宮津エコツアー · 3月 2014

3月 2014

フキノトウを話題にしていたら、ぼくも見てほしいなと顔を出してきたのが土筆。

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スギナは本来乾燥気味の土を好むはずです。

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しかし、、、、ここはセリの生育地です。開拓意欲満々というのか帝国の侵略と言うのか、、こんなとこまで根を広げて来ています。おそるべし、、ですが、それはそれとして、緑のセリの中で緑っぽい土筆、絵にはなります。

ところで、つくしは「つくしんぼ」とも。

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ちなみに顔出したての「ふきのとう」も、フキぼんぼん。フキのぼんぼん、坊やといういみかと思います。つくしのぼんぼんという意味なんでしょうね。

ついでに、ツクシは、トクサ科、語源は「どこ継いだ」とあそんだことから「継ぐ子」で「ツクシ」と言うのに説得力を感じます。

 

おもしろいですねぇレシピ専門のブログは!フキノトウに見せてやりました。

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あんたは春しか食べられないんだって!
「じゃあ、あきのふきのとうになったらうれるかなぁ」
まさか(^.^)それはともかく、こんな食べられ方されたことある?
「ほうほう、、」

【ふきのとうパスタ 材料   1人分】
・ふきのとう 1個(大きいやつ)・ パスタ 食べる分
・にんにく 1かけをみじん切り ・鷹の爪 適量を輪切り
・アンチョビ 大さじ1.5ぐらい ・オリーブオイル 適量
・塩・コショウ 少々            ※ クックパッドさんより

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「じゃわたしをあんたんちにつれてかえってやってみてくれる!」

天の橋立YH春の日本の味・特別メニューってどうですか(^.^)

冬明けの観音堂渓流。

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水は、わたし一人のために、ジャンプの選手になったり、スケートのフィギュアーやスピードの選手になったり、

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あるいはスキーのスーパー大回転の選手になったりしてくれました。

ここは、水分の多い湿気の高い冷涼な環境を好む渓流植物の世界、

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まずはわたしからと、エンレイソウが春を告げています。

 

 

 

これはなんだ!!   フキノトウに耳がついてるぞ!

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フキノトウの花を包んでいるもの、萼なんでしょうか、花茎につく葉っぱなのでしょうか、それはともかく、そのさきが奇妙なのです。見ればいわゆるフキの葉のようなものができているのです。

フキはフキノトウの花の部分と葉柄や葉の部分とは同じ地下茎でつながってはいても別々に出ます。

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別々なはずなのにフキノトウの花を包む萼が葉柄化して葉をつけているのです。

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突然変異の1つといやあいえるんでしょうけれど、あらためて、こんなことってあるのでしょうか?

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さて、こういう変わったことがあると、何かの前兆とよくいいましたけれど、凶でないことを願います、、、、、、、(^.^)

日置の信号横でなにやら作業中!

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何を作ってられるんです?無人販売にしては奥行きがないようだけど!とたずねると、掲示板だとおっしゃいました。

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完成です。※さらに瓦がのります。

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この掲示板、日置地区にある物なのに「ふるさとけいじばん」の左に日置、右に世屋と。これが素敵です。日置と世屋はもともと別の村、小学校も別校区でしたけれど今は保育所も、小学校も1つの校区。世屋を源流にする畑川、世屋川の二本の川も日置から海に出ます。日置の元気老人の皆さんは、ジャガイモは世屋高原で作るのにかぎると放棄田を再活用してがんばっておられます。そしてそれらは橋立ワイナリーなどへも出荷。

世屋のエコツーリズムも2013年はブナ林から里をへて河口、海そしてまた山という視野で組み立ててきました。

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世屋と日置が 1つの文化圏、生活圏、観光圏としてまとまっていけばおもしろいことになっていきそうです。

エコツアー関連予定も掲示させてもらえればいいですけど、、ね。

阿蘇海は夕陽鑑賞ポイントです。

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海向かいの山が低いことも関係して長い波長の光りの赤が届くのです。

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冬場と比べて日没位置がずいぶん右に寄りました、

車に戻ったら、車も夕陽を見ていました!

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アングルを探って歩いて撮りましたが、結局これがいい(^.^)

なにしとんなるでゃあ?と矢野さん。

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「早春のフラワーアレンジメント、ほれ、これダンコウバイ、これクロモジ、これ、ヤブカンゾウ、フキノトウやキブシをあわせて!と思って」

、と説明しながら、だんこうばいの枝をどう這わせようかと相談すると、ほうほうとちょっとと手を加えてくださいました。。

さすがに南画のお師匠さんです。

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(↑ 左に張り出した枝がダンコウバイ)

金さんの足下に置くと、金さんが春の山へ歩み出すように見えました。

もう一作は自力で。ヒカゲノカズラを加えました。

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天岩戸に隠れた天照大神を呼び出す天宇受売命が胸に襷タスキ掛けしていたのがこのヒカゲノカズラ。霊力のある植物として新年や目出度い席の飾り物としてに飾る風習が各地に残っていると言う代物です。

土手焼きと言いました。

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明田たんぼの畦焼きです。何しろたんぼは広くて畦も相当の長さになります。営農関係者の皆さん総出の仕事です。

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さて、 「僕が小学生の頃は、親公認で火遊びができるので面白がって土手焼きを手伝っていました。そして今日、土手焼きをするのは10年以上ぶりだったので少年の頃に帰ったようでとても楽しみながらやりました。」とおっしゃるのは信州安曇野のお百姓の「たく」さん。
※ www.matsuaz.com/azunoo/2007/02/21/1172069966375.html –

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「火の用心」、拍子木を叩いて村を回るのは子どもの仕事でした。地震雷火事親父、、、火は怖い物のベスト4でした。火遊びは厳禁!

そんな時代、土手焼きは火と向き合える唯一と言っていいチャンスだったとたくさんはおっしゃっているのでしょう。

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危ないことなのでどうしたら火はコントロールできるか、どう逃げるか等子どもながらに神経を集中させて考えます。
ワクチンの予防接種のような小さな危険体験を「土手焼き」を通してしていたのです。

今の時代の土手焼きにはそんな子どもがおりません。

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古き世の 火色ぞ動く 野焼きかな   蛇笏

その中の 野火の一つの はげしさよ   汀女

野焼火の おしのぼりゆく 堤かな   爽雨

水辺草 ほのぼのもゆる 野焼かな  蛇笏

以上野焼 – Biglobeさん より ※www5c.biglobe.ne.jp/~n32e131/haru/noyaki.html

人が逆さま、こっちなのでしょうか!

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文字が逆さま、それともこっち?

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どっちでしたっけ!

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春休みです、ちょっと橋立へといった風情の若いグループが目立ちます(^.^)

春のヒガンバナ 3つ
その一 シュンラン

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その二 ショウジョウバカマ

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その三 イワナシ

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春の仲間たちが次々に現れます

共通点、生育場所にこだわるところ!

シュンラン ふかふか落葉の里山の薪炭林

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ショウジョウバカマ 湿気のある半日陰

フキノトウのように花茎を伸ばし種を風に乗せて飛ばします。
イワナシ 日当たりのいい乾いた斜面

ツツジ科と言うのですが、およそ想像できません。ナシのような味の小さな実がなります、身の周りのツツジ科の植物で花を食べるのはありますが、可食の実をつけるものってありましたっけ?島根県以北北海道までの日本固有種と言います。小型化して多雪地対応したのでしょう。果実酒にもなると言います。ヤマナシとは違って小粒で漁も少ないので、超貴重品になりますが。

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