宮津エコツアー · yasuda

Articles by yasuda

「I want you to hold me tight.」

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~いわへんいわへん~

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さて、この現象をガイドしなければならないとしたら、、
「木の最大の敵はツル」
樹木にとっての最大の敵とは、動物、微生物、天災、人間・・・・。それぞれ角度を変えれば、みんな大きな敵ですが、最大の敵は、植物の仲間のツル(蔓)なのです。ツル科の植物こそ、樹木にとって、いちばんイヤな相手なのです。ツルは木に巻きつきながら生長します。しかし、巻きついて栄養分は、“他人”に頼らずに、ちゃんと自分て土中から吸収しています。いけない理由はふたつあります。まず、グルグルと巻きつく力が強いため、木はいわば窒息状態になります。ひどい時には、木にツルが食い込んでしまうことさえあります。これでは木は十分な生長ができません。もう1つは、ツルの葉っぱが木を覆ってしまい、光を遮ってしまうのです。そして木はやがてツルの葉の闇の下で死んでしまいます。以上のような事情で、林業にはツル切るという作業があります。切ること自体はいたって簡単で、根元からプッツリ切ればそれでOK。ところが、春に切ってもその秋にはまたぞろグルグル巻きをやられてしまうという“恐るべき”生長ぶりで、このイタチゴッコが実は大変な労力を要するのです。とにかく、木の数倍から10倍もあろうかというスピードで生長です。ツルの特徴はどこまでも伸びるということです。ところで、ツルは木ではありません。木との最大の違いは年輪がないことです。構造分子が柔らかく、ゴムのように曲げることができます。ただし、乾燥すると、木と同じか、それ以上に固くなります。ついでに、なぜかわかりませんが何千種類もあるといわれるツルは、どうも左巻きが原則らしいです。」
※木の最大の敵はツル (木の知識)www.log-house.gr.jp/mame/log-tsuru
「なるほどぉツルは木ではない。木との最大の違いは年輪がない、、、そうなんですかぁ」とすこんとわかりました。

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この話、いただきます(^.^)

「岩ツバキ」 とも。

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え、ツバキ科なの!いえ、ツツジ科。ツツジといえば、ここらじではミツバツツジなので、落葉するものとおもっていますが、例えば常緑のアセビ、これもツツジ科。
葉っぱがツバキのようでしょ。
まあそういわれれば!
「砂苺」とも。

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皮を剥くと表面に白色の実褐色の小さな粒、これが砂のようというのですが、それは実は種。
「イワナシ」と一般的には。

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山梨のような酸っぱ味のあるこの実、焼酎漬けにいいんですって、 魅力です、けれど、ちょっと集めるの大変かも!

「春は空から そうして土から かすかに動く」と 長塚節。

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山里の春は畑を耕す鍬の音から。
鉄を手に入れた古代の人たち、野を開き、米を作ることが、嬉しくて楽しくてたまらなかったのでしょうね。春の畑で鍬振るてるみさんの姿は、日本人の歩みのCDそのもの。
ちょっときかせてあげましょうか、、、

16日

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山畑や明日を信じて鍬始 中川康子
鍬始め一と打ちごとの土の色 矢口由起枝
20日

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鶯や農をたのしむ鍬遣ひ 瀧 春一
23日

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山桜あさくせはしく女の鍬 中村草田男

118はる
ほがらかに鍬に砕けて春の土 皿井旭川
27日

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代田うつ鍬やあげをる水煙 高濱虚子

、、、、

以上の句「ショウちゃんのブログ 俳句のある風景」より。
これは優れもの、鍬だけで、古今の句275句。グレートサンクス。

ヤマルリソウ、

やまるり

瑠璃色の花をつける山草、美しい花の色に着目してそのとおりの名です。 そのとおりといえば、学名Omphalodes japonicaもその通り。花を見れば、中央部が盛り上がってかつ穴があるという特徴をもっています。それを、まるで「へそ」じゃないかと笑った人がいたようなのです。その通りだとみんなも賛同したのでOmphalodes。

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コケ水の滴るような日陰で湿り気のある場所でないとイヤというこだわり屋さん。

早春の草原を彩るヒメオドリコソウ、

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付けた種の散布は、アリさんが請け負います。ただではないんです、ヒメオドリコソウも種に甘みをつけて、それで、どうぞよろしく!

