宮津エコツアー · odani

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ぐみ科グミ属は約60種。天橋立でも三種以外にナワシログミ、ツルグミなどがある。

グミはグイ実の略で、グイは刺のことを言うらしい。

 

ナツグミの園芸種 2012.6.14

園芸種(大粒)と野生種(小粒)が同居状態  廻旋橋近く 2012.6.20

アキグミ 今年も豊作でした 2012.11.18

2012.12.28

南国からのニッケル鉱石船 正月明けまでの荷役待機(江尻沖)。

 

目先の利など無縁? この超然たる姿。

いや、いや 利はわが命。飛び立つ寸前の目の輝きと構え。

獣たちの足跡だけが残る新雪登山道。

「絶対にお勧めですよ」と、上宮津・杉山ガイド部会松本さんから写真の提供を受けました。紅葉時の写真と共にご覧ください。登山口は天橋立駅桜山踏切横からです。

12月25日

第二展望所から

11月21日

急激な水温低下で南海へ帰れなくなったタルイカ、今日も宮津港へ。

散策中の小天橋北端近くの波打ち際、3m~10m前後の幅で南(宮津方面)へゆっくり移動する生き物発見。(12/13)

タルイカ捕獲得意な知人に連絡、20分後に到着。この間、磯から沖へ行ったり来たりしながら宮津方面へ移動、小天橋南端から二つ目の堤防に近付いたところを捕獲。水温低下で反応がかなりにぶくなっているようだ。

水揚げの瞬間 墨をはくと同時にキュー?の鳴き声。胴長61cm、全長111cm、体重9.2kg

タルイカの産卵は南の海だけでなく、島根県沖で産卵が確認されたという最近の研究情報があります。

小天橋海岸は久しぶりに貝殻のオンパレード。

今年は貝殻の打上げが少ない年。例年集積する浜にもあまり見られなかったが、久しぶりのにぎわい。

小天橋北側の浜 12/13  左上の白いものは雪

打上げられたままの状態

 

真ん中の茶色い棘でおおわれているのがヒラタブンブク

ブンブクは幅広い水深帯の砂泥底に住んでいる。ウニ・ナマコ・ヒトデと同じ棘皮動物の仲間。これらの体は五角形を基本に形作られており、「五放射状体制」と呼ばれている。ヒラタブンブクは小天橋南端の浜で採取

ヒラタブンブク(裏返し)、カキ、ナガニシ、ムラサキイガイ、ウニ(ドーナツ状)、ナミマガシワ(ピンク色)、ツメタガイ(渦巻き状アサリの天敵)、ハボウキガイ(細長く尖ったもの)、アサリ等

カタクチイワシは大きさと用途によっていろんな名前で呼ばれている。

吹雪の中、天橋立濃松浜で地引網漁が行われていた。作業中の漁師さんに魚種を聞くと一人はチリメンジャコ、ほかの方はゴマメとの答え。その違いを江尻の島庄水産社長にお聞きした。地引網船上から答えてくれた一人が島庄水産社長であったことに驚いた。

魚の正式名はカタクチイワシ、生長度合いと用途によって加工法も変わり、呼び名も変わるということらしい。

四種類の名前は次の通り。現在の漁は正月を迎えるゴマメ用が主である。

① シロメ(シラス) 京都中央市場では釜揚げチリメンともいう。

② チリメンジャコ  釜揚げして、生乾きのもの。

③ ゴマメ      水洗いだけで素干ししたもの。正月用の田作り。

④ ニボシ      ジャコ

・漁法は地引網    ・漁場は宮津湾内で天橋立沖や反対側の田井・矢原周辺でも

・主な漁期      春 6-7月、秋 10月頃から年末、新年 1月、漁師さんの都合(トリ貝漁期、健康上  の理由等)で期間が狭まっているようだ。

 

二隻で網引き魚積込船横づけ水揚げ作業

昨年は12月25日から26日にかけて大雪。今年の積雪は2週間以上早い。

宮津市内から見た天橋立後背の山々。左端が高山(702m)・中央が鼓ケ岳(569m)・右奥が汐霧山(647m)

街並みのすぐ上に黒く見えるのが「斜め一文字の天橋立」

平家落人伝説がある世屋の汐霧山(塩切山)

大雪警報発令中

雪化粧した山々、粉雪が舞う天橋立、恒例の一斉清掃を府中船越と文珠側で行いました。

実行の可否に直前まで迷う荒天。天橋立を守り、世界遺産登録を目指すなか地元民、企業、少年野球チーム、中高校生、役所などから約900名が出動し、一丸となって落葉の回収。回収松葉等約12トンは、リサイクルを兼ねて近くのブドウ農園へ運ばれました。

府中地区は綿帽子

集合場所

毎年参加の高校生 クラブキャプテンに先生から要領説明高校生は磯清水から府中側担当 集めたものを袋詰め

にぎわった夏の海、人影が消えた砂浜、はるか彼方を望む「青い海と空」

冬季に生長する天橋立  さらに伸びた大天橋 10/31 約35m、12/3現在約41m

天橋立には高品質のアサリや特産品のクロクチ(オオノガイ)だけでなく、カキもいます。

昭和20年代まで、今の「どんぶち」と呼ばれる海域が広く、水質がよかった頃「カキ」の養殖が行われていました。(地元古老の話)

廃業後、放置されたそのカキが増殖。方々にカキ焦ができて夏場の悪臭、景観阻害、航路障害等発生。そこで環境保全のため「阿蘇海環境づくり協働会議」加盟団体でカキ殻除去作業を行いました。

 

アサリ舟からも回収回収したカキ殻

 

中には活きたものも回収殻は近くのブドウ農園へ

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