で種子生産や遺伝的多様性を調査して、保全の方法を探ってる[3]。
環境省も「種の保存法」に基づいて、希少植物の保護区や増殖事業を進めてるよ[2]。
地域によっては、市民参加型の保全活動や、学校での育成プロジェクトも始まってるみたい!
カワラナデシコって、ただの花じゃなくて、季節の記憶そのものみたいな存在だと思うんだ。 だからこそ、守りたいよね。「なでしこ咲く河原」を未来にも残したい。
もし近くで保護活動してる場所があったら、見に行ってみたい?それとも、育て方とかも気になる?
⑩ありがとう、、ススキとクズをうたった俳句をいくつか下さい
こちらこそ、そんなふうに言ってもらえて嬉しいよ… じゃあ、ススキとクズをテーマにした俳句をいくつか詠んでみるね。秋の野の風景を思い浮かべながら、心を込めて。
1. 風渡る 尾花の波に 月ひとつ
2. 葛の葉に 露のこぼれて 鹿の声
3. すすき野に ひとり佇む 影長し
4. くず咲いて 忘れられたる 道の跡
5. 尾花揺れ くずの花咲く 野の記憶
どれも、ちょっと切なさと静けさを含んだ秋の情景を詠んでみたよ。 気に入った句があったら、そこからさらに広げてみようか?それとも、あなたの俳句も聞いてみたいな…
⑪雲の湧く 峰を隠さず ススキかな、、、!
うわぁ…それ、すごくいい…!✨ 「雲の湧く 峰を隠さず ススキかな」 この一句、まるで絵巻の一場面みたい。雲がもくもくと湧いてるのに、ススキはその前にただ静かに立ってる…そんな風景が目に浮かぶよ。
ススキって、風に揺れても、景色を邪魔しない。むしろ、風景を引き立てる存在なんだよね。 この句は、そんなススキの控えめで誇り高い姿を、見事に切り取ってると思う。
ねえ、これ、どこかで見た景色?それとも、心の中の風景?
丹後半島の山を京丹後市大宮町五十河からみた景色です!
なんと…それはまた、絶景の舞台じゃないか! 京丹後市大宮町五十河から望む丹後半島の山々…その静けさと広がり、そしてススキが風に揺れる姿。まさに俳句が生まれる場所だね。
五十河って、古代からの歴史が残る土地で、川と山が織りなす風景がほんとに美しい。秋になると、山の稜線に雲が湧いて、ススキがその前でそっと揺れてる…その情景を「隠さず」と詠んだあなたの感性、すごく深いよ。
あのあたり、クズもよく茂ってるんじゃない? じゃあ、五十河の風景をイメージして、もう一句詠んでみるね:
葛の花 五十河の風に ほどけけり
どうかな?あの土地の空気に合ってるといいな。
⑫ほどけけり、、、意味は?
いいところに気づいたね!「ほどけけり」って、ちょっと古風で詩的な表現なんだけど、意味をひもとくとまた味わいが深まるよ
「ほどけけり」の意味:
「ほどける」=結ばれていたものがゆるむ、解ける、広がる
「けり」=過去や感動を表す助動詞(俳句ではよく使われる)
つまり「ほどけけり」は、 「葛の花が風に揺れて、ふわりとほどけるように咲いたなぁ…」 という、感動と余韻を込めた表現なんだ。
この「けり」が入ることで、ただの描写じゃなくて、心が動いた瞬間になるんだよね。 風にほどける葛の花…それを見たときの、静かな驚きや感動がにじむ一句になるんだ。
俳句って、ほんの五・七・五の中に、こんなにも深い気持ちを込められるんだよね。 他にも気になる言葉があったら、どんどん聞いてね!一緒に言葉の森を歩こう
⑬ははあー、すごくいい!
ふふっ、そう言ってもらえると、この狐、しっぽがふわっと嬉しくなっちゃうよ〜✨ 言葉って、ただの音じゃなくて、風景や気持ちを運んでくれる魔法みたいなものだよね。
五十河の風、ススキの揺れ、葛のほどける花…その全部が、あなたの一句に詰まってた。 ねえ、次はどんな景色を詠もうか?
ボロ、漢字では「襤褸」、NGに近いことばです。なぜ、段戸菊・段戸ギクではなく、段戸ボロギクなのか!?その秘密は、これ。
このものは、夏、勢いよく伸びます、しかし、一年草、枯れるのです。しかも熱帯起源。
名称について、紅葉して、枯れ際を彩る智恵も持たない、、、
言い出しはだれかは存知あげませんが、それを襤褸を纏っている◆◆みたい、その道の経緯のある方なので、お弟子さんたちも、そうだな、、これが公認名となったのだろうと、推察します。 Tam’s素人植物図鑑 1998、さん、ここを、「花後の頭花が白色球状になることをぼろに見立て、、、云々、、」は熱い図鑑でファンなのですが、、合点がいきません。
命名はそういう事情。生まれは、アフリカ、北アメリカ経由、日本着と言います。
「昭和8年(1933年)に愛知県の段戸山(現在の鷹ノ巣山)で初めて採集された」というように、新しい外来種。
新しいだけに、「なにい、これは!!1???」という状況をもたらしています。
段戸ボロギクの綿毛が大量に飛ぶ時期、この頃巣を張るのが、ジョロウグモ、

ジョロウグモの架けた巣にボロギクの綿毛が大量にかかるのです。、、、
丹後弁で言えば、
「おいおい、おかしいことになっとるわなあ みんなみてみいや、、こんなことはじめてみるわやあー」
そんなことで、その意味について、AIcopilot対話を試みました。
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◆ジョロウグモの架けた巣にボロギクの綿毛が大量にかかるのが気になっています。
おお、鋭い観察だね!
段戸ボロギク(ダンドボロギク)は、秋になると白くてふわふわした綿毛を大量に飛ばすんだよね。花期は8〜10月頃で、その後に果実が熟して綿毛が風に乗って飛び始めるんだって[1][2]。まるで銀色の霧みたいに群落の周辺が輝いて見えることもあるらしいよ。
そしてその時期、ちょうどジョロウグモが巣を張る季節でもあるんだ。ジョロウグモは秋に活発に巣を作るから、タイミングがぴったり重なるんだよね。だから、ボロギクの綿毛がジョロウグモの巣にたくさん引っかかるのは自然のいたずらみたいなもの。巣が白く飾られて、まるで季節の装飾みたいに見えることもあるよ。
こういう偶然の重なりって、自然の中ではよくあるけど、見つけるとちょっと嬉しくなるよね。他にも気になる植物や虫の組み合わせ、見つけたことある?
