天橋立の成り立ちの原型ともいえる大天橋の延伸、1年間でここまで伸びた。
伸びた部分に内湾形成
近年に見られなかった程の面積に。
延伸部の砂は引き揚げて、例年通り砂浜保全(サンドバイパス)事業に活用される
1930年代にヨーロッパから、船底に付着して移入したといわれている外来種の 「ムラサキイガイ」。
方々で出水溝などをふさぎ、機能障害をきたすという厄介者。
3年ほど前までは、文珠水道(運河)の岸壁にびっしりと付着していたのが、ここ1・2年まったく目視できず、仲間内では不思議がっていたところ。
以前は異常発生と思われるほど付着していた岸壁 (平成27年1月13日撮影)
以前より数百メートル南へ移動? 小天橋南端宮津湾側のムラサキイガイ (平成27年1月13日撮影)
小天橋南端。1年前までは、ここに「オオヘビガイ」が生息していた (平成26年3月14日撮影)
約9か月の間にオオヘビガイからムラサキイガイに変わっている。水際の黒い粒。 (平成27年1月13日撮影)
小天橋南端のムラサキイガイの現況 (平成27年1月13日撮影)
京都市内から60名の児童が天橋立へやって来ました。
京都市立下鳥羽小学校4年生。全国小学校社会科研究協議会の公開授業で「わたしたちの京都府(宮津市天橋立)」を題材に発表したことの検証です。
天橋立の歴史などについて、「天橋立を守る会の会長」から学びました。
「天橋立を世界遺産に登録」することの是非と賛否。それぞれの理由もはっきり発表。
氷雨が降る中 松についての勉強と初めての松葉回収清掃。
松は栄養が多くあるところでは楽をして根を伸ばさないから弱くなる、ということを京都府土木事務所の方から学びました。
松葉清掃 寒い中でも汗をかいて頑張りました。 初めての作業が 「楽しい!」 との声。
約30分間で回収した袋の数 116袋。 アッツパレ!
清掃のごほうびに 先生が白砂と波遊びをプレゼントしてくれました。 最初は遠巻に見ていましたが・・・・。
歓声を上げながら、だんだんと大胆に波に挑戦。
子供たちの感想は「面白かった。ここに泊まりたい!」 先生曰く 「日頃の学習より今日の体験は必ず、強く印象に残ります」。
また、天橋立へ遊びに来てください。
昭和58年4月以来 31年振りに復活した「伊根航路」に乗船した。
単独乗船券の片道と往復 「ぐるたんバス」(網野駅・浜詰夕日ヶ浦行き 1時間間隔運行) との連絡券
宮津桟橋着船 起終着港は天橋立
丹海初代 「伊根航路」 就航主力船 「宏昭丸 86.49トン、旅客定員281人 昭和19年9月28日進水」 を連想させる雄姿
宮津市街、杉山をバックに出港 50分間で伊根湾平田へ
左に天橋立松並木を眺めながら、快適なスピード
鉱石船、大江山連峰 宮津港を振り返る
日置 妙見山、世屋高原
大島沖の定置網 至る所に伊根航路全盛時代を想い出す定置網
鷲崎・冠島も間近 バックの遠景は越前海岸
伊根青島沖のマグロ養殖場
青島と亀山の間から伊根湾へ
耳鼻の舟屋
伊根湾内の養殖いかだと舟屋
平田の舟屋
群青色の空と海 久方ぶりの伊根航路を満喫
運航期間 10月26日までの 土・日・祝日
運航時刻 往路 天橋立発 11:45 宮津発 11:55 伊根平田着 12:45
復路 伊根平田発 15:00 宮津着 15:50 天橋立着 16:00
運 賃 片道 1,500円 往復 2,700円 ぐるたんバス連絡券 2,000円
申 込 先 丹海本社 0772-42-0321
丹海天橋立 0772-22-2164
天橋立の磯では、これまで見かけなかっためずらしい生きもの二種。
水中から陸にあげると筆のような生きもの。
京都府海洋センターにお聞きしました。
先ず、一つ目 写真だけでは断定できないが、ゴカイの仲間の 「ケヤリムシ」(毛槍虫)ではないかとのお教え。
陸上では確かに、大名行列の毛槍のようだ。 水中に戻すとそのプロポーションは、ご覧のとおり見事なもの。
二つ目 これも写真だけでは断定が難しいようだが、「カエルアンコウ」の仲間 「ハナオコゼ」かもしれないとのこと。
波打ち際で虫の息の状態 脚らしきものが二本。全体の輪郭も浜砂との関係で不鮮明。
ハナオコゼであれば、待ち伏せ型の捕食で小魚や甲殻類などが主。捕食の際 体色は保護色となる。