宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2013/01/05
海も春


畑も春

春の畑仕事を「春耕」といいます。

お百姓は、固くなった土に種を蒔いたり、苗を植えたりはしません。

鋤きかえし柔らかくしてやります。
田を返すそのような作業に、「耕」の字を祖先は当てました。

いい耕耘機ですねえ、

親父が使っていたものだ

「てつだおうか(^.^)」

ちなみに、撮影は2011年4月17日。場所は、府中。一週間後に篭神社は春祭りです。

2013/01/05

丹後縦貫林道・成相線から見る尾根に、気になる木があります。シルエットを300mmで引き寄せてみました。

アガリコブナです。気持ちが高まってきています。

、、に触ってみたいから、、、と語らねばならないへ。
Mさん、いかがです、スノーシューで大回りしませんか!
夕暮れの林道を辿ります。
梢に月がかかります。カーブミラーが残照を映しています。


「林道や 月は東に 日は西に」(世屋野步村)
さらに進んで、成相山を曲がったところ、蕪村さんの暮らした与謝野町も夕暮れ。

ちなみに、以上の撮影は2010年12月19日のこと。

2013/01/05

金波銀波の与謝の海、、、、「月光に照り映えて金色や銀色に見える波。また、落日に照り映える光」というのがある辞書の説明。


(↑ 10/22 16;51)

さて、きんぱ 【金波】の意味を答えなさい、私がテストに出したとしたら、此の辞書君70点。間違いではありません、

しかし、朝日も海を金色に染める、これが一点。

(↑ 9/24 6;08)

佐賀の日本酒【金波】は、朝日が有明海の波に映えて金色に輝く様にちなみ命名といいます。

もう一つ
黄色く実った稲穂が風に揺れるようすも「金波」といいます。」


波に生える金波は赤みが強く、実った稲穂は黄金色、金色という場合、稲穂の波のほうがいいのかもしれません。

ちなみに、熟れた稲穂の風に揺れる様も金波!これは、部会のHさん、の指摘で、ほほう!

政治家にとって言葉は命。ガイドも同じ。勉強、勉強(^.^)。

2013/01/05
鉄道の駅ができてから、家がふえたところというのが由来の「昭和」。

ここは、昭和の中でも、小字「クジラ」。漢字では鯨と書くので、海がここまでっていたことの証しだというが、古代朝鮮語の「クジラ」らしい。意味は不明。どなたか、教えてほしい。その代わり、といってはなんだけれど、ダイソウ、これは朝鮮語で、細々何でもとりそろえている、という意味らしい。
北へ向かう鉄路、

南へ延びる鉄路

この鉄路を横切るこの踏切を「くじら」の踏切という。


クジラの踏切を 昭和の人が渡っていく。

クジラの踏切を 小さな自動車が渡っていく。

北から来た平成のクジラが動き出す。


南へ向かって走り出す。


希望をつかみに消えていく。

遮断機の上がった踏切を 昭和のバイクが渡っていく。

毎日毎日、暮らしと夢が交差する「昭和クジラ踏切」。。

 

2013/01/04

見たのはだれか定かではありません
にこ にこにこ  きゃっきゃ   からから
ことこと くす クスクス ぐふふふ けたけた
はっはははは どんな笑い方なのかも不明です、

でも 笑っているのを見たというのです。

山は笑う?

否定するのはいつでもできます、だめもと!じゃないですか、

4月中旬移動性高気圧に覆われる日、残雪の山に、山が笑うところを見たいと訳をいうと、わしが笑う?どういうことかしらん、興味なさそうでしたよ。

が、いろんな木や草や虫などがいる。ゆっくりみていったらいい!と。

ということで、山入り、内山~高山~世屋の里まで。

なにしてるの

雪、解かしてるの


俺たちも解かしてるんだよ

あんたたちは?

今年の山の一番花競争


私が一番よね

いいえ、わたしよ!

私が判定してあげよう、と宿り木のおっさん。

「たむしばさん、だんこうばい君 まんさくちゃん、三人同着!」


あなたのハダ、美しい♡とシデがいえば

あなたのポーズもすてきー❤と、なつつばき。

俺たちもかっこいいだろ!

かっこいいなんてもんじゃないよ、ブナの親分さん!

おーい なにしてるんだあ

空のそうじー。

そこからなにがみえるー

天の橋立が見えるー

里の田圃が、私たちみてるよ

「もうすぐやまのかみさんそつちへおりていきなるよー」

で、山はわらってたかって!
はは、私が笑いましたよ(^.^)

ちなみにこの「笑う山ウオーク」、2011年4月13日の資料です。所要時間約 3時間 (内山ブナハウス14;15 ~  駒倉入山口17;16)
観察道が一部雪に埋もれて消えています、コースになれたガイドが必要だと思います。
上世屋から小町公園への移動はこの日Iさんにお世話になりました。計画して配車すればクリア可能です。

2013/01/04

世屋の里の赤 トチの芽

世屋の里の赤 椿の落ち花

世屋の里の赤 ナナカマド

世屋の里の赤 小豆干し

世屋の里の赤 レンゲツツジ

世屋の里の赤 ヤマボウシ

世屋の里の赤 ツリバナ

世屋の里の赤 地蔵様の前掛け

世屋の里の赤 ヒガンバナ

世屋の里の赤 モミジ

世屋の里の赤 スノーダンプ

世屋の里の赤 燃える火

2013/01/03

「食べログ」のコメントから


A  まるとみやさん
おばちゃんにスグにできるもん!とお願いすると、
カニのなますとお造り盛合せがでてきました!
スグにできるものなのに、こんな素敵なメニューがでてくるなんて

