宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ウム!

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キンポウゲ 、、、ウマノアシガタ、、、?場所柄から、、、ノー!
としたらば、おそらく、たぶん「トリカブト」!

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日本三大毒草の一つ。天橋立も日本三景、、日本で三本の指に数えられるのはたいへんな実力なんですが、かれも毒力というんですか、そういう面ではすごい実力者。あと二つは、ドクゼリとドクウツギ。丹後では、ドクウツギはみたことがないのですが、どうなんでしょう。ということでつまり、丹後には超要注意植物が二つあるので、ご注意!というところです。このトリカブト、誰が間違うかと思いますが、雰囲気はミツバや山菜とされるモミジガサに似ています、厚労省も同種による中毒事故は過去10年で14件(患者数33人・死者は3人)と発表し、注意を呼びかけている※ということです。
ちなみに、この毒、虫対策。

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ジャガイモの芽にはのソラニン、ヒガンバナ科のリコリン、トリカブトはアコニチンという毒成分でバリアをはっています。

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けれども、このバリアを破るのがいるわけで、トリカブトの場合、ヤガ科キンウワバという蛾が食草にしているそうです。
※  日本農業新聞 5月18日(月)

小町公園で「ナンジャモンジャ」が盛りです。

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さて、ウィクペディアの解説は「ヒトツバタゴを指す」としながら「ことが多い。」と続くところがミソ。

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ヒトツバタゴばかりでないよほかのものも、ということ。何が、、、見慣れない立派な植物、怪木や珍木例えば、クスノキ タブノキ クロガネモチ イヌザクラなど。なぜ、、、元々は占いや神事に利用されていたもので、ご神木を人がつけた仮初めの植物名で直接呼ぶことは憚られたものであろう『雑学おもしろ事典』、こう説明してあります。この説明はおもしろいですね。見慣れない立派な植物、怪木や珍木、こういう樹は太古「登れば天上世界(日の国・神々の国)へ、根の方へ降りれば地下世界(根の国・黄泉国)へと行け」るハシゴと考えられていたと、斉藤さんもおっしゃっています。
※2004-2009 Kiichi Saito  丹後の地名

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おおきくなって、内山のぶな林へとどくような巨木になれよ!とパチリ。ちなみに、タゴ というのは、トネリコのこと。この木は単葉(一葉)ということなので、といいますが、なるほと゛という所は確認できていません。

 

龍渓の谷を埋める緑 明るい緑はアワブキ、白っぽい緑はリョウブ。

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沢音に交じる笛の音!聞こえませんか、、
さて、カエルの季節。

「カエルのおっちゃん、モリアオガエルが産んでいるよ!」

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それより、なぜこんなものがこんなところに、、!?コンクリート池。

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K林業さんの杉除伐の後に現れたもの。丘の上にも。

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あんた、なんだと思う?

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あれだ!

年輪をかぞえると、約60数輪。

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ソウだろう。

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監視哨跡、、、『高原の璧しょう』には、昭和16年の建設だったとある海軍省見張り所。

70年間、モリアオの楽園になっていたのでしょう。

それにしても、危ない。

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「埋める?」

「埋めてすむ!」

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、、、、、どうやら容易でないとんでもないものを彼は指さしているようです。

コバンに似ている、といわれればなるほどそうだと思います。

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他に、俵に似ているじゃないか、私的には「タワラムギ」とおっしゃる方もあって、支持も多いということです。外来種。暑さも苦にせずひょうひょうと風にまかせて揺れる日本の草にはない野趣が認められて移入ということです。枯れてもドライフラワーにと重宝されますが、小判という割りには、財布に入れておくと、というような話は聞きません。薬草的な実力も認められていません。
交じっている赤い花はマンテマ。これも珍しい花じゃ、と持ち込まれたもの。荒れ地に美しいしぶとい花だと思っていましたが、ナデシコ科、、、道理で。

「一本ハマナス」

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潮かおる 北の浜辺の 砂山の かの浜茄子よ 今年も咲けるや (石川啄木)
ウィクペディアでは「名所[編集]日本においては、ハマナスは北海道襟裳岬や東北地方の海岸部、天橋立などが名所として知られる。」と。群生を見たいと思われる方は天橋立へどうぞ。

きたきたきたきウスバシロが、、、

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里と花と蝶と、、「真珠」の三段重ね。

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このマーガレット(フランスギク)は、移植したもの、景観は人が作る、、、(^.^)という気分!

