宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

溝尻は阿蘇海を里海にする漁師さんの村です。ここでは海とつながる舟屋が今も現役です。

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丁寧に丹念に世話の行き届いた庭に咲くハマナス、

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海を行き交う観光船。

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湾岸の海がきれいに澄んで見えましたが、水質浄化の運動が稔り始めているのでしょうか。

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松並木の上の三角の山、由良ヶ岳です。

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ここではたんごふじ・丹後富士と呼んでいらっしゃるのだそうです!

上世屋にはヤマフジとノダフジ以外にあと二つの種類が生育しています。

一つ、シラフジ

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小川栄一さんの家の横に。

もう一つはベニフジ。

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合力の家先の大曲のヤマナシの木にまきついています。

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シラフジとベニフジ、この二つの蔓の巻き方はヤマフジと同じ左手を握って親指の立つ方に巻き上がっていきます。植栽かと思いますが、誰も植えた記憶はないとか。ひょっとしてヤマフジの変化かも、、、。

大正年間、ソメイヨシノのお返しに日本にやって来たハナミズキ。

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(↑ 須津にて)

岩滝では、サクラが終わってハナミズキの下で春祭り。

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ぼく かんでもらえ!

いらんいらんいらんいらん゜

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なんたらへんなんたらへん!

こわいこわいこわい

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大人ってどうしてこういうことするのか(`ヘ´)

「霊獣の獅子が子供の頭を噛むことによって悪魔・ 病魔を退散させ、子どもは健康に育つのだ。」、、、親心は子には通じてませんよ、ねぇ(^.^)

世屋バスって、、、

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なんとも、、美空ひばりですよ、、、、ふっと浮かぶ歌詞とメロディー

♪リンゴぉの花びらがあ 風に散ったよなぁ
ふと人の気配。振り向くと、、、、

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リンゴの花が続きをうたってくれたじゃありませんか。

♪月夜に 月夜に そっと え――― せやの娘は ないたとさ つらい別れを ないたとさ リンゴの花びら が 風に散ったよな あ―――

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あの気配はほんとでしたよ、、ひばりさん、、、、不思議な体験でした。

何ごと!

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5月1日、宮津小学校は三年生の皆さんを案内させてもらいました。

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環境教育への協力、エコツーリズムの大事な活動です。

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いただいたお題は「社会科の学習、で宮津市の様子を学ぶ!①山部の暮らし野様子や生活の中での工夫を知る ② 丘陵地の土地利用の様子を知る」。

丘陵地?、、、、!、、、まあいいでしょう(^.^)
あがったり

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下りたり

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渡ったり、、

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このタンポポ、街のと違う!

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村のおじさんおばさんたちの畑仕事も見せてもらいました。

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給食に粟を提供してくださった里のかたたちです。

よく感じ、聴きよく見てくれて、

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その様子を金さん。

どうだった!

ウム、、(^.^)

、、、まずまずといった評価のようです!

さて、

世屋の里山、を生かしてエコツアー

今日は教育バージョンです。

宮津市も観光革命をうたって観光プラットホームを立ち上げ、ツーリズム商品の開発発信受信機能をじゅうじつさせて2014をスタートさせています。

こんなことしてほしいこんな企画があったら協力する 参加するそんなアイデアぜひください(^.^)

大人バージョンなら、たとえば、今の里山の売りは蛙の壮大な合唱!夜になるとさらにパワーアップ!そこで、、出し物は世屋谷蛙合唱団の歌、酒は丹後の地酒、肴は日置のシェフの手作り!、、夕方のバスで上がってきて、朝の世屋バスでおりること。こんなことでもけっこうです(^.^)

藤の花の季節になりました。

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藤に埋まる世屋の谷は見物ですよ。その際にはぜひ上世屋まで上がってください,

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千年の時を超えて万葉人が歌を詠んでいらっしゃるところを見られるかもしれませんよ(^.^)