しかも、カニのなますも新鮮でうまいし、お造りも結構肉厚に切られた切り身、超旨し。

B  も~さん1号 さん

私は 刺身定食と 牡蠣酢 嫁さんは 煮付け定食を注文
まず 牡蠣酢が運ばれ 臭みもない おいしい牡蠣を堪能
刺身定食の お刺身は鮮度が良いのか 歯ごたえも有り とても美味しゅうございます サザエのお刺身は固すぎるほどです
添え物の しらすとおろしも 非常に美味しかった
途中から 嫁さんの煮漬けもいただいたのですが
グレの煮付けは くせもなく味付けも少し濃い位で美味しいです。家の近所にあれば ありがたいお店です。西国2順目にも リピ いたします

、、、、、
Mさん、これからKTRに乗りますよ

それじゃあ30分後に!世屋の春の話しをしましょうよ


ちなみにこのお店 最寄り駅 宮津駅

魚介料理・海鮮料理 天ぷら  夜(平均) ¥1,000~¥1,999

2013/01/03
動けない植物は、光時計を手に入れることによって、変化の激しい環境に生きてきたのだといいます。

(↑ モクレン 1,2)

今年、京都の場合、元旦は、緯度:35.0167° 経度:135.7500°の地点で、日の出、7:05 南中高度32度 日の入り 16:56  日照時間は9時間1分でした。これが、今日3日には、日の出は7:05台ではあるものの南中高度 32.2 日の入り16.58 日照時間 は2分以上伸びています。 少しずつ、しかし、確実な変化を記録し、判断するのです。

(↑ 梅 3.18)
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」と歌った服部嵐雪は、梅が花を咲かせるホルモンを出すという行動を決めるのは、日照時間ということに気づいていたのです!
雪に埋もれながらも、草木は毎日の変化を記録し、発芽や開花の時限装置にスイッチを入れる日をきめます。

ちなみに、日の出・日の入り時間は次のようになっています。
・ 年月   日出  方位  南中        入り  方位°     日照時間

2013/01/01  7:05  117.8  12:00  32.0    16:56  242.         9.01

2013/02/03   6:54  109.7  12:11  38.5   17:28  250.        10,34

2013/03/03   6:24  97.8   12:09  48.2   17:54  262.4       11,30

2013/03/06   6:20    96.4   12:08   49.4     17:57   263.8       11,37

 

(↑ 梅 3.18 盛林寺)

2013/04/03   5:41  83.0   12:00   60.3   18:20  277.2       12.39

2013/05/03   5:04  70.2    11:54   70.7     18:44   290.0       13,40

(↑ ウワミゾザクラ5,3)

(↑ジャガイモ 5.3)

2013/06/03       4:44     61.7      11:55    77.3      19:07     298.3       14.23

(↑ ウツギ 6,4)

2013/07/03        4:47     60.9     12:01    77.9       19:15     299.1      14.28

(↑ クサレダマ 7/10)

2013/08/03        5:08     67.7     12:03    72.5      18:58     292.1       13.50

(↑ オミナエシ 8.6)

2013/09/03        5:31     80.1     11:56    62.5      18:21    279.7        12,50

(↑ シシウド 9,13)

2013/10/03         5:53    94.2     11:46     51.0      17:39     265.6       11,46

(↑ リンドウ 10/13)

2013/01/03
待ちわびた春!小さな小さな春を探しにいきませんか?というのが、第21回グッドエコツアーにて推奨されたツアー 花の観察会 浅春の房総半島行き(アルパインツアーサービス株式会社)のキャッチコピー。
具体的な計画は以下の通り。
□見られるのはイヌノフグリとコセリバオウレンなど。
□旅行期間:2013年2月22日(金) 旅行代金:16,000円
□講師:高橋修さん(植物・自然写真家)

(↑ 4,17)

さて、「待ちわびた春!小さな小さな春を探しにきませんか」というキャッチコピーは、こちらの方にもぴったり。

(↑ ワサビ 4.17)

春を待ちわびる気持ちは、むしろ、世屋の里の草たちのほうが強いかもしれません。

(↑ ブナと芽吹き 4,17)

あらためて、里のスプリングニンフたちのラインナップ(^.^)。

(↑ フクジュソウ 4,17)

(↑ キケマン 4,16)

(↑ シュンラン 4.16)

(↑ ヤマエンゴサク 4,20)

(↑ ショウジョウバカマ 4,20)

春色満載のお弁当も、ご用意できます。

小腹がすいたら、お蕎麦なんかどうですか。世屋の畑のソバ、召し上がっていただけます。

 

2013/01/03

ご先祖さまから伝えられる無数の言葉。そのなかに、「御降(おさがり)」と言う言葉があると元旦の天声人語氏。

神様、仏様にお供えし、食べていただいたものをいただくこと、身分の高い方の使い古しをいただくこと、そんな意味だと思っていましたが、氏は、 三が日に降る雪や雨のことも「おさがり」。農耕の上からは、水あっての田植え。正月の雪や雨を、ご先祖は天からの授かりものとして美しく言い換えてきたのだと。

めでたい日の雨や雪は生憎そのものです。それを「あいにくだ」といってはテンションも上がりません。
視点を変え、美しく言い換え、元気を出す知恵、これは受け継ぎたいものです。

(↑↓ 1.3 KTR丹後大宮駅)

それにしても、今年の正月は、そのおさがりが少ないなあ、と気をもんでいましたが、

丹後の冬神様、すまんすまん、ちょっと忙しくて、ゴロゴロごろごろと鳴り物入りで「お降がり」をもたらしてくださいました(^.^)

 

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