宮津エコツアー · トピックス

トピックス

2012/08/27
スピード狂たちが、狭い曲がり道を走り抜けるのか、と思っていいました。

しかし、こういうもんだそうです!「ラリーはサーキットレースの様に1度スタートしたらゴールまで一番早く着けば良いというシンプルなルールではない。 幾つものステージで、異なったスタート地点で指定時間にスタートを切り、場合によっては数十キロ離れた所でゴールを迎える…事を繰り返すので、この指定時間を守れないとラリー競技は進行に支障が出る…というか、競技が成立しない。

そのため、時間通りにTC(タイムコントロール)に到着しないと、走行時間のトータルにペナルティタイムが加算される。、、、、」

紳士的に常識的に、世屋の里を走り抜けていらっしゃいました!

が、ある所では。弘法もハンドルの誤り、こんなことも。

気をつけてくださいね。

2012/08/26
堤ケ岳556.mは、橋立を見下ろす山。(雲の下の稜線の△にとがった部分)

頂きには雨乞いのために甚五郎さんに頼んで彫った龍を掲げる成相山、

山の向こうにはその想をねったという龍渓。


丹後半島には鼓の字のつく山がもう一つ。太鼓山. 標高683m。その山名について、かの澤先生、山頂で足踏みしたら音がした、とか山体が鼓に似ているとか、雷がよくなるとかの由来説明を排して、雨乞い太鼓山として、こうおっしゃいます、「中腹の登り口に鴨之池があって、昔修験道の人や村人が太鼓を打ち鳴らし、池の周りを廻って踊りを奉納し、雨乞いをしたこともしばしばあった、、、雨乞いに雷鳴を感じさせる太鼓敲きはふさわしい」。
鼓ケ岳もやはり、太鼓を敲いて降雨を祈った山、と考えるのが妥当でしょう。
それにしても、雨乞いをしたくなるほど雨が降りません。


銚子の滝も、

撮影拒否するほど渇水!!

2012/08/25
日ヶ谷に水生動植物公園が整備されています。

耕作放棄田を活用したものです。ホタルやメダカを中心にしたビオトープとしてスタートしたものに、

さらにハス、睡蓮などの植物を加え東屋や看板も建ち、たいそう内容が充実した公園になっています。

ハスは、インド原産多年性水生植物。

根も茎も食用になります。

長命で有名な実は石かと思うほど固いですが、何とか割れば生食で、湯がくとさらにいいということです。もちや甘納豆など中国や台湾土産の定番です。種の芯には滋養強壮効果があり、薬用に。茎から取り出す繊維からは布が織れます。


このように暮らしに密着していて、さらに、葉はりんと水をはじき、花が清らかで気高く素敵、とくるわけですから、宗教的象徴として価値が高まっていくことは当然の帰結!

観賞用に、色形様々な品種が生みだされていますが、ここの魅力は、主要な人気の種類が多数寄せられているところ。


珍しいところではオニバス、

これは針だらけの葉に触れることができます、さすがに「オニ」です、 また、池や沼に生える浮葉植物トチカガミも顔を覗かせています。

地元の自然と環境を保全しながら新しい要素を大胆に取り入れた内容は、起案された住民の皆さんの志の高さなのでしょう。


素敵なトンボやメダカやカエルの楽園、

ぜひ訪れたいエコスポットです。

ちなみに、ハスの花は午前中が見時。涼しいうちがお奨めです。

2012/08/24
まもなく実りの秋、

ブナも実をと思いきや、読売新聞は東北版 2012年8月8日に東北森林管理局(秋田市)がブナの結実予測を

(2011,11,6)

4段階で最低の「皆無」と発表したという記事を掲載しました。

引用します。「森林管理局は5~6月、県内22か所でブナの開花状況を調査した。ほとんどの木に開花が見られる「多」は村山地域の1か所、半数の木に開花が見られる「中」が置賜地域の1か所だった。逆に、わずかな木にのみ開花が見られる「少」は県内全域の9か所、全く開花が見られない「非開花」は同じく11か所だった。初夏の開花状況は、そのまま秋の結実に影響する。森林管理局が結実予測で「皆無」と判定したのは、2006年以来6年ぶり。その年の秋、ブナの実は大凶作に見舞われた。」

