宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

合歓は夕方から花芽にたたんでいた雄しべ雌しべを伸ばします。ジェット風船、膨らますように水を送り込んで「膨起」させます。

それが合歓の開花です。上の写真は16時ころ。羽化する蟬が羽を伸ばすようです。
花穂はいくつもあります。何日にもわけて順番に開花させるのです。水を供給する弁を外す順番をコントロールしている。精密な仕組みがあるんでしょうね。水門の番人役を置いている!
打ち上げ花火を考えた人は、植物が花を一定期間順番に次々と咲かせていく、つまり「点花」していく方式にヒントを得たのだと思いますよ。
それはともかく、蘂がのびきるのは日が落ちてから。合歓はねむりません、夜咲く花。夜の受粉を意図した虫媒花。蝶と蛾の種の数は、そりゃ圧倒的に蛾がおおい、危険の多い、また暑い昼間にとびまわるのはよほど物好き、行動は夜がいい!それが虫の理屈、ならその虫の理屈に合わせた方がいい!しかし、やはり夜は夜、虫たちにはここだよと目標にならなければならない。どう考えたか。

星ふる月夜に、夜目にも白くボーッと。つまりl幽霊作戦。わたし、幽霊に見えますか?もう一つ、葉がじゃまになる。これを何とかしないと、いけない。そこで、葉に指令をだした、眠っていてくれ。、、、(※病床の母の枕元の合歓がしゃべってくれました。)

4月24日

籠神社祭礼。世屋の里各神社の太刀降りの様式は、この振り付けを習ったものでした。

この日、山の里では山の神様のお祭り。

エゾエンゴサクの花園。これが、五月下旬のウスバシロチョウ群飛の秘密。

アマナ。里の春の妖精。

なわしろ ジャガイモ畑準備 ゼンマイ干し

雪解けが遅かった分、慌ただしく始まる里の暮らしを桜が見守ります。

4月23日 晴れ

龍渓の岩をハム水は岳山、高山、鼓ケ岳からはっしている。せりだす枝は、あわぶき。

道端の樫の木の根元に、シュンランがある。かれこれ20年のつきあい。

アケビも早春の花。

上世屋の桜は10日は遅い。

世屋焼きに山桜を差しました!

松尾へいちゃん田んぼの守り桜。

桜満開

大ブナ開葉


Mさん、梅雨明けしましたね。梅雨明け宣言したのは、誰だと思います?世屋のナデシコですよ。岡の前の稲木立の山側の道端で

「 野辺(のへ)みれば なでしこの花咲きにけり 我(あ)が待つ秋は 近づくらしも 」
巻10の1972 作者未詳

( 野原を見ると撫子の花がもう一面に咲いています。私が待ち焦がれている秋がすぐそこまで来ているようです )

「なでしこが 花見るごとに娘子(おとめ)らが 笑(え)まひの にほひ 思ほゆるかも 」
巻18の4114 大伴家持

(なでしこを見るたびに あの愛しい娘子の笑顔のあでやかさが思われてなりません)

園芸店で購入したものは、花も茎も大柄です。花を終え種になっています。万葉の歌人が見たのは、今から花期の始まる世屋ナデシコのはず。オリンピックを一緒に応援します。

 

2012/07/16
太平洋高気圧に覆われて照り輝くお日様も、日差しの強さとは裏腹に、昼の時間を少しずつ縮めています。人は花を見、花は人を見ながら、里山の一年を織り上げていきます。世屋織りの命柄文様、どこまで織り上げられたのでしょうか。世屋の里・暮らしと自然、4,5,6,7の四ヶ月を振り返ります。
まず、スタートは4月21日。

4月21日  晴れ
世屋の一年は山の神様をもてなし豊作をお願いをするところからスタート


世屋姫神社祭礼 氏子勢揃い

フクジュソウ、光を花の真ん中に集め、虫に大サービス。


エンレイソウ 延齢とはいうけれど有毒。花びらのようで花びらではない、ガク片。


ワサビ 漢字では山葵

桜 バックはメタセコイア

世屋の里の桜には、一本一本名前がついています、これは千代子桜。

菜の花


里に桜雪残る山にブナ芽生え

荒起こし

溝の整備

ジャガイモをうえんなんけど土が固いので、、、

2012/07/15

インタビュー!させてくれ?忙しいんだよ、なんて花?こっちが聞きてえよ

タチアオイ、へえそう言うのかい 「あおい」ってなにかい、とくがわさんと関係あるのかい?

あんたたち、年いくつだい、若い子には教えておいてやりなよ、かわいい花にはクモがいるって!

2012/07/15
どこへ行くの?

あの雲のなか!

上世屋ブナ林は、観察道整備は、上世屋の自治会の皆さんが村仕事として取り組んでくださっていました。 その整備にガイド部会も加わって三年目。今年も、7月1日、作業がありました。

駐車場バイオトイレから高山山頂までは約1,4Km、

あいにくの雨ではありましたが、ガイド部会員さん8名始め皆さんの奮闘により、ゆったりと歩くことのできる道が整備できました。

このコースは、田んぼから奥山のブナ林まで水で結ばれる里山の構造を辿ることができる点で他にない特徴をもったコースです。秋の紅葉が楽しみです。気が早いですか?!