なにをまたならべているのですか、

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「やっぱりすべてはカエルから、、、
こんなことをやってみようかしら!と思って(^.^)」

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さて、蛙といえば草野心平さん。その心平さん、こんな詩を作ってらっしゃいます。
「 小川の歌 」

作詞  草野心平    作曲  深井史郎

1 阿武隈山脈  南方(なんぽう)に
みかげ二つ箭 そびえたつ
ああ楕円(だえん)の 起伏(きふく)
ヤマメや藤や ひよどりの
美しきむらよ 小川

2 くだものは  たわわに実り
稲の青槍(あおやり) 天をさす
ああ燦(さん)たる まひる
シャベルや鎌や 唐鍬(とうぐわ)の
生産のむらよ 小川

3 草刈りの歌 流れくる
赤松の山 すすき原
ああ平和の しらべ
不正は常に いれられぬ
明朗のむらよ 小川

、、、、

シャベルや鎌や 唐鍬の生産のむらよ、、

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これって、上世屋の歌じゃないですか、カエルたちが夕方になるといっそう声を高めてこの歌をうたっていますよ。(^.^)

※www.kuniomi.gr.jp/togen/iwai/kusanosi.html さんより引用
※心平さんは福島県上小川村(現・いわき市小川町)出身

嵐が過ぎて、今日は夏日!

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里の畦には新苗、

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畑では夏野菜の植え付け。

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明日から5月、こうなると、今年もこの歌!
♪卯の花の、匂う垣根にほととぎす、早も来鳴きてしのびねもらす、夏は来ぬ

♪さみだれの、そそぐ山田に 早乙女が、裳裾ぬらして玉苗植うる、夏は来ぬ

夏は来ぬ (佐々木信綱 作詞 小山作之助 作曲)

ところで、この空木という木は、三途の川を渡っていくのに使用する杖として、棺おけに入れる風習が東北ではあるとか、、、ふーん!と思いました。
※ 白河の田舎暮らしさん URL:http://blog.canpan.info/inakagurasi/archive/221

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そんな卯の花はともかくその仲間のサクラウツギ(タニウツギ)が伊根では開花。イ・セ(伊・世)ラインをのぼってくるのもまもなくです。

上世屋の宮の前棚田群にさしかかった世屋バス。

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ここらで標高約350m。

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緩やかな斜面に開かれた棚田の中を右に進んで大きくカーブ、

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左にすすんでまた右に

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さらに左に

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こうしてつづら折りに登って世屋高原へいくんですよ、、、

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何とものどかないとおしい風景、窓から見えるのは日本の里100選、京都府景観資産、里山型の丹後・・国定公園こんなバスに乗れるなんてぜいたく!と思いませんか(^.^)

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世屋の里なら、どこで下りてもどこからでものることができるんですよ、昼にのぼった便は一時間半後にまた下りてきます、

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里で下りてもよし、一本桜の松尾田んぼを歩いてもよし、、その間ゆっくり里山を体感できるんですよ、、、

グニャグニャ道を走るバス

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谷の狭い道を走るバス

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こんなに変化に富んだコースを走るバス

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ガイドのわたしでも毎日乗りたいくらい、往復400円ですよ、
、、「乗って楽しい世屋のバス、毎月1日は世屋バスに乗る日」

※このプランは橋立ユースホステルにお問い合わせください  ↓ 参照

君よ!僕らとこの「せや巡りのバス」にのれ(^.^)

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2014年4月10日

◇10人定員のミニバス。生活バスだからツアーでいっぱいのってしまうと本末転倒になるので最大5人としましょう。最少催行は3人!料金はバス代往復400円。ガイド料一人1000円保険込み 弁当600円 お茶別 そんな見当かしら。

上農は草を見ずして草を刈る 、、、

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里山の景観の美しさは人が絶え間なく手を入れることによって、、、とものの本は「かんたんげぇに」書きますが、こういうことなのです。

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ここを歩かせていただく里山エコツアー、、、どんなにぜいたくなことか、想像いただけますか(^.^)

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