フキノトウ じゃないですか
あっらー
フランスギクも!
おいおい、これ桜とちがうんか!
「沖縄とちがう、丹後ですで、ここは。」
テレビではこのところ、温暖化防止キャンペーンと暖冬情報
温暖化ペースか゛加速しそうだと。
NHKも。
森さんも。
「冬が来る前に世屋の夜空に大文字」、とおもったのに、冬が来ないじゃないですか、、。
これくらい言わないと寒くならないかもしれませんので敢えていいますが、
「雪囲いのような野暮なものはもうやめようとおもっています!」
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
世屋の里にともったイルミネーション。
たんに光るだけなら小僧のあたまをそるだけでもええが、知恵がないなぁ
なんぞ字になっているとか、、ということから思いついて「大」。
「まもなく新年、あたらしい歳神さんが来なるのに道もわからんようなまっくらなことをしとったら、大きな希望のもてるええ歳にしとくれんわなぁ」
作業しながらのそんなつぶやきになごみます。そのとおり。
♪冬が来る前に世屋の夜空に大文字♪
あっちからみても
こっちからみても
なかなかいいもんです
9時半ころまでつけておいてくれるそうです。

さて、五山の送り火は、「大」文字のほかにも「妙・法」、「船形」、「鳥居形」など。こんどはこれに「鳥居形」て゛挑戦してみますか。
30余年来の友人F君がやって来てくれました。
友、遠方よりきたるあり、、、遠方からといっても、野間からです。野間にも「世屋姫さん」を祀る祠があると訪ねた時には案内してくれました。野間と世屋とは同じ神様をまつっていたり、婚姻関係でも濃く結ばれていたり、その意味では兄弟村なのです。
彼の名刺には、
「炭をやいてモミジを植えるプロジェクト 『白炭の売り上げでモミジの苗木を購入したり、トチ、ブナ、ケヤキ、イチョウの幼木を育て、山に返したり、豊かな里山を作る取り組みをすすめています」と。
炭焼きでは、もう10年のキャリア。かの藤岡弘さんの炭焼き体験をうけいれて指導したという、野間炭焼きの技を伝承しているのです。

公園整備のさいに切る木々のと炭活用に関心をもつ海星公園のスタッフと、炭焼きについての情報交流をするついでによってくれた、そういうことです。
やっぱり世屋は世屋らしいなあ、高原の棚田跡の景観をみながら、かれのいうこと
もと水田 といっても、そりぁあ水田にもどりゃあ素晴らしいだろうけどもとのにはのぞめない 水を引いて落としていくそういうつながりがあってこその棚田だから、けれど、この地形とここに刻まれた棚、これは紛れもなく世屋農民の生きた証しだ、つまり農業遺産というもんだ、それを原野化し林に戻すのはもったいない」。
御意!
そうして野間の里山作りを延々とかたってくれました。「わたしが山に関心を持つようになったのは、目の前の川ガおかしいとおもった
ことがきっかけだ!」、、来年のモデルフォレストプロジェクトのプログラムの一枠にしっかりとくみこみましたよ。
カニ
カニ

ある動物プランクトンが大量発生その名もサルパ。サッカーのチームの名前かとおもいました。
カニの生育を脅かしたり傷つけたりする物ではないけれども、本来ならカニでいっぱいになる網がサルパでいっぱいになって、カニ漁の能率ががた落ち。そのため、品不足を来し価格も高めになっていると言うのです。

「この時期の日本海で大量に確認されるのは珍しく、例年より水温が高く餌の植物性プランクトンが増えたため、大量発生したと考えられる」と専門家(NHKニュースウエーブ12/18)。

この事態に人々は驚いているのですが、サルパは、有性生殖と無性生殖の両方が出来る能力を持っているので、特段驚くことでもないということでもないということです。また、京都府HPでも、
「サルパは時々大量発生して漁網を目詰まりさせるので、漁師さんにとってはやっかい者ですが、私たちの食卓に上がるサバやカワハギのほか、マンボウ、ウミガメなどにとっては大切な餌の一つであり、海の生態系を支える多種多様な生き物たちの中で、その一翼を担っています。(京都府立海洋センター主任 熊木 豊 )」と。
それよりも、温暖化との関係の方が心配されますが、それについても、温暖化防止に一役かうことが期待される生物だ、という紹介もあります。
『近年、世界中の海で、藻類ブルームと呼ばれる植物プランクトンの大発生が問題になっているが、サルパにとって藻はごちそうだ。サルパは藻をさかんに食べて赤ちゃんサルパの連鎖を産み出す。マディン氏によると、サルパの糞は密度が高くペレット状で、1日1000mのペースで海中を沈むという。 この糞が気候変動対策の切り札になる。サルパが食べる藻は、大気中の二酸化炭素を取り込んで育つ。そして、サルパはその炭素を含む藻を食べる。したがって、排泄する糞に含まれる炭素は、大気中に戻ることなく海底に沈んでしまうので、事実上、地球の炭素循環から除去される。 ボローニャ氏のたとえを借りれば、サルパは炭素を大きな容器に詰め込んで、海の底に素早く沈めているわけだ。「大気中の二酸化炭素の量を調節する方法の1つと言えます」』
※謎のゼリー玉が大量漂着 – ナショナルジオグラフィック
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/072400196/
雪 ひとしきりおちついて世屋の里
さすがにお目が高い 大阪から伊根をまわってここ、だそうです、
さて、「はだれ」。
「父逝くや 墓石の影に 斑雪(はだれゆき)」作者不詳
この句の季節はいつかという問題があるとしたら、初春、という答えがまあ正解とされるでしょう。斑雪(はだれゆき)=春の季語=と流通していますから。しかし、それを鵜呑みしてはいけません。厚く根雪の覆う真冬、その前後の現象です。初冬の「はだれ」は今度の雪はさらに積もるぞ、と白い雪を見て身構えますし、初春の「はだれ」雪は、やれやれ、黒い土にツクシなどを探したりします、

暖冬の今年は、この「はだれ」を楽しむことのできる機会が多いことでしょうから、空模様をみながらあがってらっしゃいませんか。