宮津エコツアー · 7月 2013

7月 2013

森は水のふるさと。マイナスイオンにあふれた世界!

ブナの森 オオカメノキの赤い実 ムンクと競演
ガイドの言葉 ブナの森は濃い緑で、夏真っ盛り。マイナスイオンがあふれて、森の中で涼風を味わうと別世界です。エコツアーガイドと一緒に、夏のブナ林を堪能しませんか。ブナ林の王女が面会してくださるかも(^_^)v
実施日 8月10日(土) 午前10時~午後3時(予定)
所要時間 約5時間 (山頂で昼食)
集合場所 午前10時 世屋高原休憩所(宮津市上世屋)
受入人数 定員10名 最少催行5名 小雨催行
参加料金 2,500円 (保険料込み)、昼食が必要・世屋の里弁当を斡旋します(1,000円:申込時に予約)
備考 【コース】世屋高原休憩所~銚子大滝~丹後縦貫林道駒倉道~高山観察道入口~高山(たかやま:標高702m)昼食~大ブナ(府内随一)までブナ林を楽しむ~元来た道へ  <一部急登あり>※コースは、天候により変更することがありますのでご了承ください。
お申込先 2日前までに下記の申し込みフォームでお申し込みいただくか、宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局(Tel:0772-45-1625)、または世屋・高山ガイド部会携帯080-2517-6999(安田)までお申し込みください。

 

■集合場所


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湿原はみごとなビオトープ!(^^)! ほんとに生き物の世界だと実感します!

トラノオとチョウ 湿原のトンボ オミナエシとカマキリ
ガイドの言葉   世屋の夏もまっさかりです。でも標高400mを超える世屋の里は、緑の涼風が吹いています。世屋に尾瀬よりも古い高層湿原があることをご存じですか!八丁トンボやイトトンボ、ハラビロトンボなどが群舞し、かわいい花も一杯です。秋の七草も咲いています。そんな里山の湿原を楽しみに来ませんか。さまざまな生きものや湿原の花たちに出会ってください(*^_^*)
実施日 8月3日(土) 午前10時~
所要時間 約90分
集合場所 午前10時 世屋高原休憩所(宮津市上世屋)
受入人数 定員10名 最少催行3名 小雨催行
参加料金 1,000円 (保険料込み)  お昼には、世屋の夏を詰め込んだ「世屋の里弁当」はいかが?斡旋します(1,000円:申込時に予約)
備考 【コース】世屋高原休憩所から乗り合わせて、オオフケ湿原へ! 高原の緑の涼風を満喫しながら、湿原の生き物や花たちをご案内します。
お申込先 2日前までに下記の申し込みフォームでお申し込みいただくか、宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局までお申し込みください。 電話0772-45-1625

 

■集合場所

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あざやかなレモンイエロー!このトンボ、湿原の宝石、オスのキイトトンボです。

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彼らの住処は低山地の湿地、湿原。飛ぶ高さは膝より低く、スピードもゆっくり、一回で飛ぶ距離も50センチを超えることなく草にとまります。

ただ、撮らせてと頼むのですが、あまり近づかれるのを好まないようでなかなかピントが合いません(^.^)、

この湿地に隣接する林の縁で今、盛りがこれ。

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樹皮の内皮をはいで水につけて出る粘液を和紙を漉くとき混ぜると漉いた紙同士がくっつかなくなるので重宝したと言います、それで、糊の木、あるいはノリウツギと言います。

この糊でアイヌの女性は髪を洗ったのだそうです。

 

京都新聞H25.7.24.記事 <竹灯籠作りボランティア募集中>

世屋村の発祥を伝える上世屋観音伝説再現するために、観音堂千日参でお供えする竹灯籠作りが、8月3日に計画されています。   <midorimushi>

上世屋観音灯りの竹灯籠作り、京都新聞記事

京都新聞の7月20日付け「まちかど」に紹介していただき、15名の定員が満席になりました。ありがとうございます。

今、放置竹林を活用した竹製弁当箱が、匠の手によって作られています。その中に盛る「かぐや姫弁当」は、オーガニックレストラン「ビオ・ラビット」のシェフにより旬の世屋の食材を使っての構想・準備が進んでいます。

どうぞご期待ください。   <midorimushi>

京都新聞まちかどの紹介記事

 

ご苦労様ですー!

