宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2013/02/01

気温があがっています。

タカの鳴き声がしています。畦の地も顔を見せました。

雪布団がうすくなりました。


おおらくらく具合ええというような声が聞こえてきそう。

2013/02/01
薪炭材や家屋、農業用材、最近ではパルプ用材などを供給する里山は、20~30年サイクルで切り出されます。

萌芽力のいいときに伐れば、その株は新しい芽を出し、再び用材を提供してくれるからです。

株から出る新しい芽を「ひこばえ」といいます。

「ひこ」とは、「ひい孫」のこと。漢字では、四つのブロックを組み合わせます。

木を台にして、くさかんむりをかぶし、間に、師の左部分と辛。合わせて「蘖」。

木の株を台にして出る芽の意味をよく表しています。

ウオークする林もそうした履歴を更新中、里山としては、マックスに成熟した美しい林です。

(↑ 金剛童子山 味土野方面)

中には、切り残されて40年を越すと思われる巨樹も見られます。

木が問いかけます。
「わたし、何の木ですか。」

わたしも、当てて!

二股三股に分かれた株立ちの木は伐られた歳の積雪を語ります。


林には謎がいっぱい仕掛けられています。

仕掛けているのは「山親父」。

真ん中に、「三ツ目」がみえるでしょ。やまおやじは三ツ目なのです(^.^)

「たのしんでいきな」といってくれているようです。
木の間に木子帰りの郵便車

あ、リスリスリスリスリスリス

2/1の積雪。

ストックが隠れます。充分です。

2013/02/01

NHK6時のトピックスで写京丹後市の真愛好家の皆さんが紹介されていましたね。
こだわりは立岩、特に砕ける冬波。立岩を越すビッグなのがあるそうです、目的はそれをフィルムに収めること。そのため、寒波がくると風雪のなか、立岩に走るのだ、という話しでした。
U中へのついで、寄りました。
おいでましたよ、カメラ愛好家の皆さんが。


毎日違うとおっしゃりながら、川の流れ方、石の見え方砂浜の形など昨日はああだったのに今日は、とその変わわりようを話してくださいました。 「あきんのです」と。カメラを持つと老人は少年に変わります。
その気持ち分かります。「あきないのです、毎日ちがうので」。

竹野川の水は、ゴールテープをきるランナーのように立岩の足下から海になっていきました。

高山・内山のブナの一滴も交じっているのでしょう。
今日から暦の春 2月、心に夢を手元に本を、

手にカメラを持ってさあ、アウトドア!

2013/01/31

お、すごいね ツツジの橋立。黄色いのは、椎?ということは、、、。

このパズル、2000P。娘さんが、インターネットで探されたということです。

相当の橋立マニア。

暖冬傾向とはいえ、スイセンも咲きかねている時期に一足先の春を見せる気配りパズル。

このお店の玄関先でお待ちしています(^.^)

ちなみに、今日1/31の橋立・阿蘇の海夕景。

2013/01/31
伊根の里のお地蔵さんが、

屋根越し、海越しに見て5ざっしゃる丹後の山の尾根。右端に太鼓山。

その尾根の向こうにある木子の里からみる尾根。左端に太鼓山。


、ふりかえれば、あかね色の残るこんもりとした稜線。

この小山の向こうに味土野の里、金剛童子山。2/17のスノーシューウオークでは、この小山に入ります。
さて、気になる雪の状況。上世屋の今日。

しかし、木子高原は、ここからさらに標高にして100mほどは高い所。現在一メートル近い積雪を維持しています。まずだいじょうぶ!

2013/01/31
「みずなでもねぎでもいらんけ」

お客さんに呼びかけるこえ!
あれ、どこから?
「ここここ」!


輪島の朝市のお婆ちゃん!

「このさぶいひにゆきのしたからとってきたげね」

作り手の顔が見えることがウリのワイナリーに特別出演です!

「みんな手塩に掛けて育てた品だよ こうてくだし」

2013/01/30
生物とは、細胞子孫代謝の三要素をみたすもの。 植物も動物も生物。

菌類から人間まで地球上に見つかっているものだけで150万種以上存在しているといいます。
ちなみに  樹皮に着く地衣類も私たちの兄弟、しかし、樹皮、栄養もなければ乾燥もする、細胞を作り、子孫を残し、代謝をする、生命活動を維持するのには、まったく厳しい環境の一つであることにまちがいない、にもかかわらず、その種の数「わずか30センチ四方に20種以上が認められることも少なくない」という。、、、、、、、絶句!


よくぞこんなところにこれだけも!。この延長線に多様な命の繁栄はある、と思えばひたすら尊敬します。
地衣類様です。これはもう勉強しなければ申し訳ないと思います。           が
■ハナ ゴケ
■ハマ キクバ ゴケ
このあたりまではなんとか。。
■コナ アカハラ ムカデ ゴケ !
などとなると、もう大変、
若い人に譲ります(^.^)

 

H25.1.29.の京都新聞丹後中丹版にスノーシューウオークの案内記事が掲載されました。

その力は絶大です。早速3名の方から問い合わせがありました。期待が広がります。

今、世屋の積雪は80センチ余り。雪かき応援隊も計画されています。

世屋の雪、世屋の冬を楽しみに来てください。  <midorimushi>

スノーシューウオークの案内記事

2013/01/30

寒波が去って小雨模様。五十河田んぼの三つ傘。

このままとけりゃあええなあ

このままとけたらこわゃあで

まんだ節分もこんのに

そうそう

風邪ひかんようにしてきばらんなん

おしゃべり仲間の三つ傘。

 

2013/01/30

■ 菜の花に 遠く見ゆるや 山の雪

井上井月(せいげつ)。幕末から明治のころ雪国信州の伊那谷で暮らした俳人です。
菜の花や、、、!蕪村さんの作にも通じる世界です。


世屋の里でも山の雪解けと菜の花は同じ頃です。

(↑ 2011年4月21日 )
もう一つ
■ 世の塵を 降りかくしけり 今朝の雪
ゆきの語源。「ゆ」は「神聖であること」「いみ清めること」を意味する「斎(ゆ)」。「き」は、「潔白(きよき)」を意味する「き」 。あわせて「斎潔(ゆきよし)」。というのが有力筋。

(↑↓ 1/25)

この句に詠まれた「雪」は、神々しいほど美しい冬晴れでないといけません。

井月さん、無頼の酒好きで、
■「親椀に つぎ零したり 今年酒」、は秋の新酒の時
■「別れ端の きげむ直しや 玉子酒」は雪の日の作
など、酒にちなんだ句多数。

信州では一茶に比され、芭蕉にも劣らない作風として高浜虚子芥川龍之介種田山頭火つげ義春など後の文人に大きな影響を与えています。

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