ちなみに、Mさんが見上げている赤いテープは、去年の二月の積雪ライン。

2012/07/13

ヤブカンゾウの側で、いよいよ私の出番よ、いった風情で野菊が草丈を伸ばしています。
さて、万葉の草木がほほえむ世屋の春を楽しむ会、世屋の里五地区巡り、世屋の夏を楽しむ草花観察会、いずれも、「世屋らしい」取り組みと感想をいただくことができました。ひきつづいて、「秋」です。


秋のお題は「薬草」。「世屋の秋を楽しむ薬草観察会」(仮称)として準備していきます。植物の色も匂いも味も、多種との競合や虫の食害、ばい菌の攻撃から身を守るための手段です。人間は、植物の知恵をいただいて健康を守ってきました。世屋の里にも多く伝承があります。
春は文化と植物、夏は環境と植物、秋は、健康と植物。概論・フィールド・応用体験など地域の皆さんとも楽しんでいただける「世屋ならでは」の内容をつくっていきましょう。

 

京都新聞のある記事。
大見出し「50歳以上が9割 200人参加も」
横中見出し「山の三角点を通るトレッキング 人気」
縦小見出し「京都バス 安全に配慮 10人以上同行」
写真とキャプション(本格的な登山が楽しめると人気の三角点トレック 高島市)
・・・・・・
「50歳以上が9割」   「 山」   「トレッキング」 こんな言葉に反応したのでしょう、ブナ林や里山(棚田と岳)のトレッキングなどで世屋のガイドを利用いただいた方と共通しているので。
それが「人気」だって?「200人」も参加しているって、その秘密は何?「安全に配慮」!具体的には?「10人同行」なるほどそりゃすごい、で、それはどこがやってるの?「京都バス」フームム。世屋部会エリアの「岳山」も640mながら「三角点」じゃないですか。
・・・・これは読まざるを得ません。記事には、このツアーは「1996年に始め、これまで京都の北山や比良山系などの山で、約120回開催した」。世屋のツアーに京阪神から参加いただいた方の中には、このツアーを利用されている方がいらっゃるかもしれませんね。「往復バスを利用できることと安全管理」これが「人気の理由」。バスについては、参加費が往復で、1100円含む資料代。安全管理については、「登山になれた社員が下見し、登山道を整備。10人以上がツアーに同行し、分散して誘導している」。
この事前の下見、整備、また複数ガイドの対応、これは世屋部会のやってきたことじゃありませんか。「エーゲ海クルーズツアーよりよかった」とは里山・岳ツアー参加者の感想。世屋の里が他に比べても遜色のないトレッキング資源を有していることは評価済みです。「ハイキングよりも健脚者向き」でという注文にも、たとえば、
■下世屋~松尾田んぼ~岳 ガラシャ夫人隠棲コース
(バス降車下世屋 岳下待ち受け)
■ 世屋姫神社~上世屋棚田~岳  日本の里・棚田直登展望コース
(バス 同上)なら、こたえられるのでは。
7月7日に催行予定の「三谷峠・なっちょコースツアー」は、標高812m、歩行距離約9km、ということです。その歩行距離なら、
■岳登山口~岳~高山ブナ林~内山~五十河 丹後半島分水嶺コース(バス降車 岳下 乗車 五十河)
が相当するのではないでしょうか。

あちらにニーズが生じており、こちらにもソフトがある!のです。なら、あとはハードな部分。京都の北山や比良山系と丹後との距離差は、自動車道整備により、ぐーんと縮まっています。北部観光コーディネータ養成研修受講者の短絡的な頭は、ぴぴーんとスケッチします。そして、勝手に夢を見ます。京都に京都バスがあるなら、我が丹後にも、「T海陸観光バス」。そこに限らず健康志向の中高年の要望を吸収し、観光立地、地域振興につなげる意義を認め「円滑に安く」ソロバンをはじいてくれる関係者はあるのではないか、と。

2012/07/13
スズサイコ が世屋の棚田の土手に、咲いています。

ただし一本だけ。この観察は、 要ガイド!草に紛れて発見は容易ではないです。

湿地には クサレダマが咲いています。群生しています。

クサレダマの好む貧栄養で酸性の土壌が形成されたせいでしょうか。こちらは木子への道から見ることができます。 いずれも、世屋の里のレッドデータ植物です。
世屋の里は、優れた景観が評価され、日本の里100選。しかし、生物多様性に関して、里山イニシアチブを掲げる日本のなかで、その充実は、100選に甘んじていることはないでしょう。人が現代の衣食住を持続可能の面から、安心安全の面から見直したときに、それを喜んだのが、これらの生き物です。世屋の里の棚田「景観」の中で息づいている生き物たちの喜びよう、輝きようは、日本の里のなでも、トップレベル!(ではないでしょうか)。
光田重幸先生、「畦や側溝を含めると日本の水田に記録されたいきものは、5668種。これらが、なぜ日本の水田から消えていくのか、その実態を知ってもらうこと、そういう棲息環境保全の意味を伝えることはエコツーリングの課題」。
読売新聞の記者、藤井さんが、その視点で、八日の観察会を中心にして豊かな生き物の豊かに息づく様子を記事化すべく、取材してくださいました。

合歓木の巫女もにっこり。近日掲載予定。要注目、読売新聞。

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