宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2013/01/03

初詣のお客さんで賑わう籠神社。

世屋の里から籠神社は南の方、今年の恵方です。

早速に恵方詣でのお参りをしてきました(^.^)

、、、、、
あらたなとしも このはつひの とよさかのぼりのごとく たちさかへしめたまへと

新年も此の初日の豊榮登の如く立榮知賜へと

やぬちのみな みいのちさいわい さづかりたまへと

家族の皆身命福徳授給へと

あやまちおかすことなく あかき きよき なおき まごころもちて

過犯事無明き浄き直き眞心以て

まことおうぎまつることを ゆるぶことなく おこたることなく

眞仰奉る事を緩事無怠事無

まつのみどりのいやつぎつぎに よろづよまで たまかづらたゆることなく

松緑の彌嗣々に萬代まで玉葛絶ゆる事無

たいらけくやすらけく とみさかへ つかへ まつらしめたまへと ことほぎて

平けく安けく富榮仕奉しめ給へと言壽て

もろもろのそなえのもの おきたかなして

諸々の供物置貴成て

はつひのひかりに たたへごとへたてまつると

初日の天輝に稱辭竟奉ると

かしこみかしこみもうす

恐み恐み申す

2013/01/03
ヤマウルシが実を残しておいたのは、山雀君のためだったのですね。

一方、ヤマウルシも考えています。鳥についばまれることで、果実に傷をつけさせるのです。

そうすると発芽しやすくなるのだということです。

おそるべし、ヤマウルシ!また、実が地味な色をしているのは、葉の落ちた林では積極的にアピールをする必要がないからなんでしょう。

 

2013/01/02

GETを巡ってAさん、Bさん、Cさんのおしゃべり。TPPはわかる!では、GETとは?以下、その概略


Aさん
日本列島は、海岸あり、高山も里山、湿原、環境も変化に富んでいますそれに南北に長い。ですから、植物の種類も多いのです。花の咲く時期も違います
Bさん
その花を観光に、それは誰しも思うところ。

Cさん
けれども、花は!むずかしいではないですか、貴重なものは保全しなければならない そこに観光が入る余地はないはず

たしかに花は、動けない、隠れられない。だから、安易に興味本位にはやれない、ところが、過去7年間で全213ツアーを企画して180ツアーを実施というツアーがある。

(↑ まるばのさわとうがらし 生育地 水田 京都府絶滅寸前種 環境省絶滅危惧二類)


なんていうの?

アルパインツアーサービス株式会社の    『花の観察会』
海外への自然観察ツアーを実施していたんだけれど、日本国内でのフラワーウォッチングツアーをと企画したんだ。

それにしても、全213ツアーを企画して180ツアー。催行率は84.5%。リピーター率はどうです

約73%。


すごーい!そういう業績が残せるのはどうしてです?

大場秀章先生、(『森を読む』岩波書店 1991 自然景観の読み方『花に魅せられた人々 発見と分類』農山漁村文化協会 、など著書多数の植物学者の東大名誉教授)が、こんな風に推薦されている。
、、、、このツアーは「植物への深い理解を通じて、植物だけでなく、植物を育む自然への理解を深めることにも意を用いている。」
「私はかなり以前から欧米でのエコツーリズムに関心をもち、協力もしてきた。日本はでもこうしたツアーが広く受け入れられる日が来ることを期待してきたが、ようやく推薦できるツアーに出会った。」

(↑ サンショウモ 生育地 水田 京都府絶滅寸前種 環境省絶滅危惧二類)


ほほう!植物を育む自然への理解を深める!


そう、このツアーは、「植物に詳しいツアーリーダーに、毎回著名な植物学者や植物写真家が講師として加わる」んだそうだ、


だから、「観察地やそれに向かう途中でその講師による植物や自然についての解説や指導を受けてから観察を行う」ことができるわけだ!。


思うんだけど、それって、「世屋の春・夏・秋を楽しむ会」と似てない?

