宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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立秋ですと 真クズ花咲く 世屋の里

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今日から残暑です!と言ってもまだ酷暑。暦と実感のずれは温もりにくく冷めにくい海水のせいです、

けれどもやはり今日は立秋、クズの花は、花穂の下から上に咲き上がっていきます。

ま葛(くず)延ふ 夏野の繁く かく恋ひば  まこと我が命 常ならめやも       万葉集  詠み人知らず

クズの繁茂力といえば、他のものに巻きついて10メートル以上にも伸び、地下では根が、長さは1.5メートル、径は20センチにも達し、世界は侵略的外来種ワースト100 に選定(`ヘ´)あなたへの思いは夏の野に這い繁る葛(くず)のようです、と言うのが歌の意味。

 

※ ちなみに同じ花穂の翌日 ↓

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米を作ることは草を刈ること!

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この美しさはお百姓の精進そのもの。

精進ではこの方もすごい!

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テルミさんは手鎌で畦の草に挑みます。

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楽天的で好奇心と責任感が強く、「里の暮らしに必要な資質、性格、考え方、方法をすべて身につけた日本の里の女性」と紹介させてもらいましょう(^.^)

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ほんとうですよ、、記憶力に優れていて花が好きで、、、!

紹介しますから、話してみなさいよ。

 

♪咲いた咲いた 秋の花が

♪咲いた咲いた

アカ赤

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(ゲンノショウコ)

シロ白

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(牡丹ヅル)

キイロ黄色

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(キンミズヒキ)

どの花見てもきれいだな(^.^)

さて、きれいではありますが、直接手折って、というのはおやめ二なってください、と言わなければならないのは白い花、ボタンヅル。キンポウゲ科で、汁液に触れると赤変し、水ぶくれが出来るそうです。

ゲンノショウコの薬効は言うに及ばず、キンミズヒキも漢方生薬名龍牙草(りゅうげそう)、仙鶴草(せんかくそう)と言うほどで、多様な薬効があるそうです。

 

 

草むらにパン?

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とおもったら、やっぱり食べた方がいらして、こんなレポートが紹介されています。
□調理法「輪切りにし,フライパンにバターをタップリ塗り,炒めながら塩コショウ,最後に焼き肉のたれを少々落と」すしてできあがり。
□食味 「 ハンペンに似て年寄り向きだが,無味無臭と味気ないもので,正直のところ美味くも不味くもなかった」

※www.geocities.jp/kamosuzu/noutake.html
積極的にたべたいものではないと言うのが評価のようです(^.^)

ちなみにこのパン、「ノウタケ」秋の訪れを感じて顔をだすきのこです。

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きのこの上には、クサギが咲いていました。

マルハナバチ

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温帯地方の虫媒花の送粉者としての非常に重要な役割を果たしているハチです。

丸みをおびており毛深く効率よく花粉を集めることが出来ます。

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ミツバチ科に含まれ、社会生活をします。

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しかし、彼らの巣を見ることはありません。

ネズミの穴などを利用して土の中で巣づくりするからです。

 

世屋谷に 生うるヌルデは はや黄葉

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それにしても、「ヌルデ」不思議な語感の言葉です。

この木は、聖徳太子と関係があるんですって、というと一万円を連想しますが、そうではなくて、蘇我馬子と物部守屋とが戦った時代に遡ります。疫病の蔓延という危機に、原因を異国の仏に求める物部氏と仏教立国を目指す蘇我氏が対立したわけ、馬子派の聖徳太子は当然馬子勝利を願う立場。太子は、馬子に勝利をもたらしたまえと祈念し、自ら仏様を彫られたと言います。その材が、この木。その効果があってのことかどうかは定かではありませんが、争いは馬子さんの勝利。そのエピソードから、「勝ちの木」と呼ばれるようになりました。

太子はなぜ勝利祈願の仏にヌルデを選ばれたのか、研究されていらっしゃる方がおられれば、教えてください。

崖崩れ。

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昨日の雨が原因です。

今年は、夏の高気圧の張り出し方がゆがんでいるために、列島を縦断する局地的な大雨をもたらすのだそうです。

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世屋高原はもともと湖沼だったところが隆起したもの、柔らかい地質は集中的な雨には強くありません。

なにしろ京都府登録の地滑り地形、粘土層に染みこめば、地滑りを起こします。

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幸い田畑に被害を及ぶことはありませんでしたが、場所は里の中、地盤の緩みは想像できます。

また、ブナ林観察道につながる駒倉林道の路面も溝が掘れているそうです。

これ以上降るな、ひたすら願うばかりです。

 

鼻歌がでます、、、、(^.^)

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♪アサガオが咲いた アサガオが咲いた真っ赤なアサガオが、、、、

♪茂る藤の棚にアサガオが伸び上がった

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♪アサガオよ アサガオよ 真っ赤なアサガオ

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♪ナデシコや桔梗やオミナエシと一緒に里に元気を届けておくれ♪

ちなみに、このアサガオ、サツマイモなどと同じ仲間。

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ともにヒルガオ科

 

 

やぶがらしなんて無粋な名前はやめましょう!

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ルーペで花をご覧になったら、きっと皆さんそうおっしゃると思います(^.^)

「花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。」

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wikipedia「ヤブガラシ」の通り。

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さらに、若芽は食用になり、また利尿・解毒・鎮痛などに薬効があると言うことですから、ますますそれにふさわしい名前をつけてあげるべきです。まして、貧乏葛なんて、もってのほか。「やぶがらし」を取り上げていらっしゃるblogs.yahoo.co.jp/mydream_7/49771009.html – さんのブログタイトルは – 瞳の一雫 -。これなんかぴったり。!「やぶがらし」以外の地方名をお調べの方おられたら教えてください。

また、学名はCayratia japonica。何でもベトナム語なんだそうです。 「 ”C.geniculata (膝のように折れ曲がった)”という植物を「アンナン(ベトナムの都市?)」で”cay  rat”と呼ぶことから・」www.geocities.jp/akasabinohimajin/…/yabugarasigenesis.html -と。着目したところは、散房状の集散花序の形です。

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ちなみに「やぶがらし」はブドウ科。一本の茎が、三つ又に分かれ2の2の2と枝分かれしていくようす、これはまさにブドウです。

ついでに、実際に食を試みた方の感想。

「味は素直で、ちょっと粘り気があってモロヘイヤのようでもある。生でもここまで食べやすいという点ではどくだみに勝っている。 ただ、後からちょっとだけぴりぴりした刺激がくる。アク抜きをしていないタケノコのようなえぐ味だった。これくらいの刺激なら、料理法でどうにかなりそうだと思った。portal.nifty.com/2011/05/17/a/ 」

おー、秋だ!

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ツユクサは短日植物。観察した日(8/5)の 日の出5.09 日の入り18.56。

6/10には、それぞれ4.42と19.10。ですから、日の出で27分、日の入りで14分、あわせて41分日が短くなっています。彼女も、葉で日照時間の変化を図り、体内時計にあわせて、フロリゲンを生成し開花の準備を始めたのです。    ちなみに、露草、月草、蛍草、藍花同じものです。

月草に 衣は摺らむ 朝露に 濡れての後は 移ろひぬとも  万葉集 作者不詳

人の心のうつろいやすさを月草であらわしました。

ここにも秋の花。

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バタンヅル。オキナグサのような種をつけ、風を利用して広がります。

 

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