宮津エコツアー · トピックス

トピックス

1月30日、やれます!

IMG_6664スノーシュー

(上 1/23)

さすがに雪の本場世屋高原。四国や九州にまでお裾分け付き寒波に感謝感謝!
スノーシューウオークは、雪があるだけでなく人との関係の濃さを伝える優良な森があることが条件、

IMG_6667す

岳山634m周回コースは、加えて大きな海山里の景観をもつのですから、間違いなくスノーシュー優秀コース!
スキーやスノボーはスイス村スキー場へ、スノーシューウオークは世屋高原。

IMG_6657ゆき

(上1/23五十河の里)

1/24朝、ふもとでも、路面は凍結。

IMG_6674ゆき

上世屋では積雪40cmとのこと、

IMG_6665しょうがゆ

京の雪国・丹後を楽しんでもらえる状況になってきましたよ。

『漢字でおはなし』シリーズ 五,六年生 汐文社 刊

IMG_5726漢字

史実と体験、それを踏まえながら、夢のあるファンタジックなお話にしたててある、それがこのシリーズの特徴なんですが、このシリーズ、お話を楽しみながら、知らず知らずのうちに漢字に親しめる学習の要素も持つという優れものなんです。
書かれたのは丹後の海や川に住む妖怪ガ-タロに取材した『うちゅうでいちばん』(岩崎書店)の児童文学者・川北亮司さん。
さて、このなかの「明日を織る」というお話、これも、イメージが丹後発のお話なんですよ。

160121_1045_001
日本人はクズやカラムシや藤などの植物から繊維を取りだして糸にし、織り上げて衣類などにつかっていたのです。

160121_1047_001

それらの技術も用具も販路も、あたらしい繊維木綿が普及していくなか、、急速に廃れて姿を消していったわけです。

86970024

(上・下 川北亮司さん撮影)

ところが、その中の一つ、藤の織りもの、一九七〇年代まで、丹後の世屋にはそれを、暮らしの糧としておりつづけるお年寄りたちがいらっしゃったのです。
このお話、そのお年寄りたちと作者との出会いを元に大きく膨らませていただいたお話なんですよ。

86970038
四季のある国で、日本人は自然を恵みに変えて暮らしてきました。冬、雪は深くても、それは、地下に溜まって春からの米作りに大切な水になるのです。

IMG_5606柿

雪を恨んだりはしませんでした、雪の下、春に望みを託して黙々と糸を績み織り続ける暮らし方、現代人にも重いものを問いかけているようです。
お子様におまごさんに、ご希望の方、本屋さんにお問い合わせください。

9年1月11日 五十河の里 雪景色

IMG_0126
10年12月25日 せやの里 雪景色

IMG_2567

13年1月6日 五十河の里 雪景色

IMG_9050
14年1月7日 世屋の里 のうだの雪景色

IMG_8210
15年1月7日せやの里 雪景色

IMG_5863
そして、16年1月6日雪無しの世屋

IMG_2189

ゆきのゆのじもない衝撃映像!

なのではありますが、さて、ガイドの会、昨年度末から地域力再生メーリングリストMLに登録させていただける事になりました。
これは、府民力推進課が、地域力再生活動を行っている個人団体の情報交換の場としていとなまれているもので、登録者およそ1,800人団体を数えるというものです。年度当初、本会から次のように発信させていただいています。
「寒中お見舞い申し上げます。当会では、世屋の森から里、そして若狭湾、宮津湾に続く里山の自然環境をステージにし、モデルフォレスト運動として、平成27年から29年まで、研修教育プログラムを実施させていただくことになりました。各回、世屋の森、里を「歩く、見る、聞く、食べる」で、てんこ盛りにしたいと取り組んでいます。。
平成27年度分は1月2月、次の二回です。
1月 世屋高原岳山コース・冬の森のスノーシュートレッキング
日時 1月30日土9~14時 定員 15人 参加費1350円(昼食保険代)
集合 世屋高原しおぎり荘
2月   お話会 ・今なぜ森!、森里海の意味を考える
「自然と人に優しい能力を備えた新しい地球人」を育てるとは!
講師 水野哲雄先生◇地球デザインスクール理事長
日時2月13日土12~15時
会場 世屋高原しおぎり荘
定員 30人
参加費 1300円(食事代)  食事12時~ お話 13時~
1月のスノーシュートレッキングについては、今のところ暖冬雪無しで推移しており悩ましいところですが、なんとか雪乞いしてでもやれたらと神頼み中です。。
2月のお話会の水野先生は、京都芸大で身近な自然や生活素材をとおした表現活動や、子どもたちや障がい者たちとのアートワークを通じて地域と地球を結ぶ愛を提唱されておられる先生です。
また、当会のHPでは、世屋宮津を中心に、丹後のエコ情報、風土季節の息づかいなどを写真とともにブログアップしておりますので、ご覧いただければ幸いです。
、、、、、、、
とまあこんなふうに。