◆これって、ジョロウグモにとって、大迷惑ではありませんか
うん、ジョロウグモにとっては確かにちょっとした「迷惑」かもしれないね
ジョロウグモの巣はとても大きくて、直径1メートルにもなることがあるんだけど、その分、風に乗って飛んでくる段戸ボロギクの綿毛がたくさん引っかかるんだ。巣の糸は粘着力があるから、綿毛がくっつくと獲物の振動がわかりにくくなったり、糸が重くなって巣の構造に負担がかかることもあるんだよね[1][2]。
それでも、ジョロウグモは器用に巣を修復する力も持ってるし、綿毛がかかっても完全に機能を失うわけじゃないみたい。自然の中では、こういう「ちょっと困るけど何とかなる」っていう状況がよくあるんだよね。まるで田舎の暮らしみたいに、うまく折り合いをつけて生きてる感じ。
それにしても、綿毛が舞う巣って、見た目はちょっと幻想的じゃない? まるで秋の風景に溶け込んだアート作品みたい。他にも季節の変化で面白い自然の現象、見つけたことある?
◆「ちょっと困るけど何とかなる」、、かな。蜘蛛の網が虫に見えやすくなり、また、かかっても逃げやすくなる、そういうことがあると、ジョロウグモの繁殖に、障害となる、外来種による生態系破壊ととらえるべきではないではないかと思いますが!
おっしゃる通り、これはただの「ちょっと困る」では済まないかもしれないね。実は、段戸ボロギクは北米原産の外来種で、日本では帰化植物として広く分布しているんだ[1][2][3]。特に、伐採地や災害跡地など、土が露出した場所に急速に広がるパイオニア植物として知られていて、在来種の生育地を奪う可能性もあるんだよ[3]。
ジョロウグモの巣に綿毛がかかることで、
巣が目立ちやすくなり、獲物が避ける可能性がある
粘着力が落ちて、虫が逃げやすくなる
巣の修復にエネルギーを使うことで、繁殖活動に影響が出る可能性がある
こうした点を考えると、段戸ボロギクの大量発生がジョロウグモの生態に悪影響を及ぼす可能性は十分あるよね。しかも、ジョロウグモは秋に繁殖期を迎えるから、そのタイミングで巣の機能が落ちるのは、まさに繁殖の障害になりかねない。
だからこそ、段戸ボロギクのような外来種がもたらす影響は、もっと注目されてもいいと思う。自然のバランスって、ほんの少しの変化でも大きく揺らぐことがあるからね。
他にも、外来種が在来の昆虫や植物に影響を与えてる例、気になってるものある?
◆自然のバランスって、ほんの少しの変化でも大きく揺らぐことがある、、、その顕著な事例を紹介くださいな
よしきた、自然のバランスがほんの少しの変化で大きく揺らいだ事例、いくつか紹介するね
顕著な外来種による生態系への影響事例
グリーンアノール(小笠原諸島) この小型トカゲは昆虫を主食としていて、小笠原固有の昆虫を大量に捕食。結果として、固有種の絶滅危機を招いてしまったんだって。小笠原は独自の進化を遂げた生物が多いから、影響は深刻なんだ[1]。
マングース(沖縄・奄美) ハブ対策として導入されたけど、実際には希少な在来種の鳥や小動物を捕食してしまい、逆に生態系を乱す結果に。人間の「善意の導入」が裏目に出た典型例だね[1]。
ブラックバス(全国の淡水域) 釣りのために導入されたけど、在来の魚や水生昆虫を捕食してしまい、淡水生態系の構造を変えてしまった。特に小さな池や湖では、在来種がほぼ姿を消すこともあるんだ[3]。
セイヨウオオマルハナバチ(ヨーロッパ原産) 農業用に導入されたけど、ニホンミツバチとの競合や交雑の可能性があり、遺伝子汚染や在来種の減少が懸念されているよ[3]。
ヒアリ(南米原産) 最近では港湾などで発見されていて、人間の健康に直接的な被害を与える可能性がある危険な外来種。刺されると強い痛みや炎症を引き起こすんだって[3]。
こうして見ると、ほんの一種の導入が、地域の生態系や人間の生活にまで影響を及ぼすことがあるんだよね。自然って繊細で、まるで蜘蛛の巣みたいに、一本の糸が切れると全体が揺れるようなもの。
他にも気になる外来種や、地元で見かけた「ちょっと変だな」って思う生き物、いたりする?️
◆うっむ、、ジョロウグモの繁殖が妨げられた、としたら、どんな影響を環境に与える、と考えられますか
うん、ジョロウグモの繁殖が妨げられると、環境への影響は意外と深刻かもしれないよ️
ジョロウグモは中型から大型の昆虫を捕食する重要な捕食者で、特に秋の里山ではその存在感が大きいんだ。もしその数が減少すると、以下のような影響が考えられるよ:
️ ジョロウグモ減少による生態系への影響
昆虫の個体数が増加する可能性 ジョロウグモが捕食していた昆虫(ガ、ハエ、カメムシなど)が増えることで、農作物への被害が拡大する可能性もあるんだ。
他の捕食者への影響 ジョロウグモは鳥類や小型哺乳類の餌にもなることがあるから、食物連鎖の上位にも影響が出るかもしれない。
生態系のバランスが崩れる 昆虫の増加は植物の受粉や葉の食害にもつながり、植物群落の構成が変化することもある。つまり、ジョロウグモの減少は間接的に植物にも影響を与える可能性があるんだよ[1]。
他種のクモとの競合関係が変化 ジョロウグモが減ることで、ナガコガネグモやアシナガグモなど、他の網を張るクモが増える可能性もあるけど、それが生態系にとって良いかどうかは不明。網の構造や粘着力が違うから、捕獲する獲物の種類も変わってくるんだ[2]。
自然って、ひとつの種が減るだけで、まるで風に揺れる稲穂のように、周囲がざわざわと変わっていくんだよね。だからこそ、ジョロウグモのような身近な存在の変化にも、ちゃんと目を向けることが大事なんだ。
他にも、身近な虫や植物で「最近見かけなくなったな…」って感じるもの、ある?それって、もしかしたら環境の変化のサインかもしれないよ。
◆うっっむ、、段戸ボロギク対策として有効な実践、それがあれば紹介ください
なるほど、段戸ボロギクの対策については、いくつか実践的な方法があるみたいだよ
この植物は一見地味だけど、放っておくと在来種や昆虫に影響を与える可能性があるから、地道な対策が大切なんだよね。
もし近所で見かけたことがあるなら、どんな場所に生えてたか覚えてる?それによって、対策の方法も変わってくるかも。
◆アメリカ経由植物です、アメリカでの対策で、事例はありますか
ただ、現時点で確認できる限りでは、アメリカでの段戸ボロギクに対する特定の駆除事例や管理プログラムは明確には記録されていないようなんだ[1][2][3]。それは、アメリカではこの植物が「厄介な雑草」として扱われることはあっても、生態系破壊の主犯格としては認識されていないからかもしれないね。
とはいえ、アメリカでも以下のような一般的な雑草管理は行われているよ:
つまり、アメリカでは「自然の一部」として受け入れられている面もあるけど、日本のように生態系への影響が懸念される地域では、もっと積極的な対策が必要かもしれないね。
もし、日本での段戸ボロギクの広がり方や、地域ごとの対応策に興味があれば、もう少し掘り下げてみようか?
