宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

台風雲が通り過ぎたあとの空。

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どこまでも透き通って何ともいえず神秘的な空、この色「雨過天青」といって焼き物・青磁に由来する色だそうです。
それについて、NHK ・「美の壺 」では次のように紹介していました。
、、、、、、
中国の皇帝たちの愛でた特別な器、青磁。十世紀、中国の皇帝・柴栄(さいえい)は『「雨過天青雲破処」の器を持ち来たれ』と命じたといいます。
「雨過天青雲破処」、、、どういう意味か!
青磁の青の再現を目指してきた日本の陶芸家・島田幸一さんは青といってもさまざま、その中でどのような青が理想とされたかについて、いっているのだと、
「青い色といっても、空の色から、湖の色から、いろいろあります。その中から、雨の過ぎ去った後の雲の切れ間から見える空の色、つまり「雨過天青雲破処(うかてんせいくもやぶれるところ)」という色」と解説されています。

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しのぎを削り合った陶工たちはその色合を出そうと、雨を待ち、そして止むのを待って工房から飛び出し空を見上げてその色と作品を比べて一喜一憂していたのでしょう。けれど、雨上がりならどこでもその色は見られるのかというとそうではないでしょう、

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10世紀の中国の穢れなき大気、それが前提、世屋の里の大気は、それにちかいのかなと思います。

詩誌『驢馬 (ろば) 』 (1926)に発表された中野重治さんの詩 「歌」。

「おまえは歌うな おまえは赤ままの花やとんぼの羽根を歌うな 風のささやきや女の髪の毛の匂いを歌うな すべてのひよわなもの すべてのうそうそとしたもの すべての物憂げなものを撥き去れ すべての風情を擯斥せよ もっぱら正直のところを 腹の足しになるところを 胸元を突き上げて来るぎりぎりのところを歌え たたかれることによって弾(は)ねかえる歌を 恥辱の底から勇気をくみ来る歌を それらの歌々を 咽喉をふくらまして厳しい韻律に歌い上げよ それらの歌々を 行く行く人々の胸郭にたたきこめ」

歌うという行為と「撮る」という行為は同じという意味では、この詩は厳しいけれど、胸にしまっておかなければならない詩の一つだと思っています。! さて、この詩の中で「歌うな!」と「ひ弱な風情」を持つ野の花を代表してやり玉に挙げられた「赤ままの花」標準和名「イヌタデ」。

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撮ってしまいました(´・ω・`)

ひ弱だ!風情が物憂げだ、中野さんの印象として尊重しますけれど、私はそうは思いません。赤まま、、、、子どもがままごとで使った名前ととりあえず流布しています。しかし、飢饉の年にも咲くこの花、赤ままだと想像力で腹の虫を黙らせて生き抜いたかもしれないじゃないですか。一本一本はひ弱でも、群生するとなかなかどうして、秋晴れの空の蒼にも負けない赤、明るくたのしそうで、ひたむきに走り回るサッカー少女のようじゃないですか。 IMG_3733

私は、撮りますよ(^.^)

新蕎麦と高原ポールウオーキング
~晩秋の世屋の里・ウオーク&イート~
涼しい気候を好むソバと世屋高原は相性ぴったり。ソバの種まきは8月末。成長は早いといっても3ヶ月。首を長くして待った今年初めての世屋の新蕎麦を、晩秋の世屋高原で、ゆっくりじっくり楽しく歩くポールウオーキング!つきで味わっていただきます。

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※ノルディックウオーキングなど多様な歩き方が可能です。
※ポールの準備承ります。連絡ください(無料)
※少雨催行
◆日時 11月29日(土)10時00分~14時
◆場所 ウオーキング→世屋高原周辺
食事→ペンション「自給自足」
◆集合 ①天橋立ユースホステル 9時半
②世屋高原休憩所   9時45分
ご都合のいい方で連絡ください。
◆参加費 3000円 含む 食事 保険料
◆定員 10名 最少5名