IMG_2200
早速に返事や感想をいただいており、府内全域のさまざまな活動を結び情報交換が出来るという優れものだと思いました。
と言うことで、スノシュートレッキング、「雪はふります」とさけびたいところですが、1月30日がアウトなら、2月6日にも同じ内容で設定したいと考えています。また、2月のお話会では、世屋高原再生のアイデアがいただけるかも知れません。どうぞお気軽にお問い合わせください。

「Prediction and impact assessment of the changes in suitable habitats for beech (Fagus crenata)forests under climate change scenarios」
■ prediction 予想、予測      ■ impact assessment 影響評価 ■ Fagus crenataブナ  ■Beechブナ属    ■climate change 気候変動      ■scenarios   計画を実現するための筋道。  ■suitable  for に適した   ■habitat生息場所、、、訳すと、温暖化にともなうブナ林の適域の変化予測と影響評価

森11
国立環境研究所や 地球環境研究センターなどによるこのレポートの結論は、「森林を構成する樹木の移動速度は4~200km/100年のオーダー、温暖化にうまく適応できる植物もあるが、ほとんどは温暖化に追いつくことができない。本州の日本海側では夏期の高温によってブナ林の分布が制限され、適域が高標高地域へ上昇しながら9%~ 42%に減少する。実際にブナ林かつ適域である地域は、3%~ 40%に減少する。」というのが結論。ブナは事態に適応できないだろうとの厳しさをつげています。

ところで、「燃える樹」という詩を みずかみかずよさんが書いておられます。※あゆみ出版「こどもといっしょに読みたい詩」。~樹がかまどで燃える炎をうたった、、、ノーノー!~詩では「樹」という言葉が題も含めて六回用いられています。まさしく「樹」賛歌。

IMG_9377
さて「樹」と書いてあるそれを温暖化に適応出来ないとされる「ブナ」に置き換えて読んでみました。そうしたら気づいたことがあるんです。まずはまあ、「樹」を「ブナ」に置き換えてよんでみましょう、、
「燃えるブナ(樹)」
どっしりと 根をおろしたまま
もうどこへも 行けない
ブナ(樹)はブナ(樹)であることを生きている

森18

深く足を踏ん張り たかく胸をふくらませ
ひろく腕をのばしながら
百年も千年も
いのちをあたらしく
いのちをふかめてきた

IMG_9313

ブナ(樹)も人も思う心は同じ
春には若葉でわらい
夏は茂ることですずしい
秋はもみじした葉が美しく舞うし
冬にはすっぱりはだかになって自分をみつめる

コピー (1) ~ IMG_7959

寒風にふるえながらも
地底のあしうらから
天をさすほそい指さきへ
いくすじにもわかれて
たちのぼる
いのちのぬくみをだいている

森4

くらやみに
しんしんいてついて立つブナ(樹)
無心なブナ(樹)よ
芯で燃える

、、、、、、、、、、、、、、、、、、

すてきなブナ賛歌の詩です。樹になれ ぶれるな 人生は信念の一本道ぞ それを 樹に、とりわけ冷温帯の落葉広葉樹に喩えてとかれているのです。

森6

これはブナにおきかえましたがけやきでも。しかしつばきやタブではいけない、「冬にはすっぱりはだかになって」iはなりません。森や樹と精神文化は深く結びついている一つの例です。温暖化というのは温暖化にともなうブナ林の適域の変化予測と影響評価ということだけにとどまらない文化の破壊だということに気づきます

森5
ブナ君、、、すまん、、、というより私たち自身にとってかけがえのないものをうしなうことになるとんでもないこと、温暖化阻止に向けてあなた方が燃えなければだれが燃える?そんなことをブナはいっているように思いました。この詩から教えられたことは大きいです。

橋立にはどうやっていくの?

