オミナエシも秋の七草。
「秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折り来る女郎花かも」
これも大伴家持さん。
「宴に招かれた官人たちの一人が女郎花を土産に持ってきたのだろう。その女郎花を家持が歌に詠んで、歌会の口火を切った。」と解説子は説明します。
世屋川は下世屋から奥が数百メートルにわたって美しいV字谷をなしています。その中心部が龍が壺。世屋川の生態系を二分する魚止めの滝になっています。
渓谷美の観察が出来るように!ふるさと会議「世屋」さんの手で周辺整備がされていますが、その草刈り、部会からも参加させていただきました。
総勢七人、さすがに草には向かいなれていらっしゃる皆さん、
荒がりするもの、刈ったものをかたづけるもの、丁寧刈りするもの、
除草はどんどんはかどり、谷の底の神秘な谷底まで到達することが出来ました。
崖や川底が世屋の里の大地の歴史を語ってくれます。但し、崖の落石、滑りやすい川底など危険です。
観察は谷向かいの広場からしてください(^.^)
6月29日 大宮町で合歓、開花。
今日の日の出4:45:44。 日の入りは 19:15:08。
きつい日差しや乾燥につよい木です。
人が自然を撹乱したり、田畑を放棄したりしたときに、どこからともなくやってきて、修復したり、天然に戻す役を黙々とやってくれる木です。
七月になりますと世屋高原はピンクで埋まります。
マメ科ですから、ウシノコメ、ウマッコノキと方言があるように家畜は喜びました。
クエルシトリン、ビタミンCを花や葉は含んでいて、乾燥し煎じたり、ゆでて食用にしたりと人間にも有用とのこと(^.^)。
■ 雨の日や まだきに暮れて ねむの花 蕪村
■ 合歓さくや 七つ下がりの 茶菓子売り 一茶
里は新緑が進み黄緑一色になりつつですが。杉山は今芽吹きが進み山笑う状態・・・綺麗です。
林道には白い花が咲き出して、先週府道咲いていたマルバアオダモ、ウワミズザクラ、ガマズミなどの花が咲いています。
今日は頂上まで足を延ばします。5月22日も頂上まで行きます。
林道羽ばたく森から杉と新緑
林道終点にマルバアオダモ(モクセイ科) ふわふわとした花が可愛い!!
出会いから右手の林道へ・・・しばらく歩くとミヤマガマズミ(スイカズラ科)の花が浮き上がって見える。
林道終点から更に風穴に進むと・・・咲いていました可愛いフデリンドウ(リンドウ科)足もとに小さく小さく。
杉山頂上 視界は悪いですが割りと広く岩がたくさんあるところ。
杉山頂上697mです。
帰り出会いから橋立・・・・橋立が綺麗に見えていた。 今杉山は新緑がほんとに綺麗でした。天然杉と新緑のコントラストが良かった。