宮津エコツアー · yasuda

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二人がもたれてらっしゃるアンズの古木。

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ただの木ではありませんよ!

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徳井君映画初主演・天国はまだ遠く・ロケ木なんですよ。

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このアンズ、「天まだ」の木として根強い人気があります。

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場所を聞かれるので、立て札。

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カエルのお墓ではありません(・´з`・)

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ちょっと悔しいので花を置きました。

このロケ地へは、金魚バスで行くことができます。「チョウチョ村」というバス停で降りてください。

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このお客さんたちも、そのバスでいらっしゃったのです。

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そして花を植えていってくださいました、

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この里がチョウチョの天国になるように、と。

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いまは、キタキチョウ、ウスバ白蝶、キアゲハ、モンキアゲハなど、

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とくにウスバ白蝶は花満開のねぎ畑で乱舞状態!

ご案内しますよ。

 

 

 

「長い時をかけて育まれた巨樹は、我が国の自然の象徴的な存在であり、古くから、さまざまないきものたちの住み場所となり、人々の信仰の対象となり、地域のシンボルとなり、また、心のよりどころとなってきました。何百年も、ときには何千年ものあいだ風雪に耐え、生き抜いてきたその存在自体がひとつの歴史であり、私たち人間を含む、共に生きるいきものたちのかけがえのない財産です。」と環境省自然環境局生物多様性センター。

、、、、そうかぁ!

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「日本人と樹木との関係は深く、古くから建築材料や木製品、燃料などとして利用されてきました。日本には、世界最古の木造建築である正倉院宝物殿、世界最大の木造建築である東大寺の大仏殿や東本願寺の御影堂がありますが、古来より樹木は最も身近で重要な資源の一つでした。
また、巨樹はご神木・ご神体として崇められ、多くの伝説や伝承が語り継がれており、私たち日本人の精神的にも大きな影響を与えていることがうかがえます。」

なるほどぉ!

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「巨樹・巨木林は、人間もしくは人間が形成してきた地域社会との関わり合いの中で残ってきたものも多く、巨樹・巨木林を後世に引き継いでいくためには、人間や地域社会と個々の巨樹・巨木林の関係性を考慮して保全していくことが重要となります。
環境庁(当時)は、我が国における巨樹・巨木林の現況を把握するため、昭和63年から自然環境保全基礎調査-巨樹・巨木林調査を実施しており、現在までに、地方自治体や全国巨樹・巨木林の会※などの有志の協力を得て約7万件の巨樹・巨木林の情報が全国から集まっています(平成29年3月現在)。」

「巨樹計測のすすめ
巨樹の大きさを測ってみませんか。 巨樹巨木は、間違いなく私たちよりずっと早く この世に生まれ、 私たちよりずっと先の時代まで生き延びていくでしょう。 この世に生を受けた彼らを、 住民登録しようではありませんか。 大人だけでなく子供たちも、 一緒に巨樹の大きさを測りましょう。 子供たちが大人になったとき、 もう一度大きさを測る機会が来るでしょう。 子供たちの子供もまた、この巨樹を 仰ぎ見ることでしょう。 そのときどのくらい大きくなっているのか、 未来の子供たちが知ることができるように。」

「1 調査の対象 「調査木」は、地上から130cmの高さで、 「調査木」は、地上から130cmの高さで、 幹周りが300cm以上の木です。これらが育 成している並木・樹林も対象になります。「」

幹周りが300cm以上というけど、充分すぎるほどあるで、そうなら、どれだけあるか測ってみるかね!

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「2 測り方 幹周は地上から130cmの高さを、センチ メートル単位で測ります。メジャーを幹 に当てて、図-2のようにくぼみや空洞に 関係なく、メジャーの左右を引っ張り、 ピンと張った状態で計測します。斜面に 生えている木は、 山側( 高い方)で地上(根 元)から130cmの高さで測ります。斜面 が急で谷側(低い方)に降りられないと きは、山側から測量ポールで直径を測り、 幹周を計算します。」

メジャーまわしたどぉ、なんぼだぁ!

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ごめぇとる!

ええ?

500センチ、五メートル!

ところで、この木は何の木だ?

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楢の木だが、クヌギかな、いやアベマキかな、紛らわしいので、よおく調べないといけないな、、

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せやの里山に眠るこの木、いずれの樹種にしろ幹回り五メートル、全国大会に出ても十分戦える相当の大物です。

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木の印象ですが、木の地上部の健康状態は良好。しかし、峠の鞍部の切り通しの崖に生育している、、農道として大型耕作機器を通すために掘り下げられたためですが、、そのことによって根の部分の土が落ち崩れて、根が大きく露出しているそこに保全措置を講じる必要があります。

こういうことに森林税などをつかってもらえたらとおもうことです。

置物っすか!

