宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ジャガイモの開花の便りが下世屋の新人さんから届きました。

IMG_1555

これはメークイーン、品種によって少し花の色が違うようです。美しいという意味のアイヌ語をあてたというピルカはこちら。

IMG_1558

花全体がこい紫になるようです。

IMG_1564

さて十数種類の野菜を手がけてらっしゃるという菜園を拝見しましたた。

IMG_1567

無骨ななすびのそばに濃い関係のお友達のように寄り添うスリムなおねきさん。その名の通りコンパニオンプランツなんだそうです!

IMG_1562

コナジラミ、アブラムシ、アリ  コナジラミ 根こぶ病  つる割病や立枯れ病  ネコブセンチュウ  ネグサレセンチュウなどさまざまな敵や有害なものを共同して撃退したり、また受粉を助けるミツバチなども共有できればいいじゃないですか、そんなかんけいにあるだろうといわれるのがコンパニオンプラント。相身互いというのか合力の関係というのか、植物同士の相互扶助の関係、そんなことを研究しながらそれぞれに工夫が凝らされて目も行き届き工夫が凝らされていているのには感心します。

菜園を語る六!世屋の里エコツアーのコースにぜひお願いします、仕上げはびお・らびっとさん、菜園とレストランとウオーク直結で(^.^)

世屋バスで今いらしたら、このクローバーの花叢の側で降りてください!

IMG_0987

ここは野のレストランなのです。

IMG_0967

お客さんはウスバシロチョウ。5月から6月にかけて発生しますが、寒冷期の生き残り、丹後では高原でのみ見られるものなんです。

IMG_0970

飛び方はもたもたゆっくりです。ケシ科を食草にし毒を体にためているのを他の鳥たちも知っているので手を出しません。特に日和のいい日にはたくさん訪れカップルをつくって熱いところも見せてくれます、

IMG_0998

いっしょにあまい蜜を呑んでいかれませんか

 

なにしてんですか、 ばんばらこして、、、!

IMG_1036
●いやその ばんばらこちゅやあばんばらこですけど、、これ!

IMG_0940
▼「フォトギャラリー 」?

●はいはい題して「蛙と人と土と水」というわけです。

▼またどうらくしすぎんようにしなれよ。

●あのがとう(´・ω・`)

写真でかたりませんか 写真を語りませんかという次第です。世屋高原休憩所川隣です。
近々にオープンとおもってはおりますが、,お近くにお越しの際はどうぞおたちよりください(^.^)

さて、カエル好きなのは一茶さん。

「悠然として山を見る蛙かな}、、これはすんなりと理解できます

{やせ蛙まけるな一茶これにあり}、、、これはわからない(^.^)単純な人は「カエルとカエルがけんかしている、小さなカエルを応援しているのだと。うむ、そうなんでしょうか、、、、カエルとカエルのけんかなどあるのでしょうか、、みたことがありません。何かで競っているのではないでしょうか、鳴き声とか。私の子どものころは、カエル跳ばせ競争をさせました。それかもしれません。そうか、メスを巡っての争奪戦、これもアリでしょうか。まもなくモリアオガエルの産卵時期になります。

子規さんも負けず劣らずカエル透き。

「ぎようぎようと地租を論ずる蛙哉」というのがあるそうです。

今ならさしずめ「ぎようぎようとTPP論ずる蛙哉」

飯尾醸造さんの健康酢米の主力を担う松尾田んぼでの代掻き。

IMG_1101

「一本サクラが見事に咲いた、水も順調に出ている、、、さてやるかぁ、、今年もさいて見せよう米の花、、」

たんぼをやる気にさせるのがお百姓の腕!

IMG_1109

人間の健康のもとはいい景色、いい空気、美しい水!米も同じでしょう(^.^)丹後半島の海と空の間の里の米作り。

こんなにいっぱいに花、なんでつける必要があるんだぁと思わず聞いてみたくなるようなタニウツギ。

IMG_0651

あんただけに教えてあげるわとそっとささやきました「世界を征服する野望を持っているからよ」

まさかあ、、(^.^)

そのタニウツギで蜜をすうアゲハに聞いてみました、、ほんきかしら?

IMG_0665

アゲハは丹念にストローを差し込みながら答えました。

「ガイドさん、、、この子、本気よ」

えっ!

「なかなかそうだけどね(^.^)」

ガイドさん、、、たんぼでされているあの仕事、なんのためにされているんですか?