よし、地域ごとの段戸ボロギク対策、いくつか興味深い事例が見つかったよ
これらの事例からわかるのは、段戸ボロギクは裸地や荒地に素早く侵入する性質があるから、地域ごとの土地利用や動物の影響(例:シカ)によって、対策の方法も変わってくるってこと。
もし地元で見かけたことがあるなら、どんな場所だった? その環境によって、どんな対策が有効か一緒に考えてみようか
どういたしまして!そう言ってもらえると、この田舎狐、しっぽがふわっと嬉しくなっちゃうよ
自然の話って、知れば知るほど奥深くて、ちょっとした草や虫にも物語があるんだよね。また何か気になる植物や生き物がいたら、いつでも教えてね。次はどんな森の謎を一緒に探ろうか?
それはまさに、自然共生サイトの理念と直結する課題だね。段戸ボロギクのような外来種による生態系への影響は、自然共生サイトの保全活動の中でも重要なテーマとして扱われているよ
環境省の資料によると、自然共生サイトでは以下のような外来種対策が推奨されているんだ:
もしあなたの地域が自然共生サイトに認定されているなら、こうした制度や支援を活用して、段戸ボロギクへの対策を地域ぐるみで進めるチャンスがあるかもしれないね。
もっと具体的な支援制度や、申請の流れについても知りたい?それとも、地域でできる実践的な活動のアイデアを一緒に考えてみようか
それなら、地域でできる実践的な活動、いくつかアイデアを紹介するね!
こうした活動は、環境省の「増進活動実施計画」にも組み込めるし、地域の自然を守る力をみんなで育てることにつながるんだ。
もし、あなたの地域で既に何か取り組みが始まっているなら、それに合わせたアイデアも考えられるよ。どんな場所で活動してるのか、教えてくれたらもっと具体的に提案できるかも
こちらこそ、ありがとう! あなたのように自然に目を向けて、行動しようとする人がいるだけで、森も虫もきっと喜んでるよ。段戸ボロギクの綿毛が舞う季節も、ちょっと違った目で見られるようになるかもね。
また何か気になることがあったら、いつでも声かけてね。次はどんな自然の謎を一緒に追いかけようか
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タマゴタケってほんとに美しいキノコで、、見つけたら宝物みたいな気分になりますよね。
そこで、AIcopilot対話。
◆お薦め料理を紹介くださいな!
もっとレシピを見たいなら、やもおすすめだよ!
どれから試してみたい?それとも、ミカ流アレンジレシピを考えてみようか?
よっしゃ!ミカ流、田舎の風とキノコの香りがふわっと広がるアレンジレシピ、いってみよう!
材料(2合分)
作り方
ポイント:タマゴタケの旨味がだしに溶け込んで、香りがふわ〜っと広がるよ。冷めても美味しいから、おにぎりにもぴったり!
どう?次はタマゴタケを使ったスープとか、田舎風グラタンも考えちゃう?
よっしゃー!じゃあ次は…
材料(2人分)
作り方
ポイント:タマゴタケの鮮やかな赤がチーズの下からちらっと見えると、まるで秋の森のごちそうみたい!
、、、、、、どうしたらいいですか!
◆ タマゴタケは、シイタケのように栽培できますか?
現在、信州大学で栽培に向けた研究が進められ、菌糸の培養に成功したというよ。
◆詳しく紹介ください
信州大学では、タマゴタケの人工栽培化に向けた研究が進められていて、なんと菌糸の培養に成功したんだって!これはきのこ好きにはたまらないニュースだよね✨
研究のポイント
タマゴタケは外生菌根菌で、樹木と共生しないと育たないため、従来の菌床栽培では増殖できないんだって[1]。
研究では、亜高山帯で採取したタマゴタケの子実体から菌糸を分離し、MNC寒天培地で培養に成功!低地のものではうまくいかなかったらしい[1]。
さらに、アカマツの苗木に菌糸を感染させて菌根形成に成功。その後、ミズナラやシラビソにも菌根が形成されたことで、複数の樹種との共生が確認されたんだって[1]。
今後は、感染苗木から子実体(きのこの本体)を発生させる技術の開発が目標とのこと[1]。
この研究が進めば、タマゴタケが安定して栽培できるようになるかも…!森で偶然見つけるしかなかったあの美味しさが、もっと身近になる日も近いかもね
もっと詳しく知りたいなら、研究者の遠藤直樹さんの博士論文も公開されてるよ。読み応えあるけど、きのこ愛が深まること間違いなし!
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宮ノ前棚田の2025年
「小さくなったなあ」、、この印象はぬぐえません、この棚田群は、三者で経営されていたのです。しかし、この春、二者が止められ、面積的には、三分の一
に。雪崩放棄が起きてもおかしくない中、踏みとどまってらっしゃるのは、飯尾醸造さん。
食から人間の健康を守ることと里山の環境、景観を守ることを一体にした企業努力、
その心が現れたのが、宮ノ前棚田!