IMG_1684

小式部内侍さん、ようするにいらっしゃったことがないのです、 なので、「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」しかし、自動車道がついたことですから、飛躍的に近くなりました、ことしは、丹後あげて、小式部内侍さんをご招待して橋立見物などしていただくようにしませんか、というのは、ガラシャさんで大河ドラマねらいということです。率直に、丹後イメージアップにつながる要素は上から下から後ろから前からとひっくり返してみていましてもどうもピンとこない、しいて生き筋を読むなら、彼女を護衛したという弓の木城ただ一人の生き残り稲富さんのバイタリティーと鉄砲の技術を中心にして絡ませることかなとおもいますが、事ほどさように意見がある。 それより、「小式部内侍さん」を、丹後あげて天橋立に招こう、、これはまとまりませんか、題して「小式部内侍さんに天橋立を」プロジェクト。 IMG_1692

伊根や世屋にもきてもらい、お泊まりはととやの握り体験※毎日新聞

旅のコーディネートはおまかせください、

例えば、往路 まずは、京都駅嵯峨野線ホーム集合 京都丹後鉄道「丹後の海」号乗車(見送り府、市自治体首長議会代表観光連盟幹部各様など) あまのはしだて駅着(歓迎丹後自治体首長議会代表観光連盟幹部各様など) まず飛龍観、

海444

ちえの餅で休憩、 「和泉式部の歌塚」。 いつしかと待ちける人に一声も 聞せる鶏のうき別れかな 磯清水(濃松の内橋立明神の御手洗をいふ)。 橋立の松の下なる磯清水 都なりせは君も汲見ん など、お母様のこ゛足跡を偲んでいただいて、文珠付近の著名料亭旅館ホテルさまにてお昼。

船で一宮 籠神社から傘松成相寺、

海4

ここに車をよんでおいて大観望へ、

天橋立大観望

郷土資料館・府中丹後国府跡に立ち寄り。 さらに、伊根町井室の振宗寺さんへ。

川1244

「ことわりやいかでか鹿の鳴かざらん今肖ばかりの命と思へば」 さらにうらしま神社 そして、経が岬経由ととや泊、

海4444

網揚げ、刺身握り、おひるは小町の里公園で「平安御膳か平安鍋」。そのあと、歌会。 エスコートしてくださるかたもいらっしゃいます。 小式部内侍さん、どんな歌をうたってくださるか、想像するだけで、わくわくしますよ。

お帰りは、与謝インターから自動車道利用。

定員20名 様

協力・協賛 H酒造様 m新聞様 K鉄道様 T交通様 トラベルTさまなどなど

後援 ◇府 ■市 ▲町 などなど

ほんの一例ですけど、、 、、、、、、、。

以上、(遠き道/宮津ハクレイ酒造)を 呑みながらおもったこと、いい酒はいいアイデアを産んでくれるものです!

IMG_1573春待つ

あれれれ、世屋の里山うおーく、どうしましょう(^.^)

第5回世屋の森プログラム~森の冬の命に触れよう・スノーシュートレックのご案内

28年1月30日開催の「森の冬の命に触れよう~岳山スノーシュートレッキング~ のご案内です。 定員15名で、予 […]...
詳しく見る
森の冬の命に触れよう~スノーシュートレッキング

♪おでんわありがとうございます、「たんごうみとほしのみえるおかこうえんの■■です」♪ 若い弾んだ声。それが楽しみで℡しているのかも知れないと思いながら一方で、 重厚長大の見本のょうなもの、チャリンコがチャリになったようにたんしゅくしてくれたらいい、とおもうこともあります。丁寧はいいけれど、相手の時間と電話代を浪費しているのだから、それに、そことわかってかけているのだから、しいていうなら「たう、ほみおこうえんの■■です」、でいいじゃないかと。