(↑ 2012,5.2)

ブナが繁殖のために頭を悩ますのはネズミ。結実に周期を持つのは、ネズミ対策のために皆無年をもうけ、ネズミを兵糧攻めにし、絶やしておいて、その明くる年に、たくさんの実をつけるようになったのだという説があります。また、全国のブナが同じ周期を持っているといいます。恐るべし、ブナの知恵。

(↑ 2012,4.17)

世屋の大ブナも共同歩調をとるのでしょう。

記事は、関連して懸念されるのが「クマ出没の増加」として、警戒を呼びかけています。こちらでも先日、一人地蔵付近で鉢合わせしました。林道の利用が可能になっていますが、ブナ林ウオークには鈴など備えが必要です。

8月22日の気温は、宮津 35.1度、舞鶴 35.9度。

連日の猛暑で炎天下は、焼けつくような暑さ。それでも木陰は一服の清涼剤でした。

8月22日 収録されたこの番組の放映日は、次の通りです。ご覧ください。

放送局  : 毎日放送テレビ  4チャンネル

放映日  : 8月31日(金)

番組名  : プリプリ ハイキングGOGO 天橋立

放映時刻 : 午前10時30分 ~ 午前11時30分 の間の約12.3分

成相山パノラマ展望台からの景観(撮影 土屋氏)

2012/08/23
橋立ワイナリーにブースを持って販売されている世屋の佃煮シリーズ、

夏のお土産の人気商品になっているということです。

かさばらない気の利いたパッケージ。そしてお手頃価格にふるさとの味と三拍子そろっているところが魅力なのでしょうと、Kさん。
また、てんこ盛りの白ワインソフトは絶品。

お昼のバイキングも好評ということです。

世屋の無農薬栽培米を原料にした飯尾さんのお酢シリーズなど、健康新鮮な農産品がお求めいただけるお立ち寄りどころです。ただし、閉館・水曜。

2012/08/23
小五の男の子、小二の女の子二人計三人つれて、大阪から木子のペンションに見えたAさんファミリー、夏休みの思い出になる体験をさせたいがどんなことができるか相談をうけました。「また来たいと思います・体験パンフ」も見ておられて、『90分里ガイドウオーク』を想定されての相談です。子供さんを中心にした夏の里山体験!Mさんとも連絡を取り合いながら、プランを練りました。トトロの家(合力の家)探検、草道裸足歩き、ツユクサ染め、柿渋塗り、イナゴ採り、ナデシコ種採り、トマト採り、トンボ採り、、、、!

しかし、どう練っても、小五の男の子、小二の女の子二人に対応するのに、これに勝る子供の夏の里山体験プランはない、という結論。つまり「世屋の子キッズの夏プラン(ソバ蒔き・夏野菜採集と昼食作りその他)」!何がいいといって、異年齢の子供同士が、混じり合うということがいい!子供に体験を、それは、「発達」ということと同義。子供を「おきゃくさん」にしてはいけません、刃物も火も土もみんな本物、真剣に向き合う具体的な体験と仲間と一緒にがその条件。Kさんに連絡を取ったところ受け入れ可能とのこと、それをAさんファミリーに紹介、関心を持たれて参加が実現。

夏野菜は、地元の農家が畑を開放してくださいました。

「あまーい!」歓声が上がりました。

手で牛糞も蒔きました。

本物の包丁で野菜を切りました。

竈でご飯を炊きました。

60人の食事の準備を子供たちがやりました。

■水蒸気が目にしみる!「それ、煙っていうんや」ははは!
■からだにいいものは みんな おいしー!


■おかわり、三杯目!


ソバ蒔き・夏野菜採集と昼食作り

映画のような光景!

具だくさんのお味噌汁の入った什器は旧家に伝わる漆塗り

すわっているとこ、「えんがわ」っていうんだよ、回転寿司じゃないよ。

おこげはお店にうってないよ

それぞれに子供が主体になるように、段取りと配慮が行き届いていました。
おかげで、三人の子供さんたちの心の中に何か夢の種が蒔かれた世屋の里の夏体験になったのではないでしょうか。

ナデシコはみてもらったかって、そりゃあ抜かりはありませんよ!スタートはそこから、種も持って帰っていただきました。

サンショウモはどっしたって、それも計算にはいってますよ、増やした分を「ペットに入れてお土産」!

