宮津エコツアー · 7月 2015

7月 2015

金魚花、と頭にはインプットされています。

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7月の花。教室の花飾り、テーブルの上の一輪挿しの思い出。

この花、別名ヒメヒオウギズイセン!

耐寒性、繁殖力が抜群で、若者の見本のような性質をもっています。荒れ地日陰、乾燥地帯湿地とこでもいきます!
がんばれ青年、「ヒメヒオウギズイセン・ジャパン」新しいスポーツの日本代表チームには、この名をつけたら、きっと世界のトップに輝くでしょう。

ところが、そのバイタリティゆえに他を押しのけて「だらけ」になると警戒されるに至ってしまったという代物、佐賀県に至っては、栽培規制。
ちなみに佐賀県の場合、ヌートリア、ハクビシン、アライグマ、ヤギ、ミシシッピアカミミガメ、カミツキガメ、ワニガメ、オオクチバス、コクチバス、ブルーギル、タイリクバラタナゴ、カダヤシ、ガー科全種、パイク科全種、アカボシゴマダラ、クワガタムシ科、イタチハギ、オオカナダモ、コカナダモ、オオカワヂシャ、オオキンケイギク、オオフサモ、オニノウシケグサ、コマツナギ科全種(在来種除く)、キショウブ、シナダレスズメガヤ、ハリエンジュ、ヒメヒオウギズイセン、ブラジルチドメグサ、ボタンウキクサ、ホテイアオイ、ミズヒマワリ、コンテリクラマゴケ、イチイヅタを 対象として具体的に移入規制を明記。
わが京都府にも「京都府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例」があり、第47条には、「外来生物が絶滅のおそれのある野生生物に与える影響の把握、当該外来生物に関する施策を実施する市町村への助言等必要な措置を講じるよう努めるものとする」としています。
ヒメヒオウギズイセンなど特定種の表記はなく、行政的には調査と被害影響の把握という段階にとどまっています。世屋の湿原にキショウブが進出しているようではありません、けれども、、身の周りではコマツナギや、オオキンケイギクなど増えている状況は感じます。市町村段階て゛は警戒レベルが高まっているものがあると思いす。

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いずれにしても、警戒する、広げないと言う意識をもっていることが必要なのだと思います。

従って、「ヒメヒオウギズイセン・ジャパン」構想は幻。
ヒオウギ、祇園祭にむけて日置付近では咲き始めていますよ。

昨日8日は「着地型の観光ガイドの心構え等」について、小田切聡先生から学んだ。

ガイドはお客様にとって地域の代表である。第一印象・好印象を与えて滞在時間の延長、リピート率の向上、次の地域への誘導等で地域貢献すること。

 

今日は天橋立ガイドの会赤松代表から、国立公園箱(函)石浜の植生等について学んだ。

箱石浜は日本海、天橋立は宮津湾内。箱石は箱石浜遺蹟包含地として国指定史跡でもある。

双方に共通する植生も多数あるが、絶滅危惧種を含めて箱石浜の方が多種であることを教わった。

 

箱石浜西(湊宮)側

P1030297 箱石浜西側

箱石浜東(浜詰)側

P1030298 同東側

強風・波浪で高木は見当たらず、笹ばかり

P1030299 段丘P1030313 段丘

研修風景、京丹後市からも参加  ここにも鹿が出没食草被害あり

P1030324 研修 ここにも鹿が

カセンソウ

P1030293 カセンソウ歌仙草

タイトゴメ

P1030295 タイトゴメ

ユウスゲ  丁度8年前の写真と比較するとユウスゲの群生地は明らかに減っている

P1030317 ユウスゲ

ヤブカンゾウ

P1030338 ヤブカンゾウ

ウンランとハマゴウ

P1030328 ○ウンランとハマゴウ

ハマゴウの花

P1030329 ハマゴウ

トウテイラン

P1030303 トウテーラン

ナミキソウ

P1030336 ナミキソウ

カワラヨモギとこれに寄生するハマウツボ(褐色)

P1030323 カワラヨモギに寄生とハマウツボ

 

ふつうは山の草原に生育するヤマアマドコロ

P1030302 ヤマアマドコロ山の草原

外来の嫌われ者オニハマダイコン

P1030308 オニハマダイコン外来

ネコノシタと葉裏はザラザラ

P1030332 ネコノシタP1030310 同葉裏

ここに遊歩道建設中 その評価は分かれるところ

P1030319 箱石浜 遊歩道計画地

ジオパーク 日本列島が大陸から分かれた証の一つか

P1030306火山ガス噴出跡P1030296

 

ナデシコの首には銀メダル、

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実力がきっ抗するなら追う者 負けた悔しさを持つ者の方が有利に決まっているじゃないですか!そのチャレンジャーを六カ国も退けての決勝、、ミヤマナデシコは美しく咲いて、私たちの心の庭に新しい種をいっぱい播いてくれました、金メダルでなくても充分!

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◇わがやどに 蒔きし撫子 いつしかも
花に咲きなむ なぞへつつ見む      大伴家持
意味  庭にナデシコの種を蒔きましたよ花が咲いたら、あなただと思って毎日眺めていたいので。早く咲けナデシコ.

、、、、育てますよ、新しいナデシコの種を世屋の里でも(^.^)

青海原 かかる景色のあればこそ ありけるものか天橋立  加茂季鷹

逆さ天橋立
神の世に神の通いし跡なれや雲居につづく天橋立  村田春海

さて、神の世に神の通いし神々が、橋か゛落ちたときに見たであろう景色がこれ。

逆さ天橋立ぬ

あれれれれぇ
天の橋立か゛ひっくり返ってみえたのですが、それがすてきだったということが、今の「股のぞき」の始まりだったとか。さすがに神様はただでは落ちない!

