宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

18時45分、バスが引き返していきます。

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日の暮れがずいぶんはやくなりました。

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里に灯りが点るとともに動き始める夜の物の怪たち。

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マムシ。
さて、マムシは語源は2つ。1つは、漢字では蝮とか虺とも。いずれも「虫」偏。虫は、かって地面や草むらを這いずり回る生き物の総称だったといいます。ヘビはその代表格とされていて、「虫」は鎌首をもたげ、首を膨らませて威嚇しているヘビの姿を現し、山や川と同じ象形文字なのです。
以上は中国での話。日本では古来ヘビのことをウワバミともムシともいいました。ウワバミムシ!言葉は原則つかっているうちに短くなります。バとミは「マ」となり、マムシ。渡来人がやって来た折、これを我が国では「虫」と称するが子をはらんで膨らんだ腹が特徴なので、「蝮」の漢字を当てようとなったというもの。

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もう一つの説は、滋養強壮効果が抜群。ヘビのなかのヘビ、真虫。そこで「まむし」。そんなにありがたいものなので、「捕獲」してとは思いましたが、さしあたっていま衰えの実感もなく、写真撮影にとどめました。

上世屋の朝!

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どこから来なすった?

「東京」

ほう なんでまた?

「東京で行われた宮津テーマのワークショップに参加し興味をもったものですから、、」。
そういうわけで、昨夜は「フォトギャラリー・蛙と、、」が青春切符の宿。前日は、京都大学吉田寮泊だったそうです。宿泊費200円。比べて感想を尋ねると、断然「フォトギャラリー・蛙と、、」がいいですよ。

(^.^)

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何に興味を?

“みやづにせいねんがはいることができるかのよびちょうさ、人に会う旅”

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なんだかよくわかりませんが、♪よっほーほほっほほーラララよっほーほほっほほー上世屋へいこう♪の頃のノリを感じたので協力しています。

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(上 橋立ユース)

♪よっほーほほっほほーラララよっほーほほっほほー宮津にいこう♪

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うたいながらみんなでこいよかえってこいよきみもいいひとつれて!といううねりがつくれて、若い声があふれればいいですね。

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1000人の道も1人から、、、念ずれば花開く(^.^)

木の実が熟して赤みを帯びるのを「あから・ぶ 」と丹後では普通にいいます。
やまぼうしの赤らんだ実!

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よそではどう表されるのでしょうか。

 

30日19時の月。

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天照大神の弟神であり、素戔嗚尊の兄神とされるのが月読命。

お月様はそんな神様ですので、古来、誕生と成長、豊穣と多産、病気治癒と再生などにかかわって深く信仰されてきたわけです。

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その月がこれから膨らんで満月になるのが九日。そして、一日前の八日が中秋の名月。中秋というのは、今の2月から始まる太陰暦・旧暦では8,9,10月が秋。9月は秋の真ん中なのです。今年は満月と重なりません。
国立天文台情報によると、八日、東京では5時15分 真東よりやや南より 8時に南東30度の角度に昇っているということです。
月読命、お日様、天照大神、素戔嗚尊が支配される海。

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(上 大内峠  2014/08/31 6:04:00)

三貴神がそろってお姿を現ぜられるところ、それが、宮津の海なのだと思うと微妙に嬉しいじゃないですか(^.^)

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八日には5時半頃、若狭の海から昇ってくる丸い月が見られるはず。

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ということで、渚のレストラン・ビオラビットのテラスでお月見の宴が企画されているとのこと。

「月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月ぃ」

お問い合わせは、0772-27-0141jまで(^.^)

取材なんだそうです!

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食べる、さわやか、地産地消、安心、美しい、健康、旅、、 時代の1つのキーワード群なんですけれど、そんなテーマを持つ雑誌の、、。関西で、そして渚のレストランをという企画で探したら、「ビオラビット」がヒットしたということなのだそうです(^.^)

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ちなみにこの雑誌、Sprout(スプラウト)(光文社.)。東京からのクルーだそうです、

ところで、天の橋立って島なんですかとカメラマンさん、、、安芸の宮島、松島、と並ぶ日本三景だから、橋立も「島」と思ってらっしゃったフシがありました。たっぷりご説明しました、けれど力不足でひょっとして、目の前の栗田半島黒崎部分をアマノハシダテとご理解されているかもしれません、

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としたら、「あまのはしだての海向かいのレストラン」と紹介されるかも、請うご期待!