IMG_8223うみほし
ところが、記憶の丘に上ると、この公園から見えるのは、「海と星」だけではないときずいたのです。

IMG_8283きおく
伊根が見えます、

IMG_8294

島が二つ見えます、その沖に越前海岸がみえます、その上に白山が見えます、

IMG_8297はくさん

海には雲が湧きます。南にふると舞鶴の半島、手前に栗田半島、その上に由良が岳、

IMG_8289

さらに西にふると宮津湾の奥に日置平野の先に天橋立、

IMG_8245はしだて

急なスロープをかけあがればうつくしい落葉広葉樹の林に包まれた丹後半島、

IMG_8306しおぎり

その稜線を、北に辿れば岳、汐霧を経て再び伊根へ。つまり、360度のパノラマ景観に加えて、夏には水平線から昇る朝日を。西には夕日、晩秋のうらにしの日には東にできる虹をみることが出来るはず。おまけに今日は、angel’s ladderエンジェルラダー、天使の梯子。

IMG_8304はしだて
だから、「海と星」に加えて、島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園ということ。中途半端に長ったらしいより、思い切って長大にやるほうがスケールの大きな景観を表していいかも、  「丹後海と星と島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園」の■■です。
かけたお客さん、今日はどれがいいですかと尋ねられるかも。 そしたら、術中にはまったようなもの、今日は虹とエンジェルラダーがみえるはずです、、すてきね、いってみようかしらと。
ということで、なにをいいたかったかというと、このウオークコースは丹後が楽しめる優れたスポットの一つだということ。土曜日曜に自動車道をつかってちょっと丹後へ!というときには、一例を作れば『往路→与謝天橋立IC→籠・真名井神社→「丹後海と星と島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園」→昼食・同公園内(森のカフェ おばちゃん定食&うどん)→伊根 復路→成相寺→大観望→丹後郷土資料館→天橋立ワイナリー→与謝天橋立IC』。

IMG_8217ワイナリー

(↑ 天の橋立ワイナリー)

丹後半島にはもっと奥深い自然や美味しい食があるのでそれを楽しみたいというかたは、もう一泊していただければ、世屋の森やあなたのシェフのいらっしゃるレストランなどもご案内できますよ。

IMG_8334

そしたら、こんな素敵な森の妖精とお話するチャンスもできるかも。

第4回プログラム前夜① 遺品展示よし。

IMG_8072はるたけさん

同前夜 ② 丹後の自然の美しさパネル100 展示、良し。

IMG_8071写真

講師先生はここ、

IMG_7872

準備オーケー、です、ね!

そして、当日朝のロビー。

IMG_8086

年末の気ぜわしい時間をさいて、加悦や宮津、さらには大阪、舞鶴からお運びいただいたことに感謝感謝。
まずは講演にさきだってのウオーク。

IMG_8099
自然に働きかけて生きる術を磨き、その知恵を文化として伝えてきたことを、地元の方から話していただきました。

IMG_8111
そして、本題。 米作りの一年~歳時記と世屋の農婆の聞き取りを綴って、(日本の里山時代に学ぶこと)~のお話。

IMG_8125

日本の米作りは2000年、生き代わり死に代わりしてつたえ重ねた今日までの先人の歩みを、小野先生は、準備いただいた貴重な資料のなかの数々の俳句をてがかりに「1時間半」にぎゅうっと詰め込んで、お話をしていただきました。

IMG_8133

美しい自然、貴重な土を私たちは、新しい世代にわたせるのか、その問いかけを受け止めることが、「生き代わり死に代わりして打つ田かな、、」の意味なのだと、あらためておもったことでした。

IMG_8119しょくじ

昼食準備、会場提供にあたって、全面的にご協力いただきましたしおぎり荘さま、また、戦争遺跡研修の際に提供いただいた遺品を再度展示いただ小川様、柿渋、シナ縄などの工芸品をてんじいただいた里山物作り「ふる里塾」のみなさん、そして、 写真集『残したい本日本の風景』(光村推古書院)の巻頭に掲載された世屋の棚田景観写真を提供いただいた今井さま、ビデオ記録をたんとうしてくださった吉岡さま、あらためて心より感謝します。

普茶料理とやらを食べにちょっと宇治までいってこよう、

DSCF2591

ついでにいきたいとこないか、

DSCF2561

そうやなあ、大山崎山荘美術館!

DSCF2549

そこの安藤忠雄さんの地中の宝石箱をみたぁい。

DSCF2550

源氏物語ミュージアムも!