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ほんものですよ!

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「京丹後市の電柱には五本に一本、先端にコウノトリの置物を置くというアイデアはどうですかぁ、麒麟も来ることだし!」

あらぁー
雪のような雲が山を越えて、海に流れ落ちてくる

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まあぁー素敵ー はじめてみたぁ

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日置から宮津湾に向かい栗田半島向こうの由良ヶ岳や杉山の尾根を越えて、雲が宮津の町や海に崩れ落ちてくるのです。
さて、この現象をどう説明したらいいのでしょうか。

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雲をかぶっている由良ヶ岳や杉山の向こうには、京都府を貫流し森と海を結ぶ由良川が谷を作っています。そことの関係だろうと見当をつけて、
「あれは地上の雲、空にできる雨雲ではないですよ。谷や川筋に湧いた霧が風向きで山肌を這い上がり峰を超えたときに見られるもの」というふうに説明しましたがどうなんでしょう。

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この現象、雨の日のエコツァーのとりでした。

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お客さん一人でもエコツーリズム、

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森や山里巡りのエコツァー、

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今しかここしかあなたしかがエコツーリズムの醍醐味です!

 

軽トラックに向かってドラミングするんですよ、ヤマドリが!

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とにかく気が強い、繁殖期のオスは猛将
さて、桃太郎が部下に加えたキジ、。
それは、こんな繁殖期のオスだったのではないではないか、とふとおもいました。

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体のサイズでなく向かっていく、引かない気の強さ、
それが鬼退治という大戦を仕掛けた桃太郎のお眼鏡にかなったのではないでしょうか。

ずしーん  づしーん ずしーん づしーん

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丹後内山の五月のブナ林、その巨木の恐竜の脚のような根張りをみていると地響きを立てて動き出すかのようです。

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足元の草は、オオカミのしりふき、え!(オオイワカガミ)というんですか?

林の中の目に染みるような明るい緑はユズリハの今年葉。

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ユズリハの漢字は「楪」。数ある木の中でも一番ととその美しさを称えたのかもしれません。

五月のブナ林へいきませんか、恐竜たちの足音を聴きに!

「ひいな、いいます、」と教えてくださいました。

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ひいな、!?

「へえ、ひいなご というてみたりしますけど。」

タニウツギとよばんのですか?

「へーぇ、そういいなるですか、うちらのとこでは、ひいなとしかいいません。それに、これは、もともとなかった、丹後には。ある時にある人が、味土野にきて、またおりていきなっただが、この苗、私だと思って咲かしておくれ、私の生まれた里に咲いている花です、葉っぱは蒸して乾かしておけば飢饉のときの助けになるから、と。 ホンマに桜色のきれいな花が咲いた。その人の名はお玉さんいうたで、お玉さんの花だ、いうてみんな植えたんです、畦のそばに。ほんまにたすけられたで、この木には、、それで、お姫さんのようなかわいらしい花だ、お姫様(おひめさま)のことを おひいさまいうでしょうがな、それでひいないぅだと、つれあいの母親が、うちの主人は味土野からきてくれましてなぁあ、その母親が言うてくれましたで。そういうわけで、そんなええもんなら、わけとくんならんか、ということで、そらなんぼでも挿し木でもつくし、と増やし方も心よう教えたげて、味土野から丹後一円に広がっていったんだ、と。あとからの話だけど、その人は細川のお殿さんの奥方さんだったいうだにゃあきゃあ、娘みたいな年端もいかん人だったでみんなおひいさまいうとっただあな、」

ホンマかと思いました。半信半疑で方言を調べてみました。

、、、、、、、、、、、、、
ヤマウツギ、ウツギ、タウツギ、ミヤマガズミ、サオトメウツギ、サツマウツギ、エイザンウツギ、カンザシバ、カザ、ガサノキ、ガザ、ガサキ、ガジャ、ガサ、ガンジャシバ、ガンザノキ、カサノハ、ガンジャ、ガジャバベニウツギ、ベニザキウツギ、アカウツギ、ボタウツギ、ヘイナイウツギ、ドウダンウツギ、アカツゲ、ヘイナイ、ズクナシ、アカチョウジ、ケタノキ、ヒキダラ、ミヤマガマズミ、シイバナ、イワシバナ、イワスンバナ、ウノハナ、ドオッペ、カジバナ、タウエバナ、カテノキ、シャボングサ。
(上原敬二著 樹木大図説Ⅲ より)

、、、、、、、、、、、、、

数々確認されてはいます。がそのなかに、ひいなはありません。丹後独特のもののようです。

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そうすると、おばあさんの話は、、、、。

どうやら、サクラウツギの陰にガラシャの吐息!

