宮津エコツアー · yasuda

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お、熊ウンチ!

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ほかほかで健康そのもの。

何をたべたのでしょう
クリタケ、食用です。これも食べるかもしれません

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リンゴ(オオウラジロ)、

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これも食べるかもしれません
でもまもなく冬、美食していたんじゃだめなんです、高カロリー高タンパクの物をどんどん食べないといけません。
そこで、ドングリ。

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コナラの実を食べに上がったんでしょうほら、爪の跡。
クマザサも食べます。栄養なんかないとおもうでしょ、整腸作用があるんですって。
自然のすることには必ず理屈があります。

などなど、、、、。

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森の自然現象一つ一つについて伊藤先生のわかりやすいガイドで、
-モデルフォレスト運動・世屋の森 版-
みんなの力で、丹後の海里森のつながりを豊かにつむぎなおそう
《第一回 教育研修プログラム》森を知ろう、丹後の分水嶺トレッキング
楽しく終えることが出来ました。

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おりから、快晴。モミジはピーク。

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木の間越しに天の橋立。

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木の葉を落とし始めた今だから見ることができる絶景!
さて、 《第二回教育研修プログラム》は、以下の要領で12日。
「旧海軍省上世屋特設見張り所遺構見学と講演」
軍港舞鶴を守るために昭和16年にサーチライトや聴音機を設置したのが特設見張り所。経ヶ岬、冠島など七カ所に設けられました。その一つ世屋高原見張り所の遺構の全体を確認することができました。丹後各地に残る戦争遺跡を結んで、太平洋戦争と丹後を解き明かしてもらいます。

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◆講師 福林徹先生 (戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会)
◆日時 11月12日(木)午前10;30~午後15;00
◆集合 世屋高原家族旅行村「しおぎり荘」
◆日程 現地見学 午前10;30 →   昼食12;00→ 講演懇談13;00
◆参加費 1350円(食事・保険料として)

兵器に使われる火薬原料になる最適の炭、それには特定の樹が用いられていたと伊藤ガイドさん。

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(↑ 縦貫林道て゛の訓練行軍)

ナナカマドやミズナラなどでなくブナだったそうです。森と平和はつながっています。ぜひ、ご参加ください。

丹後半島縦貫林道、五十河~上世屋間の工事が終了しています。

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林道の標高は約500m。トチ、ブナ帯を走ります、その林には絶滅危惧種ミズメの巨木も見られます。

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今盛りの紅葉、

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小町公園→林道→世屋の里→伊根舟屋コースも可能になります。まさしく、プチ白神スーパー林道。

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しかし、もともと礫岩地質の山麓を削ってつけた道路です。落石が転がっていたり路面が波打っています。

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今後も台風、豪雨など災害によって通行が制限される可能性はあります。道路情報を確認の上、充分気をつけて利用してください。

-モデルフォレスト運動・世屋の森 版-
みんなの力で、丹後の海里森のつながりを豊かにつむぎなおそう

《第二回 教育研修プログラム》がちかずいてきました。

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今回は、 旧海軍省上世屋特設見張り所遺構見学と講演と懇談て゛す。

軍港舞鶴を守るために昭和16年にサーチライトや聴音機を設置したのが特設見張り所。経ヶ岬、冠島など七カ所に設けられました。

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その一つ世屋高原見張り所の遺構の全体を確認することができました。丹後各地に残る戦争遺跡を結んで、太平洋戦争と丹後を解き明かしてもらいます。

また、協賛企画として支那事変太平洋戦争に航空兵として招集された小川進氏の従軍遺品を展示させていただきます。

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貴重な資料の初公開です、国の進み方か゛安保法制だとか戦争法案だとか厳しく問われるなか、わたしたちは過去からなにを学べばいいのでしょうか。

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ぜひさそいあってこ゛参加ください。

 

カメラを向けられているのはヤマモミジ、

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そのカメラが見ているのはおそらく、、、

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もみじは、紅を基調に色づくので紅葉
山芋の葉は黄色に色づくので黄葉

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ブナは茶色なので、褐葉。

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さて、明日はブナ林分水嶺トレッキング、コースの木々は色さまざまに色づいて、

