萩にキチョウ。
◇夏萩の 花ある枝の 長きかな 星野立子
(なるほど早咲きのハギは夏萩か!)
キチョウは同じマメ科のネムの花にも。

◇合歓の花 やさし過ぎるを 怖れけり 頓所友枝
(この方の気持ちわかります(^.^)
◇疎開の荷と 越え来し峠 合歓の花 高田幸枝
(戦後70周年の年になんで戦争法案、環境も観光も平和が大前提!)
◇あてどなき 旅に出でみむ 合歓の花 西正子
(夢は夢 今を生きてと ネムの花、、、、世屋野蕪村)
阿蘇海夕焼け(15日)、

海の京都記念企画として夏休み中は天橋立砂浜ライトアップとか、天橋立の神様、協賛して毎日、こんな夕焼けにしてくださいませんか!

ところで、龍が空にうねる絵とともに、海の京都記念企画としてさまざまなコンセプトツアー・モデルコースが提案されています。その一つとしてアップされている里山国定公園の中核部分の丹後縦貫林道を利用した丹後半島高原めぐりの旅。

これ、お奨めです。日置から左に道をとって分け入る世屋の谷は、空にうねって描かれている龍の丹後の龍の原型が見られる谷だからです。このコースを利用される場合は、日本の里100の上世屋をじっくり見られることをお奨めしますよ、
ついでにフォトギャラリー「蛙と人と、、」にもお立ち寄りください。じっくりご案内しますよ。
しかし、アップされている紹介の中の家族旅行村の項の説明は何かの間違いだと思います!それと、工事中通行止め情報にも注意してください。
ところで、海の京都とはなんなのか、『「海の京都」で知った地域おこしの本質避けては通れないコンパクトシティー化』 として御立尚資さんがに次のようにかたっておられます。
「海の京都」をご存じだろうか。「京都」と聞いて思い浮かべるイメージとして、海の情景はなかなか浮かんでこないのだが、考えてみれば、京都府は日本海に面している。松島、宮島と並ぶ日本三景の一つ、天橋立は京都府宮津市にあるし、第二次大戦後の引揚港で、今は外航クルーズ船が発着する舞鶴も京都府である。神社仏閣、五花街と芸舞妓、そして京料理。こういったアイコンと京都のイメージがわかちがたく結びついているため、同じ京都府内であるにもかかわらず、北部の海に面した地域は「京都ブランド」や「京都ブーム」の恩恵を被ることが難しく、どうしても地域のイメージが埋没してしまう。こういった課題意識から、地元の有志と京都府が中心になって、「海の京都」という打ち出し方で、地域おこしをしようという試みが、ここ数年行われてきているのだ。実際に、「海の京都」ブランドが知名度を得るような例も出てきている。地元の足である北近畿タンゴ鉄道では、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手掛けた水戸岡鋭治氏の手になる「あかまつ」「くろまつ」「あおまつ」という車両が導入され、たびたび報道がなされている。観光キャンペーンや広報の甲斐もあってか、与謝野町の伊根の舟屋(海から直接アクセスできる船置きが階下にあり、二階は住居になっている建物)が、観光名所としてテレビ番組などで取り上げられる例も増えてきているようだ。
ところが最近、「海の京都」を手掛けている京都府の幹部の方に、お話を伺う機会があったのだが、その中で印象的な発言があった。「こういった『仕掛け』だけでは、本当に持続的な地域おこしにはならない。まずは、地元の方々が本当に地域のことを好きになること。もっと言えば、自分の子供たちに、『東京や大阪に出ろ』と言うのではなく、自信を持って、『地元に残れ』と言えるようになることが不可欠だ」という内容だ。
これは、なかなか本質を突いているような気がする。小山薫堂さんが熊本で「くまモン」のキャンペーンを始めた時、最初に手掛けたのも、熊本県民自身が熊本の良さを再発見するというビデオ作りだったという記憶がある。地元の方々が、地元を愛する。それが地域内部での「何かをやろう」というネットワークを作り上げ、強くしていく。多くの地域で、一過性の話題作りの仕掛けがそれだけで終わってしまうのは、しつこくやり続け、仲間の動きを相乗作用で強めていく「地域内部での運動ネットワーク」が欠けているケースが多いように見受けられる。こういうネットワークの背景にある「気持ち」を端的に表したのが、「自信を持って、地元に残れと言えるかどうか」という言葉なのだろう。~後略~ (日経ビジネス2014年10月14日 )
、、、、こういう裏テーマがあることを知っておくと振り回されずに、見所も変わってきて楽しみ方もいろいろつくっていけますね。
川は隣なのです。
゛右斜面上の段は水田として利用されていました。
水を引きたいと思いました。ひけるはす゛、そこから一気にながしそうめん!
(上 藤織り講習会)
それはともかく谷にはなっていますが、堰堤を連続させ水流を和らげているので、上の堰堤を利用すれば引くことは可能なのです。
ところで、思いつきはまじめな話、府中一宮船着き場の側にある気の利いた縮緬民芸小物の素敵なお店、
(上 「傘松の里」さん)
ギャラリー「蛙と人と、、」に全品買い上げたいようなみりょくの品揃えなのです。