ソバは100日、秋の彼岸には花が咲き、さらに一月で刈り取りをしていきます。

畑の様子、これからレポートさせてもらいますね。世屋の大地に種を蒔いたあなたたちは、「せやのこ」。これからも、ただいまあって帰ってきてください。

 

2012/08/22
江尻の外れの海岸付近。

台船に載ったクレーンが接岸して仕事をしています。

天の橋立への砂の補給かと思っていたのですが、聞いてみると護岸工事、ということでした。
バイパスからは見えませんが、江尻港から北にかけ、ビーチとして整備がされています。

 

海山里をワンパックにした天の橋立+ワンの町作りが、ここでも進んでいるンですね。

海を熱く楽しんだら、里山にも上がって、ほっこりしてくださいよ、

2012/08/19
大気が不安定になると天気予報。

(↓ 溝尻付近 15時45分)

雲の出来方には、熱しられた空気が上昇する場合と寒気と暖気とが衝突して、乗り上げたり、潜り込んだりして空気を上空に押し上げる場合との二つがありますが、今日は後者。 竜巻、突風、雷、大雨、洪水など注意報、警報が出されるのもこのときです。「乱」の時です。
しかし、雲をウオッチするのもこんな時。風と空気と光が空に描き出すショー、見に行かないわけにはいきません。

岩滝・一文字観(↓ 14.12)

溝尻付近 (↓ 15.45)

 

日置付近 (↓ 16,05)

上世屋 (↓ 16,26)

上世屋・岡の前 (↓ 17.00)

岡の前 (↓ 17.35)

日置 (↓18,18 )

 

江尻付近 (↓ 18.36)

(↓18,38 )

2012/08/12
知人から、依頼がありました。京都市内の職場のグループで、研修を兼ね宮津へいく、お任せするから噂の世屋の案内を頼む!という内容です。一行は車二台に分乗、8人。前日は福井は小浜、明通寺の中嶋哲演師のお話を聞いてこられ宮津うらしま荘で一泊、その帰りの半日、という事情です。
いきなり世屋に上がったのでは芸がないじゃないですか。そこで、描いた絵。

1 合流時間PM9;30
合流場所 丹後ふるさとミュージアム

※お盆で無料開放  藤織りその他丹後の古代からの歩み、海の暮らし山の暮らしの見学


2 成相山 大展望台    宮津の海里山のつながり 歴史
逆杉見物


3 成相寺参拝


左甚五郎作の真向きの龍 強調  山号寺名の由来と世屋の里との関係


4 下世屋龍渓橋   龍の想を得たところ


5 上世屋宮ノ前棚田
6 上世屋 合力の家


井之本さんに案内を依頼
棚田保全民家再生暮らしの技伝承に関わる想いなど話していただく


7 岡の前ナデシコ群生地
なでしこジャパンの歩みと里山振興


12;00発
8 昼食場所リスト
(まるたん蕎麦・天橋立ワイナリー農村レストラン昼食バイキング・お食事処ニュー喜楽屋)

先導して案内。費用は、一人 成相寺入山料500円 合力の家お賽銭。仕上げをナデシコ自生地にしたところが味噌。

食事場所は、三店リストアップ。前者2店はこみあっていた。ワイナリーのバイキング、90分1600円はお奨めかも。
隠れた名店はお食事処ニュー喜楽屋。夜回り先生・水谷さんも訪れたとか。

店内に多数の絵画写真。みんなマスターの手になるもの。お奨めは、海鮮丼!
さて、目に見えない道を見つけて物語をつくるのがガイドの仕事、

でどうでした?
「中身の深いコースだった。」「有意義だった!」

ようわからん感想ですが、思いのあるコースだったというのは伝わったのかもしれません。世屋への道、数ある中の一つとして手応えを感じました。

関心のあるかたは、下記へご相談ください。
世屋・高山ガイド部会 090-7346-4639  (安田)

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