(^.^)

、、、、、、、
ちなみに、この話のネタは、「日本エコツーリズム協会 花の観察会」。日本エコツーリズム協会は、エコツーリズムの考え方に基づく一定の基準をクリアしたツアーをグッドエコツアー(GET)“おすすめエコツアー”として推奨しています。第21回グッドエコツアーにて推奨されているのがこのツアー花の観察会。

※ちなみにパート2 今年のラインナップ・早春編。

□浅春の房総半島 イヌノフグリとコセリバオウレン 日帰り <千葉県>
旅行期間:2013年2月22日(金) 旅行代金:16,000円
講師:高橋修さん(植物・自然写真家)
待ちわびた春!小さな小さな春を探しにいきませんか?
□中国地方の早春の花々 イズモコバイモとホソバナコバイモ 3日間
<岡山県・広島県・島根県>
旅行期間:2013年3月13日(水)~15日(金) 旅行代金:123,000円
講師:久志博信さん(山野草スペシャリスト)
今年の春はコバイモ三昧! 第一弾
与那国島の植物観察 4日間  <15名限定>  <沖縄県>
旅行期間:2013年3月26日(火)~29日(金) 旅行代金:200,000円
講師:鈴木庸夫さん(植物写真家)
人気の島ツアー 日本最西端の自然とふれあいにいきませんか?
新潟のミスミソウと日本海側のスミレ 2日間  <新潟県>
旅行期間:2013年4月1日(月)~2日(火) 旅行代金:41,000円
講師:高橋修さん(植物・自然写真家)
高橋講師のライフワーク 新潟のお花畑へご案内

さて、Mさん、此のツアー、カンパしますから、参加してきてくださいませんか、

ミッションは、里山の花を宣伝してもらうこと、宮津飴と宮津竹輪くばったら何とかなるかもしれませんよ。

「世屋の春・夏・秋を楽しむ会」もいつかグッドエコツアー推奨を「GET」をしたいし゜ゃないですか!

2013/01/02

(↑ 高山山頂付近 たむしばガ咲いている)

 

 

(↑ 木子)

(↑↓ 上世屋の棚田)

(↑宮津漁港付近から世屋の山方向)

(↑ 江尻~日置)

(↑ 田井から松尾田んぼ方向)

海と山とがつながるところ

(↑ 世屋川河口 日置)

山と海をつなげるもの

2013/01/01
なに撮ってんですか


?!
蛇にみえます


ほう!なるほどそう見れば

年神様が空に姿を現されたんだ(^.^)

、、、、ふーん、一本の雲にしかみえんけど。

 

2013/01/01
ブナ林さあ-ん、正月おめでと-う


「ああ-、おめでとお-う!」
ことしもよろしく-。ご機嫌ですね-

(↑ 2013.1.1)

「正月からの快晴、あまり覚えがないなあ-、で、
あんたら、私の中でごそごそやってる、あれはなんだだっけ-、えこ、、、?」

エコツアー---、それが-?

(↑ 世屋・高山ガイド部会の部員さん)

「名前を変えたらどうだね-」

!?

「こいツアー!正月から縁起がいい-」

エコツアーをこいツアーにね、来いと恋、いいですねぇ-、世屋の里に来い恋ツアー!

(↑ 世屋・高山ガイド部会の部員さん)

ぶなりんさん何を見てたんですか-、

(↑ 2013,1.1)

「夕陽-!」

へえ、どんなふうにみえるの-

「こんなふうだったよ-」

(↑ 2013,1.1)

ほほう
「あんた、どうや ブナ林から夕陽を見るこいツアーっての、

協力するよ-」

2013/01/01
「この海を見てこの簑を着てこの田圃で、私のじいさんは、米を作って生きてきたのです、

簑の素材はみな里のもの、じいさんの手づくりです、、、、、この手作りの技、伝えたいんです。」と語るまえのさんは、エコツー物作り部会の代表さん。

手作りは、簑だけでない、およそ、買うということ自体なかった、蒸し布がいりゃあ、藤のツルを山でとってきて、糸をつくることからはじめた、そういうことを苦労だったと片付けてええことではないように私には思えるんです!と。

その簑を着せてもらっている少年とご両親。

(↑ 2012,5/4 柿渋塗り体験をする大津のT君)

写真を撮るお母さんの目には子どもさんの着ているのは、里の知恵と技と忍耐!