その店の裏庭には、これまた気の利いたすずしげなビオトープ風の庭、
それが心の奥にちらついていたのです。
そうなるとあとは、資材とやる気だけ(^.^)
きたぁ、、
つないでつないでながれてくる水、こういう感動をピタゴラ水ッチ!の感動ということにしようとおもいました。
上画面中央左の岩ふきんまで延長できればとおもいますが、それにしても暑い夏、悪魔の魅力をもってどこまでも遊びの世界にいざなう水には要注意。、
いきなり熱中症600人!
原因はダブル台風、そのうち一つは日本列島の土手っ腹に直撃、
とんでもない夏の始まりです。
ふと見ると、ポスター。
灼熱の納涼祭!太陽に負けないで燃えていこうこの夏!そんな意味なんでしょうね。
それはそうですが、涼しくなけりゃあ「ノー涼祭」た゛と突っ込みたくなるほど暑い(´・ω・`)(^.^)
さて、暑いときには風、
天然の涼風吹く世屋の里
なんと岩滝からたったの二十分!、
緑の滝風に冷やされて、
昭和23年うまれの「後期高齢者」のみなさん、元気になってかえっていかれましたよ、
相談ください、せつびと肉野菜魚準備出来ます!
ミヤマヨメナミ ミヤマカタバミ みやましきみ ミヤマがまずみ みやまからすあげは、、、、、
おおくの植物昆虫鳥類などに修飾語としてつけられる「ミヤマ」、これは 里山に対する奥山、高山の礫地や草地そういう環境に適応した種という意味です。

さて、これ、、、カワラナデシコ なんて無粋な呼び方はもうさせません
「ミヤマナデシコ」漢字表記は「宮間撫子」、少なくとも、世屋高原休憩所周辺に咲くのはみな「宮間撫子」。
意味は、里山の田舎娘が世界にとびだし、金色、銀色の花を咲かせたその原種。
押し花にして神棚に置けば夢かならずかなうパワーフラワー。
、、、なにいってんだか、、、
ちなみにサワヒヨドリ、サワグルミというのもあります、実は、四年前は、「サワ撫子」四年かけて、ミヤマ撫子に進化したのです。
さて、下界では夏だぁ海だぁ゜スイカ割りだぁと賑やかですが、仙界世屋の里の気配ははや秋。
キキョウ
オミナエシ
ハギ

「秋の野に 咲きたる花を 指オヨビ折りかき数ふれば 七種ナナクサの花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(キキョウのこと)の花」 万葉集 山上 憶良
あとは、尾花・葛花・藤袴を待つばかりです。