宮津エコツアー · 未分類

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畦焼き

2013/03/14

畦焼きは五十河の里の早春の風物詩です。

こめづくりは畦の整備から始まります。

根がしっかりぎっしり詰まった畦にしたり、農業害虫の巣を焼いたり、、、。

走る火を押さえながら、「内山に残雪が全くないというのは珍しい、夏場の水が枯れにゃあええがなあ」そんな話しもされていました。

【ガイド雑学】

畦焼きと焼き畑、火入れ、野焼き などいろいろ言葉があります。火は危険でもあり環境や生態系へも影響があります。そのため、消防法、廃棄物処理法の規制を受けます。ただし、農業目的で小規模なものは対象から外れます。広範囲に草原確保野ために行う、観光目的も含むような火入れは消防法、廃棄物の野焼きは廃棄物処理法などの規制を受けます。

 

2013/02/15

森は海の恋人!
山と海のつながりの強さを言い得て妙。このたった三文節の言葉のまとまりが、植樹参加者毎年数千人を気仙沼に呼ぶと言います。この言葉を知ることで何かが起こるのです。じっとしていられなくなるのです。えらいことです。これが言葉の力と言うことなのでしょう。

『地域と人 伝えるしごと』、「情報発信力講座」でお話いただくタイトル。講師の石崎さんは、~言葉の力を生かそう~とサブタイトルを付けられました。

言葉は不思議な力を持っている、それは確かなことです。3月3日に期待が膨らみます。

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ところで、草野心平さんにも、そんな言葉があると言います。

「あいつが死んでからあの時のあいつの一と言が。
音楽よりもかなしく強く。
いまはおれのからだのなかでさざなみになる。」

「かおも恍惚も忘れたのにどうしてだろう。
そのひとことだけが思いだされる。」と。
「エレジー あるもりあおがえるのこと」
という詩の中にその一節はあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あいつはあの時。
(そうだ。もう六年も前のことになるのだが。)
あいつはあの時。
つぶやくように言ったっけ。
美しいわ。
と。
たった一と言。

水楢の枝にしゃがみこんで。
はっぱのしげみにお尻をのっけて。
そうしておれは。
あいつの三倍も小さくすすぼけた色をしてしびれていたが。
美しいわ? なに言ってんだいとぼんやりおれは。
おっぱい色のもやのなかでわらったものだ。
眩暈するほどの現実のなかで。
恍惚のなかで。

けれどもどうやらはなしはちがってきた。
六年もたったせいかおれの考えもちがってきた。

美しいわ。
あいつが死んでからあの時のあいつの一と言が。
音楽よりもかなしく強く。
いまはおれのからだのなかでさざなみになる。
美しいわ。
の一と言が。
どうしてだろう。かおも恍惚も忘れたのにどうしてだろう。
そのひとことだけが思いだされる。

原始の林とあやめ。横倒しになった楡の古木が水に映るこんなしずかなすき透る沼から。よその土地の者等がやってきて。半分もの好きなアヴェックがあいつをバッグにつめこんで里に降りバスに乗って帰ってゆき。そうして裏の水溜りに放したそうだ。そうだということはおれたちの世界では電波みたいに分るのだ。それからあいつは鳴くことをやめ。あんなに好きなソプラノを遂いぞ歌わず。そうして生ぬるい泥っぽい水のなかでベロを出して陀仏ったそうだ。だれに出したベロ? そのベロ。
そんなこともおれたちの世界では電波みたいに分ることだ。

