宮津エコツアー · 10月 2014

10月 2014

日置小学校六年生8名によるブナ林観察が地域学習の一環として、実現することに。暖流洗う海岸の里世屋川河口の日置の子どもたちが、校区にある世屋川の水源のブナの森を自分たちの郷土の宝として体感することの教育的意味は小さくありません。

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大歓迎。しかし、、問題は時間。いただいた予定は、日置発が8時半、高山ブナ林往復 上世屋・合力の家に11時、到着。その間、2時間半。それが可能かを確かめにのぼってみました。

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多少はしょりますが、結論的には、OK。
日置~駒倉入山口 20分 ※走行時速40km
入山口~高山山頂~内山東谷分岐 44分
内山東谷分岐~駒倉入山口 35分
駒倉入山口~上世屋・合力の家 7分
計 1時間46分     休憩、説明に44分。
予定は、今月28日。
さて、秋のキノコがでていました。特徴的なスギヒラタケ。

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上世屋では食菌と伝わっている向きもありますが、避けた方が無難なキノコ。

へえ、まだ咲いてるの!

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ナツエビネ。温暖化なんでしょうか。

日本ミツバチ!

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ナナカマド。

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なかなか燃えにくい、7回竃に入れても、、当日、こんなことをいいだしたら、とうてい80分くらいで往復できませんね。

京丹後市五十河の霧宮神社のご神木「八岐杉」の巨大な根っこ。

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幹周4.5米、樹高32米。それと同じ大きさの根がこの巨体を支えているのでしょう。さて、神社のご祭神は、級長津彦命・級長津姫命。 『大宮町誌』によると、二神とも風の神で、風を鎮める防災の神とのこと。

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風鎮めの神といえば、いまでいうと、気象庁長官、国土建設大臣クラスの役職しゃないですか。 と言うことで、提案マン、防災の神・霧の宮ここにあり!異常気象の時代じゃないですか、昨今の災害の多さ、霧の宮様をおろそかにしているからじゃ、機嫌をそこねられている、まあ不安につけ込んでそんな神がかったいいかたをするのは考え物ですけれど国民の防災意識を高めるために、ちょっときばってもらってもいいんじゃないですか!

宣伝にあいつとめると御利益があるかもしれませんよ、K市観光協会様(^.^)。

強風にゆれる桂。

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他の木々に先駆けて黄葉したのに楽しむまもなく葉っぱが無くなってしまうかもしれません。
さて終日「たいふう」報道。それを見ながら、なんで「台風」とかくの?と家内!
これはですね、、、(´・ω・`)

そこで、NHK アナウンスルームに問い合わせてみました。

・・・・・・
「たいふう」ということばが使われるのは明治になってからのことです。初めはカタカナで「タイフーン」と書かれることが多く、これは英語の「typhoon」のことでした。明治の末に、気象用語として、この「typhoon」のことを漢字で「颱風」と書くようになりました。つまり「typhoon」に音を合わせて訳語をつくったわけですが、この「颱」の字にも台風の意味があるようです。戦後になると、当用漢字にこの「颱」の字が入らなかったので、代わりに「台風」となりました。一方、英語の「typhoon」は16世紀ごろから使われています。その語源のひとつは、中国南部の「大風」を「タイフーン」と発音し、それが英語に入ったというもの。次に、アラビア語の「tufanトウファン」。これは「ぐるぐる回る、大洪水」など嵐を表わす語です。さらにギリシア語の「tuphonテュポン」に由来するとも言われます。これも「旋風やつむじ風」を表わすことばです・・・・・
※台風の語源 - トクする日本語 - www.nhk.or.jp/kininaru-blog/197893.html –
つまり、「台風」は「中国語・アラビア語・ギリシア語→英語→日本語」と旅をしてきた言葉で、当用漢字にはいらなかったというお家の事情も反映しているということ、

金さん、知っとった?

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ポケットに入れておくと役にたつ情報かも(^.^)。

海の里・波見の高峰さんは秋祭り、

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棒振りの奉納も伝わるのだけれど、今年はお休みということ。

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そんなわけで、神様は畑で白菜の世話。

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一株一株、紐で縛っておられました、ほっとくと、雨で葉が広がって巻かないのだそうです。静かなお祭りです。

その白菜はさぞおいしいた゛ろうと、、とそこで、 ふっと思ったんですけれど、「はみ」はもともと「かみ」ではなかったのか、、、!

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というのは、「食む 噛む」、はむとかむという発音はまじりやすいのです。

神の島、常世島とと光りの浮き橋で結ばれ、火の神、風の神、田の神などなどさまざまもろもろの神さまたちがぞろぞろと行き来される海岸、

そこて゛、「かみ海岸」

けれど、ちょっとえんりょうしようでぇということて゛、「はみ」海岸!

高峰さまどうなんでしょうか?