《申込先》
・宮津世屋エコツーリズム ガイドの会
tel 080-2517-6999
事務所 宮津市上世屋432
※天橋立観光プラットホーム、天橋立ユースホステルでお問い合わせください。

台風19号の通過後の宮津湾。

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美しい起伏をつくって光りながらうねる余波。

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今回の台風、丹後には北から風が吹いてきました。台風が近畿の東の方を通過したためです。

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ちなみに台風の渦は地球の自転の方向にそってできますが、北半球では反時計回り、南半球では時計回りになるのは、それぞれ北極と南極が基準になるからなんだそうです。

この柿の木、久しぶりに数珠生り。

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実は形に特徴があります。小さくて先っぽに突起。

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さて、問題は、渋いか甘いか!。
ご年配の方にはすぐ見当がつくことでしょう、甘柿なのです。「とんがらがき」と呼んでいました。

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日本には、1000もの種類があるそうですが、小さい、タネが多い、加えて生り年と不なり年のかんかくがきまぐれ、となったら宅地造成などの波の中では生き延びる事はできません。町場にはほとんど残っていません。

食感は柔らかくてあっさりした甘み、食べようとして食べられるものでは無い古里の味は、今となってはかえって貴重品、

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食べてみたいとご希望の方はご連絡ください(^.^)

日置小学校六年生8名によるブナ林観察が地域学習の一環として、実現することに。暖流洗う海岸の里世屋川河口の日置の子どもたちが、校区にある世屋川の水源のブナの森を自分たちの郷土の宝として体感することの教育的意味は小さくありません。

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大歓迎。しかし、、問題は時間。いただいた予定は、日置発が8時半、高山ブナ林往復 上世屋・合力の家に11時、到着。その間、2時間半。それが可能かを確かめにのぼってみました。

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多少はしょりますが、結論的には、OK。
日置~駒倉入山口 20分 ※走行時速40km
入山口~高山山頂~内山東谷分岐 44分
内山東谷分岐~駒倉入山口 35分
駒倉入山口~上世屋・合力の家 7分
計 1時間46分     休憩、説明に44分。
予定は、今月28日。
さて、秋のキノコがでていました。特徴的なスギヒラタケ。

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上世屋では食菌と伝わっている向きもありますが、避けた方が無難なキノコ。

へえ、まだ咲いてるの!

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ナツエビネ。温暖化なんでしょうか。

日本ミツバチ!

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ナナカマド。

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なかなか燃えにくい、7回竃に入れても、、当日、こんなことをいいだしたら、とうてい80分くらいで往復できませんね。

京丹後市五十河の霧宮神社のご神木「八岐杉」の巨大な根っこ。

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幹周4.5米、樹高32米。それと同じ大きさの根がこの巨体を支えているのでしょう。さて、神社のご祭神は、級長津彦命・級長津姫命。 『大宮町誌』によると、二神とも風の神で、風を鎮める防災の神とのこと。

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風鎮めの神といえば、いまでいうと、気象庁長官、国土建設大臣クラスの役職しゃないですか。 と言うことで、提案マン、防災の神・霧の宮ここにあり!異常気象の時代じゃないですか、昨今の災害の多さ、霧の宮様をおろそかにしているからじゃ、機嫌をそこねられている、まあ不安につけ込んでそんな神がかったいいかたをするのは考え物ですけれど国民の防災意識を高めるために、ちょっときばってもらってもいいんじゃないですか!