さて、里山は初夏。

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山の田圃の田植えをアカバナが見守ります。

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このアングルで、

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ウスバシロチョウが飛来するのをまっているのです。

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ところで、この花、真珠のようだ、古代ギリシャの言葉にあるマルガリーテ(真珠)という名をつけてあげよう!ということになったのだそうです。マーガレット 、何となくカジュアルな所を敬遠していたのですが、意味を聞いて、その気持ち、ころっと変わりました!※
海の底の貝に眠る真珠のように、深い山の中に息づく世屋にぴったりの花!
(来ますか?)

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来ますよ、必ず、来るまで待とう、ウスバシロチョウ!

※本名はフランスギク。ヨ-ロッパ原産で江戸末期観賞用に持ち込まれたもの。耐寒性があり強い繁殖力で野生化している。 「マーガレット」と呼ばれる別の園芸種の花があります。花の形は同じ、葉の形が異なり、出身地がカナリア半島、移入は明治になってから、耐寒性なし。ただし、「フランスギクはフランス語でMargueritaeと呼ばれ、これから日本でもマーガレットと呼ばれるようになり、今でもマーガレットと呼ぶ人も多い。」と言うこと。

ハナショウブ!

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蜜標の黄色は残して萼や花弁のムラサキに発色する色素を作らないようにしてくれないか。

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蜜標の黄色だけにしようよ、

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紫抜き、黄色と白、萼と花びらで分けてくれないか、、、

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研究室のそんなやり取りが聞こえるような畑。日置の畑です。

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新種開発は競争です。銀の月 1500円 青水晶 2000円ハナショウブの品種名と値段。さて 3,500円は「夢美人」。どんな花姿を想像しますか。

命短し、、

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恋せよ、、、

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ウスバシロチョウ、、

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命は遺伝子のボートである、任務終了!

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その任務もくわなきゃ果たせない、、、

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ベニシジミを捕まえたのはガザミグモ 。ガザミとはワタリガニのこと。そう言われると、、、。

シジミにガザミに、里山には川も海もある!

 

緑深まる里山の林。

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4月の花は実をつけ、

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(オオカメの木)

新たに5月の花。

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(ヤマボウシ)

夏緑樹林、その林床にも、5月の妖精!

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ひさしぶりー どうしとったん げんきにしてたー?

かっては花束にするくらいに群生していたギンラン。人が里山から消えたことで、多くの人里植物に、生存に関する脅威が増大している、、、、。 そんなわけで、京都府の準絶滅危惧種。

♪ 赤い花つんで、、、あの人にあげよぉ、、、これ、群馬県の田舎道で女子高校生が鼻歌で歌ったというのが始まりなんだそうですね。

彼女が見ていた赤い花とは、

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レンゲツツジかも。

白い花とは、、

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シャクの花かもしれません。
ところで、色とりどりに咲く花、その色にかんして、
1位白色系統、2位黄色系統、3位赤色系統、4位青色系統(紫色含む)

こんな順番があります。なんの順番か、、花屋で売れるお客に好まれる花の色、、ブー!

世界中の花の色の割合を調べての統計なんだそうです。
黄色の花は、カロチノイドという色素を持っているから、

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赤い花は、アントシアニンという色素で。
では、白がなぜ一番か、それは簡単、色素を作らなくていい、その上、捕食される危険性の少ない夜に活動するポリネーターが多い(^.^)。

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一方、青がなぜ少ないのか、結局難しい!複雑な過程を踏む必要がある、、、青や紫の花は  青い色素で青くなっているのでなく、赤を基調にして青みがかった色に変える成分をもっていて、「複雑な金属複合体が形成」されて青い色が発現するこういうメカニズムがわかってきたのは最近のことなんだそうです。

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ふる里の野で花を歌ったかっての高校生、♪黄色い花や青い花、これは誰にあげたんでしょ、おじいちゃんやお婆ちゃんでしょうか、、、

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