宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

■この道と きめ春光の 只中へ    井上玉枝

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(↑ いさなご山方面 2/19)

春光とは、力が強まった日差しとか春の景色のことで、春の季語。

■春光の 生気や雑木 山騒ぐ       木船史舟

「ヨーロッパでは二月十四日のバレンタインの日から小鳥が交尾を始めると言われてきた。日本でも二月にはスズメもウグイスもキジバトも声変わりして、異性を呼んだり縄張りを宣言する独特の囀(さえず)りを始める。ホルモン腺を刺激して小鳥たちに恋の季節の到来を知らせるのは、風の暖かさではなく光の強まりなのである。俳句歳時記の春の部には「鳥の妻恋」という季語が載っている。」と倉嶋厚さん。※『お天気歳時記~空の見方と面白さ~』
■春光を 受けてをりけり 山野草       佐原正子
■春光に 風もきらりと 葉も光る       渡辺安酔

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(↑撮影日時 2017/02/19 )

海星公園では、まんさくが。

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春の光りは植物の開花ホルモンの分泌も促します。

 

 

今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行う ためのよい方策をあれこれ考えること、それを「創意工夫」という!

(はい、はい!)
町の創意工夫その①

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やっと雪だるまできますね
おや、ようすが、、雪だるまっぽくないじゃないですか?

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ほらこうして抱き合っているところ。
(意味不明でした)

、、、、

その翌々日!

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雪も迷惑がられて積み上げられて頼むて消えてくれぇと呪われていたらむなしいじゃないですか。

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ささやかですけど、心あたたまるお店のおもてなし!

このカップル雪人形、焼き物にされたら売れますよ。
町の創意工夫その②

さて、この雪人形の鼻はそのニンジン、

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内で食べる分を育てるなら雑草も手で抜く、もしくはがんばれまけるなニンジンですが、売り物として農場栽培する場合は薬頼み。

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農薬メーカーさんの創意工夫。

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自然から草がなくなったらどうするの!とおもいますけれど、海外で使ってもらうときに「さむらいジャパン」が有効なんですって。
昨日は、「雨水」。

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さんとよさんの春の商談会!でした。

里山落葉広葉樹林の中をスノーシューウオークする一行を紹介した一枚の写真!

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第11回エコツーリズム大賞受賞団体を紹介したページに掲載されているものですが、このコース、宮津市世屋高原岳山コースなんですよ。 とも040

このコースのグーグルマップ。写真は、ブナの新緑のブナが写っていますので、早春の撮影でしょう。 とも038

距離約二キロ、標高差約120m。このコースを造ることができるのは雪が山を埋める冬だけ。 とも039

このコース、写真で案内しましょう。ポイントごとの矢印は見える方向です。

①ー1

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①ー2

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③ー1 入山(撮影日時 2017/02/15 10:54)

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③ー2

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③ー3 ※右から左へ兎の足跡。

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⑥ー1

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⑥ー2(撮影日時 2017/02/15 11:36)

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⑦ー1

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⑦ー2(撮影日時 2017/02/15 11:46)

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⑩(撮影日時 2017/02/15 12:15)

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⑫下山(撮影日時 2017/02/15 13:21)

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※この日の所要時間は約二時間半。入山口下山口が別です。車二台以上で別々に配車が必要。 四十年から五十年を経過していて木々の直径も太く森全体が充実している薪炭林、その中を自由にコースをとりながら歩くことができるのです。 IMG_2475

景観よし、適度にハード、 そして、食べてよし!

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他を知らないでいうのですけれど、おそらく関西屈指のコースと自負してよかろうと内心思っています。丹後ツアー、ブリ、カニに加えてもう一品!

スノーシューとストックも準備できます。 初心者でもオーケーですが、谷を間違うと危険です。ガイドを付けてお入りになることをお奨めします。 2月いっぱいは可能です、ぜひお問い合わせ下さい。

寒波がおさまり、雪がしまったところで、あらためての岳山ウオーク。

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木が大好きなMさん!

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、、、、(はぐなさってる!わけではなく)
2017.2.15積雪深の記録に、テープを巻いてもらっている所なのです。

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さて、この高原スノーシューウオーク、NHK京これ、関西ほっともっとで取り上げられました。

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「歩く、見る、食べる」三点セットの中身を七分にぎゅっと詰めていい内容でした。リポーターの山内さんもみぶりてぶりでスノーシューウオークの楽しさをあつくかたってくださいました、

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豪雪のために当日の入山を断念した岳山には、①初心者でも!と②健脚の方に、とそれぞれに合わせたコースをもっています。
①は山頂から海を見て引き返す、2時間程度!一般的には充分です。入り口出口は同じです。

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②は山頂展望台からさらに尾根筋を木子側に向かって進む丹後半島の高原部の東西南北広範囲に展望できる林間コース。

所用時間三時間。入り口出口がちがいます。

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①が序章、前菜なら②は本題、本命の丹後半島奥の院コースといったらいいんですか、それほど迫力があります。

IMG_2457ちず

雪山でも、①②コースともに安全な里山コースです。しっかりサポートさせて頂きます。
せや高原岳山スノーシューウオーク、ぜひ楽しんでください。

雪富裕層、

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たしかに!