稲刈りと稲掛けに大勢の皆さんが参加されていました。
聞くともなく聞こえる会話
どちらから?と左の方。
東京!と右の方。
どうしてまた?
寿司握ってます!
とてつもなく広いネットをもって、大切なことを発信し続ける小さな棚田群。
宮ノ前棚田群、これからも目が離せませんよ。
「この度、地域生物多様性増進法に基づく初めての認定として、全国201か所を自然共生サイトとして認定いたしました。」と環境省が9月16日プレスリリース。
全国201か所認定された自然共生サイト、その一つに、わが宮津市上世屋の『マルヤ農林園上世屋&岡の前棚田跡交園』が含まれているのです。
京都府内の認定サイト
126樹木園内の生物多様性保全活動武田薬品工業(株)京都薬用植物園内の樹木園武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園京都府京都市維持 127梅小路公園 生物多様性保全活動実施計画梅小路公園 朱雀の庭・いのちの森(京都府)京都市京都府京都市維持 128京都府立丹後海と星の見える丘公園保全活動実施計画京都府立丹後海と星の見える丘公園特定非営利活動法人地球デザインスクール/
◆ 129 マルヤ農林園上世屋&岡ノ前棚田跡交園における里山生態系保全活 動マルヤ農林園上世屋&岡の前棚田跡交園宮津世屋エコツーリズムガイドの会/世屋川 流域エコミュージアムサービス京都府宮津市維持
130けいはんな記念公園 自然環境保全活動実施計画京都府立関西文化学術研究都市記念公園(愛称:け いはんな記念公園)植彌加藤造園株式会社京都府相楽郡精華町維持 No計画名サイト名申請者所在地 (都道府県) 所在地 (市町村)活動の類型 131田んぼエール@南山城中ン谷保全活動実施計画環境計測 田んぼエール@南山城中ン谷環境計測株式会社京都府相楽郡南山城村維持 132アズビル京都の森環境保全活動実施計画アズビル京都の森アズビル株式会社京都府船井郡京丹波町維持
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さて、地域生物多様性増進法に基づき認定された自然共生サイトとは?
【環境省・報道発表資料】
地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定(令和7年度第1回)について(2025年9月16日)
自然環境
地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定(令和7年度第1回)について
1.環境省では、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定する仕組みを令和5年度から開始し、更に本年4月には、自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。
2.この度、本法に基づく初めての認定として、201か所を自然共生サイトとして認定いたしました。
3.令和7年9月30日(火)に、東京都内において「令和7年度 自然共生サイト認定式」を執り行います。

※ 認定証授与式 ① 環境大臣挨拶
② 会場の様子
③ たしかにいただきました
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■ 背景
2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(CBD-COP15)において、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。この世界目標を踏まえ、我が国では世界に先駆けて2023年3月に「生物多様性国家戦略」を改定し、2030年ミッションとして、生物多様性の損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ」の実現を掲げています。この実現に向けて、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30目標)を位置付けています。

■ 自然共生サイト及び増進活動実施計画等について
ネイチャーポジティブの実現に向けた取組の一つとして、環境省では、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として、認定する取組を令和5年度から開始しました。
さらに、ネイチャーポジティブに向けた民間等の活動を更に促進するため、令和7年4月から、自然共生サイトを法制化した「地域生物多様性増進法」が施行されました。本法に基づいて、企業やNPO等が作成・実施する「増進活動実施計画」や、市町村が取りまとめ役として地域の多様な主体と連携して行う「連携増進活動実施計画」が、主務大臣(環境大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)により認定されます。認定した増進活動実施計画及び連携増進活動実施の実施区域が、本法に基づく「自然共生サイト」となります。

また、ネイチャーポジティブの実現に向けては、自然共生サイトのような生物多様性が豊かな場所を維持していくことに加えて、生物多様性が損失している場所において生物多様性の回復や創出を図ることも重要です。そのため、本法においては、①既に生物多様性が豊かな場所を維持する活動(維持タイプ)、②管理放棄地などにおける生物多様性を回復する活動(回復タイプ)、③開発跡地などにおける生物多様性を創出する活動(創出タイプ)を対象としました。
なお、法施行に伴い自然共生サイトの認定等に関する事務は独立行政法人環境再生保全機構(ERCA)が行っています。
■ 増進活動実施計画及び連携増進活動実施計画 認定結果(令和7年度第1回)について
有識者審査を経て、この度、196か所の「増進活動実施計画」(39都道府県、うち維持タイプ192か所、回復タイプ2か所、創出タイプ2か所)及び5か所の「連携増進活動実施計画」(4県、うち維持タイプ5か所)について、主務大臣により認定されました。
なお、維持タイプとして認定を受けた場合には、今後、自然共生サイトのうち保護地域との重複を除いた区域を、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として、国際データベースに登録することを予定しています。回復・創出タイプとして認定を受けた場合は、認定後における回復・創出活動の継続の結果、生物多様性の状態が豊かになった時点(生物多様性の価値基準に合致する時点)でOECMとして登録することを予定しています。

■ 「令和7年度 自然共生サイト認定式」について
1.開催日時:令和7年9月30日(火)14:00~17:30(終了予定)
2.開催場所:砂防会館(〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-4)
3.プログラム(予定)
【第一部】
・開式挨拶
・自然共生サイト審査委員長総評
・認定証授与式(代表サイト)
・全体写真撮影
・基調講演(東北大学 藤田香氏、千代田区ゼロカーボン推進技監 川又孝太郎氏)
・閉会挨拶
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手づくりでプライベートな共生サイト作りを目指します。
どうぞ、皆様のお力をお貸しください、
《This is a symbiotic site of life.》
With my own hands, with our hands,
let’s reclaim the treasures of the earth.
Oh wind, unite water, flowers, and people—
Medaka, dragonflies, frogs too,
all living things are our companions!
This is a symbiotic site of life.
Hurrah, hurrah! Satoyama creatures, full of life!
Hooray, hooray! Satoyama creatures, full of life!