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さて、ヒメオドリコソウの名。先人のオドリコソウさんに似ていて小ぶりと言うことなので。オドリコソウが傘をかぶって踊る阿波の踊り子、越中尾原の盆の踊り子、に似ていると言うのは納得しますが、ヒメオドリコソウもそうかというと、つながりません。
それはそうとして、先端部の葉の色、これは紅葉ですか、シックで素敵です。

102フラワーアレンジ

菜の花とアレンジしてパチリ!

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ススキ原野の棚田跡を刈り払ったらできた群落、富良野のラベンダー畑にまけません!

(おおきくでましたね)

アザミですか?

0873アザミ

ええ薊!
漢字を分解すれば、「草冠+魚+刀」。「魚」の骨のようなトゲトゲと刺す葉を持つ草、実際に、沖縄の八重山諸島では、刺のことを「あざ」と呼んでいるんだそうです。

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さて、このアザミ、昆虫の世界里山の、虫招きの花なんです。

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まとめておいて来てもらおう、、、、写真にも納まっていただこう!

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こういう趣向で「里山共生花園」!

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しかし、元たんぼとはいえ人がつくらなくなって久しい土の中には、縦横にクズの蔓。

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クズはまた、飼い葉カズラといい、里山最重要植物でしたが、これだけの成長再生力があるので牛を飼うことが出来た事を実感します。

しかし、人と自然との共生関係が崩れた結果、そのクズはいま、イノシシのご馳走。これを除いておくことが必要です。
そういうことで、、里山再生はクズの蔓掘りから!ここは学生ボランティアの出番かも。

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いっしょにつくりませんか、「里山共生花園」を!

 

蕾一つ余さずに咲ききっている梅。

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それにしても、たくさん花を付けるものです。
「桃栗三年、柿八年、柚の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年」ってんですって。
(へーぇ16年も! そんなにかかってるんですか!)
雪のよう!

069梅

さて、その雪、そうそう、忘れていました、まだ残っているところがあるんです!

023ゆき

縦貫林道成相線で。

これが融けたらほんとの春。

もう一つ、上世屋には、紅系の梅がありません。世屋一本紅梅!これもいいかも。けれど、見ごろになるのは、16年先ですかぁ(´・ω・`)(^.^)

素敵な色です、

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(↑3/22 白藤屋さん)

来たる春への期待は、まず口からふくらみはじめるのでしょう。

151菜の花
「『春の山』はまだ寒いです、でも菜の花が一生懸命温めておいてくれますので、『桜』もまもなく、今年は一週間も早いそうですよ、『野遊び』にいらしてくださいね。お待ちしています」と世屋のもんがいってたよと、口の中でいっておいてね、と素敵な「まんじゅう」にお願いしました。

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(↑ 3/22)

世屋でも早咲き桜。数輪て゛すが、開花宣言。

コップにも春!

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ファミマのコーヒーコップか゛、黒から桜色に。ちょっとした事だけど季節に合わせた大事な気配りです!

イワシにも春

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ビオラビットの対馬シェフの「まかない料理」。
イワシの命は新鮮さ、早朝の養老漁港の網揚げを待って仕入れてきてくれました。

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日本海のイワシ産卵は3月から。油ののった春イワシは猫の大好物。なので、「ねこもり」と言うのが面白いじゃないですか。
山では、イワシの群れのようにキブシ。

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だから、今獲れる旨いイワシのことを、丹後では、キブシイワシ!

気づかないことがあります!

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「京都舞鶴港」!になったんですね。
これからのキーワードは「東アジア・国際・交流」の三つ。その中では京都は一つ、だから「京都舞鶴港」。

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(↑ 舞鶴多祢寺から、ひきあげさんは゛し、東舞鶴方向)

、、、、なーるほどぉ、そうかぁ!、、、
だったら、オールキョウト、それにあわせなあかんで、「京都宮津、京都与謝野、京都伊根」そして、『京都世屋』  。

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世屋の売りは、棚田、農業文化遺産です、

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けれど、その維持はしているけれど、必死こいている、のではいけません。

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(↑ 龍谷大 丹後研修)

『京都世屋』にはゆとり感のある自然の美しさ、それをいかに描き込めるか、そこに取り組むことが必要なのだと思っています。

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