まさしく「秋 山 明浄にして粧うが如く」の状態で待っていてくれるはず。

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ちなみに、この詩編は

春 山は淡治にして笑うが如く、
夏 山蒼翠にして滴るが如く、
秋 山 明浄にして粧うが如く、
冬 山惨淡(さんたん)にして眠るが如し
「臥遊録」

また、ブナ林コースのイメージパンフ。

観察道

紅葉は11月中旬までたのしめますよ。

 

 

こんじんさんがうごきなった 、

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こんじんさんというのは、丑寅の金神さんのことで、大本教では「世を始め、世を固め、艮を刺す至清至純の金剛力をもつた神様」
「もともと祟りをなす大悪神とされていたが実はそうではなく、太古、地上を支配していた国常立神のことであるという。邪神にその地位を奪われ、東北(丑寅)、つまり鬼門に封じられていたが、時節がめぐり、ついにその時が来て、『世の中の立て替え、立て直し』をするために出口なお(大本教の開祖)に憑依」なさったとされる神様で、封じられていた地というのが、この沓島。
島が浮いたりすること、、、太陽が隠れたりするのと同じで、それはそれは神秘な現象だったに違いありません、やはり、手を合わせてしまいます。

雲鬼がでるぞ!

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11月2日は今秋一番の冷え込み!暖流の温かい海と寒気団との接触で起きる強い空気の対流によって産まれた雲が内陸部へ、

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ワニになったり、

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鯨になったり、さまざまな造形をなして押し流されてきます。ときに鬼になったりするわけです。

こんじんさんがうごきなった 、雲鬼がでるぞ!季節は晩秋から初冬にすすみます。

なんでも、12月下旬並みだったと言います。

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紅葉が一気に進みます、5日の分水嶺トレッキングが楽しみです。

11月2日毎日新聞の記事、二つ。
まず『里山の隣人「猪」考』。

いのしし 001
その結論、「共存の難しさを思う」
たしかに!

それにしても、「瓜坊も来よ山の子のまつり笛」はじめ引用された四つの俳句、
古い引き出しから、ひっぱりだしてきはりましたなあ(^.^)、

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しかし、もともと、天敵の存在をなくした生態系の破壊とか、離農離村を促進し過疎化高齢化で地域力を疲弊させた問題とか、人力と獣力のバランスを逆転させたのも人です、人の側に責任があります。万里の獣垣をとっぱらい、野や里に人を増やし生態系を回復させることが責任の取り方。現実性の乏しい議論であることは承知でいうのですが、それが「共存論」の前提なんだろうと考えました。
ところで、もう一つの記事は、毎日新聞・安部記者の『日本の源流ガイド』の紹介記事。

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左下に掲載されている写真のひとりが、里山暮らしの源流を伝えるてるみさん。彼女も猪と人との関わりの変化を最前線で目の当たりにしてきたひとり。

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津川絵里子さんとてるみさんがお話をされるとおもしろいだろうなぁとおもいましたよ。津川さん、海の京都・丹後の上世屋へいらっしゃいませんか(^.^)

あ、

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竹風車!

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「私がおじいちゃんに習って私が編んだの!おじいちゃんたちはお祀りの飾りに作っていたの!」
輪島の朝市でのこと。

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それって、世屋の風車と同じでないですか!これはもらわないわけにはいきません。

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お、これは!

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京丹観光バス・丹後ラッピングバス!

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ここは金沢兼六園前。

ここは、千里が濱

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といっても、着いて走ったわけではなく、このバスにのせてもらっていってきた、ということです。

以下金沢・能登路寸描!

まず、口の保養、土産物のアイデア偏
ほう、梅干しにショウガでなく、タケノコを!

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ほう、ノドグロ、たしかに黒い喉。

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ほう、恐竜化石せんべい

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ほう、方言「豆」知識

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~目の保養編

ほほう、朱鷺

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ほほう、ホタルイカ!