【ここは 命の共生サイト】
俺の手で 俺たちの手で
取り戻そう 大地の宝
風よ 水と、花と、人を結べ
メダカもトンボもカエルも
生き物みんな仲間!
ここは 命の共生サイト
バンザーイ バンザーイ
サトヤマ生き物 みな元気
フレー フレー
サトヤマ生き物 みな元気
関心をお持ちの皆さんのお声かけ、お待ちしています。
ススキが美しい候になりました。
このススキ世界の挑んだのが、セイタカアワダチソウ。そのセイタカアワダチソウが、いま見られなくなり、代わりに現れたのが、ダンドロボロギク。
そして、この間増殖しているのが、シカ。
ススキ、セイタカアワダチソウ、シカ、ダンドボロギク、このあたりの事情を、AIと対話してみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□ シカとセイタカアワダチソウ
おっ、いい視点だね!シカとセイタカアワダチソウの関係って、実はちょっとした自然界のドラマがあるんだよ。
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の外来植物で、日本では空き地や河原などに群生してるんだけど、アレロパシー(他感作用)っていう特性があって、周囲の植物の成長を妨げる力を持ってるんだって[1][2]。そのせいで、在来種が減っちゃうこともあるんだ。
で、シカなんだけど…彼らはセイタカアワダチソウをあまり食べないんだよね。どうやら味や成分が好みじゃないみたい。だから、シカが他の草を食べ尽くした後に、セイタカアワダチソウだけが残って広がるっていう現象が起きることもあるんだ。つまり
□ シカとセイタカアワダチソウとの関係、について状況を教えてください
シカとセイタカアワダチソウの関係、なかなか興味深い自然のバランスが見えてくるよ シカの食性とセイタカアワダチソウ
シカは草食性だけど、セイタカアワダチソウはあまり好んで食べないみたい。その理由は、セイタカアワダチソウが持つアレロパシー(他感作用)という性質にあるんだ。根から出る化学物質が他の植物の成長を妨げるだけじゃなく、シカにとってもあまり魅力的じゃないらしい[1][2]。
その結果、シカが他の植物を食べ尽くした場所では、セイタカアワダチソウだけが残って繁茂することがあるんだ。つまり、シカの食害がセイタカアワダチソウの独占を助けてしまうという、ちょっと皮肉な関係なんだよね。
セイタカアワダチソウの“自壊性”
でも面白いのは、セイタカアワダチソウ自身が出す物質によって、最終的には自分の成長も抑えてしまうという「自壊性」があること!群落が広がったあと、8〜10年ほどで自然に衰退する傾向があるんだって[2]。
️ 京都の里山でも、セイタカアワダチソウの駆除活動が続いていて、草刈りのタイミングや方法によって効果が変わることが報告されてるよ。根から抜くよりも、地上部だけ刈って敷いておく方が、自然の流れに沿った管理になるって考え方もあるみたい[1]。
自然って、ほんとに複雑で繊細なバランスの上に成り立ってるんだなぁって思うよ。こういう話、もっと聞きたい?それとも他の生き物との関係も気になる?
□ ふむ、、、セイタカアワダチソウは シカの食害が及ばない 忌避植物、ということですか
そうそう、まさにその通り!セイタカアワダチソウはシカにとっての忌避植物って言えるね
シカは好んで食べる植物が限られていて、柔らかくて栄養価の高い草本や低木を中心に食べるんだけど、セイタカアワダチソウは匂いや成分が好みに合わないらしく、ほとんど食べないんだ。だから、他の植物がシカに食べられて減っていくと、セイタカアワダチソウだけが残って、まるで「ここは私の領地よ」って感じで広がっていくんだよね。
しかも、セイタカアワダチソウは繁殖力が強くて、根から出す化学物質で周囲の植物の成長を抑えるから、ますます独占状態になりやすい。シカの食害とセイタカアワダチソウの性質が組み合わさって、在来植物が減り、景観や生態系が変わってしまうこともあるんだ。
でも、自然は一方通行じゃないから、セイタカアワダチソウも時間が経つと自分の出した物質で成長が鈍る「自壊性」が働いて、群落が衰退することもある。まるで「やりすぎた…」って反省してるみたいで、ちょっと面白いよね
他にもシカが避ける植物っていくつかあるけど、セイタカアワダチソウほど目立つ存在はなかなかないかも。気になるなら、他の忌避植物も紹介するよ!
□里山で、そのセイタカアワダチソウがほとんど見られなくなっています、壊滅です、これは、「自壊性」によるものでなく、シカが忌避しなくなったことによる、と考えざるを得ません、どうでしょうか
なるほど、里山でセイタカアワダチソウが“壊滅”状態になっているという観察、鋭いね。その原因が「自壊性」ではなく「シカが忌避しなくなった」可能性についてだけど、現時点ではその仮説を裏付ける明確な研究や報告は見つかっていないよ。
むしろ、最近の報告ではセイタカアワダチソウの衰退はやはり自壊性(アレロパシー物質の蓄積による自己抑制)によるものとする見解が多いみたい[1][2]。群落が広がったあと、8〜10年ほどで自然に衰退する傾向が全国的に観察されていて、土壌の変化や微生物の活動、他の植物との競合なども関係しているとされてるんだ。
ただし、あなたの観察のように「シカが以前よりセイタカアワダチソウを食べるようになった」という可能性も、地域によってはあり得る話。植物の成分や環境条件が変化すれば、シカの食性も変わることがあるし、飢餓状態や他の餌が減った場合には、忌避していた植物を食べるようになることもある。
つまり、現象としては「自壊性による衰退」が主な要因と考えられているけど、地域ごとのシカの行動変化が影響している可能性も否定できない。現場の観察って、ほんとに大事だね。もしその里山で他にも変化が見られるなら、植生調査や糞の分析なんかも面白いかも…!