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日置から始まった恒例の府道沿道の除草作業が上世屋まで上がってきました。

すみません、ここは、私たちか刈りますのでおいといていただけませんか!

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わかりました。で、コスモスを植えてらっしゃるのですか?

ナデシコ(`ε´)、

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これがなでしこですかあ、

イエス(^.^)なでしこジャパンのナデシコ!

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ナデシコとツリガネソウの叢も、株に注意して周辺を丁寧に刈っていただきました。

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アスファルトの道端にはえこんだヨモギも削り取ってもらいました。

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モンキアゲハが喜んで蜜を吸いに来ました。

 

世屋の観音渓谷で「おおつきさーん」と 呼んでください、

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だれだーわしを呼ぶのは!ときっと返事があるはず(^.^)

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返事をするのは、ケヤキの木。昔は、ケヤキを「つき・槻」と呼んでいたのです(^.^)

万葉集

早来ても 見てましものを 山背の 多賀の槻群 散りにけるかも  高市黒人

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この観音ケヤキ胸高周径、実は未測定、Mさん 行きましょう 。

さて、山背という言葉があります。やましろと読みます。背山という言葉もあります、しろやまと読みます。では、「しろやま」を1分で百回となえてみてください、「せや」になります(^.^)籠神社の背後の聖なる山々という意味です!。ちなみに、「つき」が今の『ケヤキ』に置き換わったのは室町時代ということです。

イソヒヨドリはツグミ科、「ヒヨドリ」はヒヨドリ科、鳴き方も飛び方も違います。 でも「ヒヨドリ」の名をもらっています。灰黒の色のせいでしょうか。

さて、そのヒヨドリ、の名をもらったのは植物にもあります。ヒヨドリバナ。

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大半が「山から下りてきて鳴く頃に咲く」からと説明されています。しかし、どうも消化不良の説明です。山から下りると言えば山へ上がるがあるわけで、そうした移動の習性があるなら、その訳もしりたいじゃないですか。また、ヒヨドリが「ひーよ鳥」であることは異論をはさむ余地はありませんが、ヒヨドリが「山から下りてきて鳴く頃に咲く」花っていっぱいあるじゃないですか。それなのに、ヒヨドリの名をいただく、どうもグレー、すっきりしません。

どなたが、この花とヒヨドリとの縁を結ばれたのでしょうか。かってはヒヨドリも飼い鳥として楽しまれたようです。雛の頃から育てるとよくなつき、手にも載せられたそうです。感ですが、縁結びをしたのは、ヒヨドリをそんなふうに間近に観察出来る人!だったらどうでしょう。

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ヒヨドリの胸から頭部の毛などは灰紫です。ヒヨドリ花もそんな色です。

その色が縁で、ヒヨドリの名をいただいたと考えてもいいのではないでしょうか(^.^)

 

竹の匠が試みます、「かぐや姫」弁当箱へ!

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竹林資源の再活用!これを煮沸し、柿搾酢が塗られます。

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食の匠にかぐや姫が盛られたら、さらにそれを包まなければならないので、、、、、(^.^)

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さて、この稲木だつを支えてきたつっかい棒。これは栗材。

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まだまだ丈夫なのに使われていないのが多数。

草の中から再活用してほしいと言っています、資源化へのアイデアください!

お!「ホタル」!

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昼間っから光ってる森のホタル(^.^)
ホタルじゃなかった、ガ!ホタルガ。
誰もが納得です。
食草はヒサカキなど。この貴婦人のような蛾にお目にかかれるのは6-7月と9月頃。
夏の森は、夏の日差しを浴びていても、中は冷やっとしています、

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(↑ 画面中央にアサギマダラ)

木が生きて蒸散活動をしているからです。
そんな森で暑さをしのいでいるアサギマダラやアキアカネなどにも出会えます。

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(↑ おおかめのきの実)

すごい芸!ムンクも参った(^.^)

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夏こそ森に入るべし!

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