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ほほう「いらっしゃい花」

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~見もの編

ほうほう、さすがに大名家のお庭の時間を止めたずっしり感

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ほほう、アーチ橋

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宮津の大手橋がこうだったというじゃないですか。

年の瀬新年のお客に向けた花壇作り

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これが21世紀への?からの?メッセージ

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つまり?

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、、、、そうかもしれませんねぇ

~スナップ編

カナダからなんですって、

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お箸を上手につかってらっしゃいました。

おさむらいか゛あるいてらっしゃるかと思うような町をたのしんでらっしゃる人。

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若い今を思いっきりたのしむカップル

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~感想の部

めずらしいものを見ると心がさざめきます、

お、お米!

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ほほう「にっぽんのふるさと福井の厳選米」
こちらにもお米!

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ほほう「カエル印のこしひかり」!カエルと聞きゃあこれもかわないわけにはいきません。

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がんばってらっしゃるんだぁ、工夫してらっしゃるんだぁ、、、非日常から日常を見るのが旅、~なんでしょう~、エコツーリズムは道端の一つのはなかもしません。

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(↑ 11/1 スゥイーツ&ランチ 日置ビオラビットにて)

けれども、ああよかったとおもってもらえるような旅、作ってみたいとあらためて思ったことです。

 

雪崩防止の工事が進んでいます。

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ここから出てきた岩たち。

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岩質は花崗岩、角が無く丸いのは転げて削られたため。

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川の源流から中流域で見られる形のようですが、かってはここがそういう場所だったということを偲ばせます。
さて学校跡地にたつ金治郎さんは石作り。

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この方も、元々はこんな岩の中にねむってらっしゃったのですって。それを掘り出したのは地元の石工さん。地元の教育振興のために腕をふるってくださったと言うことです。

新たにでてきたこの岩をみていると、なにかメッセージを携えて出てきたようにかんじます。

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ふむ、歌をほってくれ、なになに、、「小さな花の歌」の。そして、金治郎さんの横においてくれ、、、そんなふうに聞こえます(^.^)

ちなみに、この歌をひろめたのが、NHK新日本紀行。

新日本紀行「小さな花の歌~丹後・上世屋~」 (バラエティ/情報)

関西おもいでシアターて゛2012年3月10日(土) 5:15~ 5:50に再放送

新日本紀行「小さな花の歌~丹後・上世屋~」の中身。天の橋立がある丹後半島の上世屋では、フォークコンサートが行われており、「小さな花の歌」という曲が歌われている。

小さな花の歌を作った黒坂正文さんは、全国を回りながら故郷を歌っているフォーク歌手。小川良子さんらが通っていた旧宮津市立日置中学校世屋上分校が廃校になるのをきっかけにこの歌を作り、毎年廃校日にコンサートを開いている。また、廃校になった中学校の後は宮津市立世屋小学校世屋上分校が使っている。

上世屋はかつての炭焼きの里。その中で暮らしている小川さんは牛を育てながら農業を営み、コンサートの実行委員長も務めている。最初は上世屋の人達だけだったが、回を重ねる度に伊根町など丹後全体から若者が集うようになった。

丹後は丹後ちりめんが有名。また、加悦町(現在の与謝野町)にも上世屋のコンサートに出席する若者がおり、彼らは加悦鉄道に乗って高校に通っていた。コンサート出席者は旧中学校の寄宿舎に泊まったり、農家に泊めてもらったりする。

上世屋を紹介するのに欠かせないのが、江宮さんら村のお年寄りが織る藤布。非常に織るのに手間がかかるため、現在藤布の織り手は6人しかいない。

コンサートの会場は以前の中学校体育館で行われる。元加悦谷高校生と黒坂さんの合作である「ガタギシ鉄道」などが披露された。

村を去ることになった江宮さんは、コンサートを途中で抜けて村人へ挨拶に回った。体が丈夫になったらまた戻ってくると、江宮さんは別れ際に話していた。

コンサートの最後には、「小さな花の歌」が必ず歌われる。その曲をBGMにして上世屋の様子が放送された。コンサートが終わると、またそれぞれに新しい一年が始まる。

上世屋では一昨年に再びコンサートが行われ、小川良子さんがコンサートの実行委員として運営に関わった。黒坂さんもコンサートに訪れた。小川さんと安田さんの案内で現在の上世屋を簡単に取材した。中学校の分校跡は、藤織り伝承交流館となっている。また、空き家を合力家に改装するなど、地元の人々が助けあって暮らしている様子が伺えた。

