ぐみ科グミ属は約60種。天橋立でも三種以外にナワシログミ、ツルグミなどがある。
グミはグイ実の略で、グイは刺のことを言うらしい。
ナツグミの園芸種 2012.6.14
小天橋海岸は久しぶりに貝殻のオンパレード。
今年は貝殻の打上げが少ない年。例年集積する浜にもあまり見られなかったが、久しぶりのにぎわい。
小天橋北側の浜 12/13 左上の白いものは雪
真ん中の茶色い棘でおおわれているのがヒラタブンブク
ブンブクは幅広い水深帯の砂泥底に住んでいる。ウニ・ナマコ・ヒトデと同じ棘皮動物の仲間。これらの体は五角形を基本に形作られており、「五放射状体制」と呼ばれている。
ヒラタブンブクは小天橋南端の浜で採取
ヒラタブンブク(裏返し)、カキ、ナガニシ、ムラサキイガイ、ウニ(ドーナツ状)、ナミマガシワ(ピンク色)、ツメタガイ(渦巻き状アサリの天敵)、ハボウキガイ(細長く尖ったもの)、アサリ等
カタクチイワシは大きさと用途によっていろんな名前で呼ばれている。
吹雪の中、天橋立濃松浜で地引網漁が行われていた。作業中の漁師さんに魚種を聞くと一人はチリメンジャコ、ほかの方はゴマメとの答え。その違いを江尻の島庄水産社長にお聞きした。地引網船上から答えてくれた一人が島庄水産社長であったことに驚いた。
魚の正式名はカタクチイワシ、生長度合いと用途によって加工法も変わり、呼び名も変わるということらしい。
四種類の名前は次の通り。現在の漁は正月を迎えるゴマメ用が主である。
① シロメ(シラス) 京都中央市場では釜揚げチリメンともいう。
② チリメンジャコ 釜揚げして、生乾きのもの。
③ ゴマメ 水洗いだけで素干ししたもの。正月用の田作り。
④ ニボシ ジャコ
・漁法は地引網 ・漁場は宮津湾内で天橋立沖や反対側の田井・矢原周辺でも
・主な漁期 春 6-7月、秋 10月頃から年末、新年 1月、漁師さんの都合(トリ貝漁期、健康上 の理由等)で期間が狭まっているようだ。
二隻で網引き
魚積込船横づけ
水揚げ作業