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さて、織物と酒造を司る大宮売神、食物・穀物を司る女神である若宮売神(豊受大神)の二神をお祀りする丹後二宮・大宮売神社も秋祭。

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ささひ゛ょうしや神楽や太刀振りのほうのうか゛すんでとりは御輿まわし。

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神様がのっておられるのだから、静かにゆっくり丁寧に扱えばいいのに!わっしょいわっしょいと揺すったりほおりあげたり、これじゃあジェットコースターに載せるようなもの、大宮売神さんも若宮売神も、御輿酔いされませんか、祭りはこれだからいらんとおもわれちゃいませんかととおもったんですが、衝撃、稲妻と雷のような衝撃、そこは訳があって、たのんまっせ、ほんまにきいとくれなったかえ、と念を押す意味があるんだそうです。神様としては、わかったわかったたのむでゆすらんでくれ、と答えるしかないじゃないですか、ということ。

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常世島に参った漁師さんたちにも、祈りがすんだあと、お社をどんどんと叩いて回る風習がつたわっているそうです。

海の碧、空の蒼、白い波とコスモスの紅、出来過ぎくらいのシチュエーション。

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(↑ 長江海岸)
素敵ですね。
袋に集めてらっしゃるのは打ち上げられた海藻。よく乾いているので、台風が来る前に拾っとこうと思って。

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つまりこういうこと、
海藻には、陸の草には無い栄養分がある。美味しくて大きな作物、たくさんの収穫、長くなり続ける、、そういう肥やし成分があるだけでなく、そういう作物に必要な肥料を吸収する力も着ける養分も含んでいるのだと肥料会社も宣伝するぐらい。来年の春からの畑の肥やしにする、、。

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前は海、後ろは山、狭い耕地を大切に生かす知恵と経験のつまった「海の幸」拾いだったのです(^.^)。 里海は里山を育みます、

カモメ

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海の鳥カモメ、なんですが、、彼らには川が必要なんです。

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風を操り、海面を自在に飛翔するためには羽にこびりついた塩を落とさなければならないのですから、、、。

ところで、漁港といえばカモメ、なんですが、港へ帰ってくる船には喪章のように黒い物。

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(↑養老漁港)

漁師さんのおっしゃるには、最近漁港ではカラスがカモメをしのいでいるンだそうです。

5時半ごろの日の入りから1時間!

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とっぷりとくれた世屋街道を降りていく、最終バスの光りのショーを、見送るように鹿の声。

話題のllEDなら、七色の航跡か゛できるのでしょうに、とでもいっているのて゛しょうか。

 

カエル草という子ども言葉、方言になれていたので、「ミゾソバ」とか、「うしのひたい」とかいうと頭が、いまでも、「ふーむ」、ピコピコ状態になります。

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ところで、「カエルグサ」の方言をもつものとしては、ツリフネソウやオオバコがあるそうです。
オオバコには
「悪童が蛙をいじめて失神状態にさせても、オオバコの葉っぱをかけておくと何時の間にか元気をとりもどして逃げて行くことに由来」というエピソード。※www.tpa-kitatama.jp  おくすり博物館

さて、 そのカエル草が大繁茂して一面サクラ色。

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これくらい大規模に繁茂するとカエルだ牛だというよりも、今風な、例えば「アキノミゾザクラ」というような新たな呼び方がいいかも。

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里のけいかんを 見る目がりにゅーあるされるじゃないですか(^.^)

実の赤い色から「アカキ」実、そのアの上略形として「カキ・柿」!

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季節のアキ・秋は、アカキのカの脱落、つまり中略形!柿と秋は語源からして深くつながっています。
アキ・秋を代表する果物、柿食えば、、、(^.^)

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「柿食えば、、、」ほいな! 祭りの味す 流れ雲   世屋野蕪村
「柿食えば、、、」ほいな! 日本海のカニ 青くなる 世屋野蕪村

土手に群生するクジャクシダの緑が美しい大内峠。

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その峠を岩滝へ降りる途中に目に付いたもの。
1 ヤマハッカ

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ハッカ成分をふくんでいないので、ヤマハッカ。

2 イヌホオヅキ

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「バカナス」ともよばれていたとか。有毒植物なので、ということですが、バカよばわりはよくない。そこで、イヌホオヅキ。

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けれども、いくら「イヌ」を着けても、なぜ「ホオヅキ」なのかわかりません。そこで提案マン、

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(↑ ミニトマト)

花は、トマトの花そっくり、小さな青い実も似ている、だから、「イヌトマト」でどうでしょう(^.^)。

3 「コウヤボウキ」

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キク科コウヤボウキ属。乾いた林縁に生育しています。和名語源は、高野山では、この細い枝を刈り取り、たばねて、箒にしたからということ。草箒、竹箒、藁箒、シュロ箒、、、ゴミを集める掃除用具はたにありますが、わざわざコウヤ箒。おそらく仏様や仏具、さらには心の邪念や体の汚れを落とすといった、特別の任務を帯びていたのではないかと想像します。

4 なんじゃこれ!

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サツマイモ?畑の柿の木の下に咲いていました。葉はアサガオのようですが、なんじゃこれ!。

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