「味土野ガラシャ大滝」
ガラシャの最期は自死だったのか、なかったのかは論が分かれます。
しかし、その瞬間の脳裏には、味土野での二年が蘇っていたはず、そして、とかくその二年は玉さんにとって暗く陰鬱な日々だったと語られていますけれど、楽しい豊かなものとしてではなかったのかと、「以前は滝壺に大きなアマゴがたくさんおり、手づかみでとっておった」との村人の証言を読んで思いました。
さて、整備される前の味土野大滝、4月4日!
被さった木々の徐伐にあたってもらっているところです。
確かな林業技術をもった男たちの勇敢な作業によって、少しずつ滝の形が姿を現していきました。
そうして整備のすんだ味土野ガラシャ大滝、4月16日!
落差5~60m、水量豊かな大滝の水音の中に、中世戦国の響きが聞こえるようです。
いよいよ10連休、ぜひ訪れてみてください。