まもるさんが土に親しむようになったのは上世屋に来てから。彼が農の師とあおぐのがかずこねえさん。
お師匠さんの畑で大きくなった大根をみながら
「すごい、雨がおおいときであろうが晴れて干上がるときであろうが、イモでも野菜でもいつも帳尻をあわせて立派なものに仕上げられる!」と感嘆します。
「話しを聞き、畑をみ、同じようにしているつもりでも出来が違う。大根と話しできるんやろねえ。」と。
同じ道を歩もう、彼の思いの真剣さがいわせることだなあと、わたしは、その話に感動しました。
畑では、黒光りするナスビ、
まだたくさんの花をつけていました。