宮津エコツアー · 「ハコベ塩」

「ハコベ塩」

2013/01/07
「おっかあに持って帰ってみせよう フキノトウでとったどー」 と摘む少女の手はあかぎれていた!というところなんでしょうね

昨年今頃は1メートルを越していた雪も、今年は!

湧水のあるコナワでは、セリも出ています。

はこべは花をつけていました。

ちなみにこの「ハコベ」もナデシコ科。ミドリハコベとコハコベの二種類があるというのですが、区別できるのは相当のマニア。
語源説も楽しい。生態をとらえて、この草はようはびこる!「はびこる草」なので「はびこ」としようとなったのがはじめという説。え、「はびこ」ええ、いいにくいので、音が入れ替わって「はこべ」。
また、ハコベの青汁を、塩とともにアワビの貝殻に入れて焼き、乾けばまた青汁を加えるということ七度、そうして作ったハコベ塩。これを歯磨きに用いたと、『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』(1713)。
これぞ歯磨き粉の元祖。やってみますか、はこべは世屋、塩は琴弾、アワビの貝殻は伊根!  世屋と琴弾と伊根、こだわりの「はこべ塩」(^.^)

やってみますか、はこべは世屋、塩は琴弾、アワビの貝殻は伊根!

世屋と

琴弾と

伊根

此のミックスでなければならない、白くなりぐあいがちがう、こだわりの「はこべ塩」(^.^)

 

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