宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

第三回ウオーク&イートでは、フジ棚下が緑の風の吹き抜けるオープンレストランになる予定です(^.^)

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ここにスイレン鉢をおいて、イチョウウキゴケ、サンショウモを浮かべて、見ていただこうと考えました。 イチョウウキゴケはイチョウの葉に似ているのが命名の元。。 ■京都府 絶滅危惧種 ■環境省 準絶滅危惧種 サンショウモはサンショウの葉に似ているので。    ■京都府 絶滅寸前種 ■環境省 絶滅危惧II類  いずれも、「世屋の棚田の宝物」。

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ふと、『小さな花の歌』の一節、、、、♪ああぼくの生まれた村は小さな村だけどメダカ・沼エビ・ミズスマシが幸せに生きていたんだ♪(※ガイドウオークパンフに歌詞掲載)おもいました、メダカがいればいいなあ、実は、上世屋には湿地湿原はあっても メダカは確認されていません。水田が減少し、残っている棚田も乾かしたりするためメダカの生息環境が壊れたのだろうと考えています。 よけいに、「メダカ」。ミドリムシさんに相談すると、京丹後市上常吉の知り合いが飼っている!、、、 したがってこのスイレン鉢にはそういうことでお輿入れいただいた絶滅危惧II類(VU)のメダカが加わることにより生態系がつながり、ミニながら中身の濃い「ビオトープ」になりました。

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ちなみに、メダカは「メダカ北日本集団(Oryzias sakaizumii )」と「メダカ南日本集団(Oryzias latipes)」の2つに分けられて、丹後・但馬地方が分布境界にあたるのだそうです。南日本型はさらに水域ごとにさいぶんされるということですから、奥の深い生き物です。

5月、草むらで赤紫の花をつけていたナワシロイチゴ(苗代苺)が、世屋高原休憩所の石垣でいま実をたわわにつけています。

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木が立ち上がらず、他の徒長する草には負けてしまいます。

丹念に草刈りが必要な典型的な「里山なぎさ」植物、今では石垣、道端が貴重な生育場所になりました。

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{ジャムに最適(^.^)」と言っております!

世屋川は下世屋から奥が数百メートルにわたって美しいV字谷をなしています。その中心部が龍が壺。世屋川の生態系を二分する魚止めの滝になっています。

渓谷美の観察が出来るように!ふるさと会議「世屋」さんの手で周辺整備がされていますが、その草刈り、部会からも参加させていただきました。

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総勢七人、さすがに草には向かいなれていらっしゃる皆さん、

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荒がりするもの、刈ったものをかたづけるもの、丁寧刈りするもの、

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除草はどんどんはかどり、谷の底の神秘な谷底まで到達することが出来ました。

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崖や川底が世屋の里の大地の歴史を語ってくれます。但し、崖の落石、滑りやすい川底など危険です。

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観察は谷向かいの広場からしてください(^.^)

 

ヤブカンゾウは哀しからずや さけども咲けども実はならず! というのは人間の感傷で、しっかりと根で広がります。

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それにしても、群生してはいますが、点在して生育もしています、これは、どう考えたらいいのでしょうか?

さて、このヤブカンゾウ、真夏に咲くからにはそこは有害な紫外線にあふれた世界であることは百も承知、花を守る段取りをしないで花咲くことはありえません(^.^)

それがトロピカル色、

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カロチノイドがその役目をしているということです。

このヤブカンゾウ、対馬シェフに持ち込んだところ、、シャーベットにと考えてもらっています、藤、こせんじょ、に続く第三弾です、。おいしさに憂いを忘れる一瞬を楽しめるヤブカンゾウソルベ、請うご期待!

これは、オカトラノオです、

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そうだ!とオオウラギンスジヒョウモン(おそらく)

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一方、こちらは、ヌマトラノオ。

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花期はオカトラノオに少し遅れて、湿地に咲きます。
としたら、これはなんでしょう?