DSCF2641

殿上人の暮らしをかいまみたい

DSCF2626

そんなわけで、「与謝野IC(8;30)→大山崎山荘美術館→黄檗山萬福寺→源氏物語ミュージアム→与謝野IC(17;00)」。

、、、、、こんなことができるのも丹後から京都方面へが早く近くなったからこそ。

DSCF2680
さて、逆もまたあり。京都から丹後へはどうか、

DSCF2495

ただし、企画のいまだけ・ここだけ・あなただけ度がどれだけあるか、よりシビアにそれがとわれる。

DSCF2498

土地柄それはやむを得ない。それはそうとしてそういうことなら、さしあたり、◆日時 12月5日(土)午前10;30~午後15;00  ◆講師 小野泰昭先生  (加悦・宝厳寺住職、与謝野町文化財審議委員)里山の原型ウオークと講演「俳句でたどる辛苦の米づくり~世屋・小川てるみさんの聞き書きを添えて~泥舐めんばかりに這うて田草取り (若井新一)」

DSCF0831
これなどは、京都市内ではありえない企画。
◆集合 世屋高原家族旅行村「しおぎり荘」◆日程 現地見学 午前10;30 → 昼食12;00 → 講演懇談13;00
※昼食からの参加、講演だけの参加も可能です。
◆参加費 1350円(食事・保険料として)

、、、、、、、

おや、どちらへ?

ちょっと丹後まで、話を聞きに!

DSCF2662

、、、、こんなことになればいいなぁとおもいませんか。

「世屋高原の特設見張り所」 の見学と、丹後の太平洋戦争のお話をきく勉強会、地元の方、遠くは京都市内から多くのみなさんの参加をいただきました。

IMG_5381

当時のことを現場で見聞された地元の方、さらに、舞鶴工廠でその機材そのものの能力向上の整備に当たられた方たちに参加していただき、その証言によってこの「世屋高原の特設見張り所」か゛ 、小さくても、大きな耳(聴音機)とよく見える目(照空機)で、敵機の襲来を見張り、我が国を守ろうとしたんだとあらためてわかりました。はじめのころ、ここは、双眼鏡をもった兵隊さんたちが、小高い山の尾根に分散して、眼下の海を文字と゛おり「見張って」みはっていらっしゃったのた゛、という認識た゛ったことを思えば(はずかしながらそうなのです)たいへんな収穫です!

IMG_5346
さて、 70年の眠りについていた見張り所。

遺跡img270

(↑ 左寄りの森に見張り所か゛ねむっていた)

たまたま池の縁にモリアオガエルが卵を産み付けていたことか゛きっかけで目覚た遺跡、様子は掘り起こされてあらましわかったわけで、今後は、その保全、保存について、対応の仕方が課題になります。

IMG_5443
道は二つ、ここまで!、今後はふたたび自然に森の復活に委ねる、消極的保全というのか、また、今後いつか同じように驚かせるのに期待する、これが一つ。
もう一つは、果たしてそれはどうなのか、遺跡は小さくても、歴史を証言するものの一つであることは間違いない、ことも認識できた、たまたま姿を現したことに意味を見出し、周辺整備、看板設置などを図って今後に渡す道です。

IMG_5406
エコツーリズムの立場としては地域の自然文化財と社会文化財との違いはありますが、地域の宝物を生かすことは共通です、二つ目の道を行くこと、これが望ましいのは言うまでもありません。戦争遺跡平和遺産。国の存亡をかけた戦争の歴史を証言するものの一つであることは間違いない。

IMG_5340
大きな耳とよく見える目で、命や暮らしや国を脅かす物を見張らねばならないのは今も昔もかわりはありません、なのに現代人たちよ、君たちの聴力や視力はおちているのじゃないか、それを私たちにいうためにこの遺跡が今姿を現してくれたとしたら、それに応えなくてはいけないじゃないですか。

見張り所 001

、、、こんなことを思っています。そのためには、土地や構造物の所有者、権利者、管理者、などの特定からはじめなければなりません、またまた、長い道が、、!

IMG_5423

天気にめぐまれ、会場のしおぎりそう荘では海幸山幸の素材を工夫したお昼を準備して、もてなして頂きました。ありか゛とうございました。。

 

« Older entries § Newer entries »