宮津エコツアー · 12月 2012

12月 2012

関係者の皆様

                         産業振興室商工観光係

 テレビ放映について(お知らせ)  

 ☐毎日放送「ちちんぷいぷいお正月SP」  

放送日  25年1月3日(木)午前8時54分~11時40分(上記番組の中で1時間弱の予定です。)

 内 容 『歩くってええなぁ』のコーナー

ちちんぷいぷいの人気コーナー「昔の人は偉かった」の新年スペシャル版。河田直也アナウンサーとくっすん(タレント)さんが日の出から日の入りまでの時間を歩きながら、寺社仏閣・歴史的建造物・伝統工芸などを訪ねるもの。

~傘松公園から由良神社まで~

・ 日の出スポットとして傘松公園

・ 元伊勢籠神社、天橋立神社、日吉神社、由良神社をお参り・ 徳利いかの鞍岡商店やカトリック宮津教会など

※事前に番組表などでご確認ください。

南国からのニッケル鉱石船 正月明けまでの荷役待機(江尻沖)。

 

目先の利など無縁? この超然たる姿。

いや、いや 利はわが命。飛び立つ寸前の目の輝きと構え。

2012/12/28

年の暮れなので、少し改まった気持ちで、、、、MIDOrimusiさんにまとめていただいた内容(どこどこNo,80参照)を、はしょっていえば、つまり

1 地域の自然と文化を知り、慈しむ。
2 元気な地域が自然を守る。
3 自然と文化を受け継いでいく。
この3つを実現し、それがずっと続いていくことをめざした「エコツーリズム」の活動に私たちも参加させてもらってきたということ。

甘くはないです。が、楽しさを感じるのです、その理由は、エコツーリズムの理念をあらわした「エコツーリズム憲章」が説明してくれているのではないでしょうか。

、、、、、、、

「エコツーリズム憲章」

ひとびとが、自然や環境、文化を発見する旅に加わり、
自然のために、小さくても何かを実践し、
そうした旅人を受け入れる地域を、みんなでつくっていけば、
この国土のすみずみにまで、個性に満ちた自然や文化があふれ、
もっとゆたかないのちを楽しむことができる。


一人ひとりが自然を守り、考え、慈しむ。
自然の中にあたらしい光を見る、
「エコツーリズム」はそのための提案です。

ゆっくりと見回してみよう。
見えなかった色がみえてくる。
気がつかなかった香りに気づく。
聞こえなかった歌がきこえてくる。


季節が移っていく。
あざやかに、大地がここにある。

森がどこまでもひろがっている。
どこまでも空が、海がひろがっている。
風がそっと通りすぎる。
水が落ちて、土を潤す。
生きものたちが息づく。

人間のふるさとは、ここにある。

自然はやさしい。温かい。
大きくて、物知りだ。
時に荒々しい。
時にはひどく荒々しい。
人のくらし、歴史や文化は、
そうした自然とともに育ってきた。

大自然から里山や都市の小さな自然まで、
自然のいのちと人のいのちを共振させる。
そういう旅をしよう。


ゆったりと呼吸し、
ゆっくりと見回し、
おおらかな一歩をしるしたい。

、、、、、
、ゆったり ゆっくり おおらかに、、ですか(^.^)。

「エコツーリズム」って、楽しいなあ!

ふっと、力を抜いてくれる佳い詩です!

それにしても、かんたんげにいうけれど、

「自然や環境、文化を発見する旅に加わり、自然のために、小さくても何かを実践し」ようとする、
「旅人を受け入れる地域」をつくっていくって容易なことじゃないではありませんか(^.^)、

 

2012/12/28

赤い色には蜜がある、花とチョウ、虫たちとの約束です。

(↑ モンキアゲハ 6/10)

さて、招いたチョウたちに運んでもらう花粉はどこにあるか、一つの花びらの中に雌しべと雄しべとがセットにあるというイメージをもっているなら、戸惑います。アザミはたくさんの花が集まって一つ、という集合花なので、そうはいかないのです。どうするか、アザミ自身試行錯誤したんだと思います。再現してみましょう。

議長 私たちは、ぎっしりとたくさんのタネを作らなければならない、しかし桜のような大きな木のようにはいかない、どういう花の仕組みにしたらいいか知恵を出してもらいたい!
技術者 1  雌しべを雄しべで包む、つまり筒にしてしまう!というのはどうですか
議長  うむ、確かにぎゅっと詰められるなあ、花粉はどうするのか
技術者 同居させるのです!
技術者 2 自家受粉してしまいますよ、避けることできますか、
技術者 1 それは簡単だ、成熟する時期をずらせばいい!
議長  花粉をどうやって虫たちにくっつけるのだね
技術者 1 そこが難しい
技術者 2 虫が止まったら、雄しべを縮ましたらどうですかほら、こうですよ、そうすると花粉が出る 雌しべもむき出しになる、
議長 うむうむ なるほど、雌しべに毛を生やしておくといいな、掻きただせるように!
技術者 1 名案、雌しべは、数日後に受粉可能にしておくんです
議長  イメージはできた、設計してもらおう