IMG_0758

世屋バスで案内したお客さんからの想定質問。

おおよそ
「しろかき、、代を掻く、田植え直前の“植代かき”という作業です
苗の生育がむらなく進まないといけないので、土の表面をならしてらっしゃるんです。それと、
撒いてある元肥を均一に混ぜ込むとか雑草の種もを埋め込むとかも泥の底の古い水をまぜたり悪いガスを抜くなど、生育環境を整える大切な意味があります。
ただしたんぼの砂交じり、粘土質など田んぼごとに土質は微妙に異なりますので、。一見無造作に進む作業のようですが、固め柔らかめ深め浅めなど慎重に神経を集中させなければできない作業なのです。、、」

w14_06[1]

※それを牛がやっていた頃の様子がこれです、、里山再生といってもここまではとかなどと説明したらどうかと思いますが、長いですね!話しているうちに下世屋についてしまいます(^.^)

IMG_0954
さて「たんぼはぬるぬるして卵みたい」と田植え体験の子どもさんの感想を朝日新聞5/21。
♪七つになれば田も植える ドッコイ
田植えもなろうて 苗葉のちるもやおもしろや ヨイヤー よいやー ♪
ここの田植え体験は今度の土日予定。その感覚をどんな言葉で表現されるのでしょうか。

※「くぼたのたんぼ」から借用しました

草刈りも終えて田植え直前の作業が入念に進められる世屋の棚田。宮の下では畦のチェック。

IMG_0073

ノウダでは代の仕上げ、、、

IMG_0561
さて、この田をまえに31日には、田植え歌コンサートなど。

260531セヤネコ田植えp1

260531セヤネコ田植えp2

丹後の田植え歌では各地で「鶴の子育て」が歌われたということです。

♪エエ 鶴の子育つのはヨオホホノオ

どこの森じゃ ドッコイショドッコイショ

八幡山トヨナア ドッコイショドッコイショ
八幡山のヨオホホノオ
おん森のドッコイショドッコイショ

若松の枝によなあアリャコリャセエドッコイセェ♪

ちなみに、この八幡山の松で子育てするという鶴、これはコウノトリのことです。豊岡だけでなくこのあたりにも当たり前に生育していて、地元では「ツル」とよんでらっしゃったそうです。その「ツル」が与謝野町明石では、この歌の通りに巣をかけ始めているということです。

IMG_1115

コウノトリが蘇る田に、田植え歌「鶴の子育て」が響く、、、いや、めでたいめでたい(^.^)

5/31にはもう一つ!

260531いとをかしp1

260531いとをかしp2

世屋の里から目が離せない(^.^)

快晴の空と山の新緑と   早苗田の、、、紅!

IMG_9842

これは昨年も宮の下たんぼのKちゃんのたんぼに現れて、みどりむしさんが調べて「淡水赤潮」だろうと説明してくださいました。
5/23 の投稿に対するコメントです。再掲します。
「私も世屋姫神社の上の道から見て、赤潮だろうと思い、21日にはそんな風に説明しました。しかし、昨日22日に我が家の田んぼも遠くから見ると同じように赤く見えたのですが、近寄って見たら水は赤くなかったです。光のかげんで下の土が反射して赤く見えたものでした。水は無色透明でした。近寄ってみて、水が赤く濁っているようなら赤潮だと思います。資料によると、ミドリムシの一種のEuglena sanguinea淡水赤潮を引き起こしている生物は、ミドリムシの一種のEuglena sanguineaです。この生物(ユーグレナ)は、赤い色をしたヘマトクローム顆粒を体内に散在させており、細胞を赤くさせています。しかし、弱光下では顆粒は細胞の中軸部に移動し、露出した葉緑体によって細胞は緑色になります。水田では、肥料(N、P)を散布した後で高温になり天気が良いと、たまに起こるようです。」

IMG_9841
つまり、人間原因で、一時的に水田の富栄養化が起きたというわけです。また、お米が紅色になるわけでもなく、みどりむしですから、たんぼの土になって稲の栄養になります。さて、紅色たんぼ!なんてそうそう見られるものじゃない、ツーリズムの目からはこれは「商品」!天気をにらめば意図的計画的に発生させることもできるわけです。

IMG_9844

来年も発生させてもらってむ「ツアー」に込めましょうよ(^.^)

ユキヤナギの花で蜜を吸うウスバシロチョウ!

IMG_9987
わかりますか、、、、飛べ,小さな花の集合花、一つ一つを吸っているようなのです。飛んでくれ!ひたすら念じましたよ(^.^)

そしたら、、、、、

IMG_9990

念ずれば、、、これはほんとうです、、、

IMG_9991

念ずれば蝶も飛ぶ!

世屋バスと世屋の里

IMG_0009

、ほんとに相性がいい、どこに立っていても絵になります。

IMG_9586

そして、なんだか寅さんが降りてきそうな気配も感じるのですよ、

「おばちゃん、この村、なんでぇ村だい?、、、せや、、、そうかい、、美しい村だねえ、しばらく置いてもらいてぇんだが、どこか泊まるところはないかい!え、ないから家に泊まればいい、、、なに、だんながいねえから、そいつはまずいよ、、、しんだんだって、、、なにかまやあしないって、、おばちゃんいくつなんだい、、ええ86!ひとりで草刈ってこめつくっているのかい、、、近くの街に息子夫婦がいていつもきてやってくれる いい息子だねえ、、、」とか何とか。

IMG_9602
快晴で青葉の森からツツドリ。それはそれで風情抜群なのですが、きつい紫外線が降り注いでいたのでしょう
撮影のポイントでバスを待っていただけなのに、顔がヒリヒリ。

それと、アユ続報。

IMG_9827

昨日のポイントでで釣っていらっしゃったお客さんのクーラーの中!IMG_9823

よほど腕のいい方のようです(^.^)

« Older entries § Newer entries »