宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

まあそう急きなるにゃあなあ!

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景観全体でそう言っているような上世屋の里の五月です。

なにかにつけてのんびりしたことが許されないのが現代社会、したくてしとるのんびりというわけでもないけれども、そんな急かない世界、暮らし方がうれしいのは生き物たち

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在来種タンポポたちの咲く草原

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その草原をのびのびと飛び回るチョウチョたち

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生物多様性保全上重要里地里山500、それに選定されたれに里が面目躍如するのが五月、

フキを摘んだり、

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網を持って野良の坂道でチョウを追っかけたり

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小さな小川をあさったら、中にはサワガニの赤ちゃんたち。ただでさえ小さいサワガニなのにその赤ちゃんといえば数ミリのサイズ、それを掌にのせてもじょもじょするといった三歳の女の子の体験は一生もの!

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フキは摘むのが楽しい、つくだ煮にするのも楽しい、それを親戚や知人に配るのはまたうれしい!

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お土産いっぱい、請け合いますよ!

命の季節を迎えた里山の自然とのふれあい、忘れ物探しの旅の演出がエコツーリズム、ぜひご利用ください。

 

 

フジの季節です。

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フジと相性のいいのは、落葉広葉樹。

特に、ホウノキ

IMG_5977ほう

橋立が見たいのか!じゃ、背中に乗りな、という風情がいい。

IMG_6033ふじ

木いっぱいに咲いたウワミズザクラに交じる紫もいい。。

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アカメガシワの新芽にからむのは絵のよう。

小さくしたのも悪くない。

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「伊根の里 道の真中に フジ置かる!」

「伊根の里 フジ一株が とうせんぼ」 瀬谷の蕪村

日本一お客の来ない「日本の里100」の里「かみせや」!

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と、ため息をついていたら、わたしは好きよ、ここが、!と、タンポポデートのキタキチョウ。

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そだね、花とちょうちょがいっぱい!それ以上望むことはないよね、、、、(^▽^)/

さてそこでそのタンポポについて、、以下ウィクペディアから。

ほう、、そうかぁ①
古典園芸植物の一つで、江戸時代幕末には園芸化され、数十の品種があった。

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ほう、、そうかぁ②
キク科タンポポ属 (Taraxacum) の総称である。多年生。多くはユーラシア大陸に自然分布する。

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ほう、、そうかぁ③
日本語では古くはフヂナ、タナと呼ばれた[1]。タンポポはもと鼓を意味する小児語であった[1]。江戸時代にはタンポポはツヅミグサ(鼓草)と呼ばれていたことから、転じて植物もタンポポと呼ばれるようになったとするのが通説

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ほう、、そうかぁ④
英語名のダンディライオン (dandelion) はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン (dent-de-lion) に由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによる。また綿毛の球状の部分を指し blowball ともいう。現代のフランス語ではピサンリ (pissenlit) というが、piss-en-litで「ベッドの中のおしっこ」という意味である。これはタンポポに利尿作用があると考えられているため

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ほう、、そうかぁ⑤

生命力の強い植物で、アスファルトの裂目から生えることもある。50センチメートル以上もの長い根を持ち、最大で1メートル程度まで伸びる個体も珍しくない。
成長点が地面近くに位置するロゼット型の生育型で、茎が非常に短く葉が水平に広がっている。このため、表面の花や茎を刈っても容易に再び生え始める。撹乱の頻発する、他の植物が生きていけないような厳しい環境下で生えていることが多い。

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ほう、、そうかぁ
⑥「セイヨウタンポポが日本古来のタンポポを駆逐してしまった」というような記述が見られるが、これは正確にほう、、そうかぁ
は誤りである。セイヨウタンポポは在来種よりも生育可能場所が多く、かつ繁殖力が高いが、その反面で多くの在来種よりも低温に弱く、初春から初夏にかけての寒暖差が激しい条件下では生育できない場合も多い。セイヨウタンポポの個体数が多いために相対的に在来種の割合が減っただけで、在来種も一定の個数で存在している。

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がんばろうか、もうすこし、、、日本一ちょうちょの集まる「日本の里100」になるように!

ちょっと行ってみるか!その①

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角突山線から、成相線に入るラリーカー。

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林道リニューアル全通に合わせて企画されたレースです。

ちょっといってみよう!その②

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新緑の中、気持ちいいことでしょう。

よし、行くぞ!その③

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「日置から登ってきました。」

が、一休み!ここの標高300mのとはいうものの海抜ゼロからだからきついわなぁ

「間人に抜けようと思います。」

その志や良し!(^▽^)/

雪も残っています。

林道リニューアル協賛で、ぜひ見てもらいたいと、暑さに負けずに頑張ってきたのでしょう。

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そして、その林道へいってみよう雪を見に。その⑤

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ころころころころこころころと、、わけないですね、でも人が通った確かな証、新聞報道効果は確かに感じます!

 

何かが起きる!

