宮津エコツアー · トピックス

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「環境整備のための草刈り作業が行われている場所で、ヒメオドリコソウ(姫踊子草)が元気良く咲いていました。その中に見慣れない白色の花を見つけました。」

、、、ですって。

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「シロバナヒメオドリコソウ(白花姫踊子草)です。」

、、、、、ですって。

「私は、初めて見ました。」

ほい、わたしもおなじです!

「花が白いだけですが、別種のような雰囲気がありました。」

そうですね、紫色がすべてなくって、葉も緑ですね。

「高貴な感じさえ漂わせています。」

そうかも、、、!

「他には見あたりませんでした。草刈りされてしまう前に移動させる事にしました。3本の茎が立ち上がって、その内の1本を採ろうとしました。掘り下げてみると、それは1株にまとまっていました。」

、、、、なんですって!

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令和の発表の日の出会いが、貴種・シロ花姫踊り子草だったのは、なにか期待出来るものがあるかもとおもいました。

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さて、この日、上世屋に白い雪が舞ったのは、祝福するためだったのでしょうか。

伊根町寺領の里を埋める紅梅!

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紅白の梅花のうち、万葉集の頃はハクバイ(白梅)が、平安時代になるとコウバイ(紅梅)がもてはやされたということです、関心が匂いから色に移ったと言うことでしょうか、眼を引く、そして心を浮き立たせることが紅梅に託された役目のようです。。

IMG_0600.jpgこうばい

まずは色に眼を奪われる紅梅ですが、寺領の紅梅は、その株の大きさにの格別なものがあります!

古木てふ 紅を極めて 錦紅梅
稲畑廣太郎

IMG_0584.jpg紅梅

林翔さんは、「繚乱の 紅梅仰ぐ わが八十路」。

この巨樹、自分を仰ぐ、家の方や里の方に祝福を撒き続けてきたのでしょう。

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計測してみると、三幹株立ちで、計556cm。

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この幹周を環境省巨樹リストに当てはめてみると、四メートル台が一件登録されているのみ。

つまり、現状日本一の紅梅と言うことになるのです。

紅梅を見てみちのくの旅を恋ふ   稲畑汀子

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紅梅に空あをくなれ青くなれ    林翔
※ 向かいの山の頂には、周径1300cm、京都府一の大銀杏が生育し、大紅梅とあわせて平安、中世の里の往事を伝えています。

 

「ウソでしょ!」といわれるでしょうけれど!

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上世屋の桜です。

てるみさんも野良仕事。

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この陽気にさそわれて、「小さな花の歌・歌詞看板」も早めの薦外しです。

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小ぶりながら、なかなかどうして、言葉の命は永遠です。

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世屋高原休憩所前で見て頂けます。

「ビオ対馬プロデュース」

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ここまで、よく来(再起)ましたね、、、、。

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体が喜ぶ!

心が喜ぶ!

頭が喜ぶ!

地域が喜ぶ!

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この四つの「喜ぶ」を、メイドイン丹後という言葉に込めた対馬シェフのプロデュース喫茶。

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「ソフィア」とは「神の叡智」と訳すのだそうです。

3月オープン。

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(↑ 2018/9 奥伊根ウオーキングッ 蝙蝠岳でグランディングッ)

丹後里山グランディングッ!(ウオーキングッを改称)の企画発信もここからさせて頂きます。

多目的な活用も可能とのこと。ぜひごひいきにしていただくことをお願いします。

宮津高校の生徒たちが取り組んできたフィールド探求の活動の報告会を、日置・金剛心院様のご協力で、ご本堂をお借りし、開催させていただくことになりました。

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二月十七日です。

以下の内容で準備されています。 

(1)里山が教えてくれたこと

   報告:探究部 

(2)丹後の巨樹の住民登録に取り組んで見えてきたこと

  報告:探究部 多々納先生 お手伝い ガイドの会

(3)丹後は「麒麟」をどう迎えたか!

  報告;宮津高校 橋本先生

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未来に生きようとする高校生たちが、ふるさと・丹後のフィールドの暮らしや自然を眼と心に焼き付けておくことは、将来の丹後にとっても大きな意味があるのではないでしょうか。

内容は盛りだくさん!

