束ねられた薪、それを束ねているのはクズの蔓、
柔軟な蔓を結束に用いるのは里の技です。PP縄などに取って代わられるなかで、こんな見事な里の技に出会えて、気分はぽかぽかです。
さて、このクズ、マメ科ですから、鞘の中に種。
こんなちいさな種か゛、どこまでも這い上っていく繁茂力を秘めているのはサプライズ。
薬によし、家畜の餌によし、神さまからの「賜り草」の一つです。
ちなみに、クズマメの側の虫も小さい、
これはセッケイカワゲラ!
羽は退化しているので飛びません、産卵のために雪の上を歩いて上流に向かいます。