町にさまざまな幸せイルミネーション。
(↑ 日置 撮影日時 2015/12/10 )
さて、世屋にも 民家の門にイルミネーション。快晴のまま日が暮れて世屋の夜は満天の星空。
そんな星々に命のメッセージを伝えるかのよう。
過疎高齢超限界の代名詞のように言われる世屋の里。
ム 、スイセン!
スイセンの開花は冬から春。
(↑ 冠島の向こうに越前海岸、その上の雪山は白山)
群生地越前海岸では 1月下旬から2月下旬。これくらいが目安といわれています。
あたたかい太平洋側の静岡や千葉でも12月下旬。
それなのに12月初旬の開花、
これはべらぼうに早い開花と見ざるをえない。
結論、暖冬間違いなし。
ただし、明日朝は冷えるそうです、
そういう朝には雲海!
霧が溜まるところは、舞鶴湾や野田川流域。
そこで、雲海をみる一押しスポットは成相山、展望台!
(↑ 撮影日時 2015/12/02 8:40:55)
もしくは、すこしうこ゛いて縦貫林道!
時間的には7時半くらいからがいいかもしれません。
♪おでんわありがとうございます、「たんごうみとほしのみえるおかこうえんの■■です」♪ 若い弾んだ声。それが楽しみで℡しているのかも知れないと思いながら一方で、 重厚長大の見本のょうなもの、チャリンコがチャリになったようにたんしゅくしてくれたらいい、とおもうこともあります。丁寧はいいけれど、相手の時間と電話代を浪費しているのだから、それに、そことわかってかけているのだから、しいていうなら「たう、ほみおこうえんの■■です」、でいいじゃないかと。

ところが、記憶の丘に上ると、この公園から見えるのは、「海と星」だけではないときずいたのです。
島が二つ見えます、その沖に越前海岸がみえます、その上に白山が見えます、
海には雲が湧きます。南にふると舞鶴の半島、手前に栗田半島、その上に由良が岳、
さらに西にふると宮津湾の奥に日置平野の先に天橋立、
急なスロープをかけあがればうつくしい落葉広葉樹の林に包まれた丹後半島、
その稜線を、北に辿れば岳、汐霧を経て再び伊根へ。つまり、360度のパノラマ景観に加えて、夏には水平線から昇る朝日を。西には夕日、晩秋のうらにしの日には東にできる虹をみることが出来るはず。おまけに今日は、angel’s ladderエンジェルラダー、天使の梯子。

だから、「海と星」に加えて、島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園ということ。中途半端に長ったらしいより、思い切って長大にやるほうがスケールの大きな景観を表していいかも、 「丹後海と星と島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園」の■■です。
かけたお客さん、今日はどれがいいですかと尋ねられるかも。 そしたら、術中にはまったようなもの、今日は虹とエンジェルラダーがみえるはずです、、すてきね、いってみようかしらと。
ということで、なにをいいたかったかというと、このウオークコースは丹後が楽しめる優れたスポットの一つだということ。土曜日曜に自動車道をつかってちょっと丹後へ!というときには、一例を作れば『往路→与謝天橋立IC→籠・真名井神社→「丹後海と星と島と岬と山と雲と朝日と夕日と虹とエンジェルラダーがみえる丘公園」→昼食・同公園内(森のカフェ おばちゃん定食&うどん)→伊根 復路→成相寺→大観望→丹後郷土資料館→天橋立ワイナリー→与謝天橋立IC』。
(↑ 天の橋立ワイナリー)
丹後半島にはもっと奥深い自然や美味しい食があるのでそれを楽しみたいというかたは、もう一泊していただければ、世屋の森やあなたのシェフのいらっしゃるレストランなどもご案内できますよ。
そしたら、こんな素敵な森の妖精とお話するチャンスもできるかも。
第4回プログラム前夜① 遺品展示よし。
同前夜 ② 丹後の自然の美しさパネル100 展示、良し。
講師先生はここ、
準備オーケー、です、ね!
そして、当日朝のロビー。
年末の気ぜわしい時間をさいて、加悦や宮津、さらには大阪、舞鶴からお運びいただいたことに感謝感謝。
まずは講演にさきだってのウオーク。