それはともかく、「正立視と股のぞきで観察したとき、対象までの距離、対象間の奥行き、対象の大きさの印象に大きな違いが認められます。風景は全体的に遠く見え、奥行き感は喪失するか希薄になり、対象が小さく見えます」と東山篤規先生(立命館大学文学部)。山が上で海が下、なにそれ?脳はもともとそういう見え方を想定していない。その混乱が股のぞきの不思議な魅力の正体と言うことだそうです。
もっとも、それを魅力といえるのは平和なとき、今どこにいるのかが正確に把握できないと即事故につながるのが航空機、特に戦闘機の操縦の場合。視覚に頼らずに別の感覚に切り替える特別な教え方※がされたそうです。
※ 「天の橋立股のぞきはなぜ美しいのか―感覚統合の視点から考える―東山篤規(立命館大学文学部)」を検索ください。

仕事柄、こういう会のスタッフの一員。

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ここでも、「あんたは写真係」(^.^)
さて、こういう場では、さりげなくの風情で置かれていてもお花がものをいいます。

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この会では、心得のある方たちが持ち寄って準備してくださいます。

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持ち寄る花材は今の花になりますから、ダリアや紫陽花など。さてその作品の数々、、まずは主役の引き立て花、

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司会席には、

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ゲスト控え室には

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また、花器の特長とコラボさせてこんなのも

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こんなのも

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こんなのも

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こんなのも

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、、、役得とはこのこと、日本の文化を堪能させていただきました、!
まもなく女子サッカーワールドカップ決勝、アメリカ戦「我々はどちらかというとパワーはないが、技術、そして選手間の連係・連動、そして切り替えの速さの3つの点は、高いレベルで戦わないといけない。それは(アメリカよりも)我々の方が上だと思う」と佐々木監督。庭にはナデシコか゛ワクワクしてまっています。

真っ赤なダリアと回りに配された黄色の花。玄関の迎え花です。

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これって太陽を囲む月と星じゃないです。このアレンジはてるみさん。今日はお弟子さんがやってくるのです、このお客さんを迎えることがよほど楽しみだったのでしょう、、世屋の昔話を楽しむ会で 世屋の昔話の語りの復刻を三田乙絵さんに依頼しましたが、大阪人の三田さんに、意味やアクセントなど実に懇切丁寧に方言指導をしてくださったのがてるみさん。そのやり取りは子に言葉を教える親の、いえ親子以上の濃さだったかも。お陰で世屋の昔話を楽しむ会は大盛況。そんな縁で、三田さんにとっててるみさんはお師匠さま!
引き合わせ役のわたしも、同席させてもらったと言う次第!

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里景色もしっとりうるおって、沢からは河鹿の笛の音。

振る舞っていただいたサンドマメの赤飯の甘くて柔らかくて美味しかったこと、直感ですが、これは道の駅宮津のヒット商品になる、そう思いました。
ついでに、会事務所の迎え花はこれ、

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道端のヤブカンゾウ。

ヒマワリが焦げた!

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ヒマワリって太陽の花、

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黄色いじゃないですか、
「黒いヒマワリなんてみたことがない、自分の熱で焦げたでこんな色になったんでしょうなぁあ」
てるみさんは冗談のうまい人です。

木子のなべ淵渓谷を案内させてもらいました。

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頂いたお題は今回も薬草の視点で植物を!それはなかなか(´・ω・`)でしたけれど、

谷の沢音、林の木漏れ日、コースにはフィトンチッドいっぱい。

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お腹を空かしてお昼は、「ペンション自給自足」さんで。このプランニングはお客さん。

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こういうのを「秘密の丹後・健康リラックスエココース」というのでしょう。勉強になりました。

約1か月以上のご無沙汰です。梅雨の晴れ間に杉山へ行って来ました。

 

DSCN5291眼下に霞む橋立

 

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クモキリソウ(ラン科)地味な花ですがこの時期ひっそりと咲いています。

 

DSCN5337ムラサキマユミ花ムラサキマユミ(ニシキギ科)余り目に触れにくいところで咲いています。小さい小さい花です。

 

DSCN5310こんなキノコもありました。

 

DSCN5316ツチアケビが2年前と同じところに出ていました。ラン科の腐生食物ですが・・・2年前は花が咲くと鹿に食べられてしまいました。なので今年はしっかりガードをしました。

DSCN5334ツチアケビがどこにあるか分かりますか?どうか無事に実が成りますように。

  

             DSCN5288梅雨の晴れ間ではありましたが、本日は割と涼しく杉山ウォーク楽しめました。

 

 

京都縦貫自動車道は、7/18全線(久御山・宮津天橋立間)開通。

天橋立ガイドの会では、きれいな海 天橋立での夏休み体験プログラムの下見研修。

子どもたちには、多様な海辺の生きもの観察や水遊びを体験してもらいたいと天橋立観光協会とともに計画してます。

 

夏季も行われているアサリ漁

DSCN9562 アサリ漁

ヤマモモの実 もうすぐ熟します

DSCN9566 ヤマモモ

熟したヤマモモ (2013.07.05)

DSCN5267 ◎ヤマモモの実

 

熟してきたハマナス

DSCN9587 ハマナス

 

ヤマグワの実もこのように

DSCN9575 クワノミ

流れ着いたか ママコ(継子)ノシリヌグイ(ピンクの花) 葉の裏には棘がある。周囲はオカヒジキ

DSCN9577 ママコノシリヌグイ たで

水遊びの浜にはスナガニの穴   穴の中にはどんなカニがいるのかな?

DSCN9576 スナガニ穴

アメリカネナシカズラ

DSCN9590アメリカネナシカズラ

本格的な夏を前に廻旋橋脇の大看板も更新撤去

DSCN9565 看板撤去

 

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