波見川河口
まもなくアユの遡上が始まります。
ことしはすぐにある堰堤に「魚道」が架けられました
美しい海
美しい山
そのいききを妨げる人間都合第一の堰堤、とはいっても壊すのは大仕事。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
ウム!
「和名の由来は様々な説があり水を探るが転じたとする説や、獲物を捕らえる時の水音が由来とする説(西日本では水面に突入する音から、本種のことを「ビシャ」、または「ビシャゴ」と呼んでいる地域がある)等がある。」
音感語源!それは納得。ハギ、これは折るときの音がパキッと。たから「はぎ」。生え木ではないんです!
(日置金剛心院のハギの株 宮津1ゃないて゛すか )
さて、《ミサゴ》。

タカ目 ミサゴ科Pandion haliaetus
◆京都府カテゴリー
絶滅危惧種
◆環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
◆選定理由
留鳥として年中府内に生息する。繁殖個体数は極めて少ないが、近年減少はしていない。
◆形態
全長オス54cm、メス64cm。翼開長155~175cm。翼は細長くて尾は短い。頭部は白くて過眼線が黒く、体の上面は黒褐色。体の下面は白く、胸に黒褐色の帯がある。翼の下面には白色が多い。
◆分布
北半球全体に広く分布し、国内では主に北日本で繁殖するが、近畿地方でも少数が繁殖する。海岸部に多いが、冬期、内陸部の河川や湖沼にも広く出現する。府内では北部地域の一部で繁殖し、冬期は各地の河川に飛来する。
◎府内の分布区域 全域(繁殖期は北部地域の一部)。
◆生態的特性
停空飛翔した後、飛び込んで魚をとらえる。主食はスズキ、コイ、マス、フナ、ナマズなどの魚。海岸の孤立した岩の上や樹上で営巣する。産卵期は3月下旬頃で、産卵数は1~4個。抱卵日数は約37日。育雛期間は50~60日で、平均は53日。繁殖開始年令は3才くらいといわれている。
◆生息地の現状
府北部地域の海岸域の比較的集落に近い山林内で、複数の営巣確認が続いている。冬期は淀川水系や由良川水系などの河川や湖沼等に出現する。
◆生存に対する脅威
海岸域で営巣する場合に、釣り人のために親が巣に近づけず、カラスに雛をとられるおそれが生じている。
環境省・重要里地里山500のリーフレットができています、
表紙の愛知県新城市の棚田はすごいて゛すね。

上世屋提供の写真も使用されています。たわわに実った田刈るのは一条刈り稲刈り機。
小川雅道君の流儀です。
「生物多様性保全上重要な里地里山(略称「重要里地里山」) *リーフレットを作成しました。」で検索いただけます。
ご一見ください!
さて、その重要里地で、フキ摘みツアー2016・②回目、
「ええフキは、草むらにまじって日が当らんものがええ、日が当たると軸が赤くなって固い」とてるみさんのアドバイス、今回はそういう所にもはいって採っていただきました。
このグループのみなさん、昨年に続いて来ていただいたうえに来年の「予約」もいただきました(^.^)
ちょっとお立ち寄りフキ摘みもオーケーです、
採集可能範囲は、写真の範囲の草原。
参加料、時間制限なし。
買い取り価格、あなたの手のひと握り150円でお買い取りください。
いいフキが育っていますよ(^.^)
申込み問合せは下記へ
①宮津世屋エコガイドの会 090-7346-4639(担当安田)
②天橋立観光協会 0772-22-8030 (担当 多賀様)
ヘビ?
いるかもしれませんよ
(ウスバシロチョウ)
でも 美しいチョウも歓迎してくれますよ。
シライトソウ

さて、葉はロゼット状の根出葉、シライトソウは次のA・Bのうちどちら?
A
B
答えはB。Aはショウジョウバカマ。
ところで、宮津市の花 ハマナスでなくミツバツツジ。京丹後市の花ササユリでなくトウテイラン。与謝野町の花ヒマワリ。伊根町の花ツワブキでなくキク。
では「丹後二市二町」が合併するとしたら、つまり「オール丹後市」が誕生するとしたらその時の市の花!公募があるとしたら、私はこの花を推します。

「シライトソウ(白糸草、学名:Chionographis japonica (Willd.) Maxim)は、ユリ科シライトソウ属の野生の多年草である。和名は糸屑を束ねたような花の姿に由来する。属名(Chionographis)は雪の筆を意味する。スウェーデンのカール・ツンベルクによる『日本植物誌(Flora Japonica)』(1784年)で、この種が世界に紹介された」※ウィクペディア
丹後といえば丹後縮緬、その白生地のイメージとピッタリじゃないですか。
ついでに、「オール丹後市」の木としては、椎・椿・黒松・ブナ!
さらについでに、、「オール丹後市」の生き物としては、「もりあおがえる」。
ある野草の新芽、

つまり、
A社・「マイケアの『イタドリ』は、天然野草「オオイタドリ(大痛取)」が主原料。
「ふしぶしの悩み」を素早くスッキリすることが目的の、新感覚サプリメントです。
アイヌ民族の人々が重宝した「オオイタドリ」 「オオイタドリ」は北海道の山奥に自生する天然野草です。漢字では”大痛取”と書かれ、この地ではアイヌ民族の時代から
つらい悩みをやわらげる”健康野草”として重宝されてきたといいます。」とかB社・「最近では、オオイタドリに対する研究が進められています。オオイタドリにはレスベラトロールなどのポリフェノール類が、豊富に含まれている特徴があることが分かりました。そのためグルコサミンのような軟骨成分とは異なる実感をもたらすことが分かってきました。従来の軟骨成分を補うサプリメントでは、効果の実感が遅いと言われてきました。それに対してオオイタドリは、軟骨成分の補充を待たずに、まずすっきりさせることが出来るという特徴を持っています」とコマーシャルされている「オオイタドリ」。

食感は柔らかいですが、食味の持つ野菜にはない独特の手強さは、鎮痛、止血、鎮咳、最近では細胞の老化防止にも効くという成分のせいなのかもしれません。
薬草効果?便通がよくなったかなとしいてあげるなら(^.^)、
さて、このオオイタドリは、「京都府カテゴリー 準絶滅危惧種」。
本来は北海道、千島、サハリンなど寒冷な地のもの。今まで、福井県までとされていたけれども、様子から見て、 丹後地域の一部に生育しているものは野生と思われると認められる。よって、これは「自然分布の西限」ととしてよかろうという学術的判断です。オトギ(シベリアラッキョウ・シロウマアサツキ)のような氷河期の残存種ということです。現在、林道沿いに分布をひろげています。