2012/12/17
この桜、難しいんですよ、
しかし、どうも撮ったあという気持ちにさせてくれません。
桜、棚田、海、山、空、眼に入るものが多いのも原因かもしれません。
桜は桜、とすっきりとさせないといけないのかなというのが今の思いです。
(↑ 4/23)
わたしをしっかりみてください、と。
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
2012/12/17
縦貫林道からの若狭のリアス式海岸は、天空の里と地元の方が誇るほど美しいです。しかし、残念なことに、、、
カメラもいいます、「この天然美とまだら模様とは両立しないじゃないですか」と。同感です。 「かくてもあられけるよとあはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝も たわわになりたるが、まはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。」(徒然草11段)と言った吉田兼好さんにみていただいても、やはり「このまだら模様なからましかば」とおっしゃるのではないでしょうか。

ミドリに張り替えることができないのであれば、隠す方法を考えなければなりません。
(↑ 8/1)
2012/12/17
あなたのお名前、お聞かせください!と尋ねると、「アカバナ」とお答えになります。
里の湿地に多い花です。ガイドのさい、これ、なんて花と問われたとして、アカバナ、と。そこまではいいんですが、その先、注意しないとやばいことになるものだそうです。花の色が赤いので、と付け加えたくなります。お客さん、「ガイドさん、紫いろやんか」。ええこの辺のは色が薄いんですよ、個体差ですね、「ふーん!ガイドさん、葉っぱのほうが赤いんだけど」

ええ、葉のモミジが実に赤いのです。葉の色がアカバナの赤のゆえんなのだそうです。つまり、アカバナでなく、「あかば赤葉」。そこで問題は「な」。ここが説明できれば、さすがあ!私見です、この「な」は「菜」です。まとめると、「赤葉菜」。「菜」と言えば食べられるのか、ということですが、ええ、たべたのだそうですよ。ただしアクが強いのでアク抜きをして、です。要するに、アカバナと聞いた人が漢字で赤花と連想してしまったのが定着したということではないでしょうか。また、干したものを煎じて下痢止めに使ったと言います。
2012/12/17
スキー、スノボー、スケート、もちろん楽しいです。もう一つ、雪すかし!これも楽しいですよ。
しかもその奥深さたるやスキー、スノボーの比ではありません。
自然の神秘に触れることができる、技も体力も必要、しかも、人の役にたって喜ばれる!
その味をしったらやめられませんよ。
(↑ 2/19)
京都市内から除雪に駆けつけていただいた方は、「心と体のデトックス」とおっしゃってくださいました。
「いましか」「ここしか」「あなたしか」、、、雪の活用はエコツーリズムそのものじゃないですか。
(↑ 2/1)
ソチオリンピックの種目に採用してほしいぐらいです、その前に冬期国体で実証する、新種目として。どうでしょうか!
2012/12/16
「あるチョウチョさんから頼まれてるのよ、こどもを養ってやってほしいって。わたしでないと、とたってのご指名なのよ、そう頼まれればねえ断れないじゃないの」、と言うのはケマンソウ科キケマン属の常緑多年草のヤマエンゴサクさん。
(↑ 4/24)
「それにしてもわたしのどこが見込まれたのかしら、後学のためにしらべてもらったのよ、そしたら、あなたからはプロトベルベリン型アルカロイドとしてデヒドロコリダリン、アポルフィン型アルカロイドとしてブルボカプニンの反応がありましたっていうことなの、それ何?と聞いたら、あなたの身を守るバリアーのようなものだって、それってあのチョウチョさん、わたしのバリアを破ったってことなの!まあいいわ、あんな美しい蝶を送り出すのも社会貢献ってことよね」
ちなみに、そのチョウチョさんというのは、ウスバシロチョウさん。
(↑ 5/26 ムラサキサギゴケの蜜を吸うウスバシロチョウ)
羽が透き通っているのは、鱗粉が少ないためです。