宮津エコツアー · 2月 2015

2月 2015

約1か月ぶりに杉山へ出かけました。先週の寒波で杉山林道はたくさんの雪です。

DSCN3835林道入り口は多くの雪ですが、雪は割としまっていて少しの沈み込むで楽に歩けます。

 

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杉山林道の標識も半分埋もれています。スキー場からはスノーモービル?跡がありとても歩きやすい。

 

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今日はほんとに久しぶりの快晴日、1月~2月丹後地方は曇りと雪・雨の連続でした。後ろを振り返ると大笠コースが綺麗に見える。

 

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約20分で尾根に取り付く場所に着きました。大きなコナラが目印。

 

DSCN3840ここから登っていきます。

 

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歩きかけてから50分でスキー場上に出ました。ほんとに快晴は気持ちいいです。

 

DSCN3848   雪の上に杉山が・・・

 

反対側には

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大江山鍋塚・千丈方面

 

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スキー場まで降りてきました。ほんとに久しぶりの快晴のもとでスノーシューを楽しむことが出来ました。

 

森、里、川、空、ここにコウノトリが飛ぶと似合うなぁと思ったんですよ、、

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そしたら、、、、

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こんなことってあるんですよねぇ!

コウノトリは高度な環境指標生物なんです、コウノトリが生育する環境を作るのに必要なのは、自然や産業に関わる皆さんの広範囲な協働・連携!

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つまり、まとまって力を合わせる、、それが出来ているところに幸福への扉の鍵をコウノトリは落としてくれるんだろうなぁと見上げました。

梅、日置で開花!

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梅といえば嵐雪さん。
「梅一輪 一輪程の あたたかさ」
さて、この句を発句にし、あとに七七の句をつけなさいと嵐雪さんがおっしゃったとしたらどうするか、少しずつ温かくなる春の様子を詠んだ句とよく説明されますが、はたしてそうでしょうか。服部嵐雪さんが「あたたかさ」に何をこめたのか、その解釈を慎重にする必要がありそうです、あなたなら、どうつけられますか!

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わたしなら、大根に着目(^.^)

「梅一輪 一輪程の あたたかさ」 嵐雪

「光りやわらか 大根をおこす」 世屋野蕪村

スノーシューウオークの一行!

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このみなさん、どこにいらっしゃるかというと、、、、

せや高原
丹後半島の冬の聖地、岳山、その稜線。
そして、山頂!

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天橋立を作った土砂のふるさと、丹後の八百万の神々の鎮まられる高天原を一望!のはずて゛したけれど、ちょっとはずかしがられて、ガスか゛多少。しかし、なんとかその片鱗をみせてくださいました!

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休憩時にはアンテナショップ「くりくり」さん(峰山マイン内)からの差し入れクッキー。

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地域力向上に取り組む仲間どうしの商品紹介をかねた連携エールに感謝感謝(^.^)

山頂からは、木子方向へ下山。とちゅうではばい投げ実演!

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宇川水源の「やまなか」たんぼへおりたら木子。

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ウオーク約二時間、お腹をすかせてお昼会場へ。

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(↑ 木子ファームペンション ℡0772-27-0305)

山鯨入りの粕汁、サワラの奉書焼き、お刺身コンニャク、キビ入り赤飯おかわり自由等々海幸山幸てんこ盛りの里山メニューで待ち受けていてくださいました。

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滋賀県から、朝6時発で参加していただいたお客さん、起伏が適度で森の状態が美しい、こういうコースはなかなか無いので、と。去年に続いて二度目の参加です。

職場のレクレーションで参加いただいた皆さんもありました。

スノーシュー!これがあれば、あの山頂に立てるのです!これからもどうぞごひいきに(^.^)

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この岳山縦走コース作りにガイドは5回事前ウオークして安全チェック、見所ポイントを選定させてもらいました。ご利用ありがとうございました。

※ウオーク中の写真は、菅谷ガイドさんからていきょういただきました。

シベリアはまだ酷寒 帰る日のために休息

道路情報・・・・・・災害通行止区間 京都縦貫道 「舞鶴大江ic―宮津天橋立ic」間 1月14日開通

 

砂浜でのひととき マガモ

DSCN9458 マガモ

仲睦まじく

DSCN9983 マガモつがい

コハクチョウとキンクロハジロ

DSCN9405 左同

コハクチョウの首の付着物が気がかり

DSCN9439 コハクチョウ

トンビは高みの見物

DSCN9926 トンビ

 

 

灯りが点り始めた夕凪の宮津湾。

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日の暮れ たそがれ この頃を「   火ともし頃、、、、、」といいます。さあ、灯りをつけましょうという時間、ものの哀れを感じる時間。

旅先の火ともし頃を風邪ごこち     鷹羽狩行,

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さて、点す火がロウソクや油から電気に変わったのは丹後では、、明治43年のことだといいます、

なめらかな淡茶色の地肌に地衣類の緑がはえて、ホオノキはほんとに里山の樹肌美人!