技術者 2  特許とれますよ(^.^)

(↑ アカタテハ 5/21)

たくさんのタネを作るためのアザミの知恵を知ってか知らずか、アザミ茶屋、大繁盛。

 

 

2012/12/27
いくら腕が立つといったって盲目の剣士、相手は免許皆伝の剣士!勝負になるわけがない、そんな闘いに挑む木村拓哉演じる三村新之丞に、師匠役の今は亡き緒形拳演じる木部孫八郎が教えるのです

「必死、すなわち生きるなり」と。
そんな「武士の一分」のシーンを見ながら、「私たちは優勝しなければならない」とキャプテン宮間選手を中心にヨーロッパの強豪たちを退けアメリカを追い詰める奇跡を引き起こしたナデシコジャパンを思いました。

少なくとも宮間選手、彼女は、きっとこの映画見とるだろうなあと、

世屋の里からもナデシコたちが小さな、けれどもたくさんのアンテナを使ってロンドンに声援をおくっていました。

(↑↓ 7/23 岡の前)

サポーターは第三の選手。

ひょっとして、「必死、すなわち生きるなり」「必死、すなわち生きるなり」と叫んでいたのかもしれませんよ。

2012/12/27
卒業ですかあ おめでとう!

天の橋立3月29日。

世屋の山に光をおくる寒椿、

梅一輪一輪ほどの宮津の春

春の心でおもてなし。

いやして、祝って、励まして 心を込めた迎え花。

※「世屋の春を楽しむ会4/30」 案内チラシを置かせてもらいにいった先で撮らせていただきました。

宮津美しさ探検隊が発行している「どこどこ」(第80号)に世屋・高山ガイド部会の嶋田副代表が寄稿されています。この3年、エコツーのガイドの皆さんがどのように取り組まれているかが丁寧に書かれています。宮津市内は新聞折込されていますが、ぜひ多くの皆様にも読んで頂きたいのでアップします。

ガイドさんがお客さんと地域との架け橋になっていること、地域で難しくなっている草刈りなどの景観維持や植樹、雪かきなどの保全活動が気負いなくガイド部会の中から生まれていることが伝わってきます。

そこに関わる一人の人間として、四季の移ろいや自然の営みに感動されたり、良き仲間たちと愛情を持って育んでいるものだからこそ、お客さんにもそれが伝わるんですね。

http://www.city.miyazu.kyoto.jp/~kikaku/dokodoko/dokodoko_/news/no80.pdf

2012/12/27

中国では、まるで水に住む「仙人」のようと水仙
ギリシャでは、神話の美少年のようとナルキッサス


、、、
花のない時期ですから、この花の姿と芳香は人の関心を独占しています。
日本では、 雪の中でも 春の訪れを告げるので 「雪中花」。
(せっちゅうか)雪の中の花!
雪なら世屋じゃないですか(^.^)、

(↑↓ 3/11)

麓のスイセンの皆さんにご協力いただいて、世屋の「雪中花」展(^.^)


雪も協賛してくれて、

ほんとの「雪中花」

 

2012/12/27

3月11日、長江では


春の風を受けて新ワカメ干し。


スイセンも春の光を浴びてご満悦。

山の雪もまだら模様。

宮津の春の先触れが山に吹き上がっていきました。

2012/12/27

ツクシと雪、いろいろ、感じさせます春と冬の本来あり得ない同居、ミスマッチそのモノですから。

、、、、、

「ツクシの家族」

春隠しの雪が降ったって

(↑ 2010.3;26)
父ちゃんと 母ちゃんと
あんちゃんと私と


みんなでがんばる

春隠しの雪が降ったって
お宮の椿が咲いている


あんたと二人でならがんばれる


ツクシの夫婦

、、、、 二本、四本の固まりに情緒的に反応したわけです。しかし、これも「ルビンの壺」です。ツクシはそんなことは感じちゃいません、ツクシの状況判断、こちらをみたら別の見方ができます。雪が積もるこんな時期に顔をだしてしまったツクシ、「芽を出すぞー!レッツゴーの判断」は、間違っている、間違っていない!果たして?
植物の生理から見れば、まちがっていない、というのが結論だと思います。夜の時間は、充分に短くなりつつある、多少の寒暖の差は想定内、ツクシは、体内時計に基づいてれいせいに適切に「ゴー」の決断をしたのです、、、。

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