ちなみに今日のサンプル商品、美味しくいただきましたよ。

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ごちそうさまぁ(^.^)

 

こったデザイン。

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見れば見るほど味があります。

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腕のいいアーティストさんが気持ちを入れて仕事されたのでしょう、

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上を向いて歩こう!橋立ワイナリー、

また地産地消の農産品マルシェ。

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アイデア満載のバイキングレストラン

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食の安心安全と観光を結びつけ地域振興を図る信頼の天橋立ワイナリー。

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秋篠宮ご夫妻がこの夏お立ち寄りになったそうです。

やっと見えた青い空、秋野菜の準備です。

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作業が雨続きで遅れているにしても、すごい馬力ですねぇ,お一人で!

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「まさか(^.^)」、

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(上 8/30 京丹後市森本)

息子さんがトラクターでやってくれたと嬉しそうでした。

天橋立でおなじみの丹後半島を縦断するターマック林道を舞台 とする第50回大阪電通大チャリティラリー 丹後半島ラリー2014 | とうたう紹介文。

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ところで、 丹後半島を縦断するターマック林道!丹後半島縦貫林道を舞台にするのはわかるけれども、「ターマック」というのはなんですか、とたずねると、
「細かい砕石を貼り付けたアスファルト舗装道路で、施工費は安いけれど砕石も剥がれて浮石になっている事が当たり前の道路」と教えてくださいました。

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そのとおりです。ただし丹後半島縦貫林道がコースといっても、世屋~角突山線は工事中通行ストップのはずと聞くと、スイス村から日ヶ谷へ降りる狭い道を降りられたのだそうです。

いい車ですねぇ

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富山からの参加なのだそうです。

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気をつけてがんばってくださぁい(^.^)

 

世屋の六地蔵様

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地蔵盆が過ぎると山の里では、ソバ蒔き,柿渋のかきぼり、だいこや白菜の種まきなど秋の仕事に取りかかります。

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さて、この機会にお地蔵様とはどんな仏様なのかについての学習。まず、そもそもお地蔵様とは、、、。
「釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩」とされています。

そのお地蔵様なぜ六体なのか、そして、それぞれのこ尊名についてウィクペディアの記事を引用します。
「仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものである。六地蔵の個々の名称については一定していない。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に檀陀(だんだ)地蔵、宝珠地蔵、宝印地蔵、持地地蔵、除蓋障(じょがいしょう)地蔵、日光地蔵と称する場合と、それぞれを金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、預天賀地蔵と称する場合が多いが、文献によっては以上のいずれとも異なる名称を挙げている物もある。」

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六体である理由はわかります。が、世屋のお地蔵様の名はこの説明にはない名前です。
調べてみましたら、近いのが、四国高知の石丸神社の六体地蔵さまにみられました。
「地持地蔵尊」「陀羅尼地蔵尊」「法印地蔵尊」「鶏亀地蔵尊」「法性地蔵尊」「宝性地蔵尊」
ところで土佐の六体地蔵さま、建てられたそのいわれが何ともいえない。
関ヶ原後、徳川方に反抗した一領具足と呼ばれる長宗我部残党の下級武士たちを弔う物なのだそうです。、 徳川方からその振る舞い不埒先晩 すべての首を持ってまいれ その数273人。その首、塩漬けにされ大阪にいる井伊直政に届けられたそうですが、残った体の弔いに小さな祠が建てられたのが今の石丸神社。六体地蔵は当然江戸期には建てられず、昭和14年12月野市町の吉祥寺住職が供養のため広く浄財を募り建立したということです。
碑は言葉は語りませんけれど、凄惨な歴史と民衆よ牙を研げ志を持続させよというメッセージを託されて立ち続ける物なのですね。
※参考 六体地蔵 – 土佐の歴史散歩tosareki.gozaru.jp

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世屋の里の六体地蔵様は何を語られるのでしょうか、、、なにはともあれ、、

「南無オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)」

「南無オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)」

「南無オン カカカ ビサンマエイ ソワカ(Aum ha ha ha vismaye svaahaa)」

合掌!

今年も咲きました。秋明菊、山の里を降りた方が残していかれた花です。

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貴船菊とか、秋牡丹しゅうぼたんとも。けれども、菊でも牡丹でもなく、キンポウゲ科の多年草!と毎年、思い直しています(^.^)
英名を「ジャパニーズアネモネ」というんだと写真俳句-葉っぱ子さん ※www.mytownclub.com/sns/index.php?…asid…  キンポウゲ科のアネモネ属。
その葉っぱ子さんの俳句
「再会の 友と語らう シュウメイギク」
「寄り添えば 優しく肩に シュウメイギク」

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これから深まる里の秋を彩るシュウメイギク、楽しませていただきますね(^.^)

 

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