自然に働きかけて生きる術を磨き、その知恵を文化として伝えてきたことを、地元の方から話していただきました。

そして、本題。 米作りの一年~歳時記と世屋の農婆の聞き取りを綴って、(日本の里山時代に学ぶこと)~のお話。
日本の米作りは2000年、生き代わり死に代わりしてつたえ重ねた今日までの先人の歩みを、小野先生は、準備いただいた貴重な資料のなかの数々の俳句をてがかりに「1時間半」にぎゅうっと詰め込んで、お話をしていただきました。
美しい自然、貴重な土を私たちは、新しい世代にわたせるのか、その問いかけを受け止めることが、「生き代わり死に代わりして打つ田かな、、」の意味なのだと、あらためておもったことでした。
昼食準備、会場提供にあたって、全面的にご協力いただきましたしおぎり荘さま、また、戦争遺跡研修の際に提供いただいた遺品を再度展示いただ小川様、柿渋、シナ縄などの工芸品をてんじいただいた里山物作り「ふる里塾」のみなさん、そして、 写真集『残したい本日本の風景』(光村推古書院)の巻頭に掲載された世屋の棚田景観写真を提供いただいた今井さま、ビデオ記録をたんとうしてくださった吉岡さま、あらためて心より感謝します。
日置・妙円寺をたずねられるのは 秋極まるころがよろしい。
庭園「八景園」は京都府指定の名勝庭園
お池はさながらモネの池
見上げると赤青黄のこ゛うかいなそろい踏み
もみじ天井のいろあいもかくへ゛つ。
さて、この池 八景園、命名は近江八景を模したものといいますから、さなか゛らこの石は比良山!
住職のご出身とか、かつて日蓮宗丹後学問寺であった妙円寺ですからそのあたりになにかあるのかそうぞうします。
が、扇状地の日置は石のおおい地、石垣もうつくしい穴太積み、その仕事のついて゛に、おっさんと石工の頭領か゛相談、石があまる、そうなら庭池に
つかおう、でさ゛いんはのぶながさまか゛愛でられた琵琶湖て゛、とたんじゅんなことなのかも。
妙円寺の秋、
後ろ門から入られるのがよろしい。
11/22 子どもトレッキング、やせ~内山縦走コースを歩ききった子どもさんたちから、感想をいただきました。

こころちゃん
「この間は山登りに連れていってくれてありがとうございます。すごくいい体験が出来たと思います。上りはきつかったけど、下りはスリル満点で凄く楽しかったです。いろんなキノコや木の名前も知りました。また、木の高い所に熊がすわって実を食べていた場所がいっぱいあって、びっくりしました。そんな高い所に熊が上ったら木がおれないのかなと思いました。すごく楽しかったしいろいろな勉強になったし、すごくよかったです。」

さえちゃん
「わたしはいろいろの葉っぱをみたなかで、一番いんしょうに残った葉っぱは、手が2個分の大きな葉っぱです。イチョウやモミジしか見ないので、あんなに大きな葉っぱは初めて見ました。木が変に曲がっているのや、一番大きなブナの木がみれてよかったです。たのしかったです。」
など、、、。
勇気をちょっとだしてがんばってくれたことがうれしかったのですが、さらに、見るところをみ、聞くところをきいてくれていることがよみとれて、ガイド冥利に尽きる喜び(^.^)

倉本聰さんは、『ニングル』という小説のなかで
『人間が社会を作るとき、権利と義務という言葉を口にする。あれはそもそも人間の言葉でない。神様が自然をお創りになったとき、自然が永続していく為に、権利と義務と言う言葉を作られた。あらゆる動物、あらゆる植物が、自然の中で生きていく為に、権利と義務を持たされた。今なおそれを守っています。守っていないのは人間だけだ。人間だけが権利のみ主張し、自らの負うべき義務を果たさない。これは大変まずいことです。』とかたっていらっしゃいます。この哲学を読み解くために必要な自然体験をしてくれたのだったら、フォレスト運動としても申し分のない成果ではないかとおもいました。
ゆきねちゃん
『山の中でにおいをかいだりさわってみたりしたのがとてもいいけいけんになりました』
みれいちゃん
『キノコがたくさんあってすごいとおもいました。また、山登りしたいです。』
まなちゃん
『いろんな木や葉っぱの名前が知れてよかったです。来年も山登りがしたいです。』
◇せっかくきたのに天気が悪くてさむくて残念ね!

橋立成相大観望で。
■え、、、なんとおっしゃる
ほら、あの光り、斜めにさしてるでしょ、
天使の梯子っていうんですよ、こっちもすごいでしょ、
加悦谷、、あの川にサケがのぼるんですって。
ほらほら後ろ向いてみて、虹、伊根のほうに。
二つの島、大きいのは常世島、籠神社のご神体、右のは沓島、大本教の聖地です、虹になって神様の気があらわれているんですよ、
◇へーえそうなの天使と神様一度にみられる幸運に恵まれたわけ!
○そういえば、虹っていつからみないんだろう。家にばかりいるしたまに出ても空はビルに隠れているし、ほんとに久しぶりだ。、、、、
◇いいときにきてよかったわねぇ、おとうさん!、、、、
昨日は最高の小春日。
そして今日、天気は下り坂。しかし、その時に虹や天使の梯子が現れるのです。
そういうことですので、『小春日のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。』
と昔から丹後ではいうのです。それをもじったのが清少納言さん、こうおっしゃいました。
『「野分」のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。』