若い学徒たちが、里山丹後に何を感じ、何を見つけ、何をかんがえたのか、に耳を傾けながら、大人や地域は何が出来るのか、一緒に考える時間になることを願っています。

お出にくいときではありますが、お誘い合ってご参加頂きますようご案内いたします。

 

 

小さな花で大きな花を!
「小さな花の歌」・歌詞看板制作協力のお願い

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この村から旅立ち、たくさんの人生を支える大きな仕事をしたこの歌に、ふるさとを見せてやりたいとおもい始めたのはいつの頃からでしょうか。
人は、歌に支えられて生きていきます。まさかこの歌がそんな歌になるとは、思いもしませんでした。手紙を書いた少女たちにはもう、「孫」が出来たとか。歌い続けてくださった黒坂さんの手から手へわたされ続けたこの歌にも、子や孫、ひ孫たちがたくさんできて、間違いなく多くの人たちを支えています。

IMG_4868.jpgかんばん

さて、年が明けてありがたいのは、丹後の冬にしては温かくて、一月末には梅が咲きそうな勢いなことと思うのは、我ながらじじむさいなあとおもっています。一緒に歩いてくれた歌への恩返し! しかし、これも、しじむさいといやぁじじむさい、懐かしむだけじゃ意味がないですから。問題は、この機会に、これがなにかのきっかけになるように、それを仕掛けておけるかというところなんだろうと思います。上世屋から生まれた歌が地球の命の歌として長く歌われて、さらに大きな花を咲かしていくことを願って、皆様のお力をお貸しいただきますようお願いする次第です。

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■ゆうちょ銀行間の場合   記号 14410 番号 50805871

名義 安田潤 ヤスダ メグム

おいでいっしょに イン上世屋 実行委員会
■他金融機関利用の場合  ゆうちょ 店名 四四八

店番 448 普通 口座番号 5080587
■お問い合わせ      080ー2517ー6999(宮・世エコツアーガイドの会)

2019年の初撮りは、やはりここ!

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小さなずんぐりむっくりで、標高は高くはない半島だけれども、日本海と若狭湾を仕切っているため、特に冬は北西の季節風を受け、様々な形の雲を生みます。

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四季、広々とした里山空間の空に繰り広げられる雲のパフォーマンスは見飽きません。

さて、青空も覗いて穏やかな年明けがうれしいです。あらためて明けましておめでとうございます。

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ところで、このポイントのある里「明田」のお守り社は、「心木神社」といいますが、読み方に大半の方が迷います。

1 しんき 2 こころぎ 3 しんぼく 、、、

教えてもらいました。三番、しんぼくさんなんだそうです。

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神木ではあらわせないニュアンスがあったのかも知れません。

geocities.jp/k_saitoでは、次のような見解を述べておられます。

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心木神社(元村社) 明田小字奥地
「中郡神社明細帳」に祭神、由緒とも不詳としているが、もと木の信仰として明治維新までは心木大明神と称していた。心木は神木であったであろう。木積山は明田・久住に連なり、久住に木積神社があり、当地高原寺には、「木積神社心木神」の小観音像が保存されている。心木神社の祭神ではないか。明治六年に神体を白弊に改めて心木神社と称した。
たぶん木積神社系の神社ではなかろうか。この神社のすぐ後に高原寺があり、そこに観音菩薩像(金像10㎝)が所蔵されていて、背面に「木積神社心木神」、台の裏に「由利重明」の銘があり、同地の氏神心木神社の神体でないかといわれている、ものがある。その「木積神社心木神」を祀るようである。木積は穂積で火津見、心木はたぶんシキで坑道のこと、ここはあるいは水銀鉱の神かも知れない。

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しんぼく、これを「心の木」と理解するのは単純で恥ずかしいのですが、人は木から生まれると言い伝える地もあるということですから、母なる木という意味で、親しんで来られたのでは無いか、そう思いました。なんだかそれでもいいような温かさを醸し出しているのが、スギやタブなどの社の木々。

特に鳥居のそばのケヤキは周径300cmを越す巨樹です。

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去年は、「災」の漢字で締めくくらざるをえないような一年でしたが、今年はこの「穏やかさ」が続いて「穏」で締めくくれるような一年になればありがたいと思ったようなことです。

 

 

 

「鯨」踏切を行くKTR。

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2018年もいよいよ大晦日。

振り返ってみると、今年一番は 京都府丹後広域振興局森づくり推進室様のご支援をえながら「丹後縦貫林道ものがたり」を作成できたこと。

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準備した700部をほぼ受け取って頂くことが出来ました。
『丹後縦貫林道ものがたり』、丹後の自然・歴史・文化・なにより人間のすばらしさを伝える貴重な一冊ですね。一読して、編集された方々の自然への愛、情報の精査、読者への信頼、未来への責任感、、、。美しいものがいっぱい詰まっていて、心が躍りました。ますます丹後半島を訪れてみたくなりました。』東京で出版に関わる編集者の方からいただいた感想です。あるいは「いずれの地域でも昔のままの環境を維持することに大変苦慮されている実情のあるなか、この冊子は同じように里山の保全に熱い思いを持つ地域の皆様にとって、とても重要なヒントがたくさん詰まっているような気がいたしました。」こんな感想もいただいています。