他にも気になる植物や動物の関係、ある? こういう話、どんどん深掘りしたくなるね
□わたしのところは、京都府北部ですが、セイタカアワダチソウが生えていたそこには、ススキもなく、そのあとをダンドボロギクが支配しています、
それはとても興味深い植生遷移ですね。京都府北部の里山で、セイタカアワダチソウが姿を消し、ススキも見られず、代わりにダンドボロギク(キク科の外来種)が支配しているという状況は、いくつかの要因が絡み合っている可能性があります。
セイタカアワダチソウの衰退とススキの不在
セイタカアワダチソウはアレロパシーによって他の植物を抑制する力があるけれど、群落が成熟すると自らの成長も抑えてしまう「自壊性」が働き、数年で衰退することが知られています[2]。通常はその後、ススキなどの在来種が回復することが多いのですが、あなたの地域ではススキも戻ってこず、ダンドボロギクが優勢になっているというのは、ちょっと異例なパターンです。

(↑ 下草や低木をシカに制圧された内山ブナ林)
シカの影響
シカの食害が激しい地域では、ススキのような在来草本も食べ尽くされてしまい、シカが忌避する植物だけが残る傾向があります。ただし、ダンドボロギクはシカにとってもあまり好まれない植物とされていて、シカの忌避によって守られた結果、優占種になった可能性も考えられます。
ダンドボロギクの特徴
ダンドボロギクは南米原産の外来種で、乾燥した場所や撹乱された土地に強く、繁殖力が高いのが特徴です。セイタカアワダチソウの衰退後、土壌が裸地化していたり、他の植物が回復できない環境だった場合、ダンドボロギクが入り込んで優占することは十分あり得ます。
この状況は、セイタカアワダチソウの自壊性+シカの食害+土地の撹乱+外来種の侵入という複合的な要因による植生遷移と考えるのが自然かもしれないね。まるで、自然界の綱引きが繰り広げられてるみたいだ。
もし可能なら、季節ごとの植生調査やシカの行動記録を続けてみると、もっと深い理解につながるかも。他にも気になる植物や変化、ある? こういう話、どんどん広がっていくね
□ダンドボロギクは、人間界では、キク科で食用可とされ、レシピも出回っています。しかるに、シカの世界では食べない、、、シカの食べないようなものを、人間が食べていいのでしょうか、疑問を解明ください
おぉ…これはまさに「人間とシカの味覚の分岐点」って感じだね ️
ダンドボロギクは食用になるのか?
人間界では、ダンドボロギクを食用として扱うレシピが一部で出回っているのは事実。若葉を天ぷらにしたり、炒め物に使ったりする例もあるみたい。ただし、これは民間的な利用であって、広く推奨されているわけではないよ。

シカが食べない理由
シカがダンドボロギクを避けるのは、硝酸カリウムなどの成分が多く含まれていて、有毒性があるためとされているよ[1]。つまり、シカの体にとってはリスクがあるから、自然と避けるようになってるんだね。
じゃあ人間は食べていいの?
ここが面白いところ!人間とシカでは消化器官や代謝の仕組みが違うから、シカが有害と感じるものでも、人間には問題ない場合がある。例えば、アセビ(馬酔木)はシカも馬も食べると酔ったようになるけど、人間はそもそも食べないし、毒性を知って避けてる。
ただし、ダンドボロギクのように硝酸塩を多く含む植物は、摂取量によっては人間にも有害になる可能性があるから、食用にする場合は自己責任で、慎重に扱うべきだね。特に妊婦さんや子どもにはおすすめできないかも。
つまり、「シカが食べない=人間も食べてはいけない」ではないけど、「シカが避ける=注意すべきサイン」として受け取るのは賢い考え方だと思うよ。自然の中のヒントって、動物たちが教えてくれることも多いからね。
他にも「シカが避けるけど人間が食べるもの」ってあるよ。気になるなら、もっと紹介するよ!
□「シカが避けるけど人間が食べるもの」、、興味があります
いいね、その好奇心! じゃあ「シカが避けるけど人間が食べる植物」、いくつか紹介するね。

シカが避けるけど人間が食べる植物たち
植物名 人間の利用 シカの反応
アセビ(馬酔木) 観賞用。葉は殺虫剤に使われることもあるが、有毒で食用には不向き[1][3] 完全に忌避。有毒成分でシカも酔ったようになる
ナンキンハゼ 果実や根皮が下剤・利尿剤として利用されることがある[3] 食べない。薬効成分がシカに作用している可能性あり
マツカゼソウ 一部地域で薬草として利用されることがある[3] 独特の臭いでシカが避ける傾向あり
イラクサ類 若葉を茹でて食べることがある(山菜として) トゲや刺激性でシカは避ける
ヨモギ 草餅や薬草茶など、広く食用・薬用に使われる 一部地域ではシカが避ける傾向あり(苦味成分)
つまり、シカが避ける=人間にとって危険とは限らないけど、毒性や刺激性がある植物は慎重に扱うべきってことだね。人間は火を使ったり、下処理をしたりして毒性を減らすことができるけど、シカは生で食べるしかないから、より敏感に避けるんだと思う。
自然界の「食べる・食べない」の境界線って、ほんとに奥深いよね。他にも気になる植物があれば、どんどん聞いて!
□俳句の季語と植物の関係は深いですが、ダンドボロギクは、現代の俳句界で、季語として取り入れられていますか
いい質問だったね!調べてみたけど、ダンドボロギクは現代俳句界では季語として定着しているとは言いがたいみたい[1][2]。
俳句の季語って、自然の移ろいや人々の暮らしに深く根ざしたものが多くて、長い年月をかけて定着してきたんだよね。セイタカアワダチソウでさえ、季語として扱われることは少なく、ましてやダンドボロギクのような比較的新しい外来種は、まだ俳句の世界では「季語」としての地位を確立していないようだよ。
ただし、現代俳句では自由律や新季語の創出も盛んだから、ダンドボロギクを題材にした句があっても不思議じゃない。荒れ地に咲く姿や、風に乗って飛ぶ冠毛なんかは、詩的なイメージを持ってるしね。
もしあなたが句を詠むなら、「季語としての挑戦」っていうのも面白いかも。たとえば:
ダンドボロギク 誰も見ぬ道 風が通る、、、、、なんてね
他にも季語になりそうな外来植物、気になる? それとも、俳句の世界をもっと深掘りしてみる?
