福寿草が咲いて、上世屋にも春がきました。日陰には雪が残っていますが、いよいよ春です (*^_^*)
平成25年3月20日付け毎日新聞丹波丹後版に、鮮やかな写真を載せてもらいました (^_^)v
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
2013/03/21
袖志の棚田を訪ねました、なかなかの迫力です、、、、、、
というのが、、、、、、、、
『天の橋立 泊 →上世屋→伊根 泊 →経ヶ岬→袖志』を二泊三日で!というプランの相談を受けています。
出発地は、東京。このプランニングはお客さんご自身によるもの。目を引いたキーワードは、「日本の里100」と「日本の棚田100」と言うことです。人数は六人、女性ばかり、お年は大台に乗った方たち(^.^)一人で、と思っていたところ、私も、私もと六人に膨らんだとか。
直感!これはおもしろいツアーになる(^.^)
このコースで日本の100選対象を見れば、 天の橋立と琴弾浜 は日本の渚100選。経ヶ岬は日本三大灯台の1つ(経ヶ岬灯台 犬吠埼灯台 室戸岬灯台)※選考基準1.設置が古い(完成年月日による)2.ワット数が大きく明るい(経ヶ岬灯台77万カンデラ)3.光到達距離が長い(約55km)
女性グループですので、倉さんの焼き物やええにょぼの向井酒造さん、寅さんの宿、浦島神社の玉手箱は必見でしょう、
名付ければ「今だけ、ここだけ、あなただけ 『日本の100選・丹後コース』
問題は、交通。今回のお客さんは、公共交通を利用して、と言うことです。丹後海陸バスも定期観光バスをやめていますので、乗り継がざるを得ない。特に三日目はジオパークラインなのに車窓で見るしか出来ないのは不満が残るところです。そのあたりを改善する案、知恵がだせたら、日本の渚100選の橋立や琴弾浜がつながるじゃないですか。(^.^)
(↑丹後松島)(↓筆石から高野にかけての長磯)
東京・大阪発で天の橋立まで列車利用、天の橋立からバス仕立てで『日本の100選・丹後コース』、カニ満腹だのてっさくいほうだいもいいですが、これもいいんじゃないでしょうか。
※ 三日目のジオラインの移動方法に関して相談の中で浮上した案
大型観光タクシー利用 定員 九人 料金 2時間半20000円 3時間半 28000円
2013/03/20
ヤマエンゴサク。虫たちがよだれをたらしそうな柔らかく美味しそうな花を咲かせました。
全草に有毒成分を含むことで実をまもっているケシ科の植物です。生存戦略をしたたかにもたないものが自然界に生き残っていけるわけがないのです。
ところがアゲハチョウ科のウスバシロチョウだけは、そのバリアを破って食草とします。
毒を体に蓄積したら敵の捕食から免れられるのではないかと発想したわけです。しかし、解毒できる機能をもつ個体がすぐに出来たわけではない、そうなるまでの歩みをしみじみと思います。
このウスバシロチョウなどをみる世屋の里生き物ウオーク、6月16日に、行います。詳しくは、「ここよみ」2013年3月~9月春夏号をご覧ください。
ちなみにエンゴサクは生薬「延胡索」。塊茎を乾燥したものは鎮痛などに効能があるとされます。
2013/03/19
何でもないものネコヤナギ!、、、、なんですが、
「そうかあ!」と言うように白石さんが見入っているのにはわけがあります。
井之本さんが、雪の解けた山の田から降りてきたてるみさんがもっておられた枝をみて、ネコヤナギが膨らんでましたか!と声をかけたところてるみさん、ここらじでは、「ひがんばな」というですだでと答えられたということ。17日から春のお彼岸が始まっています。てるみさんは、遅い世屋の春、仏様にお供えの出来る貴重な春告げの花として、採ってこられたのです。
『秋の「ヒガンバナ」にかき消されてしまっているけれど、春の「ヒガンバナ」もあったのだあ!』
ちなみにこのネコヤナギ、ととんぼ 広島 かわめどり ぬくめどり 飛騨 等方言もたくさんあります。
また、ネコヤナギは種子を風で散布します。
水に浸る湿原のような環境はそうそうあるものではないのです。たくさーん種をつけて、東西南北あらゆる方角に飛ばして生育地を見つけます。