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冗談いってないで、おもてぇーえ、

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つぶれるぅーうと叫んでいる我が事務所兼ギャラリー!

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さて、その屋根が耐えている具体的は重さは、1立方メートル分で、『新雪』で 50~150㎏、『しまり雪』の場合は 250 ~ 500㎏ なんだそうです。屋根の積雪は築年数材質工法によって強度が異なるので一概には云えないのですが、50cm以上だと要注意・90cm以上になると危険だといいいます。

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屋根の面積が20坪の場合では しまった雪が30㎝ だと 「約10トン」近いの荷重になる、ということ。

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つまり、このダンプが荷を載せた状態で載っている!
まして、1メートルを越す積雪となると、、、三台も載せている!

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ふうわりふわふわしているくせに、なんとも雪は曲者です。

 

 

「電子レンジに上世屋をすっぽり入れてチーン、どうだろう!」

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「名案だ」

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カップラーメンに湯を注いだりするようにインスタントに春が来たらいいのですけれども、、、。

そんななか金治郎さんも雪布団。

けれども困ったのは本が読めないこと!

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金治郎さんが本を読めない、そりゃ気の毒だと、「金治郎さん救出作戦!」

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スノーシューメニューのひとつでしたが、これは楽しいことでした。

ちなみに人と金治郎さんの高さが同じですが、普段はこんな高さです。

金さん②

こんなに積もることもありました。

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さて、これからは、、、!

 

 

スノーシューウオークのおもしろみは、普段入られないところへはいること、実に単純なことです、けれど、奥は深い!当然ながら高さや角度やポイントが変わるじゃないですか。展望がひろがります。見え方も変わります。その事で得られる感動は塞がった壁が崩れるような、もう少し前へ進んでみようとか、積極的な気持ちが生まれそんな事にもつながります。

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さて、前夜から降り積もる雪、

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上世屋へ向けて懸命の除雪も間に合わないかも知れない、そんな不安がよぎる中、スノーシューウオーク実施できたのは花美世屋の守護神せやひめ様のご引き立てご配慮だったでしょうか!神々の住まう世界を多くの人に見せてもらってくれと眩しい青空までのぞかせてくれました。。

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危ない、重い暗い冷たいそんな物には近寄らないのを文化文明とする風潮のなか、教育や子育ての現場からはナイフすらも禁じ遠ざけられて、人間は野生を失っていく一方!そんな現状ですけれども、宮津高校とフィールド探求同好会の皆さんの{行きたい・行こう・行きなさい}といった勇気と決断と見識には心から敬意を表したいと思っています。

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この様子、NHK15日PM6時から

ニュース630 京いちにち

16日

ぐるっと関西 おひるまえ

でリポートされます。

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日常から非日常の世界に一変した景色を人は白銀の世界とか雪化粧とかと言う言葉で表しますけれど、それはまた、天は人間にまだ絶望していないというメッセージなのかも知れません。

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そんな世界に分け入ることを可能にしてくれるのが「花美世屋高原スノーシューウオーク」

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観光協会、もしくはガイドの会へお問い合わせ下さい。

夜!

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朝!

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現在130cmです、

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昭和年代は160cmというのが、平均積雪でした。

よく降ったなぁ!感はありますけれど、ようやく平均に近づいたというところですか

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平成28年大雪として語り継がれるには今ひとつ努力不足!

(いやいやそんな努力はしてほしないない!)

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IMG_1673ゆき

日本海上で風と風がぶつかり合って雪雲を作っている

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ふり詰めに止み間なく降り続く降り方!珍しい降り方には、こんな事情があるということです。

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降り方がそうなので、積もり方も1時間に5~10cm。

11日明けてみると、、、。

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天牢雪獄!丹後中が、上世屋体験というところです。

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これも、12日のスノーシューウオークのお膳立て。

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2月は旧暦の正月月。

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そう考えれば「ありがたいことです!

ばっさか(馬場坂)を登れば、、、

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(はい、ばっさかをのぼれば!)

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そこは、、、(そこは、はい!)

ばっさかをのぼれば、そこは雪国だった、、、

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丹後というのは、北国でもなく かといって南国でもないわけですが、 標高300mより高いところは「雪国」といえるようです。

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ただし、300mを境いこの標高より上にあった村々の大半が、廃村に。

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ことほどさように暮らしに重くのしかかる雪ですが、その雪の下にも、春を待つ命!

 

 

 

 

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