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さて、この木は縄張り根性が強い!他の木を寄せ付けないように根とか落ちた葉から、よるなさわるな物質を出しているといいます、が、と゛うもそうはみえません

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いろんな例を観察してから、「ですって」と話そうとおもいます。
朴葉味噌に、朴葉おにぎりに、樹皮を風邪薬にもと人は使っているのですが、手に取れる枝があれば、折って臭いを嗅いでもらうと納得していただけるとのこと、

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冬の木は特に香りか゛強いそうですので、明日のウオークで試してみましょう。

ところで、種がネットで売られていました、5粒250円。人気があるんですねぇ、うちの会でも、苗にしてはんばいしましょうか(^.^)

夕日に映える積乱雲、

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(↑ 日置 2015/02/13 17:47)

この雲頂高度、3000mはあるのではないですか。大きさといい色合いといい今冬一番の夕焼入道雲。一方、上世屋では、この氷柱、

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これも今年最長最多!
さて、気象予測の現場では、一般的に地上で雪になる温度の目安を「地上付近で3℃以下」「上空1,500m付近で-6℃」「上空5,000m付近で-30℃」とされているそうです。また気象庁今日の日本近海の海面水温情報て゛は若狭湾は9度から12度の間。

20150212[1]

ということですから、海面と上空の寒気の間には40度以上の温度差。

海面付近の温かい空気は、急速に上昇します。

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積乱雲が巨大に発達するわけです。

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世屋の氷柱と、若狭湾の入道雲の大きさ色目は比例しています。

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15日のスノーシューにむけて、世屋姫さん、お願いどおりのコンディションにしてくださったようです。

丹後は傘の國です!

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弁当忘れても傘忘れるな!

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しかし、哀しいのは雨雪の日はお客が少ないこと、ここが辛い。

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でも、それが持ち味、ブリやカニがうまいのは、雨雪が、森と海をつないでくれているからこそ。としたらどうするか、、、逆手の発想スイッチオン、、、
そこで、「提案があります」。

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傘をお題にフォトコンテスト、傘の國丹後ならではのコンテストになりますよ、、、、、やりませんか、、、(^.^)

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「この傘素敵で賞」「傘美人賞」など、丹後各市観光協会などから表彰していただく、、、
もちろん、雨雪の中、傘をささずに歩いているところも、その写真には、「傘がない」 井上陽水賞。
♪行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の町に行かなくちゃ 雨の中を
♪行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
君の家に行かなくちゃ 雨の中を
♪行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
雨にぬれて行かなくちゃ 傘がない
、、、、
コンテスト大賞は「森進一・おふくろさん賞」
♪おふくろさんよ おふくろさん空を見上げりゃ 空にある雨の降る日は 傘になりお前もいつか は 世の中の傘になれよと 教えてくれたあなたの あなたの真実忘れはしない.詩 河内康範  曲 猪俣公章

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冗談を!とお思いでしょう、けれど、与謝野蕪村さんも賛意をしめされているんですよ、草葉の陰から!

「化けそうな 傘貸す寺の 時雨かな」(新花つみ)※

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特別賞は、日本一傘の似合う里・宮津世屋エコツーリズムガイドの会賞(^.^)

副賞は、「カニふるコース食べ放題!カニ三昧!たく゛つきブランド松葉カニ!三大味覚カニ゛フグ寒ブリ!か二カニ15大味覚食べ放題!カニ10品フルコース食べ放題!」

※谷口謙『与謝蕪村ノート』

正面の雪山が岳山、

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流れてくる水には森林由来の物がたくさん含まれていて、それが海の植物プランクトンの栄養になっているしいうことを「森は海の恋人」という名句で発信されたのが気仙沼の畠山さん。

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そういうことなら、「川の水は、山のミルク、海は森のミルクを飲んでいる」という表し方もできそうです(^.^) IMG_8240

海がせっせと雲のもととなる水蒸気をだし、山に雨や雪をふらせるのも、森からミルクをもらうためなんです、、、。

さて、森は、人間にも優しいというのは森林浴効果で明らかにされていますが、さらに森は「美しいものをより美しく感じる、感動的なものにより感動できるという心の豊かさ」を活性化させてくれると脳科学者の大橋勉先生。何がと言うと音、それもただの音でなくて高周波の音、どこにでもある高周波音でなくて、森の中。 IMG_9469

熱帯雨林、鎮守の森、里山の森には人間の耳で聞こえる20KHz以上の音が満ちているんですって、それは梢をわたるかぜの音でしょうか、野ネズミのおしゃべりなのでしょうか、それとも、幹をなか゛れる樹液の鼓動!その高周波音が「免疫機能を高め、ストレスを解消」するのに効果的に作用すると明らかにされたんだそうです。 これはもうぜひぜひ「森」にはいっていただかないと、、、と思います

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明後日のスノーシューウオークが楽しみです。だから、エコツアーと。世屋の森にいっしょにはいりませんか、とさらに声を高めてお誘いしますよ(^.^)

ちなみにこのニュース、「京都環境文化芸術フォーラムスペシャルセッション レポート 森里海から地球を考える」から頂きました。 IMG_9490

「森から海までの多様なつながりの研究」というテーマを掲げられるのが、「森里海れんかん、、連環学」。連関でなくて連環。その意味は「人間が壊してしまった森と海のつながりを科学的データを元に多様な関係者とともにもう一度紡ぎ直し、自然を再生すること」。「森は海の恋人」運動がモデルだといえばイメージはわきやすいですね。環境について実践的な運動論を持った組み立て、これはエコツーリズムの理論の骨格部分じゃないですか。

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このレポート、小冊子ですが、宮津与謝の環境の今と課題の取り組みにも関わっていらっしゃる研究者の方のレポートもあって、中身充実の冊子です。関心のある方はお問い合わせください。

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