宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

林道側のヒヨドリバナで吸蜜しているアサギマダラに出会いました。

IMG_5018

二年前の日付ですけれど、9月24日、大町市中綱ののっぺ山荘ふきんで咲き始めたフジバカマ畑では、2000頭を越えるアサギマダラが舞っていると、白馬・八方尾根ゲレンデレポートさん。 9月下旬、この頃から信州をたって南下の旅を始めるようです。

高度2000mを飛ぶ力、波の上にも浮かべる軽さ、そして、体にためたアルカロイド系の毒を武器にした旅です。

IMG_4927

この個体も、この海を渡ってきて丹後半島に辿りついたのでしょうか。

このアサギマダラの大好きなフジバカマ(ただし園芸種のよう)を多数栽培されているのが府中のiさん。

IMG_4033

ここにもよって腹ごしらえをするのでしょう、シーサイドセンターの前の方なので、飛来を見せていただけると思います。

IMG_5025

今度会えるのは、来年ノ初夏、スナビキソウ前線にあわせて北上するときです。

 

蕎麦たちが寄り合いしましたんじゃ

IMG_4751

「ほほう、またどうして」

わしらの花の色が白い、それをみて「ぞっとする」といわれる御仁がいらっしゃるんじゃ、 わしらの願いは美味いと言わしめること、ぞっとさせるのも本意ではない、とな。

IMG_4765

「だれが、そういうとるんじゃ」

それがな、「こばやしいっさ」とかいう俳句詠み

「どんな俳句をよんだんだ」

そば咲や その白さゝへ ぞっとする!

IMG_4762

「ははは ようできとる」

なんでもえらい俳句のお師匠じゃとか、、影響力は大きい。

「それでどういうことになった」

いやいや、わしらは白ときまっとる、雪の色を変えてもらったら、どうじゃろ 大地の花嫁衣装とおもってもらえんのかね、 懐が寒いなら、温めたげるとか、、、

「結論でたかね。」

なかなか、ほでも、ちったあらしいことをいうのがおったわなあ

「どんなんだ?」

お百姓に「マンジュシャカ」を近くにうえてもらうこと。 IMG_4639

♪ マンジューシャカ 白い花さえ 真紅(まっか)に染める!

一部が白い星野監督の御髪おぐし型のヒガンバナ!

IMG_4167

こういうのを「まんじゅーしゃかー」って、いうのでしょうか。

ちなみに、マンジュシャゲと「マンジュシャカ」。曼珠沙華という漢字表記は、「 サンスクリット語 manjusaka の音写」なので、「まんじゅーしゃか」という呼び方もする、ということです。赤いのをマンジュシャゲ、白化型を「マンジュシャカ」で、どうでしょうか(^.^)

IMG_4163

国内で 、地域的に「マンジュシャカ」と呼び習わしているところがあったら教えてください。

ミニ稲木、、、?

IMG_4335

キッヅファーマーサイズなんですね(^.^)

IMG_4223

奮闘を語るどろんこ長靴!

自分で食う分は、汗水流して自分で作るんだ!

IMG_4228

健康安全は自分で守るんだ!

背中がそういっているようでした。

お地蔵さんは170体はあるでしょう、

IMG_4126

「そのお地蔵さん1つ1つの前に球根を3つずつ植えたのが始まり」とおっしゃる今井さんは風景写真家。

IMG_4140

ご自身の撮りたい光景を創り出される!お見事というしかありません、

IMG_4130

「地蔵みな、ヒガンバナの傘踊り」 世屋野蕪村

IMG_4134

ちなみに、このヒガンバナの傘踊り、府中中野の大乗寺山門横で拝見できます。

IMG_4138ぬ

でも見事なこの咲きようも明日までかも。天気が崩れそうです。

 

「そば所と 人はいふ也 赤蜻蛉」と一茶さん。

IMG_4298

これはほんとです。

IMG_4291

稲刈りが始まると山から赤とんぼが産卵に降りてきます。稲刈りが一段落するとソバが開花します。   蕎麦の開花と赤とんぼノ産卵は時期を1つにするからです。白い花と赤とんぼ、見に上がっていらっしゃいませんか!

「蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな」と芭蕉さん。

IMG_4274

稲が外された稲木に、今度は蕎麦が掛けられます。

IMG_4364

さて、ソバの花の白さが語っているのは、冬が近いこと、、、秋は急ピッチで深まります。

そこで一茶さん

「しなの路やそばの白さもぞっとする」

「そば咲やその白さゝへぞっとする」

IMG_4301

どこまでも生活リアリストです。

宮津空港に着陸!といった雰囲気の窓。

IMG_3978

歴史の館談話室からの眺めです。

IMG_3976

円い3つの窓から、港町宮津が眺められました。

IMG_3985

角度を変えると、宇宙からみる地球のように見えました。

昔、坊さんがおっしゃったそうです「丸かいて、もち食え!」

この部屋を設計した方、そんなことを念頭においてらっしゃったのでしょうか。

一方、海側の世屋の山を見る方角の窓は、四角!

IMG_3966

大きな景色を見せて楽しませてくれています。

ちなみに、この談話室を訪れたのは、「ここよみ」後半号の話しで、ユースの高田さんたちとの話しがあったからです(^.^)

 

お!む!へえ!ほほう!その他「ああ・あっ・あら・あれ・うっ・おお・おや・まあ、、、、、」感動詞連発。

IMG_4001

そらそうです丹後の芸術家の皆さんの一年の精進が展示されているのですから。

IMG_4028

絵画部門の奨励賞、

IMG_4005

この作品はここですよ

IMG_3903

笹葺き民家を中心の絵。

IMG_4003

ここはうちの門で描いておられた方ですよ

IMG_4198

、「せやのさとどーむ」、、、

IMG_4020

これには「わたし」って題をつけましょうか!。

傷んだ民家を見る眼は、あくまでもやさしく川は流れた時間、里は状況、家は生きた人生、、、田と田、家と家の対話が聞こえる耳!

IMG_4196

Sさん、これらの作品、世屋高原休憩所に飾られるべくこの世に生まれてきたと思われませんか、、

IMG_2875

と感動していたら、あら・あれ!

IMG_4010

矢野文夫さんですよ、、、優秀賞!

写真のほうへ歩くと、今井由一さん。

IMG_4014

世屋の里を心の眼で見て心で温めて育ててものにされたかた始め世屋に縁のある方たちの精進に触れて、気持ちが温もりました。

この絵たち、

IMG_4500

上世屋で生まれたものですので、写真にして休憩所に掲出させていただいています。

 

冷やっと澄んだ大気、真っ青な空に浮かぶこの雲。

IMG_3813

(26日13時 峰山町から丹後町方面)

積雲です。 雲の底が平らで、上部がムクムクと沸き上がりシュークリームの様な形、わた雲とも呼ばれます。

IMG_3814

(↑ 26日14時50分 宮津府中から若狭湾方面)

ちなみに  天気の大きな流れは高気圧や低気圧が偏西風に乗って西から東へ動いていて、積雲はその高気圧が移動してきて天気が安定した時にあらわれます。

IMG_3864

(↑26日15時 同上)

現れる高さはおよそ2000メートルまで、特に、秋の空に浮かぶ積雲は、日差しも弱まっていますので積乱雲の様に悪天をもたらす雲に発達することはありません。

IMG_3870

(↑26日15時10分 上世屋世屋姫神社前棚田)

その積雲の浮かぶ丹後の空、26日から27日にかけて、里から海から山から日の暮れまで積雲ウオッチ!

1 (↓ 26日18時20分 上世屋)

IMG_3952

2 (↓27日12時40分 与謝野町から橋立方面)

IMG_3955

3 (↓ 27日13時18分 宮津から伊根方面)

IMG_3967

4 (↓ 27日13時25分 歴史の館から大江山方面 )

IMG_3970

5 (↓ 27日17時42分 日置から若狭湾方面)

IMG_4057

6 (↓27日18時45分 松並木から阿蘇の海、与謝野町方面)

♪「あしたーもはーれーるー」と瀬戸の花嫁で歌ったのも、こんな積雲の空を見てのことだっのではないですか。

IMG_4091

宵の明星が、明日も晴れ!といって輝いていました。

 

 

股のぞき!

IMG_36361

なんにでもマニアックな人がいるもので、いまこの「顔出し看板」もそのターゲットなんクローズアップですって。この人たちも全国の名所にあるこういった看板を撮り歩く「顔出し看板」ガールなのかも!

そうならここにも

IMG_3711

「股のぞき顔出し看板」、立てましょうか(^.^)

« Older entries § Newer entries »