、、、、、、、、、、、、

光秀を取りあげた大河ドラマ「麒麟がくる」で、とりあげられる丹後天橋立とひいなはよく似合う、とおもいますよ。

え!アーシングヨガ !!

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里山デザイン 、自然丸ごと即興ランチ!なにぃこれぇ!!!

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、(^▽^)/

エコシェフの対馬さんとエコヨガの川内さんとエコガイドの安田三人が、腕まくりのエコ商品!

ǸDクッキングスクールさんが縦貫林道リニューアル全通記念特別企画として、つくってくださいました。

毎日新聞の安部記者が予告記事まで掲載してくれました。

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「道」がつなげてくれた自然との対話、自己の体との対話、そこに集う人々同士の対話というのか、対話は話しかけることから生まれてきます。

話しかけ方は様々、かじるとか嗅ぐとか置くとか抱きかかえるとか食べるとか植えるとか。人が話しかければ、森や里や棚田や大地がなにか返事をかえしてくれるでしょう、タンゴ縦貫スーパー林道で結ぶ自然と人間、環境と健康、そして、ちょっぴり都市と里連携による観光と地域振興の企画にそだてばいいなぁと思っています。その第一回会場は上世屋で、興味と関心のある方、ぜひご参加ください。

五月、丹後の山は不思議な香りに包まれます。

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そのもとはあちこちで咲く朴の花。

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この芳香の主成分はベンゼノイドと、分析されているそうですいるが、(それってなんですか?)トロロっとしてなんとも怪しげな香りです。

さて、この朴の木、香りだけでなくともかくどこをとっても個性的、

中華料理のスプーンのような花びら、蓮のようにひらひらじゃなくてスープなら十分に掬える硬さ。
葉の殺菌作用
硬くて脂がなくてさらっとした材
種、煎じてアイヌ民族は、お茶代わりに
そして、強烈な他感物質を分泌する根。

、、、、、ともかく我が道を行く木です。

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さて、このホオ、宗教詩人の坂村真民さんの目に留まりました。

、、、、、、、、、、、、、

花おのずからにして咲き
道おのずからにして開く
ああ
わが愛する
朴の木のごとく
あせらず
いそがず
この世を生きてゆかん
一つの道を貫きゆかん
守らせたまえ
導きたまえ

坂村真民詩集 「めぐりあいのふしぎ」から

、、、、、、、、、、、、、、、、

矛盾、艱難だらけのもが海でもがいているのが現実ですけれど、

太い幹、大きな花や葉のゆったりした動きをみていらしたら、

「あせらずいそがず」はフレーズが湧いてきた、そんな風に想像します。

ああ
わが愛する
朴の木のごとく
あせらず
いそがず
この世を生きてゆかん
一つの道を貫きゆかん

繰り返しよんでいると、海の波が静まっていくような気もします。

花と人との対話の見事さ、

いまがホオの花の見時、匂いのかぎどきですよ、

 

まあそう急きなるにゃあなあ!

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景観全体でそう言っているような上世屋の里の五月です。

なにかにつけてのんびりしたことが許されないのが現代社会、したくてしとるのんびりというわけでもないけれども、そんな急かない世界、暮らし方がうれしいのは生き物たち

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在来種タンポポたちの咲く草原

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その草原をのびのびと飛び回るチョウチョたち

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生物多様性保全上重要里地里山500、それに選定されたれに里が面目躍如するのが五月、

フキを摘んだり、

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網を持って野良の坂道でチョウを追っかけたり

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小さな小川をあさったら、中にはサワガニの赤ちゃんたち。ただでさえ小さいサワガニなのにその赤ちゃんといえば数ミリのサイズ、それを掌にのせてもじょもじょするといった三歳の女の子の体験は一生もの!

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フキは摘むのが楽しい、つくだ煮にするのも楽しい、それを親戚や知人に配るのはまたうれしい!

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お土産いっぱい、請け合いますよ!

命の季節を迎えた里山の自然とのふれあい、忘れ物探しの旅の演出がエコツーリズム、ぜひご利用ください。

 

 

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