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加悦谷(京都)
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その「ちいさな花の歌」

小さな花の歌
       黒坂正文 詩・曲


小さな花こそ 大切に育てよう
小さな花こそ 美しく咲くのだから
ああ 僕の育った村は 小さな村だけど
ツリガネソウが 谷間に咲く 美しい村だった

小さな夢こそ 毎日あたためよう
明日は 今日よりは あたたかくなるのだから
ああ 僕の育った村は 何もない村だけど
みんな 日焼けした顔で とり入れを待っていたんだ

大きな言葉が 小さな言葉を踏みつけて
小さな命を 奪って逃げてった
ああ 僕の育った村は 何もない村だけど
メダカ ヌマエビ ミズスマシが 幸せに生きていたんだ

小さな花のついた ハンカチを君にあげよう
小さな花がいっぱい ここに育つように
ああ 僕の育った村は 小さな村だけど
ツリガネソウが 谷間に咲く 美しい村だった
金さん、、どう思うえ?

 

 

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さて、上3枚のうち、一枚目は渋柿  柿渋採取用にさいばいされていたものです。2,3枚めは甘柿。
さて、柿には渋柿と甘柿と。実が完熟しなくては渋が抜けない、果肉が固いうちは渋が残る渋柿 熟すに従い渋が抜け、甘みが強くなっていく甘柿。
て゛は、どちらも同時に存在したのか、それとも後先があるのか。答えは後先がある。甘柿が後、渋柿が先、甘柿は渋柿の突然変異種。日本での発見は、1214年。現在神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺でたまたま発見されたので、禅寺丸と名付けられているとのこと。

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柿はkakiとして、世界にでまわる日本発果物なのに高齢化のすすんだ中山間地て゛は産業にもならず、食べる口も無く、野鳥や熊の餌になるばかり、それじゃあ(´・ω・`)ので、柿酒に!

ところで、嫁入りに当たっては、柿の苗木を持参したり、新婚初夜、新郎新婦は「おまえの家に柿の木があるか」。「あります」。「おれが取ってよいか」。「どうぞ取って下さい」、こんな問答をかわしたり、『里古りて柿の木持たぬ家もなし』と 芭蕉さんが詠うほどに暮らしになじんだ植物。なのに ウリ 栗 橘 梅など、植物を詠んだ歌が多い万葉集に詠われていない。万葉時代にあった柿は渋柿だったとしても、干せば甘くなる菓子なのに、、、どうしたことなのでしょうか?

それはともかく、柿、まだまだなっています、おわけできます。いらっしゃいませんか!yasuda made renraku kudasai. tugiwa jyamuni.

オオウラジロの実!

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これは果実酒になります。などといって見ると落ち葉の中にも、あるわあるわ、こんなに拾えました。

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この実、
「フランスの銘リキュール ノイプラットをもしのぐ絶品」とか 「ベルギービールのフランダース・レッド・エール(レッドビール、赤ビール)にも似た、非常に深みのある独特な甘酸っぱい味」などと評される果実酒になるもので、まさに第一級の山の幸。

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ちなみにバラ科リンゴ属の落葉高木。リンゴと言うぐらいで、,分布は東日本に多く、西日本では産地が内陸部の高地に限られ量も少ないということ。「最近,京都府の「丹後地域で数本」が発見され『京都府改訂版レッドリスト2013』に,準絶滅危惧として追加された。隠岐と同緯度の,福井県と茨城県に普通にあることも心強い。実は,北方系の種が「福井・京都辺りから隠岐へ跳ぶ」パターンは他にも幾つか例がある」※ との記述もあります。

DSCF2077おちばのみち

ここで言われるところの京都府の「丹後地域で数本」がこの実の主なのかも。※オオズミ Malus toringo var. zumi – 隠岐の植物 。

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