天橋立には高品質のアサリや特産品のクロクチ(オオノガイ)だけでなく、カキもいます。
昭和20年代まで、今の「どんぶち」と呼ばれる海域が広く、水質がよかった頃「カキ」の養殖が行われていました。(地元古老の話)
廃業後、放置されたそのカキが増殖。方々にカキ焦ができて夏場の悪臭、景観阻害、航路障害等発生。そこで環境保全のため「阿蘇海環境づくり協働会議」加盟団体でカキ殻除去作業を行いました。
2012/12/05
キノコを食べることははっきり分かっているものしかお奨めしません!と佐久間先生。わたしの持ち札は、四つしかありません!
一つ、カンゾウタケ 二つ、マツタケ、三つ、キクラゲ、四つ ヒラタケ そして、これ、ナメコ(モエギタケ科スギタケ属)。
(↑ 12/3)
エーイ! ナメコ鍋(^.^)
話を戻します。
12月3日、雲海の朝、空は限りなく澄んでいる、
冷え込んだ海は、蒸気が立たないはず、
おそらく!とブナ林へ直行したのです。「白山」がみえるはず。
(↑ 右端の山 伊根の蝙蝠山 船の上 蜃気楼現象が話題の沓島 )
ドンピシャでした。天の橋立も、
ガラシャ夫人幽閉の地・味土野の里から金剛童子山も
くっきりと見えました。
その道端に見てほしいだか見てほしくないだかわからない風情でいらっしゃったナメコに遭遇したと言うわけです。
アイスクリームにありついて、バーに当たりと書いてあってもう一本、もらつたような気分でした。
ちなみに、このなめこ、薬菌。ヌメリに動脈硬化やがんの予防に力を発揮する成分があるということですから、さらにうれしいじゃないですか。
2012/12/04
舞鶴の雲海は、世屋の里の山からも見ることができました。
(↑ 煙を出しているのが舞鶴火力発電所)
前日に雨が降り湿気が立ちこめ、夜半から晴れて放射冷却が進むというのが原理ですが、湿度の高い空気を流す風が吹かないことが雲海発生の地形条件です。入り組んだ海は、さすがに機密保持の要件を備えた軍港です。
霧の海を行く船のしきりにならす霧笛が届いてきます。
舞鶴の海を埋める雲は、舞鶴と由良川を隔てる槇山を越えて、由良川筋へとあふれていました。
(↑ 左端真ん中下の塔が栗田エネ研の鉄塔 写真はいずれも12/3撮影)
その雲海の中に沈む上石浦の知人に、見えている様子を電話しました。
「なんも見えねえ」(^.^)
彼の返事でした。