そんな感想に励まされて、改訂増補し、第二版を目指してきました。

第一版では、何がそこにあるのか、どんな暮らしや自然があるのか、それを道はどう結んでいるのか、そのあらましをまとめてみました。第二版には、さらに川の生き物や山の木の大きさの調査、林道の新しい仲間などを新しく加える事が出来そうです。

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来春早くには形にしたいと、割付構成、デザインの相談も進めてもらっています。

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医師で詩人の谷口謙先生の『私説郷土考』は、「小さな ずんぐり 親指の頭のような半島だ」で始まります。古代から現代まで丹後半島で起こっていたことを医師の目で語られるこの詩は続きます、「連日 人々は都市部に走り けんめいに 観光化を計っている残された町 だけど ぼくがうまれ 生涯を終えるだろう土地 古い歴史 鮮やかな山と海」と。
丹後縦貫林道は、その親指の頭のような半島に「残された町」を結ぶ山の道です。

二版に予定の、 ~序・「希望」の道~です。

阿蘇海、与謝の海(宮津湾)、栗田湾、舞鶴湾、伊根湾、久美浜湾、若狭湾そして日本海、丹後のどの町もどれかの海を望み、抱き、海に面している。丹後は確かに海の京都だ。
1980年、その海を鳥のように見せてくれる道がこの半島の山麓を、約50kmに渡って走った。。丹後縦貫林道と名付けられた。牧場ができた、スキー場ができた、旅行村が出来た、しかし、人足はいつのまにか途絶えた。道路の付け替えともいうほどの手直しも必要とした。
2017年秋、太鼓山線 角突山線 成相線 大内線 奥寄線 全五線が再びむすばれた。この道は、山陰海岸ジオパーク、若狭湾国定公園、「世界で 最も美しい湾クラブ」加盟の海を展望しながら、命あふれる生物多様性保全上重要里地里山500、日本の里100の里、京都府景観資産選定地を含む丹後天橋立大江山国定公園、「海の京都」・丹後半島を縦に貫き走る。
丹後半島は日本海の水平線の丸みの向こうに、故郷の大陸をみたいと思っているかのように、いまも隆起を続けている。私たちの来し方と行く先を、もっと高いところから見せようとしているのかもしれないとしたら、この道に託されたのは、私たち人間、そして一緒に生きる仲間たちの「希望」に他ならない。

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このガイドブックを、丹後の奥深いところへ踏みいるために、役立てていただける事を願いながら、来る2019年もこの「ものがたり」を「けんめいに」績み、紡ぎ続けていきたいとかんがえています。良いお年をお迎えください。

 

 

 

 

秋、10月のようですが、実は、12月21日!

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(上 大宮町森本付近)

春、3月のようですが、じつは、12月24日!

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(上 岩滝町 お菓子の館前付近)

あったかいクリスマスに温かい贈り物二つ

まずは、イルミネーション。

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「いちは」と「かる」と読めませんか!

どちらも、上世屋で生まれて、自分の孫のようにかわいがっている子供の名前。

もう一つはサンタのプレゼント。

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「小さな花の歌」の歌詞看板。絵と書は川嶋英子さん、スケッチは法月俊雄さん、制作施工は谷津さん、皆さんの協力で出来ました。

ただし、年末に寒波襲来、大雪の予想もあるところから、そうそうに雪囲いです。

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お披露目は少し先の予定です。

うれしい便りが富山から。

20181027 富山作品紹介㈰

富山県読書感想文コンクールで、

里山で木を織る 藤布がおしえてくれた宝物

川北亮司さく/山田花菜え

を読み、作者からのメッセージをしっかり受け止め、今の身の回りの様子を考えた小学生の感想文が金賞受賞とのこと。

発行の汐文社が「京都の里山には、藤の木から布を織る「藤織り」という業があります。でもかたい藤の木を、どうやって布に変えるのでしょうか? 40年に渡り取材した日本の伝統技術とともに、自然と共生する大切さを子どもたちの目線で描く著者渾身のノンフィクション。」と紹介する京都丹後発の作品が広く読まれ、古代布藤布からのメッセージが伝えられていること、うれしいかぎりです。
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その著者川北さんを招いての宮津市立宮津図書館講演会、11月25日です。

シリーズ 子どもたちの挑
ジャンル 2017年度読み物・絵本
対象 小学校中学年~中学校

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