宣伝にあいつとめると御利益があるかもしれませんよ、K市観光協会様(^.^)。

強風にゆれる桂。

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他の木々に先駆けて黄葉したのに楽しむまもなく葉っぱが無くなってしまうかもしれません。
さて終日「たいふう」報道。それを見ながら、なんで「台風」とかくの?と家内!
これはですね、、、(´・ω・`)

そこで、NHK アナウンスルームに問い合わせてみました。

・・・・・・
「たいふう」ということばが使われるのは明治になってからのことです。初めはカタカナで「タイフーン」と書かれることが多く、これは英語の「typhoon」のことでした。明治の末に、気象用語として、この「typhoon」のことを漢字で「颱風」と書くようになりました。つまり「typhoon」に音を合わせて訳語をつくったわけですが、この「颱」の字にも台風の意味があるようです。戦後になると、当用漢字にこの「颱」の字が入らなかったので、代わりに「台風」となりました。一方、英語の「typhoon」は16世紀ごろから使われています。その語源のひとつは、中国南部の「大風」を「タイフーン」と発音し、それが英語に入ったというもの。次に、アラビア語の「tufanトウファン」。これは「ぐるぐる回る、大洪水」など嵐を表わす語です。さらにギリシア語の「tuphonテュポン」に由来するとも言われます。これも「旋風やつむじ風」を表わすことばです・・・・・
※台風の語源 - トクする日本語 - www.nhk.or.jp/kininaru-blog/197893.html –
つまり、「台風」は「中国語・アラビア語・ギリシア語→英語→日本語」と旅をしてきた言葉で、当用漢字にはいらなかったというお家の事情も反映しているということ、

金さん、知っとった?

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ポケットに入れておくと役にたつ情報かも(^.^)。

海の里・波見の高峰さんは秋祭り、

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棒振りの奉納も伝わるのだけれど、今年はお休みということ。

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そんなわけで、神様は畑で白菜の世話。

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一株一株、紐で縛っておられました、ほっとくと、雨で葉が広がって巻かないのだそうです。静かなお祭りです。

その白菜はさぞおいしいた゛ろうと、、とそこで、 ふっと思ったんですけれど、「はみ」はもともと「かみ」ではなかったのか、、、!

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というのは、「食む 噛む」、はむとかむという発音はまじりやすいのです。

神の島、常世島とと光りの浮き橋で結ばれ、火の神、風の神、田の神などなどさまざまもろもろの神さまたちがぞろぞろと行き来される海岸、

そこて゛、「かみ海岸」

けれど、ちょっとえんりょうしようでぇということて゛、「はみ」海岸!

高峰さまどうなんでしょうか?

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さて、織物と酒造を司る大宮売神、食物・穀物を司る女神である若宮売神(豊受大神)の二神をお祀りする丹後二宮・大宮売神社も秋祭。

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ささひ゛ょうしや神楽や太刀振りのほうのうか゛すんでとりは御輿まわし。

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神様がのっておられるのだから、静かにゆっくり丁寧に扱えばいいのに!わっしょいわっしょいと揺すったりほおりあげたり、これじゃあジェットコースターに載せるようなもの、大宮売神さんも若宮売神も、御輿酔いされませんか、祭りはこれだからいらんとおもわれちゃいませんかととおもったんですが、衝撃、稲妻と雷のような衝撃、そこは訳があって、たのんまっせ、ほんまにきいとくれなったかえ、と念を押す意味があるんだそうです。神様としては、わかったわかったたのむでゆすらんでくれ、と答えるしかないじゃないですか、ということ。

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常世島に参った漁師さんたちにも、祈りがすんだあと、お社をどんどんと叩いて回る風習がつたわっているそうです。

海の碧、空の蒼、白い波とコスモスの紅、出来過ぎくらいのシチュエーション。

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(↑ 長江海岸)
素敵ですね。
袋に集めてらっしゃるのは打ち上げられた海藻。よく乾いているので、台風が来る前に拾っとこうと思って。

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つまりこういうこと、
海藻には、陸の草には無い栄養分がある。美味しくて大きな作物、たくさんの収穫、長くなり続ける、、そういう肥やし成分があるだけでなく、そういう作物に必要な肥料を吸収する力も着ける養分も含んでいるのだと肥料会社も宣伝するぐらい。来年の春からの畑の肥やしにする、、。

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前は海、後ろは山、狭い耕地を大切に生かす知恵と経験のつまった「海の幸」拾いだったのです(^.^)。 里海は里山を育みます、

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