宮津のエコツアーは海・里・山一体のところがいいと、夏にも、来ていただきました。

ちなみに、柿渋、かんじき、しななわ等の講座を開いています。

詳しくは、宮津市エコツーリズム推進協議会事務局にお問い合わせください。
Miyazu Amanohashidate – Ecotour

宮津市エコツーリズム推進協議会事務局

 

 

 

2013年 元旦

今年の福徳をつかさどる歳徳神のいらっしゃる方位、明の方、吉方、

つまり平成25年の恵方は、東南南。

そこで、世屋の里に磁石を置くと!

東は、海星公園から海を渡り敦賀に上陸し、東京へ続きます。

(↑ 岳山山頂から若狭湾)
一方西に向くと、峰山久美浜豊岡、鳥取松江へ、

(↑ 世屋高原萩原から、高山方面を見る 2;12スノーシューウオーク)
また、北は、丹後町。
そして、南を指す方向に歩くと、

(↑ 世屋の里 稲刈り始まる)

天の橋立、宮津、篠山、さらに神戸、芦屋、大阪へとつづきます。
ということは、平成25年のお客様は神戸、大阪のほうからいらっしゃるということです。


ということですから、恵方詣の神社は、

篭神社(^.^)

世屋は、篭神社の背(せ)の山(やま)、神々の鎮まれる里!

この里に蒔かれたエコツーリズムの種、

(↑ 籾蒔き 4;21)

強く育てなければ、、、干支のヘビ君と一緒に、がんばりましょう(^.^)

2012/12/31
守さんは形も規格外なら、味も規格外の野菜を作るお百姓だ。

その守さん、特に里の虫たちからは好かれている。


農薬を使わない のが彼のポリシーだからだ。
「だいじょうぶなんですか?」


「結局なあ、美味しいものは、体力があって強いもの、虫なんかにも負けないもの。そのために まずたいせつなのは  そういうものをつくることだよ、土と虫は洗ったら落ちるけれど、農薬と放射能は落ちない、そのためには土からだよ。

畦の草を刈って畝に置けば草は生えないし、肥やしになる。堆肥は雅君の牛小屋からもらう」

その話しをテントウムシが解説してくれました。


「これ、アブラムシ牧場。  アリが  家畜化してしまった  人がミツバチを飼育するように。
このアブラムシ アリに独占させる手はないだろ、俺たちの子育て 1日に、幼虫に20匹ぐらい、大人のおれたちでは100匹ぐらいいただかなければならないんだけれど、ありは樹液がたくさん出ているものに 移動もさせる、畑にも運んでやる、キュウリなんか格好の対象だ。

ありがこうやって1カ所にまとめてくれている、考えてみなさいょ、狐が1日にネズミ百匹も捕まえられる?ね、こんな美味しい話しはないんだ!」

生態系のバランスがあれば、ある虫の量が一定量に達するとどこからともなくそれを餌とする虫や鳥がやってきます。
守さんのはたけは、里の虫たちのレストラン!


植物が健康であれば、多少の虫がついたとしても大きな被害にはならないのです。

守さんの畑が、語っているのは、生物多様性保全の意味なんですね。

2012/12/30

土はおちついたかな
田植え、明日だな
お百姓が田圃を見回るころ。

このチョウが現れます。

ウスバシロチョウ、

ムラサキケマンを食べて大きくなりました。


畦に野花菖蒲が咲く頃です。

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