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内山ブナ林の水がいいので五十河田んぼのコメはうまいのだと思っていましたが、もう一つ

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お日様の祝福でした。

田植え時期にお日様が顔を出されるサミットを「鼓ケ岳」といいます。

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鼓とは祈りと願いの時に使うもの、豊作を願う特別の意味を込めて「鼓ケ岳」と言い伝えてきたのだと納得しました。

さて、その田植えのシーズンに穀物神豊受さまのご神花とされるのがフジ、

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稲穂が、フジ花穂のようにたわわに首をたれるように、という、これも願いを込めてのことでしょう、

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そんなありがたいフジ、今丹後の野山に咲き誇っています。

とくにおすすめは上世屋の学校跡地の藤棚。

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全長50mはなかなかの見ものですよ。

 

 

H30.4.29.京都新聞の丹後中丹版に紹介記事が掲載されました!

丹後縦貫林道リフレッシュ工事の完了記念として、3月末に発行されました。

この「丹後縦貫林道ものがたり」は、単なるガイドブックではなく、林道を介したそこで暮らす人のものがたりです。

すでに希望者への配布予定部数はなくなりましたが、図書館や観光案内所で見ていただけると思います。

300429丹後縦貫林道ものがたり・京都L

緑の髪が素敵だね

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と岩に言ったら

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ニコッとしました、というところでしょうか。

ちなみに、この岩の髪は、イワガラミです。

 

けれども、古びたものはなんでも妖力をもつとか、

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夜には化かされないように用心してくださいね

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この岩、tango縦貫スーパー林道の畑の里の上、栗田半島が美しく展望できる付近で、皆さんを待ち受けています。

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連休には、海の京都展望ラインtango縦貫スーパー林道を辿ってごらんになりませんか。

雨 悲しい!

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雨 心配!

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雨 嬉しい!

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雨 きもちぇぇ!

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雨 忙しい!

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雨への思いも様々な一日。

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虫が来ないのでチューリップもお休みです。

「暖色のなかで一番明るい黄色は、もっとも目を引く色として救助用具にも採用される。」と土肥あき子さん。

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「蜜や花粉を採取する昆虫の色覚が、黄色を捉えやすいからということらしい」とも。

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ホントにそうよと世屋の菜の花。

この土肥さんの一文は

「橋の裏まで 菜の花の 水明り」鳥井保和さんの句を取り上げての鑑賞文の一節。

その全文!

「暖色のなかで一番明るい黄色は、もっとも目を引く色として救助用具にも採用される。堤一面の菜の花が川面を染め、橋の裏にまで映えているという掲句に、春の持つ圧倒的な迫力を感じる。これからの季節、菜の花を始め、山吹、れんぎょう、たんぽぽと黄色の花が咲き続く。蜜や花粉を採取する昆虫の色覚が、黄色を捉えやすいからということらしいが、長い冬から解放された大地が、まず一斉に黄色の花を咲かせることが、生への渇望のようにも見え、頼もしくも身じろぐような凄みもある。「橋の裏」という普段ひんやりと薄暗いところまで光りを届けるような菜の花を、作者は牧歌的に美しいというより、積極的に攻める色として見ているのではないだろうか。山村暮鳥の「いちめんのなのはな」にも文字を連ねることで鬼気迫る感覚を引き出しているが、掲句にも大地が明るすぎる黄色に染まるこの季節の、おだやかな狂気が詠まれているように思うのだった。〈樹齢等しく満開の花並木〉〈水を飲む頸まで浸けて羽抜鶏〉『吃水』(2010)所収。」April 13 2010 付けのweb『増殖する俳句歳時記。

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「長い冬から解放された大地が、まず一斉に黄色の花を咲かせることが、生への渇望のようにも見え、頼もしくも身じろぐような凄みもある。」

、、、、なるほど、「生への渇望」!ですか、、

さて、季節は、移ろい、大地は、春の黄色から緑滴る夏色へ。

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虫の目を引くためという花の色も、緑との対応で目立つ色へと変わります。

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フジや朴木、ガマズミなどその開花が、ことしは十日早い感じがします。

また、夏は仕事の季節。

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大地の春の色はそのために元気をたっぷり吸っておけ、という贈り物なのかもしれません。

 

 

 

 

お、 Z巻き!

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ヤマフジです。

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フジの種類は、ヤマフジとノダフジの二つ。ヤマフジの生育エリアは「近畿地方以西〜九州の低山の林縁や明るい樹林内に生える。」とされます。近畿以西というのは兵庫県以西。なので関西では一般的にはノダフジ。けれども、コウノトリが但馬から飛来する丹後、中でも、せゃ高原はどちらも見ることができる重宝なエリアなんです。

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野山の花は桜から藤の季節を迎えます。

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対照的な弦の巻き方はでいえば、を ヤマフジ 右肩上がり右巻きZ巻き、 ノダフジ左肩上がり左巻きS巻きですから、鉢に入れ庭に置くなら、ヤマフジのほうですか、右肩上がりのほうがありがたくてめでたいです、から!。

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