オリーブ色のあいつの背中。
もうあの背中から夢はもうもうとたちのぼらない。
あいつの背中にかわる背中を。
おれはずいぶん経験した。
けれどもあの時の。
美しいわ。
そんな言葉はあの時がたった一度の経験だった。
恍惚をはぎとるようなそんな余計なたわ言を。
あのさなかに。
どうして言ったか。
おれは片方の眼だけひらいて。
なにほざいてんだと言おうとしたが。
言わずにひらいた眼もとじた。
その通りでそれはよかった。
それがおれには正しかった。
けれどもいまになっておれは切なく思うのだ。
黒い点々のいもりの腹にどれだけ毎年。
おれたちの子たちはのみこまれるか。
また里につれられてったあいつのように。
どれだけ毎年。
おとなも死ぬか。
美しいわ。
とあいつが言ったその時。
あいつのからだの中から千も二千ものあいつの子たちが。
おれたちの子たちが。
沸いていたのだ。
そうしておれとあいつの共同が。
水楢のはっぱに。
子たちを包んだ白いまぶしい泡のかたまりをつくっていたのだ。
恍惚よりもあいつはその時。
生むよろこびと。
そして生もうとする意志の愛(かな)しさを。
美しいわ。
といったにちがいないといまになっては思えるのだ。

ああ死んだくみーるよ
おれはいま。
くみーるよ。
おまえも知ってる北側のあの三本目の。沼につき出た太い水楢の枝の上から。
方々にぶらさがっている電気飴を眺めている。
さっきにわか雨があって。
いまは晴れ。
あやめの紫は炎に見える。
そよ風だよ。
くみーるよ。
お前が好きだったそよ風だよ。
こんな風景なら鈍感なおれにも美しい。
お前はこんな時には。
天からもらったソプラノで。
あの古風なホームスウィートホームをうたったものだ。
いまそよ風に。
われわれの百五十もの綿飴はかすかにゆれる。
美しいわ。
お前の言葉を思い出す。
お前の言葉はなんだか生きてるような思いがする。
お前の言葉はなんだかおれに勇気をくれる。

(ああ人の声。)

人間たちが登ってきた。
生ま木のステッキなどをふりながら……。
おれはしばらくぴったりここに。
動かずにいる。
じゃ。
さようなら。
くみーるよ。

さようなら
・・・・・・・・・
17日のスノーシューウオークでは、モリアオガエルの産卵池を、森からカエルの視点で見ることができますよ。

 

竹籠に柿渋液で和紙を貼りつけて作ります。自然な風合いと使い込むほどに味わいが出てくる生活雑貨を思い出と一緒にお持ち帰りください。

ガイドの言葉 宮津市の世屋地区では周囲の山々から手に入れた材料で身の回りのものを作り出す手仕事の技が受け継がれてきました。そうした文化を育んた人の知恵と豊かな自然に触れて、ひととき、ものづくりにチャレンジしてみませんか。
実施日 通年
所要時間 約1時間
集合場所 世屋高原休憩所(宮津市上世屋)
受入人数 定員20名 最少催行人数2名
参加料金 1,500円 (材料費、傷害保険料込み)
備考 会場は雪深い地域ですので、冬季はタイヤはスタッドレスタイヤなど冬用装備で上お越しください。
お申込先 7日前までに下記の申し込みフォームでお申し込みいただくか宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局までお申し込みください。 電話0772-45-1625

■集合場所

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2013/01/01
なに撮ってんですか


?!
蛇にみえます


ほう!なるほどそう見れば

年神様が空に姿を現されたんだ(^.^)

、、、、ふーん、一本の雲にしかみえんけど。

 

17日、里山ネットワークせやの「里山のキノコ観察とお話」に参加させてもらいました。

講師は、大阪市立自然史博物館学芸員の佐久間大輔先生。
こんな時期にきのこなんかあるのだろうか、と半信半疑ではあったのですが、あるはあるはフサタケ アカチシオタケ シジミタケ モジタケ ロクショウタケ クヌギタケ ヒラタケ、、

(↑ あいにくの雨にも関わらず熱心に説明してくださる佐久間先生)
「この丸いつぶのようなもの、これキノコです、シジミタケ、こっちにも別のキノコいますよ、このみどりいろの、これロクショウタケ、キノコというのは植物の花のようなもの、根を張って茎が育つように、菌糸を張って田をよせつけない状態を作っている、こちらにはキクラゲ、、、、キノコの毒というのは基本的には虫対策ですよ、。人にとって毒と薬は紙一重、、食菌が有毒キノコになることもある、キノコ観察にいい時期は、梅雨明けと秋の長雨があけた頃、、、」