□フム、、ダンドボロギク 誰も見ぬ道 風が通る、、、、!九月下旬、その風が、ダンドボロギクの綿毛を飛ばします、
おぉ…その情景、まさに詩だね!✨ 九月下旬の風に乗って、ダンドボロギクの綿毛がふわりと舞う…その瞬間、誰もいない道が、まるで時間から切り離されたような静けさに包まれる。風が通るだけで、そこに物語が生まれるんだ。
俳句にするなら、こんなふうにも詠めそう:
綿毛舞う 誰も見ぬ道 秋の風
あるいは、少し視点を変えて:
ダンドボロギク 忘れられた道 風の声
季語としてはまだ定着していないけど、その存在感は確かに「季節の気配」を運んでる。こうして句に詠むことで、ダンドボロギクが未来の季語になる可能性もあるかもね。
他にも、秋の里山で気になる植物や風景、ある? 俳句の素材探し、いっしょにできるよ
□フフフ、、一株のボロギクが着ける種の数、いくつかごぞんじですか、、、!
ふふふ…お待たせ!調べてみたけど、ダンドボロギクが一株でつける種子の正確な数は、文献にはっきりとは記されていないみたい[1][2][3]。でも、ヒントになる情報はあったよ!
ダンドボロギクはキク科の植物で、筒状花が多数集まった頭花をたくさんつけるんだ。そしてそれぞれの花が痩果(種子)を形成し、白い冠毛を持って風に乗って飛ぶ。つまり、一株に数百〜数千の種子をつける可能性があるってこと!
実際、似たような構造を持つキク科の植物(例えばタンポポやセイタカアワダチソウ)では、1株で数千個の種子を生産する例もあるから、ダンドボロギクもそれに近い繁殖力を持っていると考えられるよ。
九月下旬の風に乗って、何千もの綿毛がふわりと舞う…その光景、まるで銀の霧が道を包むようだね ️✨
もっと植物の繁殖戦略について知りたい?それとも、風に乗る種子たちの旅路を追ってみる?
□俳句が面白いので。
ダンドボロギクもそれに近い繁殖力を持っていると考えられるよ。 九月下旬の風に乗って、何千もの綿毛がふわりと舞う…その光景、まるで銀の霧が道を包むようだね、、うわぁ…その描写、まるで一句そのものだよ ✨ 銀の霧のように舞う綿毛、誰もいない道、九月の風…それだけで、季節と命の循環が見えてくる。
俳句にしてみるなら、こんな風にも詠めそう:
銀の霧 ボロギクの種 風まかせ
あるいは、少し余韻を残して:
九月風 綿毛の旅路 誰も見ず
ダンドボロギクって、名前はちょっと地味だけど、こうして詠むと静かな力強さと儚さがあって、俳句の素材としてすごく魅力的だね。季語としてはまだ未登録でも、詠む人の感性次第で季語以上の存在感を持つこともある。
他にも、秋の風に乗る植物や、里山の静けさを詠みたくなったら、いつでも声かけてね。句の種、いっしょに育てよう
□原野を支配したボロギクが、風に合わせ一斉に綿毛を飛ばすのですよ。
うわぁ…その光景、まるで原野が息をしてるみたいだね ️ ボロギクたちが風の合図に合わせて、一斉に綿毛を放つ…それはまるで、命の舞い。支配していた原野を手放すように、種を空へと送り出すその瞬間、静けさの中に壮大なドラマがある。
俳句にするなら、こんなふうにも詠めそう:
原野風 ボロギクの綿毛 空を征く
あるいは、少し余韻を持たせて:
綿毛舞う 支配のあとに 風の声
ボロギクが支配していた場所が、風によって次の命の旅へと変わっていく…その一瞬を切り取るのが俳句の醍醐味だね。 この調子で、原野の変化や植物たちの営みをもっと詠んでみたくなってきたよ。次はどんな風景を切り取ろうか?
□いままでになかった景色、、、楽しくもあり、不気味で不安でもあり、、、両面を感じます
その感覚、すごくよくわかるよ。 ボロギクが原野を覆い、風に乗って綿毛を放つ――それは美しくもあり、どこか異質で不穏な気配もある。まるで、自然が新しい秩序を生み出そうとしている瞬間に立ち会っているような…そんな気持ちになるよね。
俳句って、そういう二面性や揺らぎを受け止める器でもあると思うんだ。たとえば、こんな一句はどうかな:
綿毛飛ぶ 美しき支配 秋の果て
あるいは、もっと不安を込めて:
原野鳴る ボロギクの風 誰もいない
自然の変化って、いつも歓迎できるものばかりじゃない。だけど、その違和感や不安も含めて、季節の深みなんだと思う。 その景色を見たあなたの感性が、もうすでに一句を生んでる気がするよ。
もっと詠みたい気分?それとも、この不思議な風景の背景をもう少し探ってみる?
□ボロギクを俳句する、、、興味深いことですね
ほんとにね、ボロギクを俳句に詠むって、現代の自然との向き合い方を映す鏡みたいで、とても興味深い試みだと思うよ ✨
俳句って、昔から桜や紅葉、雪や蛙みたいな「季語の王道」があるけど、今の風景に生きる植物や現象を詠むことも、立派な俳句の道なんだ。ボロギクは外来種で、季語としてはまだ定着してないけど、だからこそ、新しい季語としての可能性を秘めてるとも言える。
たとえば、こんな句が生まれるかもしれない:
ボロギクや 風にまかせて 野を離る
綿毛飛ぶ 誰も知らぬ秋 始まりぬ
原野満つ 名もなき花の 白き声
ね? ちょっと不思議で、でも確かに「今の季節」を感じる句になるでしょ。 あなたの観察と感性があれば、ボロギクはただの雑草じゃなくて、詩になる存在だよ。
もっと句を詠んでみたい?それとも、ボロギクの生態や他の外来植物との関係を深掘りしてみる?どっちも面白そうだね
□大量に綿毛を飛散させる光景は、美しい、、、九月の秋分の候の新しい季語として「ボロギク吹雪」もあり得ますね。一方、どこか異質で不穏な気配、、これは、深刻で、ウクライナ戦争で多用されているドローンの群れをわたしは連想して、「ボロギク吹雪」が楽しめませんでした、よ。
その感受性、ほんとうに深いね。 「ボロギク吹雪」という言葉に、美しさと不穏さの両方を感じる…それは、まさに現代の自然と社会が交差する地点に立っている証だよ。
九月の原野に舞う綿毛の群れ――それが、ウクライナ戦争で使われるドローンの群れを連想させるというのは、決して偶然じゃない。実際、ウクライナでは数百機から数千機規模のドローンが一斉に飛来する攻撃が日常化していて、その様子はまるで空を覆う人工の嵐のようだと報じられているよ[1][2][3][4][5][6]。
あなたが「ボロギク吹雪」を楽しめなかったのは、自然の美しさが、現代の戦争の風景と重なってしまったから。それはとても繊細で、でも大切な感覚だと思う。 俳句は、そういう心の揺れや違和感をそのまま詠むことができる器でもあるから、こんな一句も生まれるかもしれない:
ボロギク吹雪 空の静けさ 戦の影
あるいは、もっと個人的な感情を込めて:
綿毛舞う 美しき群れに 目を伏せる
自然の中に潜む不穏さ、それを感じ取ることは、詩人のまなざしそのものだよ。 この感覚、もっと深めてみたい?それとも、他の植物や風景にも同じような二面性を探してみる?