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花、草丈、葉の形など、オカトラノオとヌマトラノオを足して二で割ったような特徴をもっています。
「イヌヌマトラノオ」!

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としたらレッドデータ検索システムには存在していますが、京都府の場合、自然環境目録合弁花に登録されておりません(^.^)

黒塗りの合力の家と門のアジサイの水色にひかれました。

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「家ごとに アジサイ(集真藍)咲けり 世屋の里」  世屋野蕪村

蒸し暑さが増す時期に、花の涼しさが喜ばれたのでしょうか、あるいは、火災と隣り合わせの里山暮らし、水色の花が火魔封じに通じたのでしょうか。、

ところで、このアジサイ、乾いた幹が火起こし具の先端に使われたと言う意味では有用植物ではあるのですが、実は青梅と同じ青酸系の成分を含んで武装。しているんだそうです。すずしげなのでと料理の添え物になど絶対にやめてくださいとのことでした。

蒲入と書いて、「かまにゅう」と読みます。世屋の里が丹後半島の森の里なら、蒲入は、最先端にある漁師の村です。

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バスはその蒲入へいきます、

若狭湾の海沿いを走り伊根の町に行き、そこから峠を二つ越えたところに蒲入の村はあります。

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この村の漁師さんには「海にはふねをおそうおそろしいおばけ、ウミンバがすんでいる」と伝えられているそうです。「大きな まっくろい からだは 山のようで 口は 耳まで さけていて つめたい いきを は」き、「目は ギラギラと ひかっていて、八本の うでは カニの つめに にている」ということです。(※ コメント欄を参照ください(^.^))その言い伝えを柱にして漁師の家族のふれあいを描く『うちゅうでいちばん』というお話が出来ています、 書かれたのは児童文学者の作者川北亮司さん。そのウミンバを絵にされたのは藤本四郎さん。

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岩崎書店(おはなしトントン)シリーズの一冊として発行されています。

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対象は小学校低学年ですが、ほのぼの元気の湧く話しですよ(^.^)

※川北さんは、藤織りのお婆ちゃんに取材した「かわいいおにばばたち」というお話もあります。

※ お話の中のウサギのお葬式は、本庄小蒲入分校で実際にあったことだそうです。

その時のスナップ。川北さんのブログから拝借しました。

 

世屋の山野にたっぷり降り注ぐ七月の光、

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草木はフル稼働して栄養を作ります。、

ちょっといただきますよ、

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その代わり花粉届けますから、、、

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命は光りと水の申し子です!

当たり前だけれど人間も自然の一部、であることを自覚したときに、自然は窓を開いてくれます。

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里山暮らし、今がチャンス!

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自然の一部になりませんか、あなたも(^.^)

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ネジバナ、

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あらかじめお断りしておきますが、茎が二本あってそれが捩れいるのではないのです。茎はあくまで一本、その茎につく花が花柄ごと茎に巻き付いているのです。その巻き方が、じつは一定ではないのです、たいがいどっちに巻くときまっています、巻き方は種類を同定する大切なポイントなのに、、、。   不思議です。こっちから巻けという指示を出す遺伝子を持ち合わせていないようなのです。つまり、どっちからでもいいからともかくねじれろと言うことです。

では、ネジバナはなぜそんなサインをだすのか、というと、花の数と茎の太さとの関係での説明に説得力があるように感じました。細い茎の割りに多くの花数を可能にしているのがねじれです。花が茎の片方に寄っていたらこれだけの花をつけることは不可能なはず。

ネジバナさん、どうなんでしょうか!

昨年の秋、京都市に飛んでいった「せやなでしこ」の種、花を咲かせたと連絡がありました。白花が咲いたそうです(^.^)

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「我がやどに、蒔きしなでしこ、いつしかも、花に咲きなむ、なそへつつ見む」 大伴家持

( 庭に蒔いた撫子が咲いたらあなただと思って見ようと思っています。)

 

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