一本の枯れ枝を手にそこに生育しているキノコの名前や生態や可食、不可食の別などわかりやすい説明に引き込まれました。

(↑ 午後はプロジェクターを用いてキノコと人のつきあいについてのお話)
私たちが世屋の里で試み中のエコツーリズムはエリアが山であっても、絶えず海への意識を忘れてはいけないとおもっています。海と山を結ぶのは、最終分解者の菌類ですから。キノコのややこしさにはさじを投げ気味であったのですが、粘り強く関心を持とうつとあらためて思いました。

 

 

海から日本三景を楽しもう。自然とひとつになる爽快感を!

概要 日本三景、天橋立の松並木や砂浜を眺めながらカヌーを体験。海に抱かれ自由に動き回ることができる爽快感、低い目線から、海や自然との一体感、天橋立の自然の魅力を味わえます。
実施日 10月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)、11月3日(土)・4日(日)、3月30日(土)・31日(日)
所要時間 約2時間30分 ※土曜日:13:30~16:00、日曜日: 9:30~12:00
集合場所 天橋立ユース・ホステル(宮津市中野905 電話0772-27-0121) ※お車で「与謝天橋立IC」から約20分。
受入人数 各回7人(申込先着順)
参加料金 各回6,000円(カヌーレンタル代・保険料含む。カヌー持込の場合3,500円 )※土日参加の場合は8,500円。
備考 ■服装・持ち物水にぬれても良い服装、バスタオル、ぬれても良い靴、帽子、飲み物、メガネバンド(メガネ使用者)、着替え(ぬれた場合)、防寒を考えた服装、雨具、保険証のコピー ■注意事項・インストラクターや主催者の指示に従ってください。・海上講習中は漁業者の網や船に近づかないように注意してください。
お申込先 天橋立ユース・ホステル 電話0772-27-0121 メール:info@hashidate-yh.jpまたは、宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局 電話0772-45-1625

■集合場所

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ふかふか雪の上を自由自在に歩ける魔法の道具。

今年の冬は雪の森をこれで楽しむ!

     
概要 雪の中での移動に必要な道具「かんじき」。軽くて持ち易く、便利な道具を手作りしてみませんか。
実施日 第1回:H24年11月11日(日)、第2回:H25年2月24日(日)
時間 午前9時~午後3時(第1回・第2回とも)
集合場所 第1回:世屋高原家族旅行村「レクリエーションセンター」 第2回:世屋地区公民館
募集人数 10名(先着順)
参加料 4,500円(材料費、保険料実費相当) ※昼食は各自持参してください。
備考  
申込先 宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局 電話0772-45-1625

2012/09/16
九月半ば、ちらほらとヒガンバナが見えるのに、なおじりじりと照らす太陽、こういう暑さを「秋暑」というそうです。
なおかつそこへもってきて、 台風。湿った空気を送り込みます。大気の上昇と下降の繰り返しによって生まれる積乱雲のできる条件です。

様々な雲をタイプでいえば、積乱雲はスポーツ選手タイプ。
今日できた積乱雲は今年の夏、最大級。


たくましく鍛えた肉体を若狭湾という碧いリングの上で披露してくれました。

雲はやがて横に広がり、たっぷりミズをふくんだスポンジになります。

積乱雲は、絞るような雨になる前にもう一つ粋な芸をみせてくれることがあります。

天の橋立の正体ってひょっとして、、、!

2012/08/28

ある花の撮影会が琴引浜で開かれます。


この青紫の花の澄明さは尋常ではありません、「これは中国・洞庭湖の水の色だ」と、トウテイランと名付けられました。
ランといいますが、 ゴマノハグサ科。鳥取から丹後にかけての海岸の一部にのみ生育するという貴重品。


撮影会は、9月16日。琴引浜鳴き砂文化館9;00。丹後ばら寿司作り体験付き。参加費1900円。海の碧と空の蒼と花の青紫が一枚に収まるアングルがみつかるかも。くわしくは、鳴き砂文化館HP参照。

 

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