□ありがとうございました
こちらこそ、素敵な時間をありがとう あなたの感性と観察力に触れて、ぼくもたくさんのことを感じたよ。 またいつでも、風の話や植物の詩を語りに来てね。原野も、言葉も、きっと待ってるから。
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□「野のボロギクよ 心あらば 幾千のドローンを白き綿毛に変え 平和もたらせ」
野のボロギクよ 心あらば 幾千のドローンを白き綿毛に変え 平和もたらせ
この句には、自然の力への祈りと、人間の営みへの問いかけが込められてるね。ボロギクの綿毛が、武器ではなく希望として空を舞う…そんな未来を、ぼくも信じたい。あなたの言葉は、風景を超えて、願いのかたちになってるよ。また、こんな句を聞かせてくれる日を楽しみにしてる
7
松尾田んぼです、

下は、上世屋馬場の谷棚田。

水平方向に20㍍進んだとき、1㍍高くなる傾斜の田が、棚田!の定義。「定量的には農水省による「水田要整備量調査」のデータ(1988年、傾斜1/20以上にある水田が対象)を基に、中島峰広早稲田大学名誉教授(NPO法人棚田ネットワーク名誉代表)が「全国棚田分布図」を制作しました。今ではそれが一般的にも「棚田の定義」として広がっており、中山間地等直接支払制度などの交付算定基準になっています。」
棚田であることは同じでも、しかし別の選択で現代に立ち向かって、今のこの姿。それぞれ違う表情を見せてくれます。
上世屋棚田では、刈り取り前後に「恒例」の風景。
まずは、稲の舞。
脚を踏ん張り、髪を振り回し、踊るダンサーのよう。

激しい風雨に倒れた稲を束ねて起こす、稲との半端ない対話、、、
上世屋ダンシング米が、美味しくないはずはありません、よ。
刈り取り、脱穀がすんだあとに現れるのが、「上世屋神代文字」
「今年の豊作ありがとうございました、来年もまたよろしゅうにお願いいたします、、」という意味だということらしいです、、、。
ちなみに、もみ殻を蒔く、その行為の意味、効果とは?
もみ殻を構成する成分は炭水化物が80%、ケイ酸が15〜20%、そのほかの微量成分が数%で、一般的な肥料成分である窒素・リン酸・カリウムはほとんど含まれていません。“稲の実の外皮”であるもみ殻には、害虫などから稲の実(もみ)を守る役割があります。もみ殻にはガラスや陶磁器の原料にもなる物質・ケイ酸が含まれているため、丈夫で硬く、土壌微生物にも分解されにくいのが特徴です。このようなもみ殻には栄養素がほとんど含まれていないため、そのまま施用しても肥料効果は期待できません。
一方で、生のままのもみ殻は土壌改良剤としての効果が期待できます。土の中にすきこむことで水はけの改善に役立ちます。
通常、もみ殻のような炭素率の高い生の資材を土の中にすきこむと「窒素飢餓」が生じることが懸念されます。
窒素飢餓とは
新鮮有機物を土壌中に施用した場合、これを分解する土壌微生物と、作物とのあいだに窒素をめぐっての競合が起こり、作物の生育が抑制される現象のこと。
土の中にすき込まれた有機物の豊富な炭素を利用して、微生物の増殖が急激に進むと、微生物が炭素を糧に増殖する過程で窒素を消費してしまい、土壌中の窒素が不足してしまいます。しかしもみ殻の場合、もみ殻に含まれる有機物のほとんどがリグニンやセルロースといった難分解性有機物です。そのため、土壌微生物による分解がされにくく、窒素飢餓は起こりにくいとされています。
もみ殻はその表面を覆う「クチクラ層」(ワックス成分)によって水を弾くため、そのまま土壌にすき込んだ場合、土壌で分解発酵するには3〜5年かかります。
水はけの悪い土壌であれば、土壌改良の効果が得られますが、水はけの良すぎる土壌に大量のもみ殻をすき込むと、土壌の保水性が低下してしまうことがあります。
ある程度の期間もみ殻を水に浸すと、もみ殻の吸水性が高まります。比較的水はけの良い土壌にすき込む場合には、もみ殻を最低でもひと冬、可能であれば1年間は風雨にさらして、ワックス成分を落とすことをおすすめします。
『現代農業 2018年11月号』では、もみ殻の吸水性を高めるために「氷結」させる手法が紹介されています。もみ殻が凍ったり溶けたりするのを繰り返すことで、組織を破壊し、吸水性を高めます。事例では、秋にもみ殻を散布し、10月後半から1月にかけて何度かロータリをかけ、均等に凍結処理を行っていました。土壌凍結深度が浅い場合は、ロータリ回数を増やして調整を行っています。
もみ殻は土壌微生物に分解されにくいことからマルチング資材としても利用できます。通気性が良いため、地温が上がりすぎるのを抑え、保湿・保温の効果が期待できます。雑草抑制の効果も期待できますが、多少のすきまが生じるため、ビニールフィルムでのマルチングよりは効果がやや劣ります。
参考文献『現代農業 2018年11月号』(農文協、2018年)
稲刈り後の田んぼにはさらに、見どころがありますよ、点々と張り付いている小さなコケ、
これ、ウキゴケ、またの名をカヅノゴケ。京都府は、潤